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RTX 5090すら15fpsの絶望負荷!超・過酷GPUベンチ「NukeMark」
2026年7月31日 10:31
70するGeForce RTX 5090でも、たった15fpsしか出せない。ノルウェーの企業EzBenchは、そんな過酷な商用GPUベンチマーク/ストレステスト「NukeMark」をSteamで早期アクセス版として提供開始した。価格は2,300。
NukeMarkは、Epic Gamesが2025年11月にリリースしたエンジン「Unreal Engine 5.7」をベースに構築したベンチマーク。実際のゲームエンジン内で実行されるストレステストとしては、これまででもっとも要求の厳しいものになるよう設計されている。
このベンチマークが特徴としているのは、これまで長年レビュー担当者が使ってきた合成的な「パワーウイルス」ループや単一コンポーネントテスターとは異なり、「敵対的な設計」を目指している点だ。つまり、一般的なゲーム開発ではGPUパフォーマンス予算を考慮して画面を滑らかに動かすことを目指しているが、NukeMarkはGPUの限界や隠れた不具合を暴くことを目的として、その予算を一切考慮せず負荷を容赦なくかける仕組み。
そのため、Unreal Engine 5.7が持つあらゆる新技術を山盛り詰め込んでいる。Nanite仮想化ジオメトリをはじめ、MegaLightsマルチライトシステム、ハードウェアレイトレーシングによるLumenグローバルイルミネーションと反射、そして8K仮想テクスチャを同時に処理させることで、高い負荷を生み出すとしている。
特に、GPUをオーバークロックさせたときに失敗しやすいテストも搭載している。Lumenを使ったハードウェアリアルタイムレイトレーシング(RT)は、高密度なNaniteジオメトリ上にBVHを構築して走査し、ラスタライズされた合成画像では決して触れることのない正確な経路を通るため、欠陥が露呈するという。
2種類の負荷テストを搭載しているのも特徴。シーンの1つである「Emberhold」は、数百もの要求の厳しい光と影でハードウェアリソースを消費し、GeForce RTX 5090でも15~20fpsしか出せないようにしている。
もう1つのシーン「Pandora」はメモリを攻撃対象とし、4K解像度で12~15GB以上のVRAMを消費し、GPUの演算能力が限界に達する前に容量の問題を露呈させる。設計段階から8Kテクスチャを採用し、ほぼ完全にカスタムアセットで構成されているため、このVRAM消費量を達成できたという。
このほか、DLSSを利用したアップスケール実行時とネイティブ解像度実行時の結果を分離し、信頼性を確保した。さらに、マシンのハードウェア性能、安定性、および出力を、テスト間で一貫性を保つスケーリングスコアにインデックス化している。
なお、NukeMarkは既存のベンチマークに取って代わるものではなく、それらと並行して使用できるような設計がなされている。これまでの合成負荷やコンポーネントテスターではカバーされていなかった、GPUの最新レンダリングパイプラインをテストできるのが特徴。ゲーマーやエンスージアスト、システムビルダーにとって、高負荷環境下における有用な性能評価手段になるとしている。
NukeMarkはこれまでのGPUベンチマークとは一線を画す超高負荷設計ではあるのだが、冷却や電源が貧弱だとその問題も露呈しそうだ。手元で動作させる際は、抜かりなく各所の温度をチェックし、高価なGPUを燃やしてしまわないよう注意されたい。





















