学生時代は毎日のように顔を合わせて、同じ授業を受けて、一緒に笑ったり悩んだりしていた同級生。
あの頃は“当たり前の存在”だったのに、大人になるとそれぞれの道を歩み始めて、会う機会はぐっと減っていきますよね。
私にとって同級生は、不思議と距離が離れても「特別な存在」。時間が経ってもすぐに昔に戻れる、そんな安心感があります。
あの頃の距離感
教室での席順、部活でのグループ、文化祭や体育祭での一致団結。
同級生との思い出は、振り返るとどれも濃くて温かいものばかりです。
当時はケンカやすれ違いもあったけれど、それさえも含めて“同じ時代を共有してきた仲間”だからこそ今でも心に残っています。
今のつながり方
卒業してからは、それぞれの人生が始まりました。
就職、結婚、転職、子育て…。進んでいく道はみんな違って、SNSを通して「今はこんな暮らしをしているんだ」と知ることが多くなりました。
面白いのは、大人になってからの“ささやかなやりとり”。
私の同級生とは、毎年お互いの誕生日にLINEでスタバのチケットを贈り合っています。
たった数百のギフトなのに、「覚えてくれてるんだ」という気持ちが何より嬉しいんです。
ちょっとしたやりとりでも、つながりが続いていることに安心します。
久しぶりの再会
そして、ここ最近。
その同級生が久しぶりに会いに来てくれました。
正直、最初は少し緊張したけれど、顔を合わせて話し始めると一瞬で学生時代にタイムスリップ。
笑いのツボも、会話のテンポも、昔と変わらない。
「あの頃のまま」で話せる相手がいることは、本当に幸せだなと感じました。
久しぶりに会って、昔のテンポで会話が弾み、友達が帰った後のなぜかわからない高揚感がほくほくと心に残りました。
同級生あるある
久しぶりに会って思ったのは、同級生ってやっぱり“あるある”が詰まってるなということ。
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会えば必ず「変わらないね〜!」が第一声。
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本当はちょっと大人っぽくなってるのに、呼び方は学生時代のまま。
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SNSでは知っている近況も、直接聞くとやっぱり違う温度感がある。
どれも懐かしくて、同級生ならではの安心感につながっている気がします。
いつまでも変わらない関係でいたい
大人になった今、同級生との関係は“しょっちゅう会う存在”から“たまに思い出させてくれる存在”に変わりました。
でもその距離感があるからこそ、再会の時間が特別に感じられるのかもしれません。
同級生は、私にとって「昔と今をつないでくれる大切な人たち」。
これからも大切にしていきたいと思います。