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フォルクスワーゲン ポロレビュー・評価
ポロの新車
新車価格: 288〜459 万円 2018年3月20日発売
※ランキング順位と満足度・レビューは最新モデルの情報です
モデルの絞り込みモデル別にレビューを絞り込めます。モデル指定のない過去の投稿は絞り込まずにご覧ください。
| モデル(フルモデルチェンジ単位) | 満足度 | 満足度ランキング | レビュー件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ポロ 2018年モデル |
|
|
49人 |
|
| ポロ 2009年モデル |
|
|
90人 |
|
| ポロ 2002年モデル |
|
|
10人 |
|
| モデル指定なし(過去の投稿) | - | - | 46人 | - |
ポロ 2018年モデルの評価
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.21 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.64 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
3.89 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.10 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.89 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.86 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.20 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ポロ 2018年モデル > TSI R-Line
プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む
2019年10月31日 22:44 [1271914-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2018年3月から発売を開始した6代目となるフォルクスワーゲン・ポロ。先進安全装備の充実や居住性の向上なども評価され、発売後その年の年末まで累計で約1万台を販売しています。
ポロ自体はその後、2018年7月に最もハイパフォーマンスとなるGTIを追加するなどラインナップの充実を図ってきましたが、2019年1月に投入したのが今回改めて試乗した「TSI R-Line」です。
単純にエンジンの排気量で判断するのは軽率ですが、新型が導入された際に搭載されていた1L 直3ターボエンジン、そしてGTIの2L 直4ターボエンジンは燃費性能やドライバビリティなどそれぞれ特徴を持っていましたが、やや「帯に短したすきに長し」といった印象も持っていました。
そこに投入されたのが新しい1.5L 直4ターボエンジンです。単純に真ん中という位置づけではなく、このエンジンは過去のポロやパサートなどにも搭載された気筒休止機構である「アクティブシリンダーマネージメント(ACT)」を始め、今回量産ガソリンエンジン初となるVTG(可変ノズル)ターボ、コモンレール燃料システムをなどを搭載した新世代“Evo”エンジンなのです。
最高出力は150ps(110kw)/5000〜6000rpm、最大トルクは250Nm/1500〜3500rpmを発生、これに7速DSGを組み合わせますが、走り出しから素性の良さを感じ取ることができます。前述したように1L 直3エンジンもターボは装着されているものの、市街地などでは十分以上の性能を発揮しますが、ワインディングではどうしても力不足を感じてしまいます。
それに比べこのエンジンはまさにオールラウンドに使いこなすことができる極めてバランスの良い、言い換えれば日本の道路事情にもマッチしていることが体感できます。
ACTに関しては先代ポロの「Blue GT」にも搭載されていましたが、まず気筒休止、つまり4気筒中2気筒が停止していることはわかりません。逆に4気筒に復帰した際も同様で、ACTがどの作動しているかはインパネ内部に点灯する“eco”マークでしか確認できません。それだけドライバーが特に気にせず走ることができるわけです。
またハンドリングに関してもコーナリング性能を向上させる“XDS(電子制御ディファレンシャルロック”や4種類の走行モードが選択できる“ドライビングプロファイル機能”も搭載しています。
これらのシステム、特にドライビングプロファイル機能はエンジンだけでなく、ダンピング特性なども変更されるのですが、個人的には「エコ」モードが気に入りました。
このモードを選択すると気筒休止と同時にコースティング機能が働くことで実用燃費が向上します。もちろんエコだから走りが緩慢になるわけはく、実用性もきっちりキープした上での機能なので、普段使いでも十分活用できると感じました。
専用のエクステリア等をまとった「TSI R-Line」の価格は増税後、304万1000円となりました。このクルマの良さをより味わうためにはブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)などを搭載する「セーフティパック(9万9000円)」や純正インフォテイメントシステムである“Discover Pro”を中核にETC2.0やモバイルオンラインサービスである“Volkswagen Car-Net”などをセットにした「“Discover Pro”パッケージ(23万1000円)」をオススメします。ちなみにセーフティパックは単独装着ができず、“ Discover Pro”パッケージとのセットオプションになってしまうことで車両価格が上がってしまう点がネックになりますが、やはりこのクルマを味わい尽くしたいのであれば装着しないのは逆にもったいない位です。
この他にも先進安全装備の充実なども現在求められる基準は十分以上満たしており、このクラスのモデルとしては改めてハンドリング、安全性、環境性能などをハイレベルでバランスさせた1台と言えるでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ポロ 2018年モデル > GTI
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2018年6月28日 09:22 [1114341-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
スポーティな新型ポロがさらにスポーティになり存在感は抜群 |
17インチ専用ホイールにレッドキャリパーがGTIの証 |
エキゾーストエンドは2本出し。迫力のあるサウンドが響く |
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2リッターTSIエンジンは200PSを発生 |
アクティブインフォディスプレイは最新式でデザインを自在に変更可能 |
法定速度までの加速は一瞬で到達。矢のように突き進む |
2018年3月に登場した新型ポロは、ロー&ワイドなボディとなり、現在のフォルクスワーゲンラインナップで最も革新性に溢れるモデルですが、排気量とパワーが2倍以上のGTIに試乗してきました。
目の前に佇んでいるポロGTIは、GTIらしい要素がそこかしこに溢れています。フロントグリルやテールゲートにはGTIのロゴが与えられ、さらにフロントフェンダーにも「ゴルフGTI」と共通のエンブレムが備わります。フロントグリルからヘッドライトの中までを貫く赤いストライプもGTI流でワイド化されたボディをより、ワイドに見せています。まるでスポーツカーのような佇まいといっても過言ではありません。
ゴルフGTIとも並べましたが、ポロGTI方がひとクラスコンパクトなだけに、引き締まって、精悍です。
分厚いドアを開けて乗り込むと、GTI特有のチェック柄スポーツシート、赤いステッチが随所に施され、マットレッドのダッシュボードが、なかなかスペシャリティです。
注目は、フルデジタルのアクティブインフォディスプレイが装着されています。デザインも最新で革新的。ステアリングには、容易にメーターデザインを変更できる「ビュー」スイッチがあり、メーターパネルを全てカーナビゲーション表示にすることも可能です。通常のクラシック表示では、速度計には280Km/hまで表示されます。
ポロGTI最大のトピックは、直列4気筒2.0リッター直噴ターボのTSIを搭載。ベースモデルの2倍の排気量というのが、驚きです。このエンジンは、「EA888」型の第3世代にあたるもので、現在のゴルフGTIに搭載されているものより世代が新しい最新ユニット。最高出力200PSを4400〜6000rpmで発生し、最大トルク320Nmを1500〜4400rpmの広範囲で発生します。0−100km/h加速が6.7秒、最高速は240km/hともうポロのレベルではありません。
ボタン式スターターを押してエンジンをかけると、野太いサウンドが響きドライバーの気持ちを抑揚させてくれます。
ノーマル・モードでも実にパワフルで街中では持て余してしまうパワー感です。最大トルクの320Nmを1500rpmから発生するだけに、どの回転からでも望むだけの力を手に入れることが可能です。フラットトルクの出力特性で実用面でも極めて優秀なエンジンです。
スポーツ・モードにすると、車高は15mm低くなり、サスペションは即座に引き締まり、低速時では、少々硬すぎる印象です。高速道路では日本国内の法定速度内では、硬いという印象で、さらに高い速度でしなやかになるものです。ステアリングフィールもダイレクト感が強調され、回転を上げていくと、「ファーン」「バフッ!」と五感を揺さぶるエキゾーストノートが魅力的です。
高いレベルの快適性を担保しつつも、上質なスポーツモデルに仕上がっているポロGTI。エンジンもシャシーも、スポーツ・モードを選択すれば、極めて高いコーナリング性能、加速性能やレスポンスが痛快。
ゴルフGTIなどと比べるとやはり弟分だけあって、よりキビキビとした身のこなしの軽さと痛快なフィーリングが魅力で、最もGTIらしいクルマといっても過言ではありませんでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった65人(再レビュー後:34人)
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ポロ 2002年モデル > 1.4 Comfortline
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2018年2月28日 23:59 [1108403-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
筆者本人が取材などに出掛ける際、実用性の高い輸入中古車を定期的に購入していますが、今回選んだのが、Volkswagen 「9N型」ポロ 最終モデルです。
2018年春にワイド&ローボディで、ついに3ナンバー枠となる新型ポロが登場しますが、筆者が個人的に好みなのは現行の「6R型」でもなく、今回紹介する「9N型」でした。昨年末から販売店を10店ほど訪問し、ディープブラックパールエフェクトの極上車を見つけ、50万円で購入しました。「1.4Comfortline」です。
9N型ポロは2002年に5月に日本で販売を開始。当時のAセグメント「ルポ」と似た丸目のヘッドライトがキュートでしたが、2005年8月にはフロント回りのデザインを一新。ヘッドライト形状も一体型となり、ドアミラー内蔵型ターンシグナルを採用。高級感が増した印象です。
また、筆者の購入した1.4Lモデルは長年4速ATでしたが、ティプトロニック付きの電子制御6速ATが組み合わされると同時に、エンジンの改良も行われ、燃費や動力性能の向上が図られました。
1.4Lエンジンに改良が加えられ、電子制御6速ATと組み合わされたことは、走りの進化はとても大きいものです。1速が大きくローギアード化されたので、発進から力強い加速が可能です。6速は大幅にハイギアード化されているから、高速クルージング時の静粛性が高まり、時速100Km/hでは2200rpmしか回りません。特に良くなったのが加速フィールで、自然吸気1.4Lエンジンとは思えないくらいの気持ち良い加速が可能です。
従来の4速から6速ATになって各ギアのギア比が接近したことで、変速時のショックも少なくなり、アクセルを踏み込んでいくと高速域まで気持ち良く加速が伸びていきます。Dレンジのままでは、気がつかないうちに6速トップギアに入っており、いざ加速しようとアクセルを踏んでもなかなか加速してくれないこともありますが、Sレンジでは、たった80PSとは思えないほどパワフルな加速で、速度計の指針を滑らかに上昇させてくれます。
ティプトロニックATを積極的にマニュアル操作すれば、1.4L DOHCエンジンは気持ちよく吹け上がり、意外とスポーティ。コーナー手前でのシフトダウンもトルクコンバーター式でありながら、レスポンスは素晴らしく、DSGとまではいわないものの、車速をショックもなく滑らかに落としてくれます。
ブレーキは、このサイズのコンパクトカーながらフロントベンチレーテッドディスク(シングルキャリパー)、リアプレーンディスク(シングルキャリパー)の4輪ディスクを採用。少々カックンブレーキ気味ですが、制動能力は強力で、高速域からでも安心して踏み込んでいけます。
また、高速道路の安定性は、同クラスの国産コンパクトカーでは味わえない、どっしりしたもので、油圧と電動を組み合わせたパワーステアリングのフィーリングは、絶妙な接地感をドライバーに味あわせてくれます。コンパクトなエクステリアとは違い、大柄サイズのシートと相まって東名高速を厚木インターから京都東インターまでノンストップで走りましたが、疲労は最小限でした。
街中でも、乗り心地は非常によく、ダンピングも最小限。少々足回りが柔らかすぎると思うほどです。それでいて、タイトコーナーに飛び込んでもロールを感じさせないまま、軽快に周回してくれます。
筆者は、純正の14インチから16インチにインチアップしましたが、さらに安定性は向上してくれました。足回りの剛性も高いものです。
安全装備も現代のクルマと大きな変化はなく、あえて言うなら自動ブレーキがない事くらいです。
不満点は、自然吸気1.4Lエンジンにも関わらず燃費が悪いことです。1.2L TSIの6Rポロにも仕事で散々乗りましたが、その差は歴然で、平均10Km/L〜12Km/Lとお財布には優しくありません。
インテリアの質感も高く、いまは廃止されてしまった青色LEDを光源とするコバルトブルーに発光するメーターとレッドの指針が個性的でお気に入りです。また、ダッシュボード下には小物入れが多く、お財布やスマートフォンなど、身の回りのものを置くのに困りません。インテリアの実用性は6Rポロ以上といえます。
また、これから、9Nポロをお探しならメーター内に表示されるシフトインジケーターがドット抜けしている固体も多いですので、必ず確認してみてください。
初めての輸入車や、実用的なコンパクトカーを中古でお探しなら9Nポロ後期モデルはオススメです。あまり格安物件は、それなりですが、予算50万円ほどでは、極上車も多く、まだまだ十分現役です。アルミホイールをはじめ、アフターパーツも多く販売されており、自分なりのクルマに仕上げるのもいいでしょう。
部品供給が迅速なのもフォルクスワーゲンならではです。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ポロ 2009年モデル > TSI Comfortline
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年1月1日 18:56 [783960-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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現行ポロがデビューしたのは2009年、モデルサイクルがやや長期化してきた中で、大幅な改良を施した新型ポロが登場した。これはいわゆるビッグマイナーだが、外観デザインから内装の仕様、パワートレーンなどが改良を受け、安全装備の大幅な充実化も図られているから、内容的にはフルモデルチェンジに相当するものだ。
新型ポロにはフォルクスワーゲングループジャパンが御殿場市のミュゼオ御殿場をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはコンフォートラインで、純正カーナビ(リヤビューカメラ付き)+ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)がオプション装着されていた。
外観デザインはフロントに最新のVWのファミリーフェイスが採用された。そのため、ぱっと見た感じはゴルフに近いものがあり、これまでのポロに比べてやや上級化した印象を与えている。インテリアもゴルフと同じマルチファンクションのステアリングホイールを採用したほか、随所にクローム処理を施すなどして質感を高めている。
搭載エンジンは排気量が1200ccのTSIであることは変わらないが、ヘッド回りがこれまでのSOHCからDOHC化された新エンジンになった。ただし、動力性能は逆にダウンして従来の105ps/17.8kg-mから90ps/16.3kg-mになっている。これは燃費を意識してのもので、JC08モード燃費は22.2km/Lに向上している。
動力性能が10%以上低下したので走りが鈍くなったかと思ったら、そんなことはなかった。むしろ、ヘッド回りがDOHC化されたことでスムーズに回るようになり、トルクの出方が滑らかになった印象を受けた。最大トルクをわずか1400回転という低回転域で発生するのだから、低速域から余裕の走りを感じるのも当然である。
7速DSGは低速域でギクシャク感を感じさせることなく、これもスムーズな変速を見せた。ワインディングなどではパドルを操作して積極的な走りを楽しむこともできる。
足回りについては特に変更を受けていないが、乗り心地や操縦安定性に関しては入念に煮詰められた印象があり、コンパクトカーの中ではストローク感に優れた走りを示す。
今回のマイナーチェンジでポロが進化したのは装備の部分が大きい。ゴルフにも搭載されたミリ波レーダー方式を採用したプリクラッシュブレーキシステムのフロントアシストを始め、マルチコリジョンブレーキシステムなどが全車に標準で装備されたからだ。
さらに安全装備とも快適装備ともいえるACCもコンフォートラインにオプションで、アップグレードパッケージングに標準で装備されている。コンパクトカーでミリ波レーダー方式の自動ブレーキやACCを採用する例はほかにはなく、大きなアドバンテージである。
装備が向上したにもかかわらず、価格はこれまでのモデルに比べてやや引き下げられた。買い得感も増したのが新しいポロだ。装備の中身まで考えたら、国産車とも比較できるような価格である。
ただ、買い得感が増したとはいえ、コンフォートラインに純正カーナビとACCをオプション装着すると価格は260万円を超える。ゴルフとオーバーラップする価格帯でもある。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった11人
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自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ポロ 2009年モデル > BlueGT
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2014年11月19日 09:18 [764272-4]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
スタイリッシュ&スポーティなエクステリア。 |
15ミリローダウンしたスポーツサスペンションに17インチが目を引く。 |
ディフィーザーやデュアルエキゾーストパイプを装備。 |
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エンジンは10馬力アップした150馬力を発生。 |
ボディとコーディネイトされたスポーツシートはホールド性も◎。 |
本気で攻めるとホットハッチの本性が浮き彫りになる。 |
新型「ポロ ブルーGT」のメーカー広報車両を個人的に借り受け、500キロほど走ってきましたのでレビューを記します。
【エクステリア】
新型「ポロ ブルーGT」は、空力特性に優れた専用のフロント及びリヤバンパーと、標準仕様に比べて15mmローダウンする専用スポーツサスペンションと17インチ ダブルスポーク アルミホイールを装着。これらの専用アイテムにより、新型「ポロ ブルーGT」は、視覚的にもとてもスポーティな印象になっている。
【概要】
新型「ポロ ブルーGT」は、前モデルにも搭載していたアイドリングストップシステムとブレーキエネルギー回生システムを組合せた「ブルーモーションテクノロジー」と、無負荷運転時に4気筒のうち2気筒を休止するACT(アクティブシリンダーマネジメント)を搭載した1.4リッターの4気筒TSI エンジンを搭載しており、最高出力は10ps向上して150psになりました。このエンジンは一定条件下で走行している際、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと、自動的に2番、3番シリンダーの作動を休止して、経済的なエンジン制御を行いながら走行することが可能です。
また、ホットハッチらしい走りを楽しみたい時には、ピックアップの良い小径ターボタービンによって、瞬時にダイナミックなパワーをドライバーに提供。この経済的でスポーティな新型エンジンには、ダイレクトな走行感覚を楽しむことができる7速のDSGトランスミッションが組み合わされたことで、新型「ポロ ブルーGT」のカタログ燃費(JC08 モード)は、21.5km/L(前モデル:21.3km/L)に向上した他、エコカー減税(取得税/重量税)も100%を取得するなど優れた環境性能と走行性能を高次元で両立しているクリーンGTです。
【インプレッション】
先日まで新型「ポロTSI Comfortline Upgrade Package」に長期試乗していたため、新型「ポロ」といえば、このクルマの感覚が身体に染み付いていました。
「ポロブルーGT」の広報車両をメーカーから受け取り、幹線道路に出ると、「あれ?トルクがない・・・」。むしろ「ポロTSI Comfortline Upgrade Package」のほうが、シグナルスタートでは速いと感じるほど。150馬力/250Nmの大パワーは??「D」レンジのままでは、トルクを生み出してくれず、もどかしいシーンも多々あり、街中を泳ぐには「ポロTSI Comfortline Upgrade Package」のほうが走りやすいのも事実です。
第三京浜の入り口までやってきた「ポロブルーGT」。「D」レンジからパドルシフトに手を掛け、2速にシフトダウン。再びアクセルを踏むと、2500回転を越えた辺りから一気にトルクが炸裂。軽々7000回転まで吹け上がる。7秒を切るタイムで時速100km/hに到達。街中ではあくまでエコ運転の印象が強かった「ブルーGT」ですが、マニュアルモードで積極的にエンジンに鞭を打つとジキル&ハイド的な要素を見せてくれました。
高速道路でもアクセルから足を浮かせるとすぐさま2シリンダーモードで走行。燃費も良好です。
ワインディングでは「ポロTSI Comfortline Upgrade Package」とは比較になりません。その辺りはホットハッチを名乗るだけのことはあります。
タイトコーナーに飛び込んでも、ドライバーにロールを感じることはなく、クルッと周回していく様は、ドライバーの血の気をアツくさせてくれます。
150馬力にパワーアップしたエンジン、7速DSG&強力なブレーキと相まって、マジで攻め込んでも終始ドライバーの期待にこたえてくれます。残念なのはエンジンサウンドに色気がないことですね。
フォルクスワーゲンの技術力を小さなボディに詰め込んだ「ポロブルーGT」。環境問題を考慮しながらも、走りも楽しめる魅力的なクルマでした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった34人(再レビュー後:20人)
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ポロの中古車 (全3モデル/624物件)
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- 支払総額
- 192.6万円
- 車両価格
- 174.8万円
- 諸費用
- 17.8万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.0万km
-
- 支払総額
- 178.8万円
- 車両価格
- 169.0万円
- 諸費用
- 9.8万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 2.0万km
-
- 支払総額
- 116.1万円
- 車両価格
- 110.6万円
- 諸費用
- 5.5万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 7.5万km
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