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ノート e-POWER ニスモ S追加 パワー2割増しで価格はどう?
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
9月25日、日産ノートシリーズに「ノート e-POWER ニスモ S」が追加されました。エクステリアやシャーシなどは「ノート e-POWER ニスモ」と共通で、モーター出力をニスモの80kW(109ps)から100kW(136ps)に、最大トルクを250Nmから320Nmへアップしました。パワーアップに対応するため発電用エンジンの出力をニスモの58kW(79ps)から61kW(83ps)にアップし、インバーターの基盤変更、駆動モーターの高回転化などを行っています。また上がった駆動負荷に耐えるため、減速機のベアリングを強化しました。
その他には走行モードをニスモの4パターンから6パターンに増やしました。その1は「Dレンジ」で通常モード。その2は「Bレンジ」で回生ブレーキの減速力が強くなります。その3は「Sモード」で出力とトルクの立ち上がりが強くなります。その4は最強モードとなる「Sモード」&「Bレンジ」で、さらに出力とトルクの立ち上がりが強くなるのと、常時発電アシスト状態、すなわちエンジンがかかっている状態となります。これによりいつでも最大出力に対応します。さらに「Bレンジ」なので回生ブレーキの減速力は強くなります。その5は「ECOモード」で低燃費モードですが、これまでの低燃費モードはスロットルの踏み込み量に対してクルマが反応しない「不感帯」があったことでリニア感が損なわれていたことと、踏み込み量が多いことで足が疲れるといった影響があったため、「不感帯」を少なくしてペダルの踏み込み量を抑えるようにリセッティングしました。その6は「ECOモード」&「Bレンジ」で雪道走行に適したモードとなり、穏やかな加速と回生ブレーキが強めに効くことで、滑りやすい路面でブレーキを使わない減速が可能になります。
シャーシとサスペンション、タイヤ・ホイールはニスモと共通で、シャーシは下回りに6箇所の補強を追加、フロントサスペンションは減衰力アップとネガキャン化、スタビライザーのばね定数もアップ。リアサスペンションはばね定数と減衰力がアップ。ホイールは軽量化された16インチでタイヤは195/55R16というサイズです。インテリア、エクステリアもニスモと共通となっています。
編集Kがテストコース内でニスモとニスモSを比較試乗しました。通常モードでニスモとニスモSの違いを感じることができ、アクセル開度に対しての加速感が高まっていました。最強モードとなる「Sモード」&「Bレンジ」では0km/hからのスタートで320Nmが100%発揮されるモーターならではの力強いトルク感で、背中をグッと押される程の加速感を味わうことができるほどパワフル。走りもスポーツモデルに乗っていると感じさせてくれるもので、それなりのスピードでタイトなコーナーに進入して意地悪に舵を切り足しても曲がってくれます。乗り心地は硬めで路面のこまかな凹凸をお尻に伝えます。
価格は267万1920で、ニスモの248万8320に対して約18アップ。ヘッドライトがハロゲンからLEDが標準になっているのと、パワーアップ分がプラスされたと思えばニスモに対しては高くなった感はなさそうですが、オプションでインテリジェントクルーズコントロールやレカロシートなどを付けたら300以上になりそう。5ナンバー枠のコンパクトなサイズで家族を乗せて普段使いしつつ、たまのスポーツ走行にも応えてくれそうな「ノート e-POWER ニスモ S」のこのお値段、高いと取るか、安いと取るか?
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