長期休暇(勤続25年のリフレッシュ休暇は2週間)は縦走と決めていたので、北アと南アで縦走コースを色々検討したが結局静かな南アになった。
そして入山は広河原か畑薙ダムかでずいぶん迷うが交通の便が不便な側から入山する(鉄則)から畑薙側から入山にした。
アプローチは名古屋から新幹線で静岡まで行き、そこからバスで畑薙ダムを目指す。両方ともネットで事前予約を入れた。
天候の加減で直前に入山日を2日遅らせたので「ぷらっとこだま」のキャンセル料30%が発生、「しずてつバス」は発生しなかった。
でもこれが良い結果につながり全日行動中は晴れとなる。
コースの刻みは「楽しい縦走」にするため長時間行動を止め5H-8H程度とした。更に縦走中に刻みを調整したため更に平準化。
多くのネット情報は無理な刻みで苦行山行となっている、こうならないように無理な長時間行動を避けるためである。
※実際のコース刻み
①静岡→畑薙ダム→畑薙大吊橋→ウソッコ沢小屋→横窪沢小屋
②横窪沢小屋→茶臼小屋→茶臼岳→上河内岳→聖平小屋
③聖平小屋→聖岳→兎岳→中森丸山→百聞洞山の家
④百聞洞山の家→赤石岳→荒川小屋
⑤荒川小屋→荒川前岳→高山裏避難小屋→小河内岳→小河内避難小屋
⑥小河内避難小屋→烏帽子岳→三伏峠小屋→塩見小屋
⑦塩見小屋→塩見岳→北荒川岳→熊ノ平小屋
⑧熊ノ平小屋→三峰岳→間ノ岳→北岳山荘→北岳→肩ノ小屋
⑨肩ノ小屋→小太郎山→白根御池小屋→広河原→北沢峠→仙流荘→高遠→伊那市駅
更に「楽しい縦走」にするための以下の工夫をした。
1)軽量化(出発時のザック重量は16kg台:水含まず、ただし一眼の重量は含まず)
2)足のケア(まめの防止など)
3)食事計画(これは失敗に終わる)
4)登山靴ソール張替(グリップ力回復)
5)腰パッド(ザックの摺れ対策)
6)衛生面対策(水のいらないシャンプー、ウォシュレット)
いざ南アルプス縦走へ
■2014.07.21(月) 名古屋発8:00のこだまで静岡駅まで1時間ちょいで到着、静岡駅前の登山バス乗り場⑧番を探す。
既に10名程並んでいる、自家用車以外のアプローチは初めてでちょっとした旅行気分。
昼食は近くのコンビニで調達しバス停に並ぶ、9:50発のバスには21名が乗車、約3時間をかけ畑薙ダムまで。
初めて畑薙まで入った時は車で静岡IC経由だった、車でもかなりタイトな道だったことを覚えているが、そこを大型バスが向かう。
途中、2か所トイレ休憩で停車、2か所目の井川ダムで「静岡おでん」を食べる。
そして入山は広河原か畑薙ダムかでずいぶん迷うが交通の便が不便な側から入山する(鉄則)から畑薙側から入山にした。
アプローチは名古屋から新幹線で静岡まで行き、そこからバスで畑薙ダムを目指す。両方ともネットで事前予約を入れた。
天候の加減で直前に入山日を2日遅らせたので「ぷらっとこだま」のキャンセル料30%が発生、「しずてつバス」は発生しなかった。
でもこれが良い結果につながり全日行動中は晴れとなる。
コースの刻みは「楽しい縦走」にするため長時間行動を止め5H-8H程度とした。更に縦走中に刻みを調整したため更に平準化。
多くのネット情報は無理な刻みで苦行山行となっている、こうならないように無理な長時間行動を避けるためである。
※実際のコース刻み
①静岡→畑薙ダム→畑薙大吊橋→ウソッコ沢小屋→横窪沢小屋
②横窪沢小屋→茶臼小屋→茶臼岳→上河内岳→聖平小屋
③聖平小屋→聖岳→兎岳→中森丸山→百聞洞山の家
④百聞洞山の家→赤石岳→荒川小屋
⑤荒川小屋→荒川前岳→高山裏避難小屋→小河内岳→小河内避難小屋
⑥小河内避難小屋→烏帽子岳→三伏峠小屋→塩見小屋
⑦塩見小屋→塩見岳→北荒川岳→熊ノ平小屋
⑧熊ノ平小屋→三峰岳→間ノ岳→北岳山荘→北岳→肩ノ小屋
⑨肩ノ小屋→小太郎山→白根御池小屋→広河原→北沢峠→仙流荘→高遠→伊那市駅
更に「楽しい縦走」にするための以下の工夫をした。
1)軽量化(出発時のザック重量は16kg台:水含まず、ただし一眼の重量は含まず)
2)足のケア(まめの防止など)
3)食事計画(これは失敗に終わる)
4)登山靴ソール張替(グリップ力回復)
5)腰パッド(ザックの摺れ対策)
6)衛生面対策(水のいらないシャンプー、ウォシュレット)
いざ南アルプス縦走へ
■2014.07.21(月) 名古屋発8:00のこだまで静岡駅まで1時間ちょいで到着、静岡駅前の登山バス乗り場⑧番を探す。
既に10名程並んでいる、自家用車以外のアプローチは初めてでちょっとした旅行気分。
昼食は近くのコンビニで調達しバス停に並ぶ、9:50発のバスには21名が乗車、約3時間をかけ畑薙ダムまで。
初めて畑薙まで入った時は車で静岡IC経由だった、車でもかなりタイトな道だったことを覚えているが、そこを大型バスが向かう。
途中、2か所トイレ休憩で停車、2か所目の井川ダムで「静岡おでん」を食べる。

道幅の狭い道を大型バスが上手く走って行く畑薙臨時駐車場に到着。車の場合はここに止めます。
ここで18名が降車した。私はバス最終地の畑薙第一ダムまで向かいます、他に目的を同じにする2名がおり結局その方と仲良くなる。

13:15 畑薙第一ダム着。
ダム湖を舐めるように林道が奥に続いている。

こんな事が書いてあります。
南アルプス登山者へお願い
・山の遭難を防ぐために
--------登山届は提出しましたか→静岡県警と長野県警にネット提出
--------体調は完全ですか→快調です。
--------装備、食糧は万全ですか→ばっちり。
--------気象や地理を十分調べましたか→完璧です。
--------単独登山ではありませんか→これは・・・・
--------引き返す勇気がありますか→あります。
13:30 準備をして歩きだすが気分が高揚している。(不安と憧れが入り交じる)
14:30 畑薙大吊橋、今回はこの吊橋から広河原の吊橋まで8泊9日で縦走。
ここは2度目で昨年のGWにこの橋から上河内岳まで行っている。

ヤレヤレ峠への登りを終えて右岸から左岸へと道が続きしばらくすると。
16:00 ウソッコ沢小屋(無人)に到着。天候が悪い場合はここで泊まり翌日に聖平まで行くことも計画に入っているが今日はその心配は不要。
16:00 ウソッコ沢小屋(無人)に到着。天候が悪い場合はここで泊まり翌日に聖平まで行くことも計画に入っているが今日はその心配は不要。

ここまで下山者数名とすれ違うが高齢者が多い(当然ですね平日ですから)。まだ以前通った記憶が新しいので景色は記憶に新しい。

近くの沢で日本手拭いで体を何度も拭く。
先行者は1張り1名で最終的には自分も入れて3張り4名となる。
この4名がすべて長期縦走者で必然的に仲良くなる、ただし平均年齢は約57才のロートルです。
テントを設営しながら缶ビールを2本飲む・・・脱水したからだにビールはまずかった。
夜半気持が悪くなる。
日頃のテニスやジムでは水分が足りているか分かるが、登山ではザックの重みで手がむくみ、気圧で顔がむくむので水分が足りてるか分かりにくい。


初日は、沢沿いの道を木々の緑を愛でながらくねくね登高してきた。
心配したヒルは見なかった、この為だけにアシックスのロングタイツを着込んできた。
南アルプス縦走 2日目:上河内岳を超え聖平小屋まで
2014 07南アルプス大縦走(8泊9日)スライド
2014.07 南アルプス縦走 9日目:小太郎山を経由し下山
2014.07 南アルプス縦走 8日目:三峰岳・間ノ岳・北岳
2014.07 南アルプス縦走 7日目:塩見岳を超え熊ノ平へ
2014.07 南アルプス縦走 6日目:ダイヤモンド蝙蝠
2014.07 南アルプス縦走 5日目:天空の小河内避難小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 4日目:百間洞から荒川小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 3日目:聖岳・兎岳を超え百間洞まで
2014.07 南アルプス縦走 2日目:上河内岳を超え聖平小屋まで
2014.07 南アルプス縦走 1日目:横窪沢小屋まで