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アウディ A6 2011年モデルレビュー・評価
A6 2011年モデル
26
A6の新車
新車価格: 597〜897 万円 2011年8月1日発売〜2019年3月販売終了
中古車価格: 55〜345 万円 (66物件) A6 2011年モデルの中古車を見る
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| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 2.0 TFSI | 2014年2月4日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| 2.8 FSI quattro | 2013年8月1日 | マイナーチェンジ | 2人 | |
| 2.8 FSI quattro | 2012年1月27日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| Hybrid | 2012年9月24日 | ニューモデル | 1人 | |
| 3.0 TFSI quattro | 2013年8月1日 | マイナーチェンジ | 1人 |
- 2 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.83 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.67 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.00 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
3.50 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.67 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.33 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.17 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > 2.8 FSI quattro
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2022年6月9日 09:33 [746886-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
30年来、国産車(マツダ)を4台乗り継いできました。不満はなかったのですが、還暦を過ぎ、車を楽しめるのもあまり長くないと思い今回高級車購入を決断しました。私は長年ゴルフをしています。(いいゴルフ場ほど)高級車で乗り付ける方々が多いので私もいつかは、と思っていました。いわば「見栄」ですね。
購入に当たり、ベンツ E250 AVANGARDE, BMW 523d, MAZDA ATENZA SEDAN クリーンディーゼル を比較検討・および試乗もしました。Audiに決定した決め手は DCT(S tronic)や quattoro の他にはない技術に興味を持ったからです。
オプションになりますが、S line パッケージ、 LED ヘッドライト、ドライブレコーダーなどを追加しました。興味はありましたがドライバーサポートシステムのオプションは追加しませんでした。(予算の関係上)ボデイ色はアイスシルバーです。
【エクステリア】
S lineパッケージがもともと大人しいイメージのA6の風貌を精悍にしてくれています。良いと思います。
【インテリア】
S lineロゴ入りフロントレザースポーツシートやマットアルミニウムデコラティブパネル、ブラックヘッドライニングなどで上質な空間に仕上がっています。前車はベージュの革シートと木目調のパネルでしたので、新鮮に映ります。
【エンジン性能】
V6 2.8L の自然吸気エンジンですが、静かで私的には十分です。
【走行性能】
加速、カーブでの安定性、降雨時の安定性等言うこと無です。
【乗り心地】
S line の標準タイヤが 255 40 19 インチなので多少ゴツゴツ感はありますが、ノーマルタイヤなので比較的静かです。走行の安定性を考えると十分でしょう。
【燃費】
V6 2.8L の4駆なのであまり多くを望めませんが、いい方だと思います。私は奈良市郊外に住んでいますので所謂「街乗り」ではありませんが、普段9.5Km/L前後です。先日お盆に愛媛県の実家に帰省しましたが、往路は大阪-神戸間が渋滞で2時間もかかった中で、奈良郊外-松山郊外約420Km(内380Kmが高速道路)11.7Km/L。復路は渋滞もなかったので 12.5Km/L という成績でした。私的にはOKです。
【価格】
消費税増税後は売れ行き不振なのか、よく頑張っていただきました。
【総評】
購入後約1か月たちましたのでレビューしてみたくなりました。
音楽、DVD、TV、ラジオ、NAVIなどを一元的にコントロールするMMI(マルチメディアインターフェイス)の慣れると使い勝手がよく便利です。SDカードが2枚使えるのも有難く、パソコンに取り込んだ3,500曲の音楽をコピーして楽しんでいます。まさにハンドルを握るのが楽しくなる車です。
*令和4年6月9日再レビュー*
この車と一昨日お別れしました。嫌になったのではなく現行車に乗り換えです。
益々A6が好きになりました。
当初新車で購入と書きましたが、本当はディーラーの展示・試乗車で2013.12.25登録なので7か月後、4860km走行時に購入したものでした。
その後約8年総走行90,400km走りました。その間全く故障トラブルはありませんでした。
オプション等はあまりなくクルージングがある程度だったので、現行の安全装置、自動装置の物に乗り換えたく今回手放したものです。
綺麗に乗り、内装外装のメンテナンスもこまめにしましたので83万円で売れました。最近は中古車が高くなっているそうですが良い価格で売れたと喜んでいます。
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > 2.0 TFSI
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2021年10月14日 02:11 [1472968-2]
| 満足度 | 1 |
|---|
| エクステリア | 1 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 1 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 1 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 1 |
同年式のベンツE(W212)を2年、BMW5(F10)を3年、アウディA6(C7)を1年
縁あって所有し、乗りましたがアウディが一番最悪でした。
まず故障多過ぎ。
今時ミッションが当たり前に壊れメカトロリペアキットが飛ぶように売れる車など世界でアウディ車しかありません。
※世界的に故障箇所が少ないメーカーであっても人でいう心臓であり頭脳である、エンジン、ミッションが壊れやすいなどありえませんし、それなら他の場所が何ヶ所も壊れる方がマシです。
ユーザーの不利益たるので故障箇所少ないメーカー辞退して欲しいです。
当方マセラティの2015yギブリSも所有しておりますが新車購入してから7万キロ走行するまで故障箇所は運転席レギュレーターのみです。
アウディはイタリア車以下の信頼性です。
ギブリのツインターボエンジンに対し、アウディのノンターボ、エンジンやミッションにどちらが損耗が大きいかなど言うまでもありません。
ATが故障した場合、最低でも20万円ぶっ飛び、これで修理ができなければ60万円、それでもダメなら200万円。
こんな耐久性の低いボロ車にそんな金掛けられません。
そもそもこんなに故障事例が多くある時点でリコールするべきなのにしないという信頼性に欠ける企業体質。
三菱みたいなメーカーですね。
次に事故したら最後アルミボンネット。
アルミは板金できませんので交換となり一撃30万円コース。
アルミがいくら軽量と言えどもリスクでしかないし、2000万円級の高級車ならまだしも600万そこそこの大衆車に毛の生えた程度の本車両でこれは醜いです。
最後に外装は控え目で見た目トヨタ。
信頼性の低い影の薄いアウディ車を買うくらいならトヨタ買った方がマシです。
内装も時代遅れ。
車両価格についてもドイツ御三家で一番高額にも関わらず見た目・内装・エンジン全てが一番劣るという始末。
こんな信頼性に欠ける車は二度と所有しないことを固く誓いました。
アウディユーザーさんは他メーカー乗ると世界が変わる事間違いないです。
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > 3.0 TFSI quattro
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- 自動車(本体)
- 2件
- 0件
2015年11月1日 02:32 [871255-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
A6を購入したのは、クワトロという性能に魅力を感じたからです。
ベンツのS63に乗っていましたが、
乗り換えでこのA6にしたのです。
クワトロに魅せられたのは、ベントレーに3か月程乗った後の事です。
ベントレーは、ベンツS63に比べて数段乗り心地が良かったのです。
そして、このベントレーに近い乗り心地をと想い、初めはA8クワトロに乗りました、
しかし、A8は体が大きいですが、室内がそれ程大きくなく、A6と比べてもそれ程変わらないのです。
そこで、気に入らなければ売れば良いと想い、A6にしました。
流石にクワトロですね。
安定して高速でカーブを回ってくれます。
そして、燃費も、高速で13キロ市街地で6キロなので、
S63は市街地で4キロ高速で7.8キロだったので、それと比べると数段良いと思いました。
燃費が良いと、S63では、2日か3日でスタンドに行ってたのが、
A6では、4日目に行くので、凄く楽です。
もし、車の安全性・安定性を考えるなら、クワトロは素晴らしいです。
ベントレーとは、車格が違うので、同じとは言えませんが、コーナーの走り具合はあまり変わらないと思います。
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > 2.8 FSI quattro
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2015年10月20日 19:53 [868089-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 1 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
3台目のアウディですが、このクラスは初めて。やっぱりBMWよりもアウディのデザインは好きです。
一見大人しそうに見えて、実は主張してる。
【インテリア】
A4と似ているのであまり驚きはない。よく評論家は、「さすがアウディ」ってレビューを目にしますが、プラの多用はどうかと。。
相変わらず、外側アームレストの位置が足りない。長身の為、シートを最大限後ろにしていることもあるけど、BMW 3クーペでは大丈夫だったので、
工夫してほしい。
タッチパッドはカッコつけただけでした。残念。
【エンジン性能】
どんまい。
【走行性能】
クワトロはええで。
【乗り心地】
オプション20インチのためなのか、ちょっとゴツゴツ。
これくらいの方がドライバーズカーとして乗りたいのでいいと思う。
【燃費】
どした?今時。
こりゃ酷い。
【価格】
ちょっと高めな気がします。全然売れてないですもん。
【総評】
A4・A5とA7の間のモデルになりますが、このセグメントはもしかしたら今後は不要な気がしました。
A4かA8の選択になるのでは。
あとは、スポーツバックかクーペ系。後部座席は当然ながらA4よりは圧倒的に広いです。というかA4が狭すぎ。
お家芸であるLEDのフル活用、クアトロ、シンプルデザインを体感するには手取り早い一台だと思います。
セーフティー系やサンルーフつけましたが、そういったオプションをつけて自分らしいA6になったと思います。
セダンがお好きで、新しいもの好きな方にはオススメです。
久しぶりにレビューを書きましたが、年をとりましたw
参考になった8人
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > Hybrid
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2015年1月14日 10:56 [787976-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
【エクステリア】
デザインは文句なしにカッコいい。特にLEDヘッドライトは機能的にも見た目にも素晴らしい。
初めはリアのデザインがいまいちかと思ったが見慣れるほどに味が出るというか、よくまとまったデザインだと思う。
街中でもA6はあまり見かけないためか、注目を浴びやすい車である気がする。
【インテリア】
革の質感、木目パネル、アルミのバランスが素晴らしく、また赤で統一されたスイッチ類が非常に高級感を引き立たせている。
モニターも収納可能でスッキリするしMMIも使いやすく非常に良い。
ただ左手でのタッチパネルは使いにくく、同じ操作なら以前乗っていたA5のMMIの方が使い易かったと感じている。
このタッチパネルに関しては無くてもよかったのでは?と。…今後の改善に期待。
【エンジン性能】
エンジンは2Lターボで、このサイズにはパワー不足では?と若干不安だったが、いざ乗ってみると特に不満もなく
また思いっきり踏み込んだブーストモードでは押し出すような加速も味わえる。とても2Lエンジンとは思えない性能に驚く。
しかしながら…この車の前に乗っていたA5の加速には当然及ばず初めは若干不満を感じた。
A5とA6はそもそも同じベクトルの車ではないのでそこを理解すれば概ね納得の性能。
でもやはり欲を言えばもう少しパワーがあっても良かったとは思う。
【走行性能】
クワトロでないのはやはり致命的…。
発進も大して強く踏み込んでもいないのだが、気をつけないとすぐホイルスピン。
発進の際と、カーブを曲がる度、クワトロは良かった…と実感する。
【乗り心地】
発進はモーターのみの場合が多いため、静かで乗り心地も非常に良い。
街乗り時も、高速走行でも、静粛性が高く、そこはA5との差を感じる。
【燃費】
街乗り時:8〜9km/L
高速走行:11〜12km/L
※結構踏み込むことも多いのでこんなものです。燃費悪い。
【価格】
A6シリーズの中ではそれほど高くもない価格で、こんなもんかなという感じ。
【総評】
このA6ハイブリッドは、アウディの方向性がいまいち定まらず中途半端なまま発売してしまった車のように感じる…。
決して悪い車ではないし全ては平均以上だが、ハイブリッドでイメージするほど燃費は良くないし、
かと言ってその分パワーに振ってあるかと言えばそうでもない…。
クワトロを削るなら、その分、燃費を追求(せめて20km/L以上)してもらいたかった気もするし、
そうでないのならクワトロ装備のうえで300psオーバーくらいのパワーは持たせても良かったのではと思う。
もちろん上記のスペックではおそらく1000万前後の価格になってしまうのだろうが、正直所有してみて感じるのは「中途半端」感。
とは言え、A6自体はデザインも良いし、所有欲を満たしてくれる良い車だと思う。
そこが救いだが、次にアウディを買うときはやはりクワトロがいいなと実感した…。
参考になった10人
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル > 2.8 FSI quattro
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2013年8月2日 14:47 [615620-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
あんまりこの車のレビューがないので書いてみました。BMW5、ベンツE、クラウンアスリートHVも試乗して、A6が最もトータルバランスのとれた良くできた車だと思い購入しました。
【エクステリア】好みの問題ですが、変な誇張もなく、品のある流れるようなデザインです。
【インテリア】各車の中では、質の高い空間という感じで秀でています。特に、木かなと見えるところは木で、アルミかなと見えるところはアルミで、革かなと見えるところは革というのはいいですね。
【エンジン性能】急坂や高速域でのパワーは、これまで乗っていた日本車3.5Lのほうが優れています。ただ、低回転からトルクが高いためか、走り出しの加速などはなかなか良い感じです。実用上は大差ないと思いますが、4気筒に比べて6気筒エンジンのスムーズな回転や粘りも心地よく感じます。
【走行性能】クワトロのおかげか、天候に関係なく、高速での安定性は抜群です。カーブでも自分の意思通りに動いてくれてとても安定しています。
DCT(Sトロニック)は、トルコンのようなもっさり感はなく、小気味よく確実にシフトアップしてくれます。
【乗り心地】ドイツ3車はどれも路面の凹凸をつかみやすい感じですが、違和感はありません。
クワトロの前輪を駆動させるジョイントが右側にあるため、右ハンドルの運転席の足元は少し狭いのは難点ですが、支障はありません。
エンジンや路面の音は各車の中で最も静かです。また、標準のBOSEのサウンドは秀逸です。
【燃費】今までのところ市内で5km/l、郊外で9km/l程度です。
【価格】日本ではほとんどの購入者が選択しているLEDヘッドライトがオプション設定になっているので、最低価格は最初から30万高い640万と見るのが妥当な気がします。
【総評】このクラスの車としては、全体のバランスが取れた品質の高いできあがりで、それなりに楽しく乗り回しています。先日ドイツに行く機会がありましたが、アウディの多さに少々驚きました。なお、A6等でLEDヘッドライトにしている車はほとんどお目にかからなかったのも、お国柄かおもしろく感じました。
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年10月11日 12:24 [446102-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
写真は3Lスーパーチャージャーの3.0TFSIクワトロ |
リアウインドーを寝かせたA6伝統のスタイリング |
ナビのモニターは格納式 |
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後席の座り心地は最上レベル |
開口部は限られるが奥行がある荷室 |
旧型より後ろ寄りに積まれたV6エンジン |
A6としては4代目となるモデルに、東京・汐留で行われた試乗会で乗りました。今回発売されたのはセダンだけで、全車V6エンジンに7速デュアルクラッチ・トランスミッション、4WD(クワトロ)を組み合わせています。自然吸気エンジンの2.8FSIクワトロとスーパーチャージャー付き3.0TFSIクワトロの両方に乗りました。
ボディサイズは4930×1875×1465mm、ホイールベースは2910mmと、またも大きくなりました。ただしシャープなスタイリングのおかげで、見た目は肥大した感じはありません。インテリアデザインはひと足先にデビューしたA8やA7スポーツバック同様、世界最大のラグジュアリーカーマーケットになりつつある中国市場を意識した造形に思えました。
幅広いセンターコンソールのために、前席は広々感こそありませんが、A7と比べれば着座位置は高めなので、前方視界は良好です。座り心地は固すぎず、背もたれのサポートはドイツ車としてはタイトで、日本人に合ったシートという印象でした。
車格を考えれば当然ですが、後席の居住性はとても快適でした。座面は高めで厚みもあり、背もたれを含めて角度は適当で、適度なサポートも得られます。スペースは広大というわけではないものの、前席と違ってサイズの余裕を感じます。ただしセンタートンネルが幅広く高いので、4人乗りと考えたほうが良いかもしれません。
ボディ素材はアルミとスティールの組み合わせで、アウディでは「ウルトラライトウェイト」と称していますが、最初に乗った3Lスーパーチャージャーの車両重量は1850kgで、実際は同クラスのメルセデス・ベンツやBMWと変わりません。ただ最高出力は300ps、最大トルクは44.9kgmと自然吸気で言えば4.5L級なので、加速は余裕たっぷりです。
続いて乗った自然吸気2.8Lは、高速道路や登り坂では余裕の違いを感じるものの、流れに乗って走る分には不満はありません。音はどちらも静かで、デュアルクラッチ・トランスミッションはかつてのそれとは違い、スムーズに変速をこなしてくれます。アイドリングストップの作動もスピーディでしたが、エアコンONでは信号待ちの途中で再始動することが多かったです。
乗り心地とハンドリングについては、正確な評価は下せませんでした。なぜなら2.8Lでは18インチ、3Lスーパーチャージャーでは19インチが標準のホイール/タイヤが、すべての試乗車で20インチに替えられていたからです。写真映りを重視したためかもしれませんが、とくに2.8Lはサスペンションとのアンバランスが素人でも分かるほど明白で、終始ゴツゴツした乗り心地でした。
ハンドリングはA7に比べると、ステアリングの反応は穏やかになっているなど、おとなっぽい味付けにしてあるようです。こちらも詳細についてはオリジナルタイヤで判断する必要がありますが、現状から判断する限り、3Lスーパーチャージャーの835万円に対して610万円と大幅に安い2.8Lで十分でしょう。スポーティさを強調した現行アウディの中では、もっとも落ち着いて乗れるところが個人的には好みです。
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自動車(本体) > アウディ > A6 2011年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2011年9月25日 01:20 [442278-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
2.8FSIクワトロ |
3.0TFSIクワトロ |
2.8Lエンジン |
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|
3.0Lエンジン |
2.8FSIクワトロ |
新しいA6のデザインは、リファインされたシングルフレームグリルやLEDヘッドライトの採用(オプション)など、新しい要素を加わえながらも、ひと目でアウディと分かるもの。逆にいえば、やや新鮮さに乏しい面もある。
インテリアは、オプションでウォールナットのほかいろいろなデコラティブパネルが選べる設定になっていて、アウディならではの高い質感が表現される。
インテリアの質感はアウディが競合車を引き離してきた部分なので、良くて当然といった部分でもある。
搭載エンジンは2機種で、2.8Lの自然吸気仕様と3.0Lのスーパーチャージャー仕様。いずれも7速のSトロニックと組み合わされる。
2.8Lは150kW/280N・mの実力で、これで十分という印象。A6は全車がクワトロ4WDで重量がやや重いものの、2.8Lでも市街地や高速クルージングではボディの重さをあまり感じさせない走りが得られる。吹き上がりはスムーズだし、低速域のトルク感もまずまずの印象だ。
追い越し加速などのシーンではもう少しパワーが欲しいという気分にさせられることもあるが、まあこれで十分と思っていい。
3.0Lはスーパーチャージャー仕様で、220kW/440N・mを発生する。旧型モデルの時代に4.2LのV8に代えて搭載された経緯のあるエンジンで、こちらは余裕十分というか、豪快な加速フィールが味わえる。軽くアクセルを踏み込むだけで気持ち良く加速が伸びていく。
7速Sトロニックに変わったトランスミッションの変速フィールはスムーズそのもの。街中を走行中は意識していないと変速に気付かないくらいの滑らかさだ。ただし、逆に街中ではなかなか7速にまで入らない。
4WDシステムは新世代のクワトロ4WDで、後輪に60%の駆動力を配分する。さらにトルクベクタリングシステムも加わって、安定性の高い走りを実現する。この働きは自然で、普通に走っているときに意識させられることはない。
静粛性のレベルも高くて快適なクルマだったのがA6の全体的な印象。ただ、試乗車は両車ともオプションの20インチタイヤを履いていて、この乗り心地はかなり硬めだった。普通のセダンで20インチはあまりにも大きすぎると思う。
A6を買うユーザーならタイヤのコストなどはあまり気にしないかも知れないが、タイヤ交換時やスタッドレスを買うときの出費がべらぼうな金額になる。またタイヤサイズも影響してか、最小回転半径が5.7mとちょっと大きめだ。
価格は2.8FSIクワトロが610万円、3.0TFSIクワトロが835万円の設定。メルセデス・ベンツEクラスが1.8Lの直噴ターボで634万円から、またBMW523iが2.5Lで610万円からであるのに比べると、2.8LのA6はそのままでも優位に立つ。
これに加えて4WDであることや本革シートやBOSEオーディオなど充実した快適装備を備えることを含めて考えると、競合車に対してかなり割安な設定といえる。メルセデス・ベンツでもBMWでもないもうひとつの別の選択肢として存在意義がある。2.8FSIクワトロが現実的な選択だ。
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A6の中古車 (全4モデル/130物件)
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- 支払総額
- 415.3万円
- 車両価格
- 398.0万円
- 諸費用
- 17.3万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 1.7万km
-
- 支払総額
- 85.0万円
- 車両価格
- 80.4万円
- 諸費用
- 4.6万円
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 11.2万km
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A6 3.0TFSIクワトロ 3.0TFSIクワトロ 4WD ナビ Bluetooth AWD
- 支払総額
- 68.8万円
- 車両価格
- 50.0万円
- 諸費用
- 18.8万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 7.4万km
-
- 支払総額
- 85.8万円
- 車両価格
- 79.9万円
- 諸費用
- 5.9万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 12.7万km
-
- 支払総額
- 199.7万円
- 車両価格
- 193.9万円
- 諸費用
- 5.8万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.2万km
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