ホンダ ビートレビュー・評価

新しいものがいいとは限らない

若いころ一年落ちのビートを120万円で買い、現在まで所有。
現在もナンバーついてて走っています。
※何度か車検は切らしてます。

現代において使いやすいようにはしていますが、
基本的にノーマル志向です。

【エクステリア】
小さいながらもミッドエンジンらしい素晴らしいデザイン。
90年代のホンダ車の塗装、特に赤は弱い印象で退色がひどく、
いろんな赤が混在していました。
2022年夏に全塗装しなおしました。

【インテリア】
当時のラジカセのような質感のインテリア。
クルマの性格にマッチしてます。
ゼブラ柄のシートは賛否ありますが、補修が大変ですね。
運転席サイドはぼろぼろになっちゃいますから。

【エンジン性能】
誰もが書きますが、超高回転型エンジン。
音がいいし、気持ちよく回ります。遅いけど。
ビートのハイライトはこのエンジンとエクステリアですね。

【走行性能】
パワステもなく全てダイレクト。
クルマと言うのは本来このようなものなのです。
人間がやるんです。
高性能ではないけど好性能。

【乗り心地】
女性は嫌がります。固いです。
全てダイレクトです。

【燃費】
15-18km/Lあたりでしょうか。
5MTで二人しか乗らないにしては悪いですが、
どうしても回しますからしょうがないです。

【価格】
今思えば安いけど…
中古価格も昔は「温情入れて10万円で下取り」と言われてましたが
今は高くなってますね。

【変更点】
オーディオ=壊れたので思い切って2DIN入るものに交換、CDやiPhone対応にしました。
フロントガラス=割れたのでクールベール
リモコンキー=助手席まで手で解錠施錠はあまりに不便なのでリモコンキー導入。
トランクもリモコンで開きます。
リアスクリーンとルームミラー=おととし純正品から純正品に交換
エアコン=現代のガスが使えるように交換
全塗装=フェスティバルレッドからフレームレッドへ
ステアリング=momo製(非純正)に
パワーウィンドウ=ダブルクリックで全閉全開に出来るよう改造

【総評】
クルマ好きなら絶対好きになるクルマ。
運転の楽しさと運転そのものを学べます。
エンジン性能を出し切って運転する喜び。

ただ古いクルマなのでそれなりにしんどいです。
全部自分でやらなきゃならない。
いっぱいクルマがやってくれるファーストカーのレヴォーグとは対極です。

年にせいぜい300kmほどしか乗りません。
無くてもいいけどきっと失うと寂しいんだろうなと思い手放せない。
でも「一生乗る」という覚悟も今もまだ出来てない。
しかし人生で30年以上同一のクルマを所有することなんか
まずないのではないか。
ありがたい。

平成5年式ﾋﾞｰﾄ　ﾍﾞｰｽｸﾞﾚｰﾄﾞ　(中古車を購入)

【エクステリア】
　ﾌﾙｴｱﾛ、ﾛｰﾀﾞｳｳﾝ、Aftermarketｱﾙﾐ、Aftermarketｾﾝﾀｰﾏﾌﾗｰ付きで格好いいのが好きなので。
【インテリア】
　最近の軽自動車には全く及ばない収納ｽﾍﾟｰｽの少なさ。でもその質実剛健さが好み。
【エンジン性能】
　回さないと走らないのは仕方ありません。平地で時速60km出すのに、5速でも3200回転ぐらい。
【走行性能】
　軽量・ﾐｯﾄﾞｼｯﾌﾟでｺｰﾅｰﾘﾝｸﾞなら敵無し(？)。ｺﾞｰｶｰﾄのようです。
【乗り心地】
　車体の剛性不足、ﾛｰﾀﾞｳﾝのせいで乗り心地は良くない。でもｽﾎﾟｰﾂ走行向けであるがゆえにそれは不可避。
【燃費】
　ｶﾀﾛｸﾞ値を超える、17.9km/ﾘｯﾄﾙを達成。
【価格】
　平成5年式ながらも、走行距離35000km・修復歴なし・充実装備で個人的には合格点の乗り出し96万円。
【総評】
　次期ﾋﾞｰﾄの発売を待っていたら、私好みのﾋﾞｰﾄが馴染みのお店で売り出していたので即契約。
　現行の軽自動車と比較すれば、使い勝手は比較になりませんが、現行車では手に入れられない魅力があります。

楽しい車で今でも気に入っています。
が手をかけないとたまに駄々をこねます。がかわいいやつですこれからも末永く付き合っていきたいと思います。

燃費は最高で２８km最低は１１kmですが、最高の時はオーバーホール直後のならしの時で3000rpm以下で走行でしめは都市高速周回で出ちゃいました。最近はボディー合成を上げてサスも変えたので、燃費悪いです。