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次期Sクラス、インテリジェントドライブとは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:メルセデス・ベンツ日本
「インテリジェントドライブ」を次期Sクラスに搭載
メルセデス・ベンツのジンデルフィンゲン工場には巨大なドライビングシミュレーターが設置されている。天井まで吹き抜けとなった空間には昆虫のような六本の脚を持った大きなカプセルのような部屋が鎮座しており、その中にはメルセデス・ベンツSクラスが1台。その周囲は360°スクリーンとなっており、運転席に座ると、ここに車体周辺の映像が再現される。しかも素早く、複雑に動く6本の脚、時速36km/hで移動できる長さ12メートルの運動再現用レールなどの働きで、実車の運転ときわめて近い状況を体感できるのだ。
そのメルセデス・ベンツの安全装備の開発への貢献度は計り知れない。何しろ実際の危険とは無縁に、様々なデータ取りができるのだから効果は大きい。
「インテリジェントドライブ」と題されたテックデー、先進技術体験会では、このドライビングシミュレーターにて、2013年前半にも登場予定の次期Sクラスに搭載予定の最新の安全技術を実体験できた。
「ステアリングアシスト搭載ディストロニックプラス」は、ステレオカメラの映像で車線を認識し、EPSを制御してクルマを車線内に収める機能だ。EPSの制御は滑らかで、ギクシャク感無く快適に車線内をキープしてくれる。一方、「アクティブレーンキーピングアシスト」は対向車、あるいは隣レーンの車両が居る状況でレーンを外れそうになると、片側のブレーキをかけて車体の向きを変えて、それを防ぐ。
面白いのは同じ向きを修正するのにも、EPSとブレーキのふたつの制御が混在していることだが、両方を試すと、EPSが不意に操舵されるとドライバーとしてはつい進路を修正したくなるのに対して、ブレーキ制御であれば「あ、自分の運転が疎かになっていたんだ」との察知に繋がるということである。
同様に進路を修正するのに、2つの方法を使い分けていることには、ちゃんと理由があるのだ。
「クロストラフィックアシスト搭載ブレーキアシストプラス」は、目の前を横切る車両や歩行者を検知して瞬時にブレーキアシストを起動する。シミュレーター上、交差点でいきなり右側からトラックが出てきたのだが、すぐに反応してブレーキペダルを踏めば、ギリギリ急減速することができた。
こうした機能は出しゃばり過ぎては邪魔だし、介入が遅過ぎたらぶつかってしまう。微細な煮詰めには、まさにシミュレーターが大きな役割を果たしたはずだ。
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