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乗り比べでわかった雨での確かな安心感。ミシュランが電動化時代でも「エコタイヤ」を作らないワケ
掲載 carview! 文:山田 弘樹/写真:日本ミシュランタイヤ 13
タイヤがエコなのは当たり前
日本ミシュランタイヤが、栃木県にある「GKNプルービンググラウンド」で「ミシュランサステナブル試乗会2024」を開催した。
これは文字通り、ミシュランタイヤのサスティナビリティ(持続可能性)を体験するための試乗会だ。よって今回は新製品の試乗こそながったが、既に発売されている4種類のタイヤを様々な角度から確認するメニューによって、ミシュランタイヤの性能とコンセプトを確認することができた。
ところでタイヤのライフサイクル(製造から廃棄まで)において、最もCO2が排出される場面はどこだかご存じだろうか? そう、それは走行中だ。ミシュランいわく、製造・輸送・走行・廃タイヤの輸送・再利用・原料の調達、そして製造へと再び戻るライフサイクルにおいて、タイヤを使用しているときに排出されるCO2の量は、63~96%にも及ぶのだという。
つまりタイヤに課せられるCO2削減方法で、最も重要なのは「低燃費なタイヤを作ること」になる。なおかつ耐摩耗性を向上させて、タイヤが持つ初期性能を可能な限り持続させることが大切だ。なぜならそれが資源の節約や製造時のCO2排出量削減、そしてユーザーの安全につながるから。
タイヤを作る会社がタイヤの生産本数を減らそうと努力するのは一見矛盾した行為に見えるが、ミシュランタイヤはこうして環境を守ることが、自身に課せられた役目だと自覚している。
だからこそ彼らは、1992年という早い段階からヨーロッパで「ENERGY MXT」を、翌年日本でも「MXGS Green」を発売した。いわゆる「エコタイヤ」のはしりだ。そして現在はここから始まった技術が、全てのタイヤに盛り込まれている。
いまミシュランのラインアップには、いわゆる「低燃費タイヤ(エコタイヤ)」というジャンルが存在しない。「ENERGY(エナジー)シリーズ」がホームページ等で低燃費タイヤを謳っているが、それはこのタイヤがミシュランのラインアップで最もベーシックなタイヤであり、全ての基本となるためだ。「e・PRIMACY(以下:e・プライマシー)」が、“エコタイヤ”ではなくミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る“プレミアムコンフォートタイヤ”と位置づけられているのはそのためである。
つまりミシュランにとって、タイヤがエコ性能を備えることは当たり前。その上でどれだけ、それぞれのタイヤに求められる性能を伸ばすかがミシュランタイヤを評価するときの指標となる。そしてこれを体感するために、今回のサステナブル試乗会が開かれたというわけである。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>雨でも絶大な安心感! 本当に低燃費!?快適で走りも愉しいミシュラン「プライマシーシリーズ」を徹底比較したら驚きの連続だった!【PR】
みんなのコメント
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2024/7/26 14:35ミシュランは技術以上にブランディングが上手いと思う。
ミシュラン=プレミアムタイヤというイメージ作りが大成功していますから。
同じ海外メーカーのコンチネンタルとかグッドイヤーとかはその辺が下手だよなあ。-
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2025/8/06 15:00ミシュランの1度目はPS4を海外のtyrereviews.comの評価を信じてグリップと快適性のバランスが良いイメージでタイヤ替えた。
結果、兎に角ロードノイズが煩くて閉口した。
あまりに煩くて車体側のデッドニングをしたほどだった。25000キロほど履いてハイドロプレーニングが起こったので、国産のFK510に履き替えた所、クルマが2クラスぐらい上がったと思うほど本当に快適になった。
2回目はクルマを買い換えたら純正タイヤがプライマシー4だったが、コレはPS4ほど酷くはないがミシュランがプレミアムコンフォートと自称するほどではなく、荒れた路面ではやはりロードノイズが大きかった。
こちらも少し前にREGNO GR-XIIIに履きかえて、静粛性と快適性が非常に上がり、燃費も10%ほど伸びた。
ミシュランを履いて思うコトは、アウトバーンを意識し過ぎて、日本の道路環境に合っていないタイヤにつきますね。-
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