三菱 コルト ラリーアート バージョンR 2006年モデルレビュー・評価

【エクステリア】
　エボっぽいのはボンネットとディフューザーだけで、
　実は黒樹脂の縁取り欧州車っぽい感じがしてお気に入りです。
　（３年青空駐車だと白い曇りが。他所も同じですが。）

【インテリア】
　無骨というか、エントリーカー並みというか・・。
　質感をこのクルマに求めるのは筋違いですのでね。
　小物収納が少ないですが、リアシートが色々動くので
　積載性はなかなかです。

【エンジン性能】
　CVTですが、何と言ってもターボです。
　加給音と共にスーっと加速していきます。
　体感的には2LのNA以上の加速性能です。

【走行性能】
　スイフトのような軽やかな印象ではなく、
　地に足の着いたようなしっかりした印象で、
　格上のクルマのようです。
　しかし振り回せば、コンパクトらしく軽快に
　コーナーを抜けて行けます。
　高速安定性も良く、ついついペースが上がります。

【乗り心地】
　硬いです。残念ながら上質な硬さではありません。
　ロードノイズも相当多いです。ネオバですから。
　ヤンチャなクルマだからしょうがない、という
　割り切りが必要です。

【燃費】
　今流行のダウンサイジングターボの素養があり、
　この手のクルマとしては優秀で常に10km/L以上。
　遠乗り主体ならもっと伸びます。
　ただし、ハイオク指定なのでご注意を。

【価格】
　ハッキリ言って安いです。
　エボを創った人達による全面的なチューンの実施、
　三菱の台所事情か、値引きも良かったですし。

【総評】
　出来ることと出来ないことがハッキリしたクルマです。
　何でもそうですが、求めるものをしっかり割り切って
　選ばれたのなら、期待以上の愛車となることでしょう。

08モデルCVTを約２年所有しての感想です。
【エクステリア】
　　ちっちゃなランエボ。
　　黒樹脂部分がアクセントになってヨーロピアンな雰囲気あり。
【インテリア】
　　元がコルトですので。
　　08以前の紺内装よりはずっとマシですが。
【エンジン性能】
　　ターボが気持ちいい。
　　CVTだと加速の波が無くわかり難いですが
　　加速性能はなかなかです。
【走行性能】
　　何せ標準でネオバを履いてますから。
　　タイプR並みの気合いを感じます。
【乗り心地】
　　こちらもタイプR並み。
【燃費】
　　10?を割ったことがありません。
　　タイヤを普通のスポーツラジアルに換えればもっと伸びそう。
【価格】
　　他のコンパクトで同じ金額を掛けてもこの性能は到底手に入りません。
【総評】
　　元が堅実なファミリーカーのコルトなので
　　どうしても走行性能を捨てられないパパさんにおすすめです。