お願い!ドラエモン。
あああっ!ドラエモンだ!ドラエモンが家の前歩いてる!
ちょちょっと待ってよ、ドラエモンでしょ?家寄ってかない?
ね、いいでしょ?そ、そんな怖がらないで、あ、どら焼きあるんだよ。
お、どら焼き効いたな、さ、さ、あがってくださいな。
あの~ドラエモン、お願いなんだけどさ、え?どら焼きはちょっと待っててさ。あのね、実は20年前に戻りたいんだよ。東京にね。いや、そんなドアじゃなくってさ。21歳の自分に、
う~ん、KO大学の医学部在籍で、父親が社長で、マンションに住んでいて、愛車はポルシェ911で彼女が性心女子大っていう状態になって20年前にさ。
あるんだろ?そんなマシン。出せってば、出せよ!おら!そのポケットに腕突っ込んで引っ張り出すぞゴラ!
そう、出せばいいんだよ。妄想タイムマッシーン?ま、いいよ、
じゃ頼むよ。お!キイイイーン・・。
おふっ!来たぜ。キャンパスだよ。おい、女子大生の眉毛太いぜ!
こりゃ20年前だな。ここが憧れのKO大学か。ヨ~シこれでモテモテだぜ!
あ、お揃いのスタジャン。欲しかったんだよな、袖が皮の奴。
俺貧乏だったからウィンドブレーカー止まりだったし。
背中に大学名がなあ、ん?D東B化UNIV.って書いてあるぞ?!
おい!ここ違うぞ。リアルすぎるぞ。
あ、これが俺の彼女か?どうも、君って性心女子大生だよね?
え?T板女子短大?生々しすぎるだろう!
やい!ドラエモン!どうなってんだよ?
こら!ん?お前ねずみ色だなあ?あ、耳がある!
なんだお前ドラエモンじゃないだろ?え?僕デラエモン?
偽物か!騙したな、元に戻せ!あ、消えるなよ。待って!
置いていかないで・・・・。
あ、この先の話は消しておきましょう・・。
ふ~危なかった・・・。
では、また。
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