マツダ CX-5 2012年モデル 20S 4WD（2012年12月12日発売）レビュー・評価

【エクステリア】
フロントがブルドックみたく、イカつすぎる。横と後ろは官能的で◎。総じて、塊感のあるデザインは◎。
【インテリア】
必要十分。よくよく見るとプラスチッキーだが。
【エンジン性能】
ﾃﾞｨｰｾﾞﾙは別物（バケモノ）。私はかなり飛ばす方なので、事故の危険や、スピード違反が懸念された。両方試乗して、私の使用用途（週末の街乗り＋月1度程度の遠出のみ、年間1万km走行）なら、ﾃﾞｨｰｾﾞﾙはオーバースペックと分かった。また、ちゃんとガソリンでも坂道の登り、ストップ＆ｺﾞｰも十分の加速力である事を試乗で確認してから、ガソリンに決定。
【走行性能】
車重の関係で若干のもっさり感は消しきれず、ファンtoドライブとまでは行けないが、普通のSUV（CR-V、ｴｸｽﾄﾚｲﾙ、ﾊﾞﾝｶﾞｰﾄﾞなど）に比べると十分。ｵﾝｻﾞﾚｰﾙで、フラつきは少ない。
【乗り心地】
SUVゆえの腰高でフワフワ感は少ないが、ﾃﾞｭｱﾘｽには足回りのしっかり感が劣る。エンジン音、ロードノイズも非常に静かで高級感あり。ファミリーカーやインプレッサとも比較したが、そのあたりの車格とは比べ物にならない。
【燃費】
あえて大柄のAWDを選択しているので、それほど燃費には期待してない。燃費に期待するなら２WDか他社ハイブリッドを選択すれば良いだけ。
【価格】
車本体のｺｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽは十分だが、オプション選択肢が狭く、いらないオプションが一緒に付いてきたりするため、結果的に割高になってしまう。
【総評】
年に数回の雪山用にAWDを選択し、各社試乗比較したが、現状ではデザイン・乗り心地・車本来の作り（走る・曲がる・止まる）の「バランス」がベスト。