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『14年目の春突入 絶好調でまだまだ行きます 中古車もお勧め』 トヨタ シエンタ 2003年モデル きんぎょ@きんぎょさんのレビュー・評価
シエンタ 2003年モデル
950
シエンタの新車
新車価格: 143〜204 万円 2003年9月1日発売〜2015年7月販売終了
中古車価格: 15〜160 万円 (298物件) シエンタ 2003年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > シエンタ 2003年モデル > 1.5X
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2017年3月25日 21:36 [511919-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
今年の冬は各地で雪が降ったせいか、前回のSNOWモードについてのレビューは、たくさんの方から「参考になった」のご評価を頂きました。ありがとうございます。
我が家の2003年型初期型シエンタ(黄色)も14年目の春に突入しました。近距離利用が多く、走行距離は7万キロ台ですので、まだまだ乗るつもりです。トヨタのボディは13年を経て錆ひとつなくきれいです。樹脂製サイドミラーの黄色が色褪せてボディ色より薄くなったのはご愛嬌。スライドドア(手動)の開閉もちょっと重たくなってきましたが、家族親類の送迎や荷物運搬にと大活躍を続けています。
【13年満了6回目の車検】
北海道在住です。北海道の冬は、道路に凍結防止剤(塩)を大量に撒くため、いくら下回りの洗浄やコーティングをしても錆には勝てません。今回、マフラーの触媒部分とテール部分の錆がひどく、ついに交換となりました。
触媒は白金などの希少金属を使っていることもあり、新品はパーツ代だけで10万円を軽く超えてしまう・・・・。しかし、台数が出ているシエンタは中古部品が豊富に流通しており、きれいな中古マフラーが新品の半額以下で手に入るので、取り替えたうえで丁寧にシャシーブラックを施しました。
購入以来一度もクーラント(ラジエータ液)を交換していませんでした。昔の車は結構頻繁に交換していたものですが、最近は防錆効果が高いのかメーカーでも頻繁な交換は推奨していません。しかし、さすがに13年も経過したので交換することにしました。その際、ラジエータ洗浄とウオーターポンプの交換も併せて実施。ウオーターポンプは壊れていないのですが、いざ交換するには結局クーラントを抜く必要があり、また、前兆なく突然死する部品なので先回り交換です。
ディーラー車検のため20万円以上かかりましたが、ほかにも、ブレーキフルード、CVTフルードなど、液体という液体やベルト類など全交換しましたので、しばらくは大丈夫でしょう。シエンタのエンジンはバルブ作動をチェーンで行うため、タイミングベルトの寿命を気にしなくて良いのもメリットですね。
【シエンタのタイヤは何がいい?】
新品装着だったTOYOは、タイヤ自体が重たいこともあって、とにかくドシンバタンと振動を伝えてきて好きではありませんでした。バネ下重量の軽量化を図るためにアルミホイールにする方も多いと思いますが、タイヤ自体の重さも相当影響します。北海道人は毎年2回タイヤ交換するので、タイヤの重さを直接感じることができます。
そこで、次に買ったのはミシュランのエナジーセイバー(旧)です。まずタイヤ自体が軽い。そして硬くて磨耗に強い一方、サイドウォールに適度なしなやかさがあって乗り心地は激変、同乗者でもはっきり違いがわかるお上品な乗り味になりました。性能を生かすためには高めの空気圧管理が必須ですが、ウエット性能も良く、お気に入りのタイヤとなりました。
ただ1つの欠点はロードノイズがうるさくて、いつも「ゴー」という音がしていました。シエンタはエンジン回転が低い走行が多く、ロードノイズが余計気になりました。
そして最近変えたのが同じくミシュランのエナジーセイバー+(プラス)。これまでの性格と性能を引き継ぎつつ、ロードノイズが激減。音質も、より高めで濁点のとれた「コー」という感じに変化し、耳障りな感覚が減りました。
小さいとはいえ車重1.3トンを超え7人定員のミニバンです。燃費スペックを最優先して基本性能が劣る極端なエコタイヤや、安さだけが売りの真円度さえ怪しげな劣悪輸入タイヤは避け、ベーシックでもバランスの取れたタイヤを装着することをお勧めします。初期型新型問わず、シエンタにミシュランエナジーセイバー+はお勧めです。
【新型シエンタと比較】
新型シエンタに試乗して、改めて初期型の良いところを探してみました。デザインや動力性能は他の方の比較に任せ、それ以外の点で。
初期型はフロントウインドウの角度が新型に比べかなり立っているので、前席では上半身の空間を広く感じることができます。前ドアが大きく開くのは新旧同じですが、ダッシュボード形状の違いから、高齢者や身障者を介助して助手席に乗せる際、膝を回して乗せるのは初期型のほうがやりやすく感じました。
運転席からのフロントの見切りは新旧さほど変わりません。ただ初期型はサイドウインドウ下端ラインが後ろまで水平に伸び窓が広いため、バックの際の後側方視界が良く、車両感覚もつかみやすいです。駐車場でまっすぐに止まりやすい(これは10年以上乗って慣れているせいかもしれませんが、初心者にもやさしい)。サイドミラーも旧型の方が四角く大きくて見やすいですね。
荷室は、2列目がフルフラットになる初期型のほうが、長尺物や多量の積載に向いています。本気で積載したいときは、2列目の座面を起こして前へ寄せるよりも,フルフラットにしたほうが、実際の積載量を稼げます。シエンタよ、おまえは貨物車か?というくらい。夜逃げ引越しお手の物です。あと、荷室の照明が便利(というより、新型で無くしたのは理解に苦しむ)。
個人的に気に入っているのがテールランプの位置です。新型ではリアウインドの下となりましたが、旧型ではリアウインド横です。より高い位置にランプがあるため視認性が高く、特に大型車が後ろにいる時や、リアハッチを開けてハザードランプを点滅させる際など、後からの視認性は初期型に軍配があがると思います。
【最後に 今こそ中古車を】
ひいき目かもしれませんが、道具としての使い良さという視点で、新型がデザインや3列目の居住性のために捨ててしまった思想や魅力を初期型は備えており、人と荷物を気軽に運べてイニシャルコストが安い実用車としての魅力を未だに放っています。程度の良い中古車が手に入る今こそ、初期型をお勧めします。
- 比較製品
- トヨタ > シエンタ 2015年モデル
- 乗車人数
- 6〜7人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- 価格
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2003年11月
- 購入地域
- 北海道
- 新車価格
- 156万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった118人(再レビュー後:74人)
2014年1月3日 23:43 [511919-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
FFシエンタ初期型11年目になります。これまでの感想は9年目の前レビューに譲るとして、10年を過ぎてから気づいたメリットをひとつ、改めて紹介します。
【震災後の北国の冬道の実態】
北海道在住です。節電節電でロードヒーティングの稼働が減り、融雪剤を多く撒くようになりました。
その思わぬ副作用として、昔は圧雪だった中小路の路面が、タイヤに付着して持ち込まれる融雪剤のせいで雪がザクザク、サラサラの砂地獄と化しています。
多くの四駆は、そこを力任せにかっちゃいて進むので砂地獄は更に深くなるばかり。
【FFシエンタの苦悩】
砂地獄はFFにとって非常に苦しく、何度かヘルパーとスコップの世話になりました。
SNOWモードがあるのは知っていましたが、元々ミリ単位のアクセルワークで冬道を走っていたので、SNOWモードだと出足が鈍い感じがして、あえて使っていませんでした。
【発想の転換、SNOWモードの威力】
マニュアル車のセカンドギア発進のように高いギア比で微弱トルクで発進するSNOWモードは、砂地獄で抜群の効果を発揮します。
今シーズン、砂地獄に辟易として、改めてSNOWモードを使ってみると、砂のようなザクザクサラサラ雪でも、じわっとグリップして何とか前へ進みます。空回りして砂地獄に沈んでいく悪夢からかなり解放されました。
また、鏡のように氷で磨かれた登り坂の交差点でも、じわっと発進できます。
これらの動作をいとも簡単に、比較的ラフなアクセルワークでこなしてしまうのです。CVTとの相性が良いせいかもしれません。
これまで、豆腐を崩さずに踏んで水抜きをするような超デリケートなアクセルワークをしてきましたが、SNOWモード、かなり使えることを再認識しました。
【最新型はTRCも】
シエンタでFFに拘るのはエンジンとミッションが四駆版と明らかに違うからです。
しかもFF最新型ではトラクションコントロール(TRC)も標準装備されましたので、FFシエンタが更に雪道に強いFFに成長したと思います。
(雪道におけるTRCの優位性は、かつてメルセデスで体験しています。駆動輪の左右のグリップ差を感知して空転やコースアウトを防ぎます。四駆でも轍から外側や対向車線にすっ飛んで行ったり、クルリと回転しているのを何度も見てます。)
【おまけ】
次期シエンタは大きくなるとの噂もあるし、今なら値引きもあるので、もう一度新車で欲しいと、真面目に考えてしまいます。
- 乗車人数
- 6〜7人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- 価格
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2003年11月
- 購入地域
- 北海道
- 新車価格
- 156万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった38人
2012年6月10日 02:15 [511919-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
2003年、シエンタデビュー年に購入し、ずっと乗っています。購入当時はこんなに長生きするモデルだとは思いませんでした。今年で9年になるので、これまでの感想を書いておきたいと思います。
【買った理由】
当時、家族向けの経済的て実用的な人荷車はほとんど選択肢が無く、ルノーカングーとホンダモビリオくらいでした。カングーはあと1人乗りたいという我が家の事情に合わず、モビリオは3列目の出入りと座席収納がいまひとつで、人荷車としては、あと一歩という感じでした。
そこにシエンタが、次のような特徴をすべて兼ね備えてデビューしたので、モデル初期の不良不安もいとわずに買ってしまいました。
1 短い全長に長大なホイールベースがもたらすクラス超の室内長
2 前輪の切れ角が大きく、1と相反する小回りも実現
3 スライドドア実装
4 3列目が一応使い物になる(膝まわり、着座高さ、視界)
5 その3列目がほぼ完全に収納でき、スクエアな荷室
6 CVTと電動パワステで当時としては画期的な燃費
北海道在住ですので、まわりは四駆ばかり。ディーラーからも「四駆しか売れてません」といわれましたが、シエンタの四駆はエンジンとミッションが旧態依然なので迷わず二駆を選択。
【買ってみて】
長いホイールベースからの想像に反して、乗り心地が硬く、前後上下にヒョコヒョコと揺さぶられる。「失敗か?」と思いましたが、数万キロ後アタリが付き、タイヤを標準のトーヨーからミシュランに変えたら、ウソのように、おしとやかになりました。
CVTが停止直前にトルクを抜く「カックン」は残念ですが、Sレンジに入れれば緩和されます。
また、雪国の冬は「急」の付く動作はご法度ですが、CVTの滑らかなトルク伝達が、凍った路面に、ほどよくマッチします。
低いギア比を使った微妙な加減速が必要な場面でも、Sレンジの対応範囲が非常に広く、四駆よりも安全に早く走れます。(発進だけは四駆に負けますが、動いてしまえば一緒です。北海道のシエンタは多くが四駆(トルコンAT)なので、この良さは知らない方が多いかも)
短い総全長と長いホイールベースの副産物として、前後のオーバーハングが軽自動車並みに極端に短い。このため、鼻先がひっかからず、実質的な小回りをさらに良くしており、バックの縦列や幅寄せは一発でギリギリまで寄せられるのも魅力。
室内は、2列目の座席が前後に動くのが便利。後ろに下げれば余裕の広さ。高齢者を乗せることがあるので、Bピラーの内側にオプションの手すりをつけてますが、これが便利。また、寒冷地仕様は2列目足元までヒーターダクトがあるので冬でもあったか。
【トラブル】
初期型二駆シエンタお決まりのオイル上がり。6年4万キロ超えあたりからノッキング発生。うわさは知っていたので、5年目の車検をディーラーで取り延長保証に加入。7年直前にピストンまわりを無償全交換しました。ECUの交換まではかないませんでしたが、その後は順調に走っています。
【要改善点】
助手席エアバッグキャンセラー(チャイルドシート対策)と、2列目真ん中座席の3点式シートベルトは実装してほしい。
【総評】
実用人荷車として、あなどれない基本的資質を備えた車と感じています。今となっては、長生きするのもわかる気がします。これからも乗っていきたいと考えています(シエンタハイブリッドが出たら買い換えるかも)。
- 乗車人数
- 6〜7人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- エコ
- 価格
- その他
参考になった6人
「シエンタ 2003年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年6月25日 21:29 | ||
| 2024年5月22日 22:35 | ||
| 2022年6月17日 00:40 | ||
| 2019年6月4日 01:43 | ||
| 2018年6月13日 22:37 | ||
| 2017年3月25日 21:36 | ||
| 2017年2月23日 23:27 | ||
| 2016年10月29日 21:21 | ||
| 2015年10月11日 15:35 | ||
| 2015年10月7日 10:12 |
シエンタの中古車 (全3モデル/5,836物件)
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シエンタ ハイブリッドZ フルセグ メモリーナビ ミュージックプレイヤー接続可 バックカメラ 衝突被害軽減システム ETC ドラレコ 両側電動スライド LEDヘッドランプ ウオークスルー
- 支払総額
- 318.5万円
- 車両価格
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- 年式
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- 走行距離
- 1.8万km
-
- 支払総額
- 349.7万円
- 車両価格
- 342.0万円
- 諸費用
- 7.7万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.1万km
-
- 支払総額
- 339.7万円
- 車両価格
- 332.4万円
- 諸費用
- 7.3万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 1.2万km
-
シエンタ G クエロ 禁煙車 純正SDナビ バックカメラ 両側電動ドア シートヒーター ステアリングヒーター オートエアコン オートライト クリアランスソナー LEDヘッドライト ステアリングスイッチ
- 支払総額
- 204.9万円
- 車両価格
- 194.7万円
- 諸費用
- 10.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 4.0万km
-
- 支払総額
- 154.8万円
- 車両価格
- 145.8万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.4万km








