『quattro!!!』 アウディ A3 スポーツバック 2013年モデル いまだ青春さんのレビュー・評価

2014年マイチェン後モデル1.4TFSIを9か月乗って、昨年2015年式1.8quattroに乗り換えてのレビューです。

そのあたりの比較も込め、今後購入検討される方のご参考までに・・・

【エクステリア】
堂々たる如何にもアウディであり、アウディが掲げる普遍性と未来性が見事に融合したデザインだと思います。営業マンに強く勧められオプションのLEDライトを付けましたが、正解でした。最初は必要性を感じていなかったのですが、徐々に高級感を伴う満足度が高くなりました。後付けは出来ないそうなので、必須と思われます。その高級感は室内のカップホルダー廻りや室内灯等にも波及しますがこの満足度がまた大きいです。
また、都心部の一般的な立駐に入るリミテットサイズなので、私のように横並びの駐車が嫌いな人にとって、A3の車体サイズはベストチョイスと言えます。
ただトランクルームがもう少し広ければとは思います。
まあ無駄な空間を持ち歩かないというコンセプトで考えれば、決して不自由ではないのですが・・・

【インテリア】
ズバリこの車の決め手はインパネ廻りのデザインでしょう。昨今インパネ廻りがより複雑で装飾過多になる中、シンプルで飽きの来ない上質な空間で、A3のドライバーズシートに座ったとたん、一発で恋におちました。
他の方も書いていましたが、カタログや写真で見るのとは雲泥の違いがありますので、実物を体感することを強くお勧めします。

【エンジン性能】
トルクの差が与える走りの違いと言うものを如実に感じました。
高速を走っている時、なんて言うか1.4TFSIに比べると、同じスピードで走っていてもquattroの場合、常に背中を押されている感じと言うのでしょうか、息切れしません。
とは言っても、普通に走る分には1.4TFSIでも十分に爽快な走りが出来ましたが。

【走行性能】
道路がツルツルのスケートリンク状態でも、ほとんど不安を感じません。
やっぱりこの辺はquattroですよね〜
某国産の4WDと比較しても性能の差は歴然です。
A3のquattroシステムは本来のquattroシステムと違うらしいですが、十分すばらしいです。

【乗り心地】
一説にはベーシックグレードの1.4TFSの方が、乗り心地が良いとのレビューを目にしましたが、私は逆に感じています。シートのホールド感なのか、サスペンションの違いなのか、車にまったく疎い私の妻もそう言っています。

【燃費】
1.4TFSIの時は17?/Lでしたが、1.8quattroは11?/L 　(共に≒10.000?走行平均）
一年の半分以上雪に閉ざされる北海道でなければ、絶対1.4TFSIか1.4cylinder on demandを選んでいますね。

【価格】
高いです。オプション込みで500万以上も出すのなら選択肢はたくさんありますよね。
もちろん後は個々のライフスタイルに見合った総合的価値観でしょう。

【総評】
運転歴35年になりますが、A3に乗ってから、今のところ車を走らせるのが趣味の一つになっています。
総合的にみて、妙に魅力のある車だと感じています。
その結果ついつい走りすぎてしまうのが目下の悩みですが。（笑）