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SHARE世界有数のクルマ飽き大国!? だから“新”カワイイが生まれた?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
※カービュー・メールマガジン 2015年7月3日号のコラムより転載
先日、チャンスがあったのでカワイイと評判の新型アルトラパンのデザイナーを直撃してみました。というのも不思議だったわけですよ。初代、2代目と評判だった内外装が大きく変わったのが。角目ライトをカワイイ丸目にしたのはいいとして、全体がやけにサッパリシンプルに。聞けば、今回大きくデザインアプローチを変えたようで、角のRを今まで以上に丸くした“まるしかくい”フォルムにしたのと同時に、全体のバランスをこれまで以上に上品に。松島さん曰く「世界に通用するジャパニーズデザインにしました」とのこと。
しかし、なんで日本はこんなにカワイイ系デザインが発達するんでしょうかね?
「一つは海外、特に欧州ではクルマに対する思い入れが深く、カーデザインはこうあるべき、インテリアはこうあるべき! という想いが強すぎることが背景にあります。クルマを使う歴史がまだ浅い中国やアジアもそれは同じです。ところがニッポンはクルマの歴史が長い割にこだわりが少ないし、すぐフルモデルチェンジして消費しちゃうので次に目が行くんです」
つまり、ニッポン人はクルマに飽きてるってことですか?
「そうとも言えると思います。じゃないとこんなカワイイデザインは生まれないでしょ(笑)。SUVもそうです。今、世界的にブームですけど、ニッポンは90年代のRVブームで消費し尽くしちゃったから」
まさに世界に冠たる“カーデザイン消費国”であり、“自動車飽き民族”ニッポン。だからこそ目新しい、ユニークなものが次から次へと生まれ、飛びつくとも言えるのだ。
同様にコンビニのドリンク棚の競争も物凄いとか。「なんとかコーラ」に「なんとか茶」、次から次へとニューテイストが生まれて、一ヶ月ぐらいで判断されて次に移る。中には「もっと長く飲みたかったなぁ」というドリンクもなくはないのに。熱しやすく冷めやすいニッポン。新しさを楽しめるのもいいけど、大切なものを次から次と捨て去っている気にもなったのは、決してオザワだけではないのでは?
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