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フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント 2007年モデルレビュー・評価
ゴルフ ヴァリアント 2007年モデル
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ゴルフ ヴァリアントの新車
新車価格: 259〜383 万円 2007年9月1日発売〜2013年12月販売終了
中古車価格: 24〜125 万円 (82物件) ゴルフ ヴァリアント 2007年モデルの中古車を見る

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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
TSI Comfortline | 2007年9月3日 | ニューモデル | 6人 | |
TSI Comfortline Premium Edition | 2011年8月23日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
TSI Trendline | 2012年3月23日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
TSI Trendline | 2008年8月22日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
TSI Trendline Premium Edition | 2011年8月23日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
2.0 TSI Sportline | 2009年11月17日 | マイナーチェンジ | 3人 | |
2.0 TSI Sportline | 2007年9月3日 | ニューモデル | 4人 |
- 2 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.33 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.95 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.45 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.46 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.37 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
4.09 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.16 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ ヴァリアント 2007年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年7月19日 15:41 [520631-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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フォルクスワーゲングループジャパンは、ゴルフヴァリアントに1.2LのTSI(直噴ターボ仕様)エンジンを搭載したTSIトレンドライン・ブルーモーション・テクノロジーを設定し、2012年3月から発売した。
フォルクスワーゲンが都内で開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、用意されたヴァリアントの広報車両に試乗した。今回試乗したのはTSIトレンドライン・ブルーモーション・テクノロジーだけだが、現行ヴァリアントには過去にいろいろなモデルに試乗しているので、パワートレーン以外の部分には過去の印象も反映されている。
ヴァリアントはモデルを重ねるごとにボディサイズが拡大され、2007年からの現行モデルでは全幅が1785mmに達している。日本向けにはこれくらいを上限にして欲しいものだ。このサイズでもスクエアで広々としたラゲッジスペースがあるので、ステーションワゴンらしい使い勝手は高いレベルにある。
試乗したTSIトレンドライン・ブルーモーション・テクノロジーには布製のコンフォートシートが採用されている。スポーツシートではないものの、横方向のサポート性もまずまずで、快適性とスポーツ性がうまくバランスされている。
インテリアはゴルフ系のものというか、フォルクスワーゲンに共通する機能重視のデザインがなされている。面白味はないが、機能性については折り紙付きだ。
1.2LのTSI仕様エンジンは、メカニズム的にもシンプルなSOHC方式を採用するが、77kW/175N・mの動力性能はヴァリアントのボディに対しても必要十分なもの。1.2Lの排気量であるとか、SOHCであるとかといったことを意識しないで走らせられる。ダウンサイジングの時代のベーシックエンジンにふさわしい実力を持つ。
7速のDSGとの組み合わせによって滑らかな変速を実現し、2ペダルで快適かつ燃費に優れたドライブが楽しめる。
今回のモデルでは新たにスタート/ストップシステム(アイドリングストップ機構)とエネルギー回生機構が盛り込まれ、より燃費性能を高めている。標準車の16.4km/Lから18.4km/Lへと12%ほどの燃費向上で、エコカー減税は75%減税が適用される。
しっかりした乗り心地など、シャシー性能のフォルクスワーゲンらしさが表れている。同じエンジンを搭載するポロの足回りもなかなか良いが、ゴルフ系のサスペンションはさらに優れていて、ストローク感のある安定感の高い足回りに仕上げられている。
2012年7月時点でゴルフヴァリアントは、快適装備を充実させたTSIコンフォートライン・プレミアム・エディション(325万円)と試乗車の2グレードの構成になっている。50万円近い価格差があることを考えると、快適装備の内容に違いがあるものの、安全装備などは共通なので、ゴルフヴァリアントを買うなら、TSIトレンドライン・ブルーモーション・テクノロジーを選ぶのが正解だろう。
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ゴルフ ヴァリアント 2007年モデル > TSI Trendline
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年6月1日 03:31 [509946-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 5 |
価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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フロントマスクは前衛的な印象を与えるもの。 |
全長は4545mmとゴルフよりロングである。 |
リアデザインは独自のもの。ワゴンボディであるがまとまり感がある。 |
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205/55R16に5スポークアルミホイールを純正採用。 |
エンジンは1.2LTSIであるが、1.8L並みのトルクを発生。 |
コンフォートシートは片道500キロの走行でも疲れ知らず。 |
従来の1.4Lエンジンをさらにダウンサイジング化を計り、1.2L TSIエンジンを搭載したのが、「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」であります。
このクルマの広報車両をメーカーより一週間ほど借り受け、「新東名」を含めたロングドライブを敢行しましたので、インプレッションをお届けします。
■エクステリア■
広報車両としては、珍しいブラックボディ(正式にはディープブラックエフェクト)の「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」は、エントリーモデルとは思えない存在感があります。(無論他のボディカラーを選択しても同意見です。)
全幅1785mm×全長4545mm×全高1530mmは、上級モデルと同じディメンションですが、ワゴンボディとしては大変洗練されたデザインであり、ワゴンボディ=商業者チックといった感は微塵もありません。そのため、同社「ゴルフ」ではなく、この「ゴルフヴァリアント」を指名買いするユーザーも多々存在します。
フロント周りは、「ゴルフ」の顔つきですが、リアは、灯火類も含めまるで違う趣を見せます。「ゴルフ」に採用されている半月状のテールランプには、好き嫌いが分かれますが、このクルマのデザインは、まとまり感があり、全体の調和も取れているといえます。また、エントリーモデルとなれば、アルミホイールの純正採用は、見送られる事が多いのですが、「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」には、205/55R16のタイヤに力強い印象を与える5スポークのアルミホイールが装備。その点もポイントが高いといえます。
■インテリア■
ダッシュボードや各種スイッチの弾力性のあるソフトタッチは、上級モデルと差を感じさせないもので、質感は極めて高いです。スポーティな3本スポークステアリングや、DSGのシフトレバーは、本革巻きを採用。一点、意見するとすれば、マニアル式のエアーコンディショナースイッチは、ロジックそのものは優秀ではありますが、操作した際の節度感などが、ややチープな点が気になりました。
シートは、たっぷりあんこの詰まった「コンフォートシート」を採用。このシートが非常に優秀で、片道500キロの連続走行でもドライバーの疲労は最小限。ファミリーユーズなら、仰々しいホールド性をもつシートより、このような実用性重視のシートの方が正解であると感じました。無論、乗降性にも長けています。
埋没式の独「VDO」社製のメーターは視認性もよく、無段階光センサーで常時発光式。中央のマルチファンクションディスプレイには、平均、瞬間燃費、平均速度、走行可能距離などをはじめ、「ブルーモーションテクノロジー」のスタート/ストップシステムの稼動状態が常に表示されます。
「ヴァリアント」の美点はラゲッジスペース。通常のシートスタイル時でも505Lを確保していますが、60:40の分割可倒式シートを倒す事でフォラットかつ凹凸の無い1495Lもの空間が出現します。
■1.2Lの小排気量が生み出す驚きの走り■
同社「パサート」でも1.4Lという排気量に驚きを隠せませんが、この「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」はエクステリアだけ見ると決して小さなクルマではありません。いや、国内の路上ではむしろ堂々としたものです。しかし、エンジンはたった1197ccしかありません。さて、このエンジンがどんな仕事をするか一番の注目であります。
「ポロ」や「THE ビートル」にも積まれるこのユニットですが、「ポロ」と比較した場合、味付けがまるで違うことが実感できました。まず、エンジンを始動させ、聴こえてくる排気音は「ポロ」ではやや頼りないものでしたが、「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」では、ドイツ車らしい湿った低い唸りを上げ、音だけでも上級を謳っています。最大トルクは17.8kgm。このトルクは一般的な乗用車の1.8L並みですが、アイドリング+の1500rpm〜4100rpmまで発生させるため、発進加速からトルクがモリモリ立ち上がります。しかし、「ポロ」のような骨っぽいホットハッチ的なものではなく、あくまで上質に速度を持ち上げます。時速100km/hまでの加速はそれこそ「気が付けば出ている」といったもので、街中では、排気量の事など5分も走れば忘れる事でしょう。
高速道路では空いた「新東名」を終点まで走りましたが、直進安定性は国産車の比ではありません。パワーも普通に走るには十分で、ハーフスロットルであっさり追い越しが可能。その気になれば、メーターの指針をしかと本国の領域まで刻む事も可能です。しかし、「DSG」をシフトダウンして、シャカリキにアクセルを踏み込み、高回転域までエンジンを回しても、ドライバーが望む加速が得られない事も・・・。このクルマの場合、4000rpmあたりを上限に走れば、十分満足のいくクルージングが可能であります。
■ねっとりとした乗り心地は最高■
ドイツ車としては、ダンピングの抑えられた足回りは、特質ものでした。この感触を他の輸入車に当てはめるのでしたら「オペル・ベクトラ」あたりでしょうか。ゴツゴツとした感触はいかなる路面状況でも該当せず、キャビンは平穏そのもの。それでいてステアリングフィールがダルかといいますとノー。ワインディングでも軽い鼻先のお陰でハイペースで走ることが出来ます。
■スタート/ストップ機能は進化した■
エンジンは「ブルーモーションテクノロジー」を採用し、JC08モードで19km/Lという脅威の低燃費を実現。実際に、街中では過剰なくらいにエンジンを停止させます。思わずバッテリーは平気なの?と気にしてしまうほど。しかし、減速エネルギーをバッテリーに還元するため、心配はご無用。エンジン停止、再スタートも秒速で行い、ドライバーも自然にこのリズムに馴れてくる事でしょう。
デカいエンジンが偉いという時代は、もう終焉を迎えると感じ、「ゴルフヴァリアントTSI トレンドライン ブルーモーションテクノロジー」を降りました。
参考になった30人
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ゴルフヴァリアントの中古車 (全3モデル/526物件)
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- 支払総額
- 479.7万円
- 車両価格
- 458.0万円
- 諸費用
- 21.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 212km
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