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シトロエン DS4 2011年モデルレビュー・評価
DS4 2011年モデル
46
DS4の新車
新車価格: 293〜376 万円 2011年9月1日発売〜2018年12月販売終了
中古車価格: 39〜125 万円 (34物件) DS4 2011年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
Chic (AT) | 2013年7月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
Chic (AT) | 2012年9月25日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
Chic BlueHDi DS LED Vision Package | 2016年7月12日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
Edition Rouge | 2013年5月30日 | 特別仕様車 | 1人 | |
Sport Chic | 2013年7月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
Sport Chic | 2011年9月1日 | ニューモデル | 5人 |
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.58 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.60 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.17 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.25 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.58 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.17 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.74 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > シトロエン > DS4 2011年モデル > Sport Chic
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年10月31日 23:53 [645278-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
全幅は1810mm。押し出し感のある顔つきが魅力。 |
SUVでもクーペでもない大胆なスタイリングが魅力。 |
LEDを採用したテールランプも美しい輝きを放つ。 |
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タイヤサイズは225/45R18。ブレーキは強力だ。 |
1.6リッター直4DOHC16バルブターボエンジンは200馬力を発生。 |
メーターやステアリング周りも個性満載。取材車は6MT。 |
今から20年前、筆者はシトロエン「BX-GTI 16V」というクルマに乗っていたことがあります。スクエアなボディに5MT、快音を響かせる16Vエンジンは、すべてがシトロエンテイスト満載でした。しかし、その後のモデルは、個性が希薄になり、筆者とシトロエンの距離を遠ざけてしまいましたが、昨今、また乗ってみたいというと本気で思わせるクルマたちが続々登場し、元、シトロエン乗りとしては、嬉しい限りであります。
今回は、ミドルシトロエンでフレンチプレミアムモデルである「DS4スポーツシック」を試乗してきました。(試乗車両はメーカーの広報車です。)
「セダンの洗練された雰囲気と快適性、背の高いSUVの気持ちよさ、クーペの流麗なデザインを融合した、どのクルマにも似ていない“4ドアクーペ”」とメーカーが謳い文句とする「DS4スポーツシック」。確かに細部を観察しても、奇抜、奇妙という言葉しか出てきません。個性回帰とはいえ、ここまで大胆なエクステリアデザインを採用するとは、たまげたものです。
全長×全幅×全高=4275×1810×1535mm/ホイールベース=2610mmというマスの効いた塊感のあるエクステリアは、近くで眺めますと、かなり“デカイ”と感じるものです。
今回の試乗は、1.6リッター直4 DOHC16バルブターボエンジンから、最高出力200ps/5800rpm、最大トルク28.0kgm/1700rpmを発揮する「DS4スポーツシック」。同車には156psを発生させる2ペダルの「シック」も存在しますが、そこは6MTでしょ!
SUVに乗り込むイメージでふんわり系の本革シートに腰を下ろし、透明のパネルに目盛りが透過している奇妙なメーターを観察後、エンジンをスタート。アイドリング時の静粛性は下手なドイツ車より上。アイポイントが高く、それでいて6MTというのがまたまた奇妙ですが、シフトフィールは実に気持ちがいい。この6MT、1、2速にトリプルコーン、3、4速にダブルコーン、5、6速にシングルコーンのシンクロッシュを採用しているというから、驚き。うん、まだまだ、フランス本国ではMT車の需要が高いということを実感しました。
ハンドブレーキは、オートロックなので、お構いなし。1速にシフトレバーを送り込みクラッチを浮かすと、反発力の強いペダルと、ややベタっとつながるクラッチに最初は慣れを要しますが、ストールするようなことは皆無です。
シトロエンは元々、皆さんが想像するより足回りは硬めですが、この「DS4スポーツシック」もかなり硬めです。それは、最近登場した「ゴルフGTI」いや、もっと当たりの唐突なものです。街中では、硬さが目立つ乗り心地です。
高速道路にステージを移しますと、この足回りは実にフラットな乗り心地を提供してくれます。また、6MTですから、思いっきりエンジンをぶん回しますと、音の演出にも抜かりがなく、「コーン」という抜けの良いサウンドと共に、グイグイ加速していき、200馬力は伊達ではありません。また、すぼら運転で6速にギアをキープしたままでも、トルクが沸きあがり、スルスルと加速していくので、追い越し加速もシフトダウンの必要もありません。ステアリングもぬめっとしたフィーリングですが、蛇をいれた瞬間、反応するほどクイックなもの。
ワインディングにステージを変えても、200馬力+6MTの組み合わせは、運転の楽しみを乗り手に提供してくれます。ターンパイクでも、非力と感じることは皆無で、急勾配でもグイグイ加速する様は、なかなかの迫力です。少々オーバースピードかな?と思いコーナーに飛び込んでも、スタイリングとは裏腹に腰高感を感じることなく、軽いロールと共に、ハイスピードでクリアしてしまいます。
ブレーキのフィーリングも美点で、踏力に合わせてじんわり制動が増していく感じは気持ちが良いもの。ブレーキそのものは、特別なものではなく、前後ともにフローティングキャリパーですが、ダウンヒルをハイスピードで試みても終始、踏力に変化はなく、タフなものでした。
筆者が所有していた時代のシトロエンは常に故障との戦いでしたが、現在のモデルは、国産車感覚で乗ることができます。「洗練」「大胆」「伝統」を前押しにした「DS」シリーズですが、マニアだけのモデルではなく、決して敷居の高い車ではありません。実用性はフランス車そのものです。
ドイツ車もいいけど、人とは違う輸入車に乗りたい方。どうしてもMT車離れができないエンスーの方をはじめ、奇抜で速いシトロエンを待っていた方にもおススメの一台です。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > シトロエン > DS4 2011年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2011年10月28日 23:16 [450203-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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シトロエンは先に発売したDS3を皮切りに各モデルに特徴的なデザインを採用したDSシリーズを設定していく計画で、2011年9月にはDS4を発売した。
DS4はその名前の通りC4をベースにしたモデルで、クーペ風のルーフラインを持つSUV感覚のモデルというクロスオーバー車に仕上げられている。
一見すると2ドアにも見えるようなデザインだが、実際には4ドアというか5ドア車だ。ドアノブはかつてアルファロメオが採用したのと同じようにドアガラスの後端部分に設けられていて、離れた位置から見るとドアノブもドアもないように見える。
ただ、デザインを優先させたのは良いが、ドアの形状が妙に出っ張った形になっていて、ドアを開けたときにその出っ張り部分に頭をぶつけそうになるし、リヤドアはガラスが開かない“はめ殺し”タイプになっている。実質的に2ドア車として使って欲しいという意図で作られたクルマである。
パワートレーンはC4に対して格上のものが用意された。搭載エンジンはすべて1.6Lで共通だが、C4が88kWps/115kWだったのに対し、DS4では115kW/147kW仕様とされ、トランスミッションもC4が4速ATと6速EGSだったのに対してDS4は6速EGSと6速MTという設定だ。プレミアムモデルとしてワンランク上の仕様が用意されるのがDS4と考えたら良い。
シックに搭載されるエンジンもターボ仕様で115kWの実力を持つため、DS4を走らせるには十分といった感じ。同じエンジンを搭載したモデルで比べるとC4よりもDS4のほうがわずかに軽いのだ。
セミATの6速EGSは変速時のトルク抜けがあるものの、従来に比べると洗練の度合いを増している。ドライバーが自らの意志でパドルを操作して変速すれば、トルク抜けもあまり気にならなくなる。
スポーツシックに搭載されるエンジンは147kW(200ps)仕様で元気いっぱいという感じ。小気味のよい操作感のシフトレバーを動かしてスポーティな走りが楽しめる。今どきの日本ではマニュアル車に乗る人は少ないが、マニュアル車に乗りたい人が選べるクルマはそれ以上に少ない。
ガチガチのスポーツモデルではなく、マニュアル車で普通にスポーティに走りたい人向けには稀少な1台になるだろう。6速EGSを含めてトランスミッションはDS4の弱点ともいえるが、マニュアル車を求める人にはジャストフィットする。
乗り心地はグレードによって違いがあった。17インチタイヤを履いたシックの足回りはシトロエンらしい快適な乗り心地を実現するが、18インチタイヤのスポーツシックはけっこう硬めの印象。シトロエンらしさを求める人にはシックのほうがお勧めだ。
シックとスポーツシックではパワートレーンのほかシートがレザーになることもあって36万円の価格差が設定されている。シックでも快適装備の充実度は十分なレベルにある。
なお、ワイパーや6速EGSの表示など、左ハンドル用の仕様がそのまま右ハンドル車に使われている部分がある。このあたりは日本のユーザーとしては、もうひと頑張りして欲しいところだ。
参考になった12人
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自動車(本体) > シトロエン > DS4 2011年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年9月26日 16:20 [442661-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
取材車は「シック」 |
フェンダーの盛り上がりが印象的 |
頭上まで伸びたウインドスクリーン |
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ファブリックとレザーのコンビシート |
クーペとしてはかなり深い荷室 |
「スポーツシック」に積まれる200psエンジン |
シトロエンのDSラインは、同社ブランドイメージである独創性と革新性を極めたモデルです。DS4は2番目の車種で、最初に登場したDS3が2ドアのプレミアムコンパクトだったのに対し、クーペとセダンとSUVの融合がテーマになっています。エンジンは1.6L直噴ターボで、156ps仕様にクラッチレス6速MTを装備した「シック」と、200ps仕様に3ペダル6速MTを組み合わせた「スポーツシック」があります。
プラットフォームは同じCセグメントのC4と共通で、2610mmのホイールベースも共通です。しかし4275mmの全長は55mm短いのに対し、全幅の1810mmは20mm、全高の1535mmは45mm上回っており、短さと幅広さでクーペらしさ、背の高さでSUVらしさを表現しています。デザインでも、170mmという余裕ある最低地上高と力強く張り出したフェンダーラインはSUV的なのに対し、きれいなアーチを描くサイドウインドーやルーフまで伸びたウインドスクリーンなどからなるキャビンまわりはクーペを思わせます。このクラスの4ドアハッチバックとしてはかなり個性的なスタイリングです。
インテリアは、インパネに関してはC4と共通ですが、シートやドアトリムは専用仕立てで、造形や色彩へのこだわりを感じ取ることができます。着座位置がC4より33mm高くなる前席はもっちりしていて、厚みも感じられ、座った瞬間に「心地いい」と思えるシトロエンらしいものでした。それでいてフロントウインドーが屋根まで伸びているので、クーペっぽい雰囲気も得られます。
窓枠に隠されたオープナーを引いて開けるリアドアは、メーカーによればオプショナルアクセスという扱いなので、開口部は小さめです。しかし後席の広さはC4に匹敵します。身長170cmの僕が前後に掛けると、ひざの前には約10cmの空間があり、頭上もルーフとの間に隙間が残ります。370Lの荷室容積を含めて、クーペでありながら使い勝手にも配慮したパッケージングです。
シックの車両重量は1360kgと、C4より10kg軽いほどなので、加速は156ps仕様で十分です。C4を上回る静粛性と、約2000rpmという低回転から穏やかにトルクを立ち上げていくチューニングのおかげで、速度の上げ下げがストレスなく行えます。トランスミッションはシングルクラッチ方式の2ペダルMTですが、変速時の減速感は気にならないレベルに抑え込まれているし、ショックの類は皆無でした。
スポーツシックのターボも約2000rpmから効き始めますが、その後の盛り上がりは明確で、かなり強力なダッシュを見せてくれます。サウンドもスポーティに味つけしてあり、シフトタッチが小気味良く確実なので、ついついシフトダウンして加速と音を楽しむというドライビングになってしまいました。
シックの乗り心地は素晴らしいのひとことです。C4ほどソフトではありませんが、鋭い段差から緩やかなうねりまで、平然と穏やかな揺れに変えていきます。大径ホイールと太いタイヤを履くスポーツシックは、サスペンションも固められているようで、少しハードな乗り味になりますが、継ぎ目や段差の吸収はシックに劣らず優秀でした。
ステアリングは電動油圧アシストならではのしっとりした感触で、ノーズの動きはC4より軽快。背が高く乗り心地が快適なのにロールはうまく抑え込まれています。しかもしっとり動く足回りが路面に着実に接地し、安定していてしかも楽しめるコーナリングを味わわせてくれます。スポーツシックはステアリングの反応がクイックになり、コーナーでのグリップ力は一枚上手。シックより強力な制動力とリニアなタッチを併せ持つブレーキも印象に残りました。
試乗会での燃費はシックが14km/L、スポーツシックは回し気味に走ったせいもあって12km/Lでした。車格を考えれば妥当な数字でしょう。価格は同じエンジンを積むC4より10万円高いだけなので、DS4を選ぶ人が多いのではないでしょうか。個性的なデザインと高度な実用性や快適性が両立した、シトロエンらしいモデルだと思いました。
参考になった9人
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