2004年9月に登場した「MINIコンバーチブル」は、英国BMWグループのMINIブランドからリリースされた2ドア4人乗りのオープンカーで、「ALWAYS OPEN」というテーマが掲げられています。BMW社以前のBMC時代の旧世代の「MINI」にもカブリオレというソフトトップ(幌)が開閉可能なモデルがあり、コンバーチブルはその伝統を引き継ぐモデルといえます。この車両のソフトトップは、約15秒で開閉可能な全自動式となっており、前端部のみ開閉可能なサンルーフ機能も備えています。また、2代目となるモデルでは、それらの機能に加えて、時速30km以下であれば走行時でも、ソフトトップの開閉が行えるようになりました。そのほか、初代では固定式だった横転時に乗員を保護するロールバーは、2代目では格納式となり、横転を感知すると0.15秒で飛び出す仕様となっています。2018年5月発売モデルのグレードは、「クーパー コンバーチブル」「クーパーS コンバーチブル」などが設定されています。このモデルでは、エクステリアに丸型ヘッドライトや六角形グリル、クローム・パーツなどを採用し、それらの要素を活かしながら最新のテクノロジーと未来的なデザインを融合して、外観の印象を一新しています。さらに、「マルチ・ファンクション・ステアリング」「ナビゲーション・システム」「ドライビング・アシスト」などの多彩な安全・快適な装備を標準で設定しています。なお、このクルマは、右ハンドルのみの設定となっています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。