プロテリアル(旧日立金属)は、人的資本を最大限に活用する戦略的人事を目的に、オラクルの「Oracle Fusion Cloud Applications」のタレントマネジメントを、国内外の経営幹部および候補者を対象に採用した。将来的には全従業員への拡張やキャリア開発などへの業務拡大も視野に入れる。1月22日に日本オラクルが発表した。
自動車や産業インフラ分野へ高機能材料を提供しているプロテリアルグループでは、世界水準の組織運営と次世代リーダーの選抜・育成に注力している。今回、同製品の一部である「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management(HCM)」のタレントマネジメントを利用することで、国内外の幹部候補生の人事データを一元管理し、有望な人材の分析や特定など、人材戦略の立案と意思決定の向上を図る。
採用の決め手となったのは、同製品の人事プロセスに組み込まれる生成AIやAIエージェント、および四半期ごとに追加される最新機能を、追加コストをかけずに迅速に利用できる点。また、操作手順やベストプラクティスをリアルタイムにガイドする「Oracle Guided Learning」により、システム利用時の負担を軽減し、現場への迅速な定着を促進できる点も重視された。さらに、グローバルでの豊富な導入実績と強固なセキュリティに加え、人事プロセスをシームレスに連携できる点も、戦略的人事の基盤として高く評価された。
Oracle Fusion Cloud Applicationsは、AI機能が組み込まれた統合クラウドアプリケーションスイートを提供する。財務・オペレーションを支援する「ERP」や、従業員ライフサイクル全体のタスクを自動化する人事プラットフォーム「HCM」を中心に、サプライチェーン管理(SCM)や顧客体験(CX)までを網羅する。
プロテリアルの最高人事責任者(CHRO)中島豊氏は、「今回の導入を機に、より戦略的な人的資本経営と、グローバルレベルでの人材の最適配置を推進していきたい」とコメントしている。

