『60系マイチェン後・特別仕様車・10年使用』 トヨタ ノア 2001年モデル kobain15さんのレビュー・評価

【エクステリア】
モデリスタエアロモデルで特にフロントのいかつさ(ノアエンブレムの無い異形なグリル、アンダーカウル等)がお気に入りでした。
リアバンパーのリフレクターが真ん丸で気が抜けた形状なのが少し残念でしたが。

【インテリア】
若干のプラスチック感らありますが、濃い木目調のパネルとステアリングを配しただけで一際落ち着きを感じさせるインテリア。なだらかな曲線のセンターメーターのお陰で一見エスティマのような高級感と閉塞感を感じさせない広々とした運転席。
シートのファブリックも悪くありませんでした。

【エンジン性能】
マイチェン前AT車とは違う、CVT＋制御のせいなのか、発進時のワンテンポ遅れて走り出すモッサリ感は嫌いでしたが、踏めば踏むだけ走り出すエンジン。高速道路での坂道での追い越しでも全く不足無いレベルです。比較的飛ばす方かとは思いますが、どんな状況でもアクセルベタ踏みの必要はありません。怖いくらい速やかに加速します。

【走行性能】
コーナー時はロールが激しいので適時減速が必要となりますが、過度にぐらつく事は全くないですし、ミニバンなので仕方無いと思っていました。

【乗り心地】
アスファルトの繋ぎ目はゴトゴトッと拾い、路面のうねりと共に車体もうねりますが、収まりが良いので全然嫌な感じはしません。妻のタントカスタムに比べたら…。

【燃費】
街乗り8〜9?程度。総重量1850?なのでこんなもんかと。

【価格】
お買い得な特別仕様車でしたので…現在のノアと比較すると40万円程安い気がします(安全装備など条件も変わってきますが)。

【総評】
毎日の通勤、旅行、自転車の運送、車内泊に大変重宝しました。虫対策で夏場は窓を閉めると暑くて地獄ですが。
初代ノア(マイチェン後含む)は9万?越えた辺りから、上り道で回転数を上げ続けると車内に硫黄のような匂いが充満します。エンジンオイルが満タンに近いと匂いも軽減されるような気もしますが…。
この症状と軽微な他の故障さえ出なければ後4年くらい乗り続けてもいいかな、とも思っていました。
他社のミニバンも長所があれば短所もあるかとは思いますが、思い入れを差し引いても良い車(ファミリーカーとして)だったと思います。