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『エクステリアデザインが不満』 ホンダ オデッセイ 2013年モデル マス太くんさんのレビュー・評価
オデッセイの新車
新車価格: 480〜516 万円 2013年11月1日発売
中古車価格: 35〜566 万円 (1,882物件) オデッセイ 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > オデッセイ 2013年モデル > G・EX
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2015年3月3日 02:16 [752300-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
3度目の投稿です。
車そのものの評価については過去2回で大体記しましたが、外観に関して、今まで星4つだったものを3つにさせていただきました。この部分がいまのホンダに欠落している部分であり、またそこが重要だと思うからです。
RC1で評価が分かれるところと言えば、とりわけアブソルートの乗り心地ですが...個人的には何か、違う気がしてきました。
オデッセイに限らずですが、ホンダ車のファンが、ホンダ車に求めるものは何か?ホンダ車に興味がなかった人まで、時にブームを巻き起こしてきたホンダ車の魅力って何か?
一つは、時代を作る画期的な何かを持ってる。パッケージングや、メカニズムなど。これに関しては、限られた条件の中、それで出来得る最高の仕事を目指した(ステップワゴンと部品共用せざるを得ない中、ダブルウィッシュボーンサスを失いながら、それを超低床コンセプトに昇華した)、という点においては、非常にホンダらしい仕事をした、と思います。
二つ目は、所帯じみてない、生活臭のない洗練されたデザインだと思うのです。そして、この部分こそ、いまのホンダが失ってる部分だと思わざるを得ません。
オデッセイのデザイン、何が悪いのか?スタイルは悪くありません。あれだけパッケージングを追求した車です、プロポーションには、ミニバンとして機能美さえ感じます。なのに、ずんぐりむっくりした印象を受けます。何故か?
まず「顔」がダメ。アブソルートで より顕著(グリルよりエアダム一体バンパーが前に出ているため)ですが、「鼻ぺちゃでふくれっ面」。現行オデッセイ、斜め前から近寄りながら見てください、ポンネットの真ん中が潰れて見えませんか?下から上に上がるソリッドウイングデザインを強調しすぎたために、そう見えるんです。ノーズの真ん中を少しつまみ上げるか、グリルをもう少し立てることで、もっとカッコよくなります。
次に、ベルトラインが低すぎ。ホンダの車内の居心地の伝統、「爽快」をキープするためですが...これに関しては、側方視界は良くなるので、良心的でもあるのですが...一列目席のベルトラインを、あと数センチあげるだけで、かなりシャープさが増します。
これらの欠点のせいで、鼻ぺちゃのデブに見える。ホンダと言えば低重心が売りの一つなのに、見た目はその逆。頭でっかちで、すごく不安定に見えます。中身の良さが、見た目で表現できてない。広そうには見えるけど、ホンダが目指した「上級ミニバン」には見えない。これは、ファミリーカーかコマーシャルバンのデザインです。枝葉末節のグリルデザインやテールだけ、きらびやかにすればいいってものではない。
アルファード・ヴェルファイアが出ましたね。よくできた「デザイン」です。と申し上げると、ホンダファンは趣味が悪い、と思われるかも知れません。ですが、悪趣味なのはディテールだけです。まさにトヨタのデザイナーさんがおっしゃってましたが、「箱車のかっこよさ」として、うまくまとめています。品性に劣るのは、グリルやテールだけ。そこはユーザーが望むところで、デザイナーの自慰行為に終わっていないという意味では、肯定せざるを得ない。サイドのプレスなどは、クラシックカーのフェンダーを思わせて、むしろオデッセイより上品です。あのグリルの評判がわるければ、町のドレスアップ屋さんレベルでもすぐ変えられます。
ハリアーなどは、アメリカ向けラブフォーのプラットホームを使って、車格アップするために、無理やりノーズを伸ばしてるので、側方面観は先代モデルより、明らかに破綻してる。でも、斜め前&後ろから見ると...ホンダファンとしては悔しいやら情けないやら、カッコよく見える。CRV(プロポーション・パッケージングはこちらが上)と、どっちがカッコよく見えます?どっちが売れてます?
エスティマ...パッケージング、安全装備、環境性能、全てにおいて、オデッセイが勝ってます。なのに、カタログ落ちしてもおかしくないあんな古い車が、そこそこ売れている。理由は簡単、カッコいいから。
トヨタは、アルファードネス、ハリアーネスなど、個々の車のデザインがなぜ受けるかのツボを心得ています。それを表現するためなら、デザイナーが自分の趣味を曲げることも辞さない。ホンダはいい車を作りながら、デザイナーが自己満足に陥っているのではないか?そう思わざるを得ません。
過去のホンダの名車は、機能が画期的だった。ブレイクスルーがあった。でも何より、デザインが素敵だった。初代シビック、初代オデッセイ、初代&二代目プレリュード...死語かも知れませんが、「シャレてた」。
いまのホンダ、いい車 作ってる。それはわかってる。でも、いいだけで車を買いたくなるか?
オデッセイだけの話じゃなくなっちゃいましたけど、過去のオデッセイユーザーが現行モデルを酷評されるのも、本質はこの辺りにあるんではないか?ホンダよ、もっとカッコいい、他社ユーザーの友達にも自慢できる車を作ってくれ!て部分はあるんではないか?いい車ってだけじゃ、自慢できない。
ホンダに、自分たちの会社の過去の名車のどこがカッコよかったのか、なぜいまラインナップの多くで、トヨタの牙城を崩せないのか。それをもう一度考えて欲しいです。トヨタにもマツダにも日産にもできない、洗練されたホンダデザインで。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2014年1月
- 購入地域
- 徳島県
- 新車価格
- 345万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった38人(再レビュー後:17人)
2014年12月14日 04:44 [752300-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
約一年走行しての再レビューです。
概ね満足度の高いことを前提に、マイナーチェンジ以降に望むことも含めて(ホンダというメーカーへの期待も込めて)意見述べさせていただきたく思います。
【エクステリア】
昔 ホンダ車って、日本で一番CIが確立されてるメーカーと言われてました。なおかつ、ピニンファリーナの手が入ってるとウワサされるほど、流麗なデザインでした。
ところがいまや、他メーカーもCI確立頑張ってて...最近のホンダ、正直マツダに負けてる気がします。5角形グリルも、一時期ホンダもやろうとしてたのに、結局マツダのものになっちゃったし...
エキサイティングHデザインとか掲げて頑張ってるけど、個性以前のカッコよさが今一歩。それとテールランプとか、BMWのパクリはやめた方がいいと思います。フィットはボルボのそれですし。
CIを確立する前提として、もっと注釈不要にカッコよく、なおかつ走り去った後ろ姿でも、どこのメーカーか分かるようにすべきです。
【インテリア】
上質感はありますが、本物の高級ではないと思います。
「高級」の条件って、
?素材が本物
?高精度
?質感の高さ
などと考えますが、
?インパネの木目(クラウンだってそうだけど)もステッチもフェイク
?平均的
?頑張ってる
といったところかと思います。
ですが、このクラスのこの価格にして、かなり努力してると思います(上記の条件揃えるなら、あと150万ぐらいの上乗せが必要でしょうね)
これらの条件に当てはまる国産車って、いまやごく一部になってしまいましたね。
【エンジン・走行性能】
以前3代目オデッセイに叔父が乗っていて、それに比べるともちろん(車重もあるし)劣りますが...私がミニバンに求めるものとしては「走る・曲がる・止まる」十分以上です。求める条件によって、感想はかなり変わってくるかと...
でも、いっそNAやめて、近々出るはずのシビックタイプRの2リッターターボのチューン違い(超フラットトルクにして)を、ダウンサイジングターボとして出しても面白かったのでは?
ひょっとして燃費も走りも、その方がよかったかも知れませんね。
多人数乗車を想定して、リアブレーキにも大径ディスクを採用してるところなど、そこかしこにホンダらしい良心を感じます。
【乗り心地】
足回りがこなれてきて、乗り心地さらにアップしました。路面の段差などは滑らかにいなします。
ですが、あまり整備されてない舗装ツギハギ(左右入力差の多い)道などでは、構造的な弱点が露呈します。これについては仕方ないですね。まあ今時、あまりそういう道走る機会は少ないですが...走ってもごく短時間ですし。
【燃費】
総合では新車時と変わらずリッター9キロ前後。
空いた道では、カタログ燃費近くいきます。
高速では約11〜12キロ。
【価格】
私はコミコミ約400万が安い買い物と思う経済状況にはないですが、コスパは高い車だと思います。
【総評】
総評とは言えませんが、意外と知られていない(?)RC1オデッセイの長所は、高齢者に優しいところだと思います。乗り降りの際、頭を打ちにくい、足の上げ下げが丁度いい、腰の曲げ伸ばしがつらくない。
小さな子供や若い人の同乗なら先代、先々代の走りは魅力ですが、この点は、他の車ではなかなか得られない良さではないでしょうか。おかげで高齢の両親を連れ回してあげたり、目上の方を乗せる機会も多い私は大助かりです。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2014年1月
- 購入地域
- 徳島県
- 新車価格
- 345万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった12人
2014年9月7日 23:29 [752300-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
【エクステリア】好みは人それぞれですが、押し出し重視の外観が多い国産ミニバン(アブソ含む)の中では、端正で上品な方だと思います。
【インテリア】これも、豪華ではなく、上品だと思います。例えていうと、昔のラブホテル的「豪華」じゃなくて、そこそこのデザイナーズホテルみたいな「品のよさ」が感じられます。
【エンジン性能】ホンダらしく、静かでスムーズで気持ちよく、、、それでいて、いざという時はレスポンシブルで力強い。
【走行性能】高速道路などで、後方に白黒ツートンの車がいないか気になる速度でも、ミニバンとは思えない安定感が有ります。むしろ、そういう速度にピントを合わせてるのでは?と勘ぐってしまいます。
【乗り心地】改良前のアブソユーザーの方々では賛否両論ですが、結構快適です。高級輸入車に乗ってる友人たちからも、後部座席でも不満の声が出たことはありません。
改良前アブソは(悪い意味じゃなくて、商品企画上)確信犯的にガチガチにしてありました。4代目で、看板のアブソをしなやかにしたらあまり売れなかったから。現行も、エンジン・燃費性能は、アブソ・非アブソで、実はあまり差がない。ガチ脚は、アブソらしさを強調するための確信犯です。
発売されて比較的すぐに契約しましたが、その時点でネットで試乗記もポツポツ出てましたし、定番の「すべて」シリーズも発行されてて、もちろん熟読しました。その上でアブソ・非アブソの(4人乗車で)後部座席比較試乗もして、非アブソを選びました。
【燃費】リッター約9キロ。これだけの重さの車でこの数値なら不満はありません。
【価格】妥当だと思います。
【総評】色んなシチュエーションで、大活躍してくれてます。周りの評価も上々です。オデッセイに惹かれていて、アブソ・非アブソで迷ってる方は、十分情報を見て、色んな人数で、実際に乗る可能性のある人数で、路面の悪い道なんかも試乗されてみるといいかも知れません。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- その他
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2014年1月
- 購入地域
- 徳島県
- 新車価格
- 345万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった9人
「オデッセイ 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月30日 10:12 | ||
| 2025年8月24日 17:49 | ||
| 2025年3月15日 23:32 | ||
| 2025年2月17日 23:56 | ||
| 2025年2月1日 00:08 | ||
| 2025年1月21日 19:34 | ||
| 2025年1月6日 23:02 | ||
| 2024年12月12日 10:52 | ||
| 2024年12月5日 15:27 | ||
| 2024年10月31日 19:28 |
オデッセイの中古車 (全4モデル/2,230物件)
-
- 支払総額
- 269.4万円
- 車両価格
- 259.8万円
- 諸費用
- 9.6万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 1.4万km
-
- 支払総額
- 109.9万円
- 車両価格
- 98.5万円
- 諸費用
- 11.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 11.5万km
-
- 支払総額
- 298.0万円
- 車両価格
- 283.8万円
- 諸費用
- 14.2万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 1.6万km
-
- 支払総額
- 165.8万円
- 車両価格
- 148.9万円
- 諸費用
- 16.9万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 6.8万km
-
- 支払総額
- 133.6万円
- 車両価格
- 128.2万円
- 諸費用
- 5.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 10.6万km
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