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気がつくと、枕元に彼と娘がいた。
ふたりして心配顔でゆうきの顔をのぞき込んでいた。
「ママ、大丈夫?」
寝ぼけ眼でスマホで時間を確認したら
5時7分だった。
「ヤバい!」
悲鳴を上げ飛び起きた。
身支度もそこそこに階段を駆け下りた。
普段、ゆうきは午前4時に起床する。
アラームが鳴る前に目覚める朝もあれば
アラームが鳴るまで起きられない朝もある。
アラームが鳴る前に目覚める朝が9割起きられない朝が1割と言ったところだ。
彼の仕事がお休みの日は、娘が出勤する時間に合わせ起床する。
娘の仕事がお休みもしくは夜勤、遅番の場合は6時まで寝ている。
娘の出勤時間が早番ならば5時起きだ。
寝坊した日は、彼の仕事がお休みの日で娘が早番の日だった
6時には家を出なければならない。
前の晩、ゆうきは4時のアラームを解除して、5時になるようセットしたつもりだった。
だが、しかし、アラームは午前4時に鳴り響いた。
ぐっすり眠る彼を起こしてしまった・・・・・
久々のお休みで、目が覚めるまで寝るからって、ベッドに入る前に言っていたのに。
「ごめん、ごめん・・・・・」
平謝りでアラームを切った。
彼は再度眠りについた・・・・・。
5時に起きる。あと1時間眠れる。
ウトウトウトウト・・・・・・
暑くもなく寒くもなく、実に心地よい朝寝だったと思う。
何か夢を見ていたような気もする。
気がつくと彼と娘が枕元にいた。
午前5時にアラームをセットしたつもりだったがセットできていなかった・・・・・
アラームが鳴る前に目覚める朝が9割、アラームが鳴るまで起きられない朝が1割。
よりによって1割の方に属する朝だった。
大慌てでお弁当を詰め、朝ご飯の準備をして
洗顔も歯磨きもしないまま、娘を送り出した。
朝の失敗は、今日という1日に悪影響を及ぼす。
トイレは近いし、何をやっても時間がかかるし・・・・・
さんざんだった。
ゆうきが午前5時にアラームをセットし忘れたのがいちばんの要因なのだが。
毎晩、寝る前、ちゃんと確認しなきゃだ。
春眠暁を覚えずとはよく言ったものだが
秋眠暁を覚えずなんて聞いたことがない!
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日が短くなったな~・・・・・
毎朝、毎夕、感じる。
先日の朝焼けはきれいだった・・・・・。
写真撮り忘れたけれど。
きれいな朝焼けは見たけれど
きれいな夕焼けはまだ見ていない。
周囲を真っ赤に染めるようなきれいな夕焼け
見てみたい・・・・・。
夜空の観賞するも良いかも・・・・・
お星様、お月さま
しみじみと眺めたい。
深まり行く秋
まずは空を堪能したい。
深まり行く秋
先日、晩ご飯に食べた秋刀魚は美味しかった。
ほっぺたが落ちるかと思うほど美味しかった。
秋刀魚は食べたけれど
梨や林檎、栗はまだ食べていない。
お値段がお高いのがいちばんの理由だ。
梨に林檎に栗
早くお手頃なお値段にならないかしら。
深まり行く秋
秋の味覚を堪能したい。
深まり行く秋
結局のところ
遠出できていない。
彼も娘も忙しくて・・・・・
遠くなくても良いから
紅葉狩りがしたいのだが・・・・・
深まり行く秋
自然による自然にしかなせない業を
五感と心で味わいたい。
深まり行く秋・・・・・
深まり行く秋・・・・・
深まり行く秋・・・・・
今日は読書します。
いよいよ満開になった。
よりによって曇りの日に。
午後になるとポツポツと雨粒まで落ちてきた・・・・・・。
なんだか泣きたくなった
どうして、どうして、どうして・・・・・・
満開になった日に雨が降るのだろう
せっかくきれいに咲いているのに。
雨足よ、お願いだから強まらないで
お願いだから、花を散らさないで!

金木犀が
いよいよ満開になった。
雨粒はポツポツと落ちてくるけれど
風は吹いていない。
祈るような思いで、空と金木犀を交互に見つめる。
お願いします。
このまま、金木犀が咲いている間は
強い風が吹きませんように。
お願いだから花を散らさないで。
金木犀が
いよいよ満開になった。
お空は雲がいっぱいだけれど
ポツポツ雨粒が落ちてくるけれど
時折、日が差す。
明日のお天気は?明後日のお天気は?
金木犀が咲いている間の空模様が気になる。
願わくば
ほんの数時間でもいい
金木犀が散る前に青空が広がって欲しい。
金木犀には青空がよく似合う・・・・・
勝手に思っている。
金木犀が
いよいよ満開になった。
花の命短し
花は散るからこそ、たまらなく愛おしい
わかっている、わかってはいるが
このまま、時が止まってしまえばいい。
満開の金木犀を見つめて思う。
金木犀の輝きよ
金木犀の芳しさよ
もう今以上、ゆうきの五感を、ゆうきの心を
虜にしないで欲しい。
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すぐに詐欺だとわかったけれど、
どんなことが書いてあるのかと、興味深く拝読した。

以下要約して記します
あなたはマネーロンダリングの疑いかかかっています。
保釈品として下記の口座に150を振り込んでください。
期日までに振り込みがなければ、資産はすべて凍結され、あなたは逮捕されます。
保釈金は疑いが晴れれば、すべて返却されます。
住所が千代田区で03から始まる電話番号が記してあって
メールアドレスらしき@付きのアルファベットと数字の羅列が記されていた。
マネーロンダリングってよくわからない・・・・・
わからないものにゆうきは手を出さない。
保釈金?
ゆうきは今、家にいるんですけれど
逮捕?
もし何だったら
メールを印刷して、最寄りの警察署に出頭します!
よくある詐欺だ・・・・・
腹立たしくて、ばかばかしくて笑えてくる。
彼と娘に話したら、ふたりとも鼻で笑っていた。
記載された電話番号に電話したらどうなるのか
メールアドレスにアクセスしたらどうなるのか
この手のメールは、本当、よく届く。
宅配業者やら役所やらなんだかよくわからないサイトやら・・・・
どいつもこいつも、皆共通して、金銭を要求している。
詐欺被害の金額は億を超えるとか・・・・・。
今どこかで誰かが騙されていると思うと、
本当に腹立たしい。
全うに働けよ!
詐欺の加害者に声を大にして言いたい。
先日、母が言っていた。
登録してある番号以外は出ないようにしているって。
それで良いと思う。
電話から詐欺被害に遭うことも多々ある。
業者を装った輩が家を訪ねてくることもあるらしい。
市内の防災無線ではしきりに注意を呼びかけている。
騙されないと思っている人が騙される?
肝に銘じなくては。
いつの間に、こんなにも世知がない世の中となったのか
本当、住みづらい・・・・・。
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今日はもう黄色い蕾の方が多い・・・・・
一晩のうちに一気に色づいたのか。
ちょっと急ぎすぎではないか・・・・・
金木犀の木を見上げて思う。
最近、彼は忙しくて
なかなか、ガーデニングが出来ずにいる。
なんとか、草抜きはしたが、木々の剪定もしたが
プランターは手つかずのままだ。
我が家の夏のシンボル、ムクゲが花の時季を終えて以降
彩りを失った我が家の庭において
金木犀は唯一の花であり華でもある。

金木犀は、ほのかに香り始めている。
一気に色づいたならば
一気に花開いてしまうのか。
一気に花開いたならば
また一気に散ってしまうのか。
一気に香りを失ってしまうのか。
花の運命と言えばそれまでなのだが・・・・・
季節の移ろいを、少しだけ恨めしく思う。
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空が真っ青だった。
東西南北、どちらの方向を向いても真っ青だった。
雲を探してみたけれど、とうとう見つからなかった。

あまりに爽やかな朝だった。
風がほどよく吹いていた。
すこし涼気が感じられ心地よかった。
あまりに爽やかな朝だった。
スズメがさえずっていた。
すごく気持ちよさそうで、思わず笑みが漏れた。
あまりに爽やかな朝だった。
草いきれがする。
ススキに匂いがする。
稲穂のにおいも少し感じた。
大きく深呼吸した
美味しい~!
空気にも味がある。
全身の細胞という細胞がすべて目覚めた。
空が幾分、高くなったように感じた。
山肌の緑がより深くなっているように感じた。
あまりに爽やかな朝だった。
時間を止めたいけれど止められないから
今この瞬間をデジカメに収めた。
あまりに爽やかな朝だった。
秋を感じた朝だった。
ある日の昼下がり、ひとり、読書に勤しんでいて
ふと思い出した。
なにゆえに、今頃、思い出したのか。
なにゆえに今まで思い出さなかったのか
ちっともわからない・・・・・。
思い出したことに意味はあるのだろうか。
本を読んでいて
ふと、昔、大事に持っていた貯金箱が脳裏に思い浮かんだ。
ちなみに、読んでいた本に貯金箱は出てこない・・・・・
貯金箱は、木で出来ていてサイコロの形をしていた。
コインの投入口を底にして、数字は忘れたけれど側面を下にずらすと
コイン投入口と反対の面が開閉できる仕組みだった。
誰からもらったのか
物心ついた頃には、もうゆうきの手元にあった。
ゆうきの家は小遣い制ではなかった。
必要なもの、欲しいものがある時は、両親に申告して
買ってもらっていた。
貯金箱に入れるお金は、
父が気まぐれでくれる十玉か五玉か一玉が主だった。
叔父からも時々もらえた。
母や同居の祖父母からもらった覚えはないが
貯金箱からお金を出すことは絶対にしなかった。
サイコロ型の貯金箱は、ゆうきだけのものだった。
十、五、一
お金はお金だ。
ゆうきは、もらったならば、もらうたびに
貯金箱に投入した。
少し大きくなってからは、お手伝いのお駄賃をもらえるようになった。
ゆうきはお駄賃もコツコツと貯金した。
貯金箱が徐々に重みを増すのが嬉しくてたまらなかった。
貯金箱からお金を出して、買い物をしたのは小学校の高学年の頃だったと思う。
当時、流行っていたキャラクターのマスコットだった。
マスコットは長いこと、どこに行くにも一緒だった。
中学生になるともらえる金額が少し増えた。
得たお金は、もちろん、サイコロ型の貯金箱に貯金して
時々、欲しいものを購入した。
高校生になると、先輩の紹介でアルバイトをした。
アルバイトで得たお金もサイコロ型の貯金箱に投入した。
お札は貯金箱を開閉して入れて、コインは、コインの投入口から投入した。
今、いくらあるのか、いくら貯まったのか。
時々、こっそり、数えて確認していた。
金額を数えては、悦に入っていた・・・・・・・。
サイコロ型の貯金箱は、両親のすすめで貯金通帳を作るまで
ずっとずっと身近にあった。
物心ついた頃から、手元にあったサイコロ型の貯金箱
ゆうきにお金の大切さを教えてくれた。
宝物と言っても過言ではなかったサイコロ型の貯金箱。
今でも、実家のどこかに存在しているのかもしれない。
なにゆえに、今、思い出したのか。
思い出したことに意味はあるのだろうか。
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朝目覚めたら、寝汗をかいていなかった。
ベッドから出て
窓を開けたら少しひんやりした風に身を包まれた。
あぁ~・・・・・なんて気持ちが良いのだろう・・・・・
朝から感嘆のため息が漏れた
寝室を出て
歯磨きと洗顔を済ませたならば
キッチンへ直行。
キッチンはすでに炊きたてのご飯の香りと熱気に満ちていた。
朝ご飯を準備してお弁当を詰める。
IHに電子レンジ、熱源を駆使しても
全然汗をかかない。
彼を送り出したならば
お掃除開始
掃除機をかけてぞうきんがけをしても
まったく汗をかかなかった。
朝ご飯に熱い味噌汁を頂いても
汗をかかない。
夜が完全に明けても
汗をかかない。
真っ昼間になっても汗をかかない
夕方になっても汗をかかなかった。
エアコンはずっとオフのまま。
なぜなら、暑さを感じなかったから。
朝から晩までエアコンを稼働させなかった日は
いつ以来だろう・・・・・?
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ・・・・・
お風呂上がり、開けっぱなしの窓からの微風が実に心地よかった。
暑くも寒くもない日
秋らしい日、
心地良い日、今年の秋はどのくらいあるのだろう。
願わくばずっと続いて欲しいのだが
人間の願い通りには行かないのだろうな~。
この夏も実家からのお裾分けに大いに助けられた。

母曰く
「トマトはもうこれで終わり!」
だそうな。
キュウリは少し前に終わっている。
インゲンはもっと前に終わっている。
実家の畑
夏野菜シーズン終了だ。
夏の間
何本のキュウリを食べただろう
幾度、インゲンを茹でただろう。
何個のトマトを頬張っただろう。
実家のキュウリは
実家のインゲンは
実家のトマトは
無農薬。少々形は悪いが安心安全
キュウリは瑞々しくて
インゲンはちょっと筋っぽいけれど豆の味がして
トマトは甘味があって
兎に角、美味しかった。
キュウリもインゲンもトマトも彩りが美しくて
食卓が大いに華やいだ。
実家からお裾分けのおかげで
我が家の面々は、猛暑をなんとか乗り切れた。
家計も大いに助けられた。
感謝感激だ。
夏野菜のシーズン終了
一抹の寂しさを抱えている。
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9月の初め、どこにも出かけず、ただひたすら片付けに勤しんだ。
だいぶ片付いたと思う。
でも、まだまだ散らかっている。

あっちもこっちも・・・・・
なかなかすっきり出来ない・・・・・
テレビやネットなどで、キチンと片付いたお部屋を拝見すると
うらやましさが募る。
我が家はどうして片付かないのだろう。
ものが捨てられなのがいちばんの原因なのだが。
和室に長いこと鎮座している何か
リビングの片隅に積み上げられた何か
棚の上でホコリをかぶっている飾り物
本当に必要なのだろうか。
まとめて捨ててしまいたい衝動に駆られることがある。
でも、でも、ゆうきにとっては必要ないものでも、彼や娘にとっては思い入れがあるものに違いないから
なかなか踏み切れない。
ゆうきはものを増やしたくないタイプだ。
新しい何かを購入したら、古くて使えない何かは処分する。
でも、彼や娘から見たら、必要のないものを抱え込んでいるように見えるかもしれない。
お互い様だ。
断捨離って難しい・・・・・。
我が家本当散らかっている。
あっちもこっちも。