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『スタイルとEV走行は最高だけど・・・』 トヨタ プリウスPHV 2011年モデル 北風急行さんのレビュー・評価
プリウスPHV 2011年モデル
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プリウスPHVの新車
新車価格: 293〜420 万円 2012年1月30日発売〜2017年1月販売終了
中古車価格: 43〜258 万円 (106物件) プリウスPHV 2011年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > プリウスPHV 2011年モデル > G
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2015年6月13日 17:39 [832982-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 1 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
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|---|---|---|
スタイルは最高に好きです 能登半島 千里浜なぎさドライブウェイにて |
室内デザインも、個人的にはコックピット感覚で大好きです |
買い物や観光の合間に充電できます。でもスポット少ない |
1999年式クラウン(JZS171)の運用コストが目に見えて急上昇していたことから、思い切っていわゆる「エコカー」に乗り換えることとしました。純粋な電気自動車に惹かれつつも使用状況からメインのクルマとしては難しいと思い、最終的にはプリウス、プリウスα、プリウスPHVのそれぞれを試乗してもっとも電気自動車に近いPHVを選びました。
【エクステリア】
車全体が一つななだらかな山のようなデザインで、個性的だと思います。その個性的なデザインのクルマがびっくりするほど普及したので、ちっとも個性的に感じませんが、プリウスならではのデザインだと思います。
【インテリア】
ダッシュボードとセンターコンソールを繋げてしまったデザインは、自分のプライベートカーとしてとても気に入っています。ただし、マイナーチェンジモデル前なのでダッシュボードなどがソフトパッドではなくとてもプラスチッキーで質感という面では軽トラック並みです。
シートも合皮レザーをあしらって頑張っているけど、見た目ばかりで質感に乏しく、無機質さが目立つ気がします。リヤシートのシートバックがやや立気味で正座のような角度でくつろげないという意見もあります。
【エンジン性能】
パワーやトルクと言う面では、プリウスに比べて積極的にモーターの力を積極的に使う設定ではありますが、通常プリウスよりかったるい印象が付きまといます。
エンジンを使わず何の不自由もなく発進加速して、結構な高速域まで巡航し、車両がもっている運動エネルギーを出来るだけ回収しながら停止するエネルギーマネジメント性能は、この車に匹敵するものがないと感じさせられます。最終的には通常のプリウスと同じようにハイブリッド車として動きますので、出足の悪さを除けば不満はありません。
【走行性能】
先ほどかったるさが付きまとうと書きましたが、車の性能が不足しているということではありません。あくまでアクセルを踏んだ量とクルマが前に出ようとする量がかなり穏やかに設定されているためかったるさが付きまとう訳で、グッと踏み込めばそれなりに力はあります。
ただ、そんな走りはこの車に似つかわしくないだけのことです。
ハンドリングに関してもかなりアバウトな挙動をすることが多く、高速道路の直進状態の安定性も今一つ、ハンドルを切った時の旋回性も一定せずリニアリティにも欠けていて、その時々によってハンドルキレ角が変わる感じで、一言でいえば頼りない感じがします。
【乗り心地】
おそらくマイナーチェンジである程度改善されていると思いますが、中古車で購入した2011年モデルは非常に乗り心地が悪いと思います。
いわゆる突き上げ感がきつく、サスペンションが動いていない感じでしなやかさには欠け、乗り心地は195/65サイズの柔らかいタイヤで何とかしているが、そのせいでごつごつするのにタイヤがボヨンボヨンするちぐはぐさです。
会社ではファミリーカーのアリオンを運転することがありますが、全く同じサイズのタイヤを装着するものの乗り心地はあちらの方が断然良いです。
あと、静かなEV走行を売りにするのも良いのですが、その割にロードノイズの遮断も悪く、常にザーッというノイズを聞かされているという気がします。
そういえば中学生を後部座席に乗せた時は「まるでタクシーみたいな乗り心地」と言われました。トヨタコンフォートと同レベルという話です。
この車に乗って、望んだのは新幹線のように静かで滑るような乗り心地、でも実際は少し前の山手線の電車のようなガタガタと言うような乗り心地です。
【燃費】
購入した最初の時はリッター20キロ位で「こんなものか」と思っていましたが、その後みるみる向上して先月(2015年5月)の通算燃費が1651km走行して39.3km/Lの記録。しかも2日で1000km余り走ったツーリングではHVモード走行が多いわけですが、それでも35km/Lを超える燃費でした。
このため先々月の4月19日から今日6月13日までそのツーリングを含めてまだ燃料計が2セグメント残っているため給油すらしていません。
また、帰宅すればPHVの特技宜しく走行用電池に充電するわけですが、普段の買い物から私でいえば通勤の片道分はEVで賄えますので、さらにガソリンの消費量は少なくなります。
正に望外の燃費だと思います。
【価格】
今回の買い替えで、本当は新車も欲しかったのですが、やはりPHVの新車は無理!と思いました。間違いなく走行用電池のリチウムイオン電池が高額だというのでしょうが、ここが電気系の自動車の最大の弱点だと思います。
【総評】
ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの最高峰でもあり、現時点でベストな着地点のエコカーだと思います。
しかし、その技術を投入したがためか、フレームやサスペンションといった部分の造り込みが非常に甘く、一台の乗用車として特に乗り心地や室内環境といった人と接する部分で見れば欠点が大きく、その部分をあえて我慢して別の長所を買って乗ることができる人か、あるいはAftermarketパーツを奢って解消してゆく財力と気力がある人にしか勧められない車だと思います。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった37人
「プリウスPHV 2011年モデル」の新着レビュー
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| 2022年8月29日 11:58 | ||
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| 2015年6月13日 17:39 | ||
| 2015年3月27日 23:18 | ||
| 2015年3月15日 10:35 | ||
| 2015年2月9日 17:31 | ||
| 2013年5月6日 11:23 | ||
| 2013年2月5日 12:58 | ||
| 2012年12月1日 05:59 |
プリウスPHVの中古車 (全2モデル/766物件)
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