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スバル サンバー 1999年モデル ディアスワゴン スーパーチャージャー 4WD (MT)(2004年9月7日発売)レビュー・評価
サンバーの新車
新車価格: 153 万円 2004年9月7日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 15〜148 万円 (83物件) サンバー 1999年モデルの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは1999年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
3.81 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
3.83 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
4.34 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
4.18 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
3.83 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
3.50 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
3.93 | 3.85 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > スバル > サンバー 1999年モデル > ディアスワゴン スーパーチャージャー 4WD (MT)
よく投稿するカテゴリ
2019年1月13日 20:28 [977722-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 1 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
ディアス・スーパーチャージャー4WD TV2 |
ディアスワゴン・スーパーチャージャー4WD TW2 |
画像追加だけの更新です。
かつてスバルが製造していたサンバー。見た目もスペックもイマイチですが、中身はとってもいい奴だったんです。
【運転席・乗り心地】
ハンドルは45度くらい寝ているので、長時間運転でも肩は疲れにくいです。
バス・トラックに近いペダルレイアウトですから、右足で素早く確実にブレーキペダルを踏めます。アクセルとブレーキを踏み間違える事故が度々報道されますが、認知面に問題がなければペダルオフセットに原因があると考えます。エブリィをレンタルしたことがありますが、座席の下にエンジンがあってウルサイし、体を左に傾けないとペダルをまっすぐに踏めないので、すぐに腰が痛くなりました。構造が似ているアトレー・ハイゼットカーゴも同様でしょう。サンバーディアスワゴン(TW)・サンバーバン(TV)が無くなって、軽1BOXでお仕事をされる方は本当に体が大変だと思います。 なお、サンバートラック(TT)はシートバックが倒せないので体格の小さい私でも窮屈です。重さが1トンもあるのでスーパーチャージャー(SC)・5MTを強く推奨します。
ボンネットが短いからはじめは衝突安全面が不安になるでしょうが、視界も良くペダルがきちんと踏めるので、停止線の位置でも左右の安全確認ができる安心感の方がすぐに勝るようになります。四角いボディのため車両間隔が掴みやすく、ギリギリまで寄せられるので、スズキ・ツインより転回が得意でした。4輪独立サスペンションですから、フルキャブオーバー型のなかではかなり乗り心地はいい方です。ただし座席の真下にタイヤがあるので、路面からの衝撃はそれなりに受けます。
【走行性能・燃費】
エンジンは大変優秀です。SCによる過給で低回転から力強く、ディーゼル車のようにクラッチミートが楽でした。中間加速はターボ車に負けますが、4気筒なので発進からレッドゾーンを振り切るまで、とてもスムーズでエンジンサウンドも安っぽくなかったです。100km/h時のエンジン回転は5,000回転、レッドゾーンは7,000回転くらいからだったと思います。走行条件が良ければ最高速は、、、、(秘)
但し快適なのはTW2・SC・5MTでも80km/hまでですね。高速道路では速度を上げるほどふわふわします。大型トラックが横を通過すると風圧で半車線ほど吹っ飛ばされます。高速移動が多い方は少しでもフロントが重くなる4WDをお勧めします。TV2なら前後直結できていくらか高速安定性が高まりますが、タイトコーナーブレーキング現象に注意してください。ちなみにTV・NA・3ATの快適速度は60km/hまでですから一般の方にお勧めできません。
TW2の燃費は市街地走行で10km/L、高速道路を5速80km/h巡航で20km/Lまで伸びました。燃費悪くないですよね?宿泊代込みですよ(笑)シャワー使える所だけ調べて旅に出ましょう!
【ディアスワゴンvsディアスバン】
シートが厚い・内装材が多い・タイヤが太いTW2・SC・5MT の方が静かで快適でしたが、普段はRR・足回りが硬い・エンジンサウンドが響く・よりローギアなTV2・SC・5MTの方が快速でしたね。発進から60km/hまでの加速はZC11SよりTV2・SC・5MTの方が速かったような気がします。
TW2 とTV2で4駆の構造が異なります。
TW2は舗装路向き。ビスカスカップリングによるスタンバイ方式で、RRの回頭性にフルタイム4駆のスタビリティが加わり、峠道がとっても楽しいですが、スタッドレスを履いていてもどれか1輪が滑ると駆動が全部そこに集中してしまいます。
TV2は若干の不整地にも対応。RRと前後直結4WDを切り替えるセレクティブ方式。ノーマルタイヤでも発進しやすくなりますが、いったん滑り出すと前軸デフと後軸デフは別々に差動し、カウンターステアが効かなくなることもありますので過信は禁物です。サンバーはエンジンが低い位置にあるし4輪独立サスなので下っ腹をこすりやすいです。悪路はジムニーに任せましょう。
【荷室】
TWでも後席はあまり快適ではありません。空間的な余裕は十分にあるのですが、座席の形状が、快適に人を座らせることよりも、畳んでフラットな荷台を作ることを優先した設計なのです。荷室は広いです。最大でイチイチパレ2個分の荷物が載りますし、2人乗車で3輪原付2台(TA01とTB10)を載せたこともあります。
サンバーは車中泊も得意でした。ふとんを積んでおけば道の駅で無料宿泊ツアーができます。後席手動ウインドーも就寝中に換気調整するのに便利です。パワーウインドーだといちいち起き上がって運転席まで行ってキースイッチを操作しないといけない。就寝設備として唯一欲しかったのはコンプレッサー音が変化しないオートエアコンでした。温度設定ができればいちいち起き上がってダイヤルを回す必要もないし、コンプレッサー音が変化しなければ熟睡できるし。
【総括】
シリンダーが寝ているのでオイルが滲みやすいとか、室内広すぎてエアコンの効きが遅いとか、車体が重いからディスクパッドの減りが早いとか、赤帽サンバー専用フェンダーミラーをTWでオプション選択できなかったとか(笑)、細かい欠点はいくつもありましたが、フレームとボディが別体構造だから、経年劣化でヤレるということがなかったです。運搬車ベースのクルマってやっぱり耐久性が違うのですね。走って良し、積んで良し、寝て良し。
トヨタとスバルが業務提携し軽自動車は全てダイハツ製に統一されてしまいました。サンバーだけは残して欲しかったのですがね、これほど生産終了が惜しまれた実用車を私は他に知りません。トヨタは効率のみを追求する会社だという事が良く分かりました。
民主党政権下、高速道路の休日料金が一律千円になったときに私は登録車に乗り換えてしまいましたが、一生一台の車を選べと言われたら、今でもTW2・SC・5MTが最有力候補です。もうひとまわり大きいサイズでボクサーエンジンをリアないしはミッドに積んだ小型1BOXカーがなぜ生まれなかったのでしょうか?
参考になった45人(再レビュー後:26人)
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サンバーの中古車 (85物件)
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- 支払総額
- 128.0万円
- 車両価格
- 127.0万円
- 諸費用
- 1.0万円
- 年式
- 2011年
- 走行距離
- 5.0万km
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