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ポルシェ パナメーラ 2009年モデルレビュー・評価
パナメーラ 2009年モデル
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パナメーラの新車
新車価格: 933〜2736 万円 2009年7月1日発売〜2017年3月販売終了
中古車価格: 129〜790 万円 (133物件) パナメーラ 2009年モデルの中古車を見る
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選択中のモデル:パナメーラ 2009年モデル 絞り込みを解除する
| グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ベースグレード | 2013年4月15日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| パナメーラ エディション | 2015年4月15日 | 特別仕様車 | 2人 | |
| S (左ハンドル) | 2013年4月15日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S E-Hybrid | 2014年8月25日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S E-Hybrid | 2012年6月15日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
| S E-Hybrid | 2011年6月1日 | ニューモデル | 1人 |
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.46 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
4.18 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.87 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.87 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
4.37 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.87 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.83 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > ポルシェ > パナメーラ 2009年モデル
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年11月30日 23:52 [655489-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
シャープなヘッドライトと全幅1930mmの圧倒的な存在感。 |
全長は4970mmとポルシェの4ドア4シーターモデルらしい居住性を誇る。 |
4シーターだが、この曲線美はポルシェ以外何者でもない。 |
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(前)255/45ZR19(後)285/40ZR19を装備する。 |
インテリアはポルシェのリムジンに相応しいものである。 |
3リッターV6DOHC24バルブ スーパーチャージャー+モーター。 |
パナメーラS eハイブリッドを乗る前に、他界した父が所有していた同社「356スピードスター」をみて、ポルシェにもハイブリッドの時代が到来したか…と複雑な気持ちになりました。
しかし、メーカーの広報車を借り受け、たった50m走行すると、“これは紛れもなくポルシェ”と44年前のポルシェと比べそう感じるのは、これまた不思議な気持ちになりました。これは“血統”という奴なんでしょうね。
欧州では、新車の平均燃費を2015年には、18.1km/リッターに相当するものにすると決められており、さらにその基準は厳しくなるといわれています。そうなると、内燃機関だけでは達成が厳しく、ポルシェのようなスポーツカーメーカーでも、それに見合ったクルマ造りをしていかないといけません。ちなみにこの「パナメーラS eハイブリッド」のカタログ値は14.7km/リッターと、車重が約2トンもあるクルマとは思えない数値であります。
●エクステリア
全長×全幅×全高=4970×1930×1420mm/ホイールベース=2920mm/車重=1980kgという堂々たるボディは、さすがポルシェの4ドアサルーンです。このグリーンの塗装色、そしてロングノーズ…最初に思いついたのが、時速320km/hの営業運転を行っている東北新幹線E5系「はやぶさ」だった。
●インテリア
シートに腰を下ろすと、その昔、散々使われた“ポルシェマジック”が味わえる。本革巻きの3本スポーク中心には輝くポルシェのエンブレム、その奥には、重なり合うように配された「VDO」社製5連メーター。“ポルシェに自分は乗っているんだ”という強烈なクルマからのメッセージは、このハイブリッドでも変わらない。
それにしても、シフトレバー周りは“スイッチのデパート”だ。無論、一個一個のマテリアルは、乗用車のそれとは比較にならない質感ですが、とにかく、ずらりと並んでおり、走行中のブラインドタッチなどまず不可能。タッチパネルで統合してしまうのも手ではありますが、このメカメカしい感じが、また好きものにはたまらないものがあります。
全長5m弱、全幅2m弱の巨大なクルマにしては、フロントは結構タイト。片手を投げ出して乗るクルマはポルシェは造らないということが良く分かります。
リアシートは2席。ポルシェのリムジンとも呼ばれる同車ですが、シートは腰を掛けるというより、納まるというほどタイト。もちろん、レッグスペースは広く快適ですが、このホールド感は、くせになりそうなものです。欧州ではドライバーがアウトバーンの高速コーナーを200km/hで駆け抜けても、後席は安楽そのもの。このあたりも、「はやぶさ」のグランクラスのシートと思った筆者でした。
●インプレッション
搭載されるエンジンは、3リッターV6 DOHC24バルブ スーパーチャージャーで、最高出力333ps/5500-6500rpm、最大トルク44.9kgm/3300-5250rpmを発生。これに最大出力47ps/1150rpm以上、最大トルク30.6kgmの電気モーターを組み合わせ、総合出力は380psを誇り、最高速度270km/h、0-100km/h加速も5秒台で走り切るというハイブリッドカーでは、世界最速であるといえます。
システム概要は、同車「カイエン」と同じで、エンジンと8段ATの間に乾式単板のデカップリングクラッチを備えており、それを切ったり、つないだりすることで、走行します。走行モードは多岐にわたり、ガソリンエンジンのみによる走行のほか、モーターのみによる走行(eパワーと呼ぶ)、コースティング走行(エンジンは止め、モーターは室内装備に給電する。165km/h以下で可能)、ブーストモード(エンジンとモーターの両方で駆動。最高出力を発揮。)が存在します。
普通にアクセルを踏み走り出しますと、やはり新幹線がホームから滑り出すように滑らかかつ静か。そうこの時点では、エンジンは始動しておらず、モーターでの発進となります。このシステム、アクセス操作を穏やかに保てば、時速80km/h+までモーター駆動走行が出来るという。そのため、街中では、モーターによる発進、そして時々、エンジンがかかり、コースティングを繰り返し…。といった感じです。
高速道路に乗れば、エンジンとモーターの共同で、2tのボディを引っ張る。3リッターV6 DOHC24バルブ スーパーチャージャーは静かにキャビンに存在を伝え、モーターの高周波サウンドと共鳴して、聞いたことのないサウンドを届けてくれる。333psを発生するエンジンにモーターのトルクが加わり、静かにメーターの指針だけが凄まじい速度で上昇していく。どっしりというより、岩のようにビシッと安定したステアリングもポルシェそのもの。
高速道路での優位性は最高で、いかなる国産高級車、外国車も弾かれたかのように道を譲る。まるで敷かれた線路を疾走するような…。
ブレーキもフロントに6ピストンを備え、ハイブリッドカーにありがちな不自然な踏力は皆無。まさにポルシェの真綿を閉めるような強大な制動力を備えている。
合計200キロほどの走行を行いましたが、叩き出した燃費は、なんと12.1キロ!0-100km/hを5秒台で走り、270km/hも出るクルマの燃費とは思えないものです。
環境対策のため、エレキの力を借りたポルシェでしたが、44年前のポルシェを知るものとして、このクルマもポルシェのそれを踏襲していることを感じました。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ポルシェ > パナメーラ 2009年モデル > S E-Hybrid
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2013年4月30日 00:59 [592242-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ポルシェのセダン(5ドアハッチバック)モデルであるパナメーラは、2008年のワールドプレミアの後、日本でも2009年3月から発売され、上級のスポーツセダンとして独自の地位を確立してきた。
その中に2011年に追加されたSハイブリッドもあるが、パナメーラのハイブリッド車は2013年4月から次世代モデルとなるプラグインハイブリッドのSeハイブリッドの受注が開始されている。
初期のSハイブリッドはすでに絶版モデルとなったが、中古車を買うユーザーもいるのでプロレビューを報告しておきたい。
パナメーラSハイブリッドには、日本自動車輸入組合が大磯プリンスをベース開催した試乗会に出席し、ポルシェジャパンが出展した広報車両に試乗した。当日は本降りの雨で試乗の条件はあまり良くなかったが、Sハイブリッドの走りの良さはしっかり体感できた。
外観デザインは基本的にガソリン車と共通で、ハイブリッドであることを示すエンブレムが装着される程度だ。インテリアもメーターがハイブリッド専用のものになるなど、変更はごく一部にとどめられている。
全高が1420mmと低いので、あまり大きなクルマに見えないが、全長は5mに近く、全幅は2mに近い。実は相当に大きなクルマである。ホイールベースも2920mmと長いのだが、最小回転半径は5.1mでコンパクトカー並みに小さい。
ボディが大きめサイズなので、ハイブリッド用の電池を搭載しても居住空間は影響を受けていない。乗車定員は4名で、独立した2人掛けとなる後席にはガソリン車と変わらないゆったりした空間が広がる。ラゲッジスペースの下に電池を搭載しているので、荷室の容量はガソリン車に比べると小さい。
運転席に座ると、ホールド性に優れたスポーツシートがしっかりと体を保持する感じになる。並みのラグジュアリーセダンに乗るのとは違う印象である。
搭載エンジンはV型6気筒3.0Lのスーパーチャージャー仕様で、245kW/440N・mの動力性能を発揮する。これだけでも十分なくらいだが、これに34kW/300N・mを発生する電気モーターを組み合わせることで、システムとしては279kW/580N・mを発生し、よりスムーズで力強い走りと低燃費を実現する。
ハイブリッドシステムはカイエンに搭載されているのと同じだが、SUVのカイエンに対してセダンボディでFR方式の2輪駆動車であるパナメーラは車両重量が250kgも軽く作られている。その分だけ走りが俊敏なものになるのは当然だ。
発進は電気モーターで走り出すので静かにするすると走り出していく。市街地などは信号待ちで止まるとすぐにアイドリングストップ機構が働いてエンジンが停止するので、ますます静かなクルマという印象が強まる。
クルージング状態のときにアクセルから足を離すと、すぐにエンジンを停止してエネルギー回生を始めるが、これはエネルギーフローを表示する画面を見ていないと分からない。エンジンの始動も静かで滑らかなので、これも画面で確認することになる。PDKではなく8速ATを使っていることが、走りの滑らかさに貢献している。
こうした余裕の走りを実現すると同時に、カタログ燃費は10・15モード燃費で14.0km/Lを達成しているから、2t級の重量ボディのクルマとしては上々のレベルにある。
本体価格は1490万円で相当に高いが、ポルシェのラグジュアリーセダンのハイブリッドモデルであることを考えたら、納得モノの価格である。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > ポルシェ > パナメーラ 2009年モデル > S E-Hybrid
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2011年11月3日 00:55 [451487-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ドアの前にハイブリッドを示すバッジが付く |
ハイブリッドながらマフラーは4本出し |
ハイブリッドの作動状況はタコメーターの右に表示 |
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ポルシェらしいヘッドレスト一体型の前席 |
前席と似たデザインの後席は足を組めるほどの広さ |
過給機付き3L・V6にモーターをドッキング |
パナメーラSハイブリッドは、公道を走れる市販車としては、ポルシェで2番目のハイブリッドカーです。333ps/44.9kgmを発生する3LのV型6気筒スーパーチャージャー付きエンジンにモーターを装着し、トルコン式8速ATを組み合わせる点は第1弾のカイエンSハイブリッドや、メカニズムを共有するフォルクスワーゲン・トゥアレグ・ハイブリッドと共通ですが、カイエンやトゥアレグが4WDなのに対し、こちらは後2輪駆動となっています。
エクステリアデザインは、ボディサイドとリアのバッジを除けば、パナメーラそのものです。一方のインテリアは、メーターパネル中央のタコメーターがグレーになり、その右にハイブリッドシステムの作動状況を示すディスプレイが置かれたことが違いになります。ポルシェらしい雰囲気を崩さずに、ハイブリッドカーに必要な機能をうまく盛り込んだ空間という感じがしました。
ボディサイズは4970×1930×1420mmと大柄ですが、車両重量は2020kgで、2輪駆動ということもあってカイエンSハイブリッドより250?、トゥアレグ・ハイブリッドより360kgも軽くなっています。おかげで以前乗ったトゥアレグより、加速ははるかに強烈です。しかもアクセルペダルに対する反応はトゥアレグよりダイレクトで、独自のチューニングが施されていると感じました。それでいてサウンドはガソリンエンジンの高性能車とは対照的に無音に近く、新世代のスポーツモデルであることを教えてくれます。
走行中にアクセルから足を離すと瞬時にエンジンが停止し、モーターはエネルギー回生を行います。信号待ちではもちろんアイドリングストップが働き、通常のスタートは最初はエンジンを使わずに行います。モーターだけで走る「Eパワー」モードも予想以上で、一般道で流れに乗って発進すると、50km/hぐらいまでエンジンなしで加速しました。その後エンジンが始動するときもショックなどはありません。他のパナメーラが使うデュアルクラッチ・トランスミッションではなく、トルコンATを起用したことが大きいのではないかと思います。
乗り心地は1000万円以上のセダンらしいまろやかさで、標準装備される可変ダンピングシステムをコンフォートからスポーツに切り替えても固くはありません。ハンドリングは、コンフォートでは動きがおだやかですが、スポーツモードにすれば大柄なボディを感じさせない素直な身のこなしを見せてくれます。リアに重いバッテリーを搭載した効果で、コーナー立ち上がりで後輪が地面を蹴って加速していくという、ポルシェらしいフィーリングが得られることも印象的でした。
1500万円近い価格はたしかに高いですが、同じハイブリッドカーのレクサスLS600hに近いレベルであり、環境性能は現行ポルシェで最良とのことです。でも走りを犠牲にした部分はなく、乗り心地とハンドリングのバランスは、僕が乗ったパナメーラでは最上でした。このクラスのセダンを選べる人にとっては、最良の選択のひとつに数えられるのではないでしょうか。
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パナメーラの中古車 (全3モデル/252物件)
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- 支払総額
- 629.8万円
- 車両価格
- 622.8万円
- 諸費用
- 7.0万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 1.9万km
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パナメーラ ターボ ブラックレザーシート/ナビ/シートベンチレーション/BOSEサウンドシステム/パワーバックドア/クルーズコントロール
- 支払総額
- 299.9万円
- 車両価格
- 279.9万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2009年
- 走行距離
- 1.0万km
-
パナメーラ S E−ハイブリッド スポーツクロノパッケージ ナビ テレビ 電動トランク サンルーフ
- 支払総額
- 227.0万円
- 車両価格
- 218.0万円
- 諸費用
- 9.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 8.8万km
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- 支払総額
- 340.0万円
- 車両価格
- 328.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 3.5万km
-
- 支払総額
- 1790.6万円
- 車両価格
- 1750.0万円
- 諸費用
- 40.6万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.3万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
65〜2230万円
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219〜3608万円
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100〜1699万円
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150〜1862万円
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660〜5678万円
-
198〜9564万円
-
179〜1623万円
-
514〜1298万円






























