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スバル WRX S4 2014年モデル 2.0GT-S EyeSight(2015年6月30日発売)レビュー・評価
WRX S4 2014年モデル 2.0GT-S EyeSight
284
WRX S4の新車
新車価格: 356 万円 2015年6月30日発売 (新車販売終了)
※ランキング順位と満足度・レビューは2014年モデルの情報です

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
4.39 | 4.32 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
3.91 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.67 | 4.11 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.60 | 4.19 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
3.79 | 4.02 | -位 |
燃費![]() ![]() |
3.78 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
4.08 | 3.85 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
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2018年1月15日 03:21 [775584-5]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 1 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 2 |
燃費 | 4 |
価格 | 3 |
2015年11月に購入したB型、ビル脚245ハイパフォーマンスタイヤ車で、レガシィB4のビル脚3リッター六気筒からの乗り換えです。
私はスバルが好きで、家族が所有していた初代レガシィから乗り初め、四代目レガシィまでセダン、ワゴンに今まで五台乗り継いで来ました。買い替えも当然スバルが候補で、よく調べてS4を買いました。しかし、3万キロ程で手放すことにしました。
代わりにハンドリングに最も感動した現行メルセデスベンツCクラスと冬専用にマークXの四駆を買いました。それと、S4のセカンドカーであった日産リーフにも乗っています。それも踏まえて書きたいと思います。
【エクステリア】
最初は好きではありませんでしたが、最近はカッコいいと思います。しかし、リアが普通車っぽくて寂しいです。一瞬カローラに似ていると思う時があります。
羽根を付けたので普通車っぽさはなくなりましたが、羽根が付いてると調子乗ってるみたいで恥ずかしかったです。
【インテリア】
今回手放すことにした大きな要因の一つがアクセルとブレーキの位置です。
アクセルとブレーキの位置が普通の車と比べると手前過ぎて、運転する時にガニ股になってしまい、足が常に折れ曲がった状態になり、足と腰が痛くて痛くてたまりませんでした。
私は腰痛持ちでは無く、今まで腰痛になったことがありませんが、S4に乗ると右腰がとても痛みました。
シートが悪いと思い、30万ほどかけてレカロのスポーツスターというシートに代えましたが、結局シートではなくアクセルの位置の問題なので、余計に腰が痛くなり、問題解決にはなりませんでした。
あまりに痛いので、セカンドカーのリーフに乗ると全く腰が痛く無くなったのでS4から少し離れました。
二週間ほど経って、やはり気のせいかと思い、S4に乗るとすぐに腰が痛みだしたので、手放すことを本格的に考えるようになりました。
S4を手放してからは腰痛から解放されました。
【エンジン性能】
S4のFA20DITの300馬力、400Nのエンジンを400万円前後で購入することは中々出来ないので、その点はコスパが高いと思います。
加速感が凄くあり、アドレナリンが刺激されますが、日本で必要な速度域の40〜70キロの中間加速はターボラグのせいで一瞬もたつきがあるため、車線変更は思った通りに動いてくれず、危ない思いをする時がありました。
エンジンは馬力、トルクがかなりあるため公道ではこのエンジン性能は活かしきれません。かと言って、サーキットでも活かしきれていません。鈴鹿サーキットで限界走行しましたが、CVTのため油温が気になり、何度かピットインしなければなりませんでした。
公道ではオーバーワークですし、サーキットではオーバーヒートの可能性があり、中途半端な感じです。
【走行性能】
S4は絶大な安定感があります。どんな時にも安定していて、地面に張り付いたような安定感、安心感があります。
どんな急こう配、急カーブでも、街中の道路と変わらないほどの安定感が感じられ、恐怖感が全くありません。
【乗り心地】
これも手放す要因の一つでした。
横揺れ、上下揺れが激しくて、かなり気になりました。
段差を乗り越えるだけでゆっさゆっさと揺れます。また、ある道路の継ぎ目をそこそこの速度で行くと上下に激しくバウンドします。ドロースティフナーやタワーバーを付けても直りませんでした。同じ様な動きをするのは、軽四とレヴォーグくらいです。まるで、スポーツ走行を嫌っているかのような動きをします。
同じ道をベンツやリーフ、マークX、アウディA4クワトロ、ポルシェケイマンで走るとかなり上手にいなしました。
【ハンドリング】
S4は四駆ではあるものの、曲がりやすい方だと感じました。アウディA4クワトロよりは曲がりやすい感じでした。
ポルシェケイマンは自分で操っているという非常に楽しい感覚を受けました。MRの良さが光っています。
ハンドリングが最も俊敏だったのはCクラスで、BMW3シリーズは50対50にこだわっているためか、ニュートラルステアで自然な動きがあるとともに重厚感がありました。電動パワステの中では3シリが最も電動パワステと油圧との違いを感じないような気がしました。
【燃費】
これだけのパワーがありながら街中リッター10前後は素晴らしいと言えます。高速オンリーでは16超えも経験しました。
【対向車等の親切さ】
運転している時の周りの対応ということで考えると、最も他の車が親切な対応をしてくれるのはS4とベンツです。その次にBMW、アウディ、マークX、レガシィ、ポルシェ、ヴィッツ、リーフでした。ポルシェは一般人の認知度が低いのか、車高が低いため小さく見えるせいか、無理に割り込まれたり、道を譲ってくれないということがありました。
ただ、ポルシェはベンツSクラスやGTRなどの車に乗っている人は逆に親切な対応をしてくれました。S4は、周りの車は親切ですが、ランエボやM3などにはなぜか煽られます。
【価格】
ボディ剛性の高さ、エンジン性能のパワーを考えるとコスパが高いですが、全体で見れば中途半端な感じが否めません。
【総評】
スバルの四駆の安定性能は世界一だと言っても過言ではありません。S4は馬力、トルクも申し分なくあり、ボディ剛性も高く、ポテンシャルの高い車だと思います。
しかし、車内に乗るドライバーの事を考えたアクセルやブレーキの配置になっていないため、車自体は良くても運転したくなくなります。また、揺れが激しすぎるため長時間運転すると非常に疲れます。エンジンもターボラグを何とかして欲しいです。
今までスバルと共に生活してきましたが、スバル車の無い生活になりました。
一度ドイツ車に乗ると基本設計があまりにも違うことに気付いてしまったため、もうスバル車には戻れないかも、とも思っています。スバルは欧州車をターゲットにしているようなので、魅力的な車を開発して欲しいと思います。
参考になった162人(再レビュー後:85人)
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
2018年1月8日 13:16 [1094113-1]
満足度 | 3 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
S4は輸入車からの乗り換えが多いと聞き、試乗にし行きました。自分はBMW 320d(現行型)に乗っています。乗った印象では確かに、アイサイトver3とツーリングアシストの機能はすごいとは思いますし、馬力とトルクの出方も素晴らしいです。高いコストパフォーマンスであることは間違いないです。 しかし、自分が一番引っかかったのは、アクセルとブレーキペダルのレイアウト及び高さです。ブレーキペダルが不自然に高く、かつ内側に位置しているため足が疲れます。短い試乗でもすごく気になりました。このあたりは、BMWには全く及びませんし、国産車ではマツダなんかの方が研究されていると思います。スポーツ志向のS4がこんな運転しづらいペダルレイアウトとは正直驚きましたが、個人の好みがあるのかもしれませんね。CVTは良くできていると思いました。購入される方は、ブレーキペダルとアクセルのレイアウトを良く確認して下さい。
- レビュー対象車
- 試乗
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
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- 自動車(本体)
- 1件
- 37件
2016年2月13日 21:29 [853929-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【エクステリア】
賛否両論ありますが、好みの顔です。一番好きなのはサイドです。特にWRXと同じブリスターフェンダーはいいですね。オプションで大型リアスポイラーを装着しました。派手なような気がして最後まで装着するかどうか迷いましたが、ダークグレーだとなぜか目立たず、付けて良かったと思っています。同僚からも評判がいいです。まだ30代なので多少のやんちゃはありですね笑
【インテリア】
T31エクストレイルからの乗り換えのためか、チープさは全く感じません。ギシギシ音も今の所皆無です。それもそのはず、先日リヤビューカメラ装着のためインパネを剥がしてみましたが、所々に干渉防止のスポンジが貼ってありました。見えないところへの気遣いが嬉しく思いました。ソフトパッド素材の使用など、高級感はないかも知れませんが、自分には十分すぎる内装です。ドアのヒンジも、改良済みなのか違和感なく開け閉めできます。
【エンジン性能】
町中ではIモードで十分です。SやS♯は怖くてアクセルが踏めません笑。もたつきを感じるというコメントもありますが、私のS4はストレスなく走ってくれます。ただ、期待していたブリッピングはさほど演出感はありません。
【乗り心地】
ビル脚&ハイパフォーマンスタイヤの組み合わせはファミリーユースには固すぎるのではと心配していましたが、さほど不快ではありません。どっしりとしたハンドル感覚には、安心感さえ感じられました。突き上げ感もそんなにひどくなく、T31エクストレイルと大差なく感じてしまいます。今は冬道なので揺れますが、乾燥路ではいい感じで走ってくれそうです。
【燃費】
レボGZを履いているのと、通勤の短距離しか走っていないので、リッター7くらいです…。これは仕方ない…。
【価格】
先代WRX STI Alineが315万から買えたことを考えると、ちょっぴり高い気もしますが、妥当な線でしょうか。担当のセールスマンは親身に相談にのってくれました。おかげで希望通りの値段で購入できました。
【総評】
車は来るまでが楽しみだとよく言われますが、この車は来てからも楽しめます。購入検討の方、安心してください。オススメですよ笑
参考になった16人(再レビュー後:9人)
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
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2015年10月26日 23:10 [869765-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 5 |
このクルマを選んだ理由は、欧州車と差別化した日本車のあり方を具現化しているからです。このクルマは、欧州車のブランド感が好きな人には、受け入れられないでしょう。エクステリアは子供っぽいとして受け入れられないでしょうし、特にインテリアはテーマ性と統一感がなく、質感も程々レベルで、自動車評論家と同様に、「欧州車に学ぶべきところあり」と、繰言のように言われるでしょう。その配列の固定観念が、ダメなんですよね。マツダのクルマは好きですが、欧州車のフォローワーと感じてしまうんです。結局、日本メーカがドイツメーカと同じことをやろうとしても、当地のベンツ・BMW・アウディには勝てないんですよ。S4は違います。GT-Rと同様、世界に通用する日本車としてのアイデンティティを感じます(最近のクラウンにも感じる)。そして、ドイツメーカにはこのようなクルマは作れないでしょう、抜群のコストパフォーマンスです。私の嫁は中国人でして、中国ではスバルは全て輸入車(日本のドイツ車と同じ)で、STIが約1000万円で売ってるのですが、その半額以下だよ、どうだ安いだろ!っと説き伏せました(笑)
【エクステリア】
上述のとおりです。
【インテリア】
上述のとおりです。
【エンジン性能】
今や、4気筒2リッターターボのスポーツエンジンは、ドイツメーカがみんな真似してますね(BMWは4気筒2リッターターボで330と名乗るヤクザ商売を始めましたが)。アルミブロックですが、レッドゾーン(6500rpmですが・・・)まで全くストレスも振動もなく、廻ります。但し、フラットトルクなので、廻してもドラマチックな高揚感は感じません。また、最大トルクが2000rpmからなので、インテリジェントモード( I )では発進時もわ〜っともたつきます。高速道路上での、低回転トルク運転追い越し加速、アクセルを踏み込んでのキックダウンさせての高回転パワー運転追い越し加速、どちらも可能な対応力は素晴らしいと思います。
【走行性能】
旋回性は、前輪Frontきエンジンとしては、文句無し。但し、ハンドリングは、よくできていると言っても電動パワステ、限界域へ近づいていく感覚は表現できていない。CVTとしてネガな部分はない(トルコンとしてはある)。
【乗り心地】
時速250km巡航をターゲットにしているかのような剛性感の高い乗り心地。高速側に振りすぎでは?300hpではしょうがないか。低速でも上質感は有り。
【燃費】
1000kmいろいろ走って、総合10.5km/リッターです。
【価格】
上述のとおり、抜群のコストパフォーマンス。C、3、A4、IS、Gのどれよりも性能が良いが、価格は安い。日本車の良心を感じる。
【総評】
S4はC、3、A4、IS、Gのどれよりも販売台数少ないので、希少性を感じます。また、自分のはGT-Sの革シートのサンルーフ付の車体色WRX青なので、日本でこれだけじゃないか?と勝手に思い込んでます。初めてスポーツセダンを買いましたが、とても満足しています。但し、パワー有り過ぎで、全開場面が一瞬で終わります。例え宝くじ当たっても、フェラーリのような更なるハイパワー車は不要だな、と実感しました(笑)
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2015年10月
- 購入地域
- 静岡県
- 新車価格
- 356万円
- 本体値引き額
- 15万円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった18人
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
2015年10月21日 00:02 [868182-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 4 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 5 |
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---|---|---|
アイスシルバー・メタリックのボディ色、太陽の下での美しさは特筆もの。 |
メーカーOPのウェルカムライティング。 |
メーカーOPの24540R18タイヤ&アルミホイール(ハイラスター塗装)。 |
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MFDに表示されるメーカーOPのアドバンスドセーフティパッケージ説明画面。 |
アプライドBになって意匠変更されたステアリングのスポーク部分。 |
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)解除スイッチ。 |
愛車デビルRX号の点検・整備のため、週末ばかりを3週連続でお世話になった代車S4。
なんだか愛着が湧き始めたこの車の魅力について、稚拙ながらも私なりにレビューしてみたいと思います。
【エクステリア】
鯉が口を開けたようなブサイク顔とシャクレ上がった顎、ハンパない腰高感と軽自動車のように小さく見えるタイヤ。我が愛車デビルRX号と同じく、写真で見る限りは失望の塊だったのも過去の話。今や見慣れた武骨なスタイリング、実物を見ればカッコいいのひと言。
ただし、予想以上にカクカクしたフロントと丸みを帯びたリアのアンマッチ、お世辞にも「流れるようなデザイン」とは言えないボディ全体の不連続性が正直言ってスバルらしくバタ臭さ全開。
ちょっと軽めのサウンドを奏でるデュアルテールパイプ、格好良過ぎてマフラー交換を躊躇わせるほど。但し、音量は若干小さめで迫力不足は否めず。
メーカーOPの245/40R18タイヤ&アルミホイール、ハイラスター塗装により明暗のコントラストが強調され、デザインのエレガントさとちょっとした厳つさが引き立ちます。
さりげなく、それでいてシッカリとその存在を主張するトランクリップスポイラー、デザインは秀逸。
【インテリア】
ミシリとも言わない内装からの異音は皆無、であるがこそ強調される耳障りなロードノイズ。
変な位置から突き出た垂れ下がりデザインのドアミラーを含め全周囲視界は極めて良好。
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)はバイクのすり抜けにもいちいち反応。過剰な警告は「慣れ」を誘発、却って警戒心を緩慢に。
フロントウインドウに映し出されるアイサイトアシストモニターはアイサイトの動作状況をより理解しやすく表示。コイツは付けて損はなし、いや寧ろ絶対に付けるべき。
STIのノーマルシートより幾分サポート力の高い運転席&助手席パワーシート、ランバーサポートもしっかりと効いて、電動シート否定派も一度は試しに座ってみる価値あり。
STIのフットレストはホンの申し訳程度の極小サイズでしかないのに対し、S4のそれは足裏ほぼ全体を乗せることができる実用的かつ機能的なもの。
限られたスペースの中に収めるべきペダル本数を考慮しても、走りを重視する「WRX」共通ネームのSTIユーザーとしては、「それはないだろ。」との思いが。
新車紹介YouTubeに登場する広報車ですら早くも擦切れ剥げてたSTIシート本革の弱々しさがS4には感じられず。これにはSTIオーナー全員がジェラシー、そりゃないぜセニョール。
リアシートISO-FIX固定バーを覆うマジックテープ式カバーの安っぽさには激しく落胆。
物凄い勢いで開くフロントドアには誰もがビックリ、気を付けないと勢い余ってそのまま千切れ飛ぶかも。
ドアの閉まる音はなぜかSTIよりも重厚。STIが「バン!」と鳴るのに対し、S4は「カフッ!」という心地いい音。ここでもSTIオーナー全員がジェラシー、そりゃないぜセニョール、アゲイン。
【エンジン性能】
EJ20のようなディーゼルトラックを連想させる独特のブルブル感が全く感じられない洗練された印象のエンジン。
滑らかさ、静かさ、振動、吹け上がり、共に文句なし。
CVTトランスミッションとの統合制御が見事に調和、不自然さ、かったるさは皆無。
常用域での使いやすさが向上し、安全運転をキープしつつも街中できっちり使い切れるジェントルな300馬力。この味付けは実に素晴らしい&スバルらしい。(ダジャレw)
【走行性能】
微低速時に「チュルチュル…」と変な音が鳴るブレーキ、低温域からしっかりと立ち上がる効きは歴代スバル車の伝統を覆すも実用的で好印象。
LSDの効きは弱めで若干物足りなさを感じるも、直進安定性とコーナリング性能の双方を高次元で両立。
高級サルーン並みに利く電動パワステ、S4の走行性能にしてはちょっと軽過ぎか。
高速走行時の安定性は抜群の性能を誇るも、アクセル全開&全閉の繰り返しにはほぼ無反応。この辺は更なる熟成が必要か。
時速65キロ以上で動作するレーンキープを体感。手放しのままでコーナーをクリア、これは最早自動運転。
300馬力を絞り出す高性能エンジンと、それを効率的かつ違和感なくタイヤへと伝える先進的なCVTトランスミッション。
これらを組み合わせた完成度の高い統合制御がドライバーに安心とドライビングプレジャーを与えます。
素早いシフトチェンジと違和感のない制御、私は好きです。
【乗り心地】
日常の快適性を犠牲にせずスポーツ性能を高めているサス、普通のセダンと思えば固い乗り心地も、突き上げ感は皆無でしなやかさも健在。
STIよりは柔らかめで車高も高め※、いい意味でのダルさも持ち合わせた足は実際よりも車が小さく感じられ、実にコントローラブル。
300馬力をものともせず思いのままに振り回せるセッティングは、初心者が荷重移動を覚えるのにも打ってつけの逸材、しかも安全w。
※諸元とは異なる結果?詳しくは小生縁側「発掘あるある代車大事典 - WRX S4 2.0GT-S EyeSight(B型)編。」
http://engawa.kakaku.com/userbbs/1804/ThreadID=1804-41/ をご覧ください。
【燃費】
試乗車なので参考程度にしかなりませんが、MFD表示で約7.4km/?だったと思います。
【価格】
性能を考えれば激安バーゲンプライス。
STIの性能と価格を考えても、お買い得なことに変わりなし。
ビル足が好みに合わず、ダークガンメタリック塗装のアルミホイールとファブリックシートがお気に入りということもあり、個人的には 2.0GT EyeSight で充分満足。
【総評】
コンピュータに隅々まで制御され、演出され、創造された走行性能が、ドライバーの期待するそれとピッタリマッチします。
高性能な車を安全かつスポーティに楽しむための方程式がぎっしりと詰まったこの車。
欧州車からの乗り換えが多いとの情報が飛び交うのも納得の WRX S4、国産セダンの中ではダントツのナンバーワンでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった12人
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自動車(本体) > スバル > WRX S4 2014年モデル > 2.0GT-S EyeSight
よく投稿するカテゴリ
2015年9月28日 22:54 [860507-2]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 5 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
満足です、見た目が好みでなければどんな性能だろうと購入対象にはなりません
【インテリア】
いたるところにシルバーを入れてわざと質感を下げている様子があります
質感を上げるために課金せよということです
【エンジン性能】
すごいパワーです改めて自分が言うまでもありません
【走行性能】
車用語に詳しくないので幼稚なニュアンスですがとにかくひょいひょい曲がってブレにくくて地に足がついている感じです
ハンドルが軽くコーナーで多少握力を緩めていても安定します。長時間でも疲れにくいと思います
【乗り心地】
新車で非常に硬いです。慣れがあるらしいのでまずは乗り続けてみます
【燃費】
当方のは245ハイパフォーマンスタイヤでカタログ燃費は下がりましたが、それでも高速では軽くリッター17を超えます
街乗りでは9〜11、ツーリングで14前後、高速で17〜20くらいです、このパワーでありながら大変満足です
【価格】
OP課金がクセモノです、多めに見ておかなければ満足までは到達し難いです
ナビの有無でも差がでますが当方感覚では、+50万で妥協、+100万で十分 +150万で満足というイメージです
一見表示価格では同系統の外車より抜けて安くも感じますが、あれこれ付加していくうちにあっというまに一部外車も競合に入るくらいには達します
【総評】
高速利用が多くこの車種を選びました
自分はさほど車に詳しくありませんので下調べに数ヶ月、商談に三週間かけたので愛着も湧き満足しています
値引きは下取り帳尻が含まれているのであまり参考になりませんがおおよそです
参考になった12人(再レビュー後:11人)
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WRXS4の中古車 (全2モデル/471物件)
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- 支払総額
- 375.5万円
- 車両価格
- 357.5万円
- 諸費用
- 18.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 5.0万km
-
- 支払総額
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- 車両価格
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- 支払総額
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