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SHARE次期Bクラスをギリ出し 注目の安全技術とは?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏
次期Bクラスをギリ出し 注目の安全技術とは?
■新たなFFプラットフォーム
メルセデス・ベンツのコンパクトモデルはこれまでのサンドウィッチ構造を止めて全く新しい自社製のFFプラットフォームを開発、贅沢なことにAそしてBクラスと2種類のボディまで用意して万全に備えている。
フラットでスポーティなデザインを持ったAクラスは若者向けで今回その全容が公開されたBクラスはハイルーフの特徴は残し、アイポイントの高いドライビングポジションに慣れたシニア・ユーザーの再獲得を狙っている。
■レッグルームはSクラスと同等
今回フランクフルトで世界初公開される新型Bクラスのサイズは全長4359mm×全幅1786mm×全高1557mmと、旧モデルよりも86mm長く、9mmワイドで、46mm低くなっている。
この結果、リアのレッグルームは976mmもありSやEクラスと同等のスペースを提供。さらにリアシートは140mm前後へアジャスタブルなのでトランク容量は5名乗車時でも488~666リッターへと変化させることができる。
■エクステリアはキープコンセプト
全体的なシルエットは基本的にはキープ・コンセプトながら、グリル、ヘッドライト、サイドを走るキャラクターライン、グリーンハウスなどにスポーティな新しいメルセデス・ベンツを発見することができる。
また燃費対策のために空力性能を向上させており、前輪の特別なカバー、ホイールハウス、そしてホイールデザインなどの形状を改良した結果、Cd値は0.26とこのクラスでは最良の結果を出しているのだ。
■メルセデスのセオリーを覆すインテリア
まず正面のナセルにはタコメーターとスピードメーターの2つの丸形メーターが並んでいるが、この光景は旧メルセデスでは考えられなかった。すなわちこれまでの比較的高年齢のメルセデス・ベンツ・オーナーにとって、走行中にもっとも大事な要素は速度だったのである。まあメルセデス・ベンツとしては大胆な革命と言えるかもしれない。
5.8インチと7インチが選択できるマルチ・インフォメーション・モニターはiパッド風デザインで、格納式ではなくダッシュボード上に固定されている。
■4種類のBクラスを用意
新型Bクラスでは「クローム」「スポーツ」「エクスクルーシブ」「ナイト・パッケージ」と4種類のトリムが選択できる。
4種類のエンジンは全て新たに設計されたものである。4気筒直噴ガソリンターボ・エンジン(開発コードM270)は排気量1.6リッターで、2種類のチューンがある。B180には最高出力122psと200Nm、B200では156psと250Nmというパワーアップ版が搭載されている。
ディーゼル・エンジンはOM651をベースに排気量を2.2リッターから1.8リッターへダウンサイズし、さらに横置きタイプへと設計変更したものである。こちらも2種類のチューンがあり、B180CDIに109psと250Nm、B200に136psと300Nm版が搭載される。
■自社開発の7速DCTも登場
トランスミッションも新設計。横置き6速MTの他に、自社製の7速DCT(デュアルクラッチシステム)が搭載される。もちろん両モデル共にアイドリングストップが装備されていることは言うまでもない。
サスペンションではフロントがマックファーソンだが、リアには4リンクを採用。アジャイルでありながら快適と、相反する要素を高い次元で満足させているようだ。さらにスポーツ・パッケージには20mmローダウンしたスポーツ・サスペンションも用意され、よりスポーティなダイナミック性能を求める人々の要求に応えられるようにしている。
ステアリングホイールはスタンダードでデュアル・ピニオンを持ったEPS(電動パワーステアリング)で、前述のスポーツ・パッケージはメカニカル可変システムを持ったダイレクト・ステアリングも用意されている。
■衝突回避ブレーキシステムを標準装備!
しかし、Bクラスの売りはなんと言ってもコリジョン・プリベンション・アシストと名付けられた衝突回避緊急自動ブレーキ・アシスト・システムである。ミリ波レーダーを使ったこのアシストシステムは最終的な停止操作までは行わないが、衝突を回避あるいは軽減するには効果的なシステムであり、それを標準装備したところに安全性を最優先するメルセデス・ベンツの良心が見える。
このBクラスは11月からドイツを中心とした欧州で発売が開始されるが、現時点では価格はまだ発表されていない。
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