アプリケーション統合

ERP、HCM、CXアプリケーションの迅速な統合

サポートされているアダプタ

Salesforce、SAP、ServiceNow、Shopify、Snowflake、Workdayなど、多数のアダプタがサポートされているため、接続とアップグレードを簡素化できます。Oracle Cloud ERP、HCM、CXのイベントへのネイティブ・アクセスと、あらゆるSaaSおよびオンプレミス・アプリケーションに対する業界屈指の接続性を提供できるのは、Oracle Integrationだけです。このリアルタイム・アクセスは、ポーリングなどの従来の方法で発生する同期エラーや遅延を排除することにより、ビジネスの中断を最小限に抑えます。

使いやすいパッケージ化された統合

継続的なアプリケーションの最新化とイノベーションを促進し、エラーの発生を最小限に抑えることができます。あらかじめパッケージ化されたベストプラクティスを使用して、ハイブリッド、マルチクラウド、イベントベースの統合にわたって、下位レベルの技術的なアプリケーション・プログラミング・インターフェース（API）を簡単にオーケストレーションできます。

ドラッグ・アンド・ドロップ設計によるプロセスの自動化

ビジュアル・プロセスの自動化

ビジュアル・デザインとデフォルトのテンプレートを使用することで、アプリケーション全体のワークフローと承認を簡素化し、調達から支払い、採用から雇用などのエンド・ツー・エンドのERP、HCM、CXプロセスの調和を実現します。

アプリに組み込まれたカスタム拡張機能

お客様固有の機能を提供し、アプリケーションのアップデートにも対応できるような拡張機能を組み込むことで、ユーザビリティの向上とトレーニング・コストの削減を実現します。

デフォルトの例との接続

事前構築された例を使用してクラウドツークラウドおよびクラウドツーオンプレミスの統合機能を提供する時間を最大10倍短縮することにより、段階的なアプリケーション・モダナイゼーション・プログラムを加速します。

将来を見据えたデジタル・プロセス

アプリケーション間で、人間や、デジタル・アシスタント、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)のアクティビティを調和させることで、デジタル・ワークフォースのキャパシティを長期的に構築していきます（実装の詳細は問わない）。

アプリケーション間での承認

Oracle Integrationからのビジュアル・プロセスの自動化により、アプリケーション全体の承認を迅速化します。具体的には、例外の検出と、権限のある従業員への動的なエスカレーションで実現します。

RPAによる手動の反復的なタスクの自動化

RPAロボットを使用して、専門的なスキルセットなしでイノベーションをより迅速に実現

自動化プロジェクトの技術的な複雑さを軽減することで、イノベーションを迅速化し、価値実現までの時間を短縮します。ビジネス・ドメインの専門知識を活用し、技術リソースを待ったり、現在の業務運用を中断することを回避します。Web ベースのレコーダーとローコード・ツールにより、完全なビジネス・オートメーション・プラットフォームの中で、デスクトップ・スタジオ・ソフトウェアをインストールすることなく、ロボットの作成と管理を簡素化します。

組織全体で自動化サイロを排除

ビジネス・チームと技術チームのコラボレーションを促進し、既存のスキルセットの活用を最適化します。ロボット、意思決定サービス、ヒューマン・イン・ザ・ループ処理、AIをオーケストレーションする完全なビジネス・オートメーション・ソリューションを構築します。あらゆるビジネス・オートメーション・イニシアチブに対するガバナンスを取り戻し、ライフサイクル管理と可観測性を統合して運用を簡素化します。

AI主導型のビジネス向けの将来性のある自動化

アプリケーションとデータの連携、ビジネス・プロセスの自動化により、AIを活用した新しいイノベーションの基盤を構築します。目下のタスクに最適なツールを使用して自動化を行い、将来性のあるソリューションを提供します。

Webアプリとモバイル・アプリ用のビジュアル・アプリ・ビルダー

ドラッグ・アンド・ドロップのデザイン

コードとターゲット・ユーザー・インターフェイスを並べて表示する、直感的かつ統合的なデザイン・エクスペリエンスにより、デジタル・イノベーションのサイクルをより迅速に循環させることができます。

継続的なデリバリの自動化

簡単なバージョン管理と、アプリケーションのアップグレードとは独立したプッシュボタン式のリリースにより、新しいアプリケーションの提供にかかる時間を数か月から数分に短縮します。

セキュアなSaaS拡張機能の組み込み

Oracle Visual Builderだけが、拡張用のシームレスなシングル・サインオン(SSO)を備えたOracle SaaS APIと統合のサービス・カタログを内蔵しています。これにより、開発者は技術的な問題を気にせず、イノベーションに集中することができます。これにより、開発者はイノベーションに注力でき、技術的な問題への懸念を低減させることができます。

JavaScript、CSS、REST、HTMLを介した拡張

開発者は、デフォルトのプロセスを選択し、データをビジネス・オブジェクトとして表示し、必要に応じてコードを変更することで、設計のアイデアをより迅速に発展させることができます。

プロジェクトベースのライフサイクル管理

包括的なライフサイクル管理

企業の開発者は、特定の自動化ソリューションに使用されるすべての統合コンポーネントを設計、導入、および監視できます。

統合されたワークスペース

統合フロー、接続、ルックアップ、JavaScript ライブラリなど、プロジェクト内のすべての自動化資産を一元的に管理できます。

配信管理の簡素化

展開プロファイルにより、開発者は特定のリリースに必要なアセットのバージョンを定義できます。

集中的な可観測性

自動化ソリューションの統合パフォーマンスと安定性がビジネスに与える影響を明らかにします。

価値実現までの期間を短縮

サポート、拡張、アップグレードが可能な一般的なユースケースを実装する事前構築済みアクセラレータを提供します。

インテリジェントなアシスタンス

統合の設定と導入に関する、状況に応じたサポートを常に提供します。

医療の相互運用性の簡素化

臨床ワークフローの構築

最新のスケーラブルでクラウドネイティブな統合プラットフォームで、医療がもたらす成果を向上させます。Oracle Integration healthcare editionは、使いやすいドラッグアンドドロップ・エクスペリエンスで生産性を向上させます。

FHIRでヘルスケア・アプリケーションを最新化

Fast Healthcare Interoperability Resources (FHIR) のネイティブなサポートにより、より良い患者転帰を実現するワークフローとAPIを構築できます。高度なFHIRリソース・マッピング、カスタマイズ、およびサポートされるFHIRアダプタによるサービスとのやりとりをご堪能ください。

幅広い標準とアプリケーションのサポート

Health Level Seven (HL7) V2およびFHIR 4.0.1の完全なネイティブなサポートを取得します。EMRとERP間の在庫同期、HCMとE-M-R間のスタッフ・スケジューリングなど、フロントオフィスとバックオフィスのアプリケーション全体にわたり統合フローを構築します。

グラフィカルなヘルスケア・メッセージ・マッピング

メッセージ構造をインテリジェントに識別し、カスタマイズされたFHIRペイロードの自動構築を支援するグラフィカルなマッピング・ツールにより、FHIR、HL7、エンタープライズ・アプリケーション間の医療メッセージのマッピングという複雑なタスクを簡素化することで、開発者の生産性の向上を実現します。

スケーラビリティ、信頼性、パフォーマンス

業界を問わず、金融サービス、小売、運輸、通信、製造など、業界をまたぎ数千ものお客様に活用されている統合プラットフォームを使用して、HL7 および FHIR メッセージを確実にルーティングします。

B2Bの統合と自動化

取引パートナ管理インタフェース

Oracle Integrationは、世界中のパートナとのスムーズで安全なビジネス・トランザクションに不可欠な機能を提供します。使いやすいインタフェースにより、取引パートナの設定、通信および管理を効率化できます。これにより、取引先プロファイルの作成と管理、トランスポート統合の構成、取引先契約の設定を行うことができます。

ドキュメント・カスタマイズ用のEDIスキーマ・エディタ

Oracle IntegrationのEDIスキー・マエディタを使用すると、パートナー固有の必要な要件を満たすためにカスタマイズしたドキュメントを構成することができます。X12やEDIFACTを含む複数の標準をサポートするこのエディタは柔軟性に優れ、ビジネスが社内とパートナーの両方の要件に沿ったデータ交換をマッピングおよび構造化できるよう支援します。この機能では、HIPAA準拠の交換など、業界固有の形式もサポートされます。

メッセージ・モニタリング用のB2Bトラッキング・インタフェース

Oracle Integrationには、取引パートナーとのすべてのトランザクションをモニターするB2Bトラッキング・インターフェースが含まれており、メッセージ・ステータスに関するリアルタイムなインサイトを提供し、コミュニケーションの問題を迅速に検出して解決することができます。トラッキング・インターフェースは、電信送金とビジネス・メッセージの詳細だけでなく、B2B取引の全体的な健全性をカバーし、取引履歴の包括的なビューを提供し、透明性を高めます。

B2Bプロトコルのサポート

Oracle Integrationは、AS2、AS4、FTPなどの主要なB2Bトランスポート・プロトコルに加え、EDI X12、UN/EDIFACT、XI2 HIPAA、RosettaNetなどの業界標準をサポートすることで、グローバルなトランザクションにおける統合と互換性の確保を支援します。このプラットフォームのAS2サポートは、組織間の暗号化されたセキュアなファイル転送を実現し、コンプライアンス要件が厳しい業界に適しています。

EDIおよびXML形式の変換

このプラットフォームには、EDIメッセージをXML形式に変換し、X12 HIPAAトランザクションを通じて医療パートナーとのシームレスな統合を促進し、規制業界におけるデータ処理基準のコンプライアンスを確保するための機能が含まれています。この変換機能はインバウンドとアウトバウンドの両方のトランザクションをサポートするため、オラクル統合は複雑なB2B環境向けの汎用性の高いオプションとなっています。

マルチエクスペリエンス開発者向けのシームレスな連携

会話型人工知能（AI）

Oracle Digital Assistant Web Software Development Kit (SDK)の使用により、ビジネス・アプリケーションと直接対話が可能な、革新的な方法によって、短期間で成果を上げることができます。

チャットボットのスキル

パッケージ化されたERP、HCM、CXとの接続性と自動化サービスにより、顧客と従業員のやりとりを、より豊かで生産性の高いものにします。

イベント・ドリブン・アダプタ

Oracle Integrationだけが、Oracle ERP、HCM、CXのSaaSにおけるイベントへのネイティブ・アクセスを提供します。これにより収益を加速させ、ポーリングなどの従来の方法に伴うビジネスの中断を最小限に抑えることができます。

業務と繋がるブロックチェーン

スマート・コントラクト、トークン化、データ認証のためのクラウドからオンプレミスへの接続により、例外発生時の迅速かつコンプライアンスの高い対応を実現します。

マシンデータの統合

IoT（モノのインターネット）のセンサー・データを活用し、AR（拡張現実）やVR（仮想現実）のエクスペリエンスを実現して、予測分析や予防保守の取り組みを実現します。

エンド・ツー・エンドのデジタル・プロセス全体にわたるインサイト

Oracle Integrationを使用すると、購買依頼から受領書、採用から支払い、リードから請求書などのエンドツーエンドのデジタル・プロセスにおいて、リアルタイムのビジネス・インサイトを迅速に提供することができます。また、使いやすいダッシュボードをアプリケーションに直接埋め込むことができます。直感的なドラッグ・アンド・ドロップ操作で、リアルタイムのビジネスの指標を定義することができます。従来のツールとは異なり、重要業績評価指標(KPI)を変更させることなく、基盤となる技術的な実装を変更することができます。

異なるアプリリケーション間での可視性

複数のアプリケーションにまたがるエンド・ツー・エンドのERP、HCM、CXのプロセスにおいて、アプリケーションごとの分析サイロを解消することで、ビジネス・リーダーが求める、ビジネス・チャンスの活用や問題の軽減のための実用的なインテリジェンスを提供します。

重要なマイルストーンをドラッグ・アンド・ドロップで

直感的なドラッグ・アンド・ドロップ操作により、業務上のビジネス指標を視覚的に定義することができます。重要業績評価指標（KPI）を変更させることなく、基本的な技術的実装を変更することができます。

応答の改善

リアルタイムの進捗状況から早期の警告と、実用的な分析をもとに、コストのかかる遅延やビジネス上の失敗を回避できます。

ダッシュボードのアプリケーションへの組み込み

直感的なダッシュボードを業務アプリケーションに直接配置し、シームレスなユーザー・エクスペリエンスを実現することで、従業員のトレーニングや、アップグレードの負担を軽減します。

MLを活用したレコメンド機能によるデータ・マッピング

オラクルの統合ツールにより、コミュニティの使用状況に基づいてアプリケーションとプロセスを連携させる、データ・マッピングのレコメンド機能により、プロジェクトの納期を最大60％短縮することができます。AIと機械学習を活用したデータのマッピングのレコメンド機能により、既に実証されているベストプラクティスをもとに、開発、テスト、検証の時間を短縮できます。レコメンド機能は、下位レベルAPIの詳細を完全に把握しなくとも、より迅速な統合の実現を支援します。また、必要に応じてマッピングを視覚的に変更することができます。

インテリジェントなデータ・マッピング

コミュニティの使用状況に基づいてアプリケーションとプロセスを連携させる、データ・マッピングのレコメンド機能により、プロジェクトの納期を最大60％短縮することができます。

コミュニティベースのガイダンス

AIと機械学習（ML）を利用したデータ・マッピングの推奨事項により、実証済みのベストプラクティスで開発、テスト、検証の時間を節約できます。