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SHARES60でボルボはどう生まれ変わったのか?考察
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:中野 英幸
アウディにも通じるインテリアの質感
09年にクロスオーバーコンセプトを掲げて登場したXC60から、ボルボは大きく生まれ変わった。質感の高い内外装の造りに加えて、走りの質感が大きく高まったからだ。XC60が登場した当初は、その質感の高さはXC60だけの可能性もあったのだが、ミディアムセダンのS60がフルモデルチェンジを果たし、共通する質感の向上を確認できた今、ボルボは生まれ変わったと確信した。
S60を語る上でまず伝えるべきは、メーカーが強くアピールする歩行者との衝突を防ぐ新技術「ヒューマンセーフティ」なのかもしれないが、それ以上に質感の高さに感心したので、まずはこの点から語っていくことにしよう。
まずは存在感のあるデザイン。特に専用の大開口エアインテークと迫力を増すディアルエキゾーストパイプ、さらにはリアディフューザーを備えたR-DESIGNは、スポーティテイストやカッコ良さが際立っている。
インテリアはセンタークラスター周りのボタン数が多く直感的な操作は難しいが、各部のデザイン性の良さに始まり、ボタンの操作フィーリングやシートの出来の良さなど、高級感が高い。その分野で定評のあるアウディの仕上がりに肩を並べるとさえ感じる。
しかも、ウッド素材の使い方やデザインや色のせいか、機械的な無機質感が抑えられ、座るとホッとする暖かさがある。これが北欧テイストなのだと説明されれば、妙に納得してしまう独特な雰囲気が漂うのだ。
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