| CARVIEW |
dev2.ts-export.com/carview.php?tsp=https:/carview.yahoo.co.jp/article/detail/0664dc54fe56fe1aa87953e9aeac3e44fdf5e9ff
SHARE新型カングーのエンジン選び。オススメは断然ディーゼル、その理由とは?
掲載 carview! 文:工藤 貴宏/写真:ルノー・ジャポン 38
買うならガソリンとディーゼルどっち?
――3代目へと進化したルノー「カングー」。ガソリンモデルに加えて、新たにディーゼルモデルが追加された。悩ましいパワートレイン選び、どちらがオススメなのかを考察する。
>>カングーの価格・スペック詳細はこちら
>>カングーのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
ディーゼルがカタログモデルへ昇格

待望のフルモデルチェンジで3代目へと進化したルノー「カングー」が、ついに日本へ上陸した。そんな新型カングーの詳細を見て、喜んだ人も多いに違いない。先代のカタログモデルにはなかったディーゼルエンジンが、ついに正式なカタログモデルに昇格したのだ。
これまでのガソリンに加えてディーゼルとパワートレインの選択が広がったのである。これは朗報に他ならない。
詳しい人にとっては今さらの話となるが、みんながみんな、カングーの事情に詳しいとは限らないから説明しておくと、確かに先代カングーにもディーゼルエンジンのモデルは用意された。
しかしそれはカタログモデルではなく、先代カングーとしては日本向けの最後の仕様となるわずか400台の限定車に過ぎなかったのだ。もちろん400台なんて瞬殺で、中古車市場では驚きの高値で取引されている。とてもじゃないが「手の届きやすい仕様」ではなかったのだ。
しかし、新型は違う。限定車ではなくカタログモデルだから、納車までに時間はかかるかもしれないが誰でも手に入れることができる。ある意味、カングーの歴史に新しいページが開かれたと言っていいのではないだろうか。
>>カングーの価格・スペック詳細はこちら
>>カングーのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
ディーゼル特有のネガはほぼナシ

実はもうひとつ、新型のディーゼルには先代との大きな違いがある。トランスミッションだ。
先代のディーゼルエンジンは、組み合わせるトランスミッションがMTのみだった。これは一部のカングーファン(カングーは今どき珍しくMT比率が他車よりも高い)からは熱烈な歓迎を受けたものの、「MTじゃ買えない」と断念した人がいたのも事実。
でも新型はATとの組み合わせだから、間口が広がったのは間違いない。(「MTはないの?」という声もあるかもしれないが、それは今後に期待!)
ディーゼルエンジンは基本的に先代の最終限定車に搭載されていたもので、排気量1.5Lの4気筒ターボ。実際に乗ってみたところ、ディーゼル特有の振動は皆無で、音も意外と小さく、走り始めれば全く気にならない。これなら積極的に選んでもいいなあ……と思える仕上がりだ。
>>カングーの価格・スペック詳細はこちら
>>カングーのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
ディーゼルがオススメの理由

一方で、そんなディーゼルの設定がまた新たな悩みを生むこととなった。先代では基本的になかった、「ガソリンがいいか? それともディーゼルを選ぶべきか?」という大問題が勃発したからだ。なんとも悩ましい。
結論から言えば、筆者のオススメはディーゼル。その理由を書いていこう。
まずは、トルクフルな走りだ。ルノー・三菱・日産のアライアンスがメルセデス・ベンツと共同開発したガソリンエンジン(排気量1.3Lの4気筒ターボ)は最高出力131psで最大トルクは240Nm。
これも排気量からは想像できない力持ちで、不足なくカングーを走らせる。だから積極的に選んで問題はないのだが、やはりディーゼルに乗るとディーゼルの力強さが魅力となってくるのだ。
ディーゼルエンジンの最高出力は116psで、最大トルクは270Nm。「なんでディーゼルのほうが最高出力は小さいのに加速が力強いの?」と思うかもしれないが、注目すべきは最大トルク。ディーゼルのほうが1割以上大きな数値で、それがものを言うのだ。
ディーゼル車のほうがグイグイと車体を前へ押し出していく感覚が強い。そして、アクセルを踏み込まなくて済むから運転がラクなのも魅力だ。
一方で、ガソリン車の走りの魅力はエンジンの伸びやかさであり、「加速が力強いディーゼル」対「伸びやかなガソリン」という図式となる。これは好みなので最終判断は乗り比べて自分自身の感性とのマッチングで決めるしかないのだが、筆者が買うならば日常での運転しやすさを重視してディーゼルを選ぶ。
カングーの魅力をさらに引き出してくれる

そして、もうひとつのポイントは経済性だ。確かに、ディーゼル車はガソリン車よりも車両本体価格が高い。同じグレード同士で比べると、ディーゼル車は消費税込みで24万高い値付けとなっている。
一方で、ランニングコストはディーゼル車のほうが安い。理由はふたつあり、燃費と燃料単価だ。燃費は、カタログ記載のWLTCモードでガソリン車が15.3km/Lに対してディーゼル車は17.3km/Lとディーゼル有利だ。
そのうえで燃料単価は、ハイオクガソリン指定のガソリン車に対してディーゼル車に使う軽油は2割ほど安い。燃費と燃料単価の両面から、ディーゼルは有利なのだ。
試しに、実燃費をカタログ値の1割落ち(ガソリン車13.8km/L,ディーゼル車15.6km/L)と仮定し、燃料単価をハイオク165、軽油130として計算してみると、1000km走るのに必要な燃料代はガソリン車が約1万1957でディーゼル車は約8334となる。
つまりディーゼル車の燃料代はガソリン車の2/3ほどで、1000km走るごとに3623の差がつく計算だ。
この試算でいえば、約6万6000キロを走ればディーゼルを選んでも車両価格の差を回収でき、そこから先はディーゼルのお得感が強まるばかり。
試乗会で同じルート(高速道路と一般道が半々程度で渋滞はない)をできるだけ同じペースで走った実燃費は、ガソリン車が15.2km/Lでディーゼル車が19.2km/Lとカタログ値よりも差が大きかった。なので、実際には6万キロも走らなくても車両価格の差を取り戻せそうだ。ある程度の距離を乗るなら、ディーゼルのほうが魅力ではないだろうか。
カングーはどこかへ出かけたくなるクルマだ。そんな時は、燃料代の負担が少なく財布にやさしいディーゼル車のほうが気軽に遊びに行けると思うのは筆者だけではないに違いない。そんな意味からも、オススメはディーゼルとなるのだ。
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
2023/3/24 12:11ランニングコストを語るならカム駆動がベルトかチェーンかも言及して欲しかったな。
ガソリンはチェーン
ディーゼルはベルト-
ログインしてコメントを書く
-
-
2023/3/24 11:53ディーゼル車は煤が詰まると大変だよ~
故障すると修理費用がかなり高額になるから長く乗るならガソリン車が無難だよ~-
ログインしてコメントを書く
-
-
2023/3/25 08:55スペースの都合で説明しきれないかもしれないのは理解しますが、AdBlueについて触れないままランニングコストの話をするのは説明不足でしょう。
車種や走行、使用状況にもよりますが、AdBlue1ℓあたりで走行できる距離はおよそ1,000kmと言われています。
先代カングーはタンク容量17Lだったようで、1万~1.5万kmで補充というのが通常のサイクルと考えられます。
多くの方は車検の際にディーラーで補充してもらうことになるかと思います。
ディーゼルの少し燃費が良い、少しトルク感がある・・・というメリットと引き換えに管理のメンドクササがペイするかはユーザーの考え方次第かと思います。-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース 2026.04.07
“ぐっさん”こと「山口智充」の元愛車は「4リッターV6×MT」の“高性能”マシン!? 丸目2灯の「カクカクデザイン」もイイ「4WDモデル」とは
-
業界ニュース 2026.04.07
全長5.9m! トヨタが「“新型”タンドラ」を発売! 左ハンドル&「豪華装備てんこ盛り」の“アメリカンモデル”をそのまま販売! 米国産の巨大トラックは“ちょっと不便”もあり? どんな車なのか
-
業界ニュース 2026.04.07
【KTM】ローン金利0%のチャンス!「0%クレジットキャンペーン」を5/31まで実施中
-
業界ニュース 2026.04.07
まだまだ見栄張ったってイイじゃない! 価格以上に高級に見せたいならCX-30かCクラスがオススメ!!
-
業界ニュース 2026.04.07
【オートモービルカウンシル2026】三菱はブランドレガシーから見る過去としてパジェロのルーツを展示
-
業界ニュース 2026.04.07
トヨタの小型トラック「ダイナ」2~4トン積が一部改良!! 新たに尿素SCR採用の4リッターディーゼルを搭載
-
業界ニュース 2026.04.07
なぜ販売好調? トヨタ「bZ4X」が25年度下半期EV販売首位に! 発売から4年… 性能向上だけじゃない要因とは
-
業界ニュース 2026.04.07
スズキ、2026 年の鈴鹿8 時間耐久ロードレースと全日本ロードレース選手権に「チームスズキCN チャレンジ」で参戦
-
業界ニュース 2026.04.07
2年後に新型登場「関東私鉄唯一の列車」現車両も“延命”か? 商機をつかんだ西武の“走るレストラン”
-
業界ニュース 2026.04.07
三菱自動車、フィリピンでハイブリッド車生産へ…2028年中頃開始予定
-
業界ニュース 2026.04.07
マジか! ホンダ「“軽ワゴン”N-BOX」が新車販売で5年連続首位! なぜ人気? 軽部門は11年連続トップに!? シリーズ累計は300万台目前
-
業界ニュース 2026.04.07
ミラノ・コルティナ五輪メダリスト「二階堂蓮選手」の“愛車”に注目集まる! 初めて手に入れた「高性能“FR”スポーツカー」とは
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2026.4.07
キャデラック「エスカレード」が仕様変更で新色&先進装備強化。55インチ巨大画面も圧巻のフルサイズSUV
-
コラム 2026.4.07
【この「WRX」、日本で出してほしい】スバル豪州限定「クラブスペック エボ」登場…サンライズイエロー×6速MTが羨ましい
-
コラム 2026.4.07
【コメント欄で激論】「最高速はステータスでロマン」「最高速度にメリットはない」…クルマの「加速性能」重視に関する記事が話題
-
コラム 2026.4.07
【次期「カローラクロス」はいつ出る?】トヨタの大本命SUV、2027年以降に刷新か。「RAV4」より扱いやすい“ちょうどよさ”は継承へ
-
コラム 2026.4.07
3月生産終了の「GRスープラ」はすでに注文受付を終了。代替「GR86」も近々受注停止へ…トヨタのスポーツカーはどうなる?
-
コラム 2026.4.06
【あのジャガーがこう変わる】新生ブランド初の市販車を予告。1000ps超の4ドアEV GT、2026年9月発表へ
-
コラム 2026.4.06
軽商用バンNo.1の積載量と航続距離。「e-ハイゼットカーゴ/e-アトレー」が、運送業や日々の生活を変える可能性
-
コラム 2026.4.06
【ガソリンの終焉はまだ先】ポルシェ「カイエン」大幅アップデート、V8ツインターボの咆哮は止まらない
-
コラム 2026.4.06
【コメント欄で激論】「S:HEV追加は魅力的」「立ち位置が中途半端」「見た目が重要」…「レヴォーグ レイバック」改良予想記事が話題
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
