メガバンク、ファンド融資の担当行員2割増 「マレリショック」脱す
メガバンク、ファンド融資の担当行員2割増 「マレリショック」脱す
メガバンクが投資ファンド向けの融資を担う専門部署を手厚くしつつある。M&A(合併・買収)が過去最多になり、企業買収に使う資金需要が急増している。三菱UFJ銀行は人員を2割増やし、大型案件の獲得に向けて組織も再編した。各行は22年の「マレリショック」で新規融資に慎重になっていたが、審査機能を厳格化したうえで拡大に転じる。
企業買収向けの融資はレバレッジド・バイアウト(LBO)ローンと呼ばれ…
