『約9年15万キロ乗っての感想』 スバル フォレスター 2007年モデル 日々猫々さんのレビュー・評価

題名の通り約9年15万キロ乗っての感想です。
購入時ちょうどハイオクが200円/?前後だったのでお財布に優しいレギュラー仕様のNA車XSのグレードを選択しました。
前車は初代フォレスターのターボモデルに乗っていたこともあり、購入当初はパワーの無さを痛感し、非常にがっかりしたのを覚えています。
第一印象はがっかりでしたが、9年も乗り続けると愛着も沸き今はとても気に入ってます。


【エクステリア】
ユーロタイプの純正のフルエアロ、5cm程度のローダウンでタイヤハウスの隙間も小さくなり非常にバランスの良い見た目になる。


【インテリア】
各部シンプルで使いやすいが全く高級感はない。
必要十分な収納はある。


【エンジン性能】
低速トルクが欲しい。（高速道路ではもちろん街乗りでも坂道は唸る。）
出だしはスロコン使用でもっさり感はない。
時代遅れの4ATだがインプ用のパドルシフトを流用すると運転が楽しくなる。


【走行性能及び乗り心地】
Aftermarketのダンパーとローダウンスプリング、タワーバーや補強パーツを入れ足回りをちょこちょこっといじっただけでまるっきり別の車に生まれ変わる。
特にハンドリングの素直さは◎。

田舎が豪雪地帯で度々雪道走行はするが四駆の性能はさすがスバル。
過信はいけないが、雪道は特に苦にならない。

高速道路での走行中は普段の声の大きさでは会話できないほど遮音性は低い。
ロードノイズもうるさい。


【燃費】
「スバル＝燃費は気にしない。」とわかっていても、購入当初は特に普段使いでの燃費の悪さにがっかりした。
街乗り8キロ高速11キロ（特にエコ運転は心掛けていない。）


【価格】
妥当かと。


【総評】
吊るしの状態だとこの車のポテンシャルは引き出すには難しいと思いますが、少し足回りをいじってやれば非力な車でもそれなりに楽しい車になります。
前車のターボ車は確かにハイパワーで余裕の走りでしたが、私の運転の未熟さもありパワーまかせでそれ以外何も考えず運転したように思います。
ハイパワーにまかせてかっ飛ばすより、非力でも運転が楽しい車の方が私には合っているようです。
そういうことを気付かされた非常に意味のある価値のある車でした。
そんな愛着のあるフォレスターも3月に車検で乗り換え予定です。
しっかり自分の感覚を信じ車選びを楽しみたいと思います。

長文かつ乱文、失礼しました。