いつモノコト
デスクに欲しい情報を集約 SwitchBot電子ペーパー端末の”そこにある”魅力
2026年7月26日 09:30
デスクで作業をしていると、今の時間や気温、今日の天気をふと知りたくなる場面があります。スマホを見ればわかるのですが、そのたびに手に取って画面を開くのは地味に面倒です。筆者はこの小さな手間を減らしたくて、机の上でパッと確認できる情報端末を探していました。
そこで導入したのが、SwitchBotの「スマートデイリーステーション」です。7.5インチの電子ペーパー(E Ink)に、時計やカレンダー、室内外の温湿度、一週間ぶんの天気予報などをまとめて表示できる製品です。定価は15,980ですが、セールを使って11,980で購入しました。
本体は写真立てのような形で、厚さは15mmほど、重さは約310gです。背面のスタンドを立ててデスクに置くほか、付属の壁掛けブラケットを使って壁に取り付けることもできます。背面にはUSB Type-Cの給電ポートがあり、ケーブルをつなげば常時給電できます。バッテリーも内蔵しているので、ケーブルなしで好きな場所に置くこともできます。
実際に使ってみて、まず電子ペーパーの見やすさに感心しました。画面が大きめなので文字も数字もはっきりしていて、少し離れた場所からでも数値を読み取れます。表示が切り替わるときに一瞬だけちらつきますが、そう何度も見るものではないので気になりませんでした。バックライトを内蔵しているため、部屋を暗くしても表示はしっかり読めます。
筆者は主に、時刻と室内の温度をさっと確認するために使っています。本体は温湿度センサーを内蔵していて、置いている部屋の温度と湿度を自分で計測します。必要に応じてSwitchBotの温湿度計を追加すれば、本体と合わせて最大4箇所の温湿度を1画面で見られます。
時間や気温だけでなく、一週間ぶんの天気やその日の気温変化などをまとめて見られるのも助かります。朝に予定を考えるとき、この先数日の天気と気温が一覧で並んでいると、傘や服装の見当をつけやすくなりました。
アラームも最大3つまで設定できます。音量は20dB、50dB、80dBの3段階から選べて、鳴っているときは本体上部のボタンで停止やスヌーズができます。
この製品で触っていて楽しいのが、画面のカスタマイズです。最近のアップデートで、Webブラウザ上のエディタから表示する画面を自分で組めるようになりました。手軽なのは、用意されたテンプレートから選ぶ方法です。天気やスケジュール、株価、ニュースといったカテゴリのテンプレートがマーケットに並んでいて、気に入ったものを選ぶだけで画面ができあがります。種類はまだ多くありませんが、今後増えていけば選ぶ楽しみも広がりそうです。
イチから自分で組みたいときは、エディタで部品を並べます。温湿度や降水確率、24時間の天気、直近の予定といった部品が用意されていて、好きな位置にドラッグ&ドロップで置いていきます。
作った画面はデバイスごとに最大4ページまで登録できて、本体下部のボタンで切り替えられます。情報をまとめたページと予定を並べたページを分けておけば、ボタンひとつで見たい画面を呼び出せて便利です。
筆者は時刻と温湿度、24時間の天気、5日間の予報、直近の予定を並べた画面をメインにしました。デフォルトの画面は情報量が多いのですが、自分がよく見るものだけを1枚にまとめると、必要な情報がさらに目に入りやすくなります。
予定を大きく見せたいときは、スケジュール向けのテンプレートに切り替えることもできます。当日の予定はもちろん、3日ぶんの予定を並べて先の予定まで見渡すこともできました。
ただ、自由度が高いとまでは言い切れません。デフォルトの画面に使われている表示が、カスタマイズでは部品として選べないことがありました。カスタムHTMLのように一から自由に組む方法も用意されていません。予定の表示も当日ぶんの直近3件までで、カレンダー全体から近い予定を3件拾ってくるような使い方はできませんでした。このあたりの柔軟性が上がるアップデートがあれば、もっと使いやすくなりそうだと感じます。
画面にはSwitchBotのシーンを呼び出すボタンを置くこともできます。筆者はこの機能を使っていませんが、普段からSwitchBotでシーン操作をよく使う人なら、そのボタンから家電をまとめて動かせて重宝しそうです。ほかに「AI暮らしナビ」や「今日のひとこと」といった表示もありますが、筆者は情報を見る用途に振り切って使っています。
バッテリーはフル充電でおよそ1年もつとされています。筆者はまだ1週間ほどしか使っていないので実際の持ちは何とも言えませんが、1回の充電で1年使えるなら気楽です。デスクに置いて常時給電しているので電池持ちはそれほど気にしていませんが、電源のない場所にも気軽に置けるのは嬉しいところです。
気になったのは、画面まわりのベゼルです。少し広めで、その分だけ野暮ったく映ります。ただ表示の見やすさを損なうものではなく、置いてしまえばそれほど気になりませんでした。
情報をまとめて一覧できる端末として、スマートデイリーステーションはデスクによく馴染んでくれました。カスタマイズの自由度にはもう少し伸びしろがあると感じますが、電子ペーパーの見やすさと置き場所を選ばない手軽さは十分に魅力的です。スマホを開かずに、時間や天気、室温をさっと確認したい人に向いています。








