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ホンダ オデッセイ 2013年モデル HYBRID Advanced パッケージ (7人乗り)(2016年2月5日発売)レビュー・評価
オデッセイの新車
新車価格: 402 万円 2016年2月5日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2013年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.47 | 4.32 | 44位 |
| インテリア |
3.90 | 3.92 | 53位 |
| エンジン性能 |
4.35 | 4.11 | 39位 |
| 走行性能 |
4.49 | 4.19 | 46位 |
| 乗り心地 |
3.82 | 4.02 | 74位 |
| 燃費 |
4.06 | 3.87 | 30位 |
| 価格 |
3.78 | 3.85 | 69位 |
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2016年5月11日 01:59 [929540-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】
ドデカい箱型のミニバン然としたたたずまいとは一線を画するデザイン。ミニバンとしての使い勝手と広い車内空間を持ちながら、このシャープな外観を実現したホンダデザインを称賛したいものです。
【インテリア】
ダッシュボード回りは、使い勝手を優先して導き出されたスイッチ類の配置となっています。インテリア全体は洗練されており、不満はありませんが、収納部がやや少ないです。
運転者の意志によりEV走行に切り換えられるスイッチは魅力的で頻繁に使いますが、それがステアリング上に設置されておればなお機能的でしょう。
秀逸なのはミニバン的な使い勝手を残しつつ設けられたコンソールボックスと分離した肘掛け。肘掛けは運転席シートの側面に頑丈に取り付けられていおり、運転者はその時々の気分に合わせて、自分が最適と感じる高さに調整できます。小物の収納は元より、この実用的なコンソールボックスと肘掛けの組み合わせは、車の歴史上初のものではないかと思います。
【エンジン性能】
一部の評論家が性能不足のようなことを書いていますが、全くそのようなことは無く、1.8tにも達する重量の車を軽々と走らせる能力を備えています。エコモードを解除すると、活発すぎると感じられる程の力強さを発揮します。しかしながらこの車の走行は「エコモード」こそが最もふさわしいと感じます。そのおおらかな運転感覚と走りは実に魅力的です。エコモードであっても、アクセルを一杯踏み込めば、モーターが瞬時に反応して充分な加速を得ることが出来ます。
【走行性能】
条件の違う様々の路面状況に対して、懐の深いオールマイティーな走行性能を発揮します。山道のコーナーリングにしても、足回りは決して硬くないのに踏ん張りが利く余力を感じます。
ホンダセンシングでは、走行を支援する様々のコンピューター制御で、近未来の自動車運転を先取りして味わうことが出来ます。これは今後も更に進化して行く過程のものであると思われます。単純な機能ですが、前の車が発進したことを知らせるブザーは、そのタイミングが絶妙で実用的です。
【乗り心地】
報告したい筆頭項目です。アブソルートの乗り心地の固さがこれまで散々論議されてきましたが、ハイブリッド車では一変して、どの座席に座っても、言い訳をしないで良い乗り心地が確保されています。それは洗練された底突き感のない懐の深さを感じさせる独特の乗り心地として提供されているのです。
初めて乗ったときに「なんだこの異次元の乗り心地は?」と思わず感動したものです。
また、ボディ剛性の高さが肌で感じられ、安っぽいきしみ音なども皆無です。
迷わずノーマル車を選びました。外観と動力性能がアブソルートと共通であるならば(タイヤサイズの違いなど微々たるもの)、乗り心地が更に良いノーマル車を選ぶのは理に適っており、このノーマル車を皆さんが選択する割合がもっと増えて良いと思います。そして、素晴らしい洗練された乗り心地を堪能していただきたものです。
【燃費】
様々な検証を経て、エンジンにはもっぱら発電専用の役割を持たせることが最も効率がよいと結論を出したホンダの選択は正解であったと思います。効率の良さは実燃費で確認出来ます。またその選択の副産物として、全く段付きのないモーター走行が実現しているのです。
以前乗っていたアコードワゴンが街中走行で6?/Lであったことを思えば、更に大きく重いこの車を普通に走らせて、16〜17?/Lの性能を発揮する事実に、技術の進化を感じます。ハイブリッド車の燃費はあくまで「計算上の数字の世界」であって、実燃費とはかけ離れたものだ、という認識はもはや過去のものです。
現在までの走行距離は3700?。最高燃費は2人乗車で、22?/L。7人乗って遠出をした際に20?/Lをたたき出したのは驚きでした。
バッテリー残量が少なくなったことをモニターで確認し、アクセルを緩めて惰性走行すると、瞬時に充電モードに入り、再びアクセルを静かに踏み込むとEV走行に切り替わります。この運転者の微妙なアクセルワークを忠実に受け止めて、少しでも充電が行われると(電気が溜まると)、「ハイ分かりました!」とばかりに直ちにEVモードに切り換えて走ろうとする反応の良さには、車と対話しつつ運転しているような感覚があります。これは、良くできたハイブリッド車にして初めて実現できる運転感覚であると思います。
【価格】
この価格でホンダはよく頑張ったものだと思います。もう少しばかりお金をかけて、エンジン音の車内への遮断が更に進めば、その実力は、もはやミニバンの範疇ではなく (既に超えていますが) 豊かな車内空間をもつ洗練された高級サルーンとしての素質を備えていると言っても過言ではありません。
【総評】
一般エンジン車とハイブリッド車の価格差を、燃料消費換算で何年かかって償却できるかを購入の基準にされる人が多いのは理解できますが、オデッセイハイブリッドは、そのような比較とは別次元の価値が随所に備わっています。
悠然とした走りと洗練の乗り心地、広くて豊かな室内空間、すぐれた燃費性能、EV走行時の静けさは高級サルーンそのものであり、運転していて深い満足感があります。
このハイブリッド車の発売まで本当に長く待たされましたが、待った分それが性能に反映されており、ホンダの車造りへの執念と良心が感じられる納得の待ち時間でありました。
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