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認知症予防プログラム
音会 / OTOKAI
音会は、自分で選曲した生成AI*の音楽について仲間や講師と語り合うことで、若々しい脳を保ちたい健康な中高年の方の、認知能力の一部である注意力(複数の物事に注意を払える力、重要な物事に素早く注意を向ける力)と認知的柔軟性(外部からの情報等の刺激に対して考え方を柔軟に変える力)にアプローチし、加齢と共に失われがちな社会性の維持をサポートすることによって、前向きな気持ち(明るく楽しい気分、意欲的・活動的な状態など)を維持する機能があります。
*特許取得済 第6960674号
「音会」とは
株式会社Amadeus Codeが開発する、認知症の予防と進行抑制を目指すプログラムです。
監修 佐藤 正之 医学博士
前 東京都立産業技術大学院大学 特任教授
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター もの忘れセンター
認知症専門医
代表的な著書:「音楽はなぜ心に響くのか」(コロナ社)、「音楽と感情の心理学」(誠信書房)、
「音楽療法はどれだけ有効か:科学的根拠を検討する」(化学同人)
「音会」のビジョン
認知症患者は日本に500万人おり、2025年には65歳以上の5人に1人、730万人に達すると言われています。認知症の原因疾患のほとんどは不治の病で、一旦発症すると日常生活全般に支障が及んでいきます。したがって、認知症の発症予防と進行抑制は超高齢化社会を迎えた日本にとって重要な社会的課題であるだけでなく、個人が豊かで充実した生活を享受するために必要不可欠です。
音会は、年齢や性別に関わらず誰もが、豊かで充実した生活を享受するための正常な認知機能を維持することを目標に開発されています。
認知機能の枠組み
脳内での音会の神経機序
耳と目を同時に刺激して、認知機能にアプローチ
これまで難しかった音楽による認知能力のトレーニングを生成AIが可能に
「音会」の内容
① 開催方法
音会は、週に1回、10人程度の少人数グループで開催されます。オンラインでも行われますので、全国どこからでも場所や環境を選ばずにご参加いただけます。
対面開催
オンライン開催
離島や外出が困難な方に配慮いたします。
② 「お題」の提示
まず、講師から事前に「お題」が与えられます。お題は、写真、絵、動画などの画像だけでなく、俳句、詩、名言などの文章のこともあります。
お題の例1
お題の例2
③ 生成AIが作曲した音楽を選ぶ
そのお題から連想する言葉を「OTOKAI」アプリに入力して、イメージにもっとも合った曲を選びます。

④作品発表
音会の当日、グループで自分の作品を発表します。講師もお手本として作品を提示します。なぜその音楽を選んだかについて話し、その音楽がもたらした効果や新たに生まれたイメージなどについて講師からの講評を受けます。自分とは異なるタイプの音楽を選んだ理由など、参加者どうしの感想なども意見し合うことで、コミュニケーション能力を高めるとともに新たな物の見方を身につけます。
⑤ 認知能力の確認
音会の期間の前後で認知機能の検査を受け、認知能力を維持・向上できているか確認します。
音会は、誰でも簡単に、面白く、喜んで行うことができる認知症予防プログラムです。株式会社Amadeus Codeでは、生成AIを活用し、誰もがコミュニティの中でよりよく生きるための新しいヘルスケアの取り組みとして、地方自治体、各種団体を通じて全国に「音会」を普及させ、認知症という大きな社会課題の解決に取り組んで参ります。
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