なんか最近モバイルバッテリーの持ちが悪い。
これはそろそろ買い替え時かなとECサイトを物色しながらふと思いました。「いつも感覚的にモバイルバッテリーの寿命を察知しているけど、メーカーがオフィシャルに定めた使用回数や使用年数ってあるのかな」と。
気がつかないうちに寿命を超えていて性能が低下してしまっているケースもありそうだし、寿命を超えたものを使い続けることによって故障や事故のリスクがあるかもしれない。
メーカーさんに聞いてみた
ということで、個人的に気になるモバイルバッテリー(後ほど紹介します)を出しているメーカーのTORRASさんに話を聞いてみることにしました。
PC用の充電器も買い替えたいと思っていたところだったので、モバイルバッテリーと充電器の寿命についてうかがいます。

── モバイルバッテリーや充電器の寿命について、定められた年数はあるのですか?
TORRAS:日本の現行法規(PSE)ではメーカーが使用年限を表示する義務はないため、目安としてはメーカーが設定している保証期間を参考にしていただくのが一般的です。
寿命はメーカーが使用する素材や設計の工夫によって大きく変わります。最低限の基準だけを満たしている製品だと1年もたない場合もありますが、良質な部品を使った製品であれば、充電器なら5〜10年程度、モバイルバッテリーなら500回以上の充放電(週に1回充電するとして9年半)を行なっても問題なく使えます。
── 確かに保証期間は目安になりますね。部品の質については外観からは判断しにくいので要注意だな…TORRASさんの場合、何を基準にして寿命を評価しているのですか?
TORRAS:モバイルバッテリーの場合、バッテリー自体が寿命の要因になります。現在一般的なリチウム電池では、充放電サイクルはおよそ300〜500回が目安です。例えば、モバイルバッテリーを週3回フル充電(0〜100%)でご利用いただいた場合でも、2〜3年は十分にお使いいただけます。また、リチウム電池自体の保存寿命は5年以内が推奨されております。なお、TORRASでは世界的に高品質とされる電池を採用しており、多くの製品で500回以上の充放電サイクルに対応しておりますので、安心してご使用いただけます。
── 充電器の方はいかがですか?
TORRAS:製品の中で最も寿命が短い部分を基準にするので、ケーブル巻取りタイプのものならば、ケーブルの伸縮試験を1万回以上行ないます。仮に1日に3回程度ご使用いただいた場合でも、理論上は7〜8年ほどお使いいただける計算になります。
また、一般的なUSB-C端子の場合、1万5千〜2万回程度の抜き差しが目安とされております。
ケーブル巻取り式でない通常タイプの充電器では、内部のコンデンサーが寿命を決める部品となります。一般的な電解液コンデンサーの寿命は連続使用で3年以上とされていて、日常的な使用頻度に換算すると5〜10年程度は問題なくご使用いただける場合が多いです。
── 具体的なデータで見ると分かりやすいですね。
TORRAS:とはいえ、「設計寿命」と「実際の寿命」は同じではありません。実際に10年以上前の製品を現在もご使用いただいている方も少なくありません。
乱暴に扱えば寿命は短くなりますが、丁寧に使えば設計寿命を大きく超えて長くお使いいただくことも可能です。そのため、モバイルバッテリーや充電器を選ぶ際には、製品の素材や安全性に注意することが大切です。
目安として…
・バッテリーの減りが早くなった
・充電が極端に遅くなった
・本体が熱を持つ、動作が不安定になる
これらの兆候が出てきた場合は、快適さや安全性のため、早めに交換されることをおすすめします。
製品の素材や安全性に注意することが大切
うむ、これまで漠然ととらえていたモバイルバッテリーや充電器の寿命について、論理的に理解できました。
それにしても「モバイルバッテリーや充電器を選ぶ際には、製品の素材や安全性に注意することが大切」という言葉、これは本当にそうですね…適当に買ったモバイルバッテリーがすぐ使えなくなったことあったもんなぁ。

というわけで、素材や安全性について信頼できるメーカーTORRASのモバイルバッテリーと充電器をゲットしました。
5,000mAhなのに薄くワイヤレス充電可能

まずはこれ。個人的に気になっていたモバイルバッテリー「MiniMag」です。こちらは5,000mAhのタイプ(10,000mAhタイプもあり)。

5,000mAhの容量を備えているのに8mm/111gと薄くて軽いのが魅力です。

スマホの背面にマグネットでくっついてワイヤレス充電できるのですが、ご覧の通りのスマートさ。
「NTC温度制御チップ」というチップが使われていて熱安定性が高く、過熱保護や過充電保護機能もあり安心して使えます。飛行機の機内持ち込みもOK。モバイルバッテリー、何にしようか迷ったらまずはこれがおすすめです。
USB-Cケーブル内蔵のモバイルバッテリー

もう一つ気になって手に入れてみたのがケーブル付きのモバイルバッテリー「PebbleLink」。

本体にUSB-Cケーブルを内蔵。ワイヤレス充電には対応していないですが、モバイルバッテリーの運用にありがちな「あれ? ケーブルどこいった?」問題が起こらず便利。

このケーブル、指を通せば落下防止のリングとしても機能します。

スマホの背面にマグネットでピタッと吸着。有線による高速充電の恩恵を享受しつつ、ワイヤレス充電に生じやすい過熱問題を解消、かつMagSafeを活用した携帯性も兼ね備えています。
10,000mAhの大容量で、過熱保護や過充電保護機能もあります。飛行機の機内持ち込みもOK。サイズは15mm/190gです。

「MiniMag」も「PebbleLink」も本体横に付いているボタンを押すことで充電の容量を確認できます。
ケーブルが巻き取れる便利さはもっと知られるべき

そして、今回入手した製品の中で一番便利だなと思ったのがこれ。充電器「FlexLine 67W」です。
TORRASさんの話を聞いているときに「ケーブル巻取り式」というワードが出てきて気になっていたのですが、手にしてその便利さを痛感しました。

1mのケーブルが内蔵されていて、必要な長さだけカチカチカチカチと引っ張り出して使えるのです。TORRASさんのお話にもあった「1万回以上の伸縮試験」で耐久性もお墨付き。
バッグの中でケーブルが絡まないのはもちろん、使うときも必要な長さだけ露出させればよいのでデスクの上もすっきり。
67Wの高出力なのでPCもスマホもこれ1台でいけます。USB Power Delivery対応で高速充電可能。
最新のGaNⅢ(窒化ガリウム)技術によって、従来のシリコン半導体と比べて充電効率が高く、高出力でも発熱が少ないところもポイント高いです。
モバイルバッテリーや充電器は信頼できるものを

今回の記事を読んで、モバイルバッテリーや充電器がそろそろ買い替え時かもと思ったあなた。ぜひ信頼できる品質のものを選んでください。ここで紹介したTORRASの製品は間違いなくおすすめできます。
買うならば10月4日~10月10日と10月13日~10月25日のAmazonタイムセールでお得にどうぞ。
MiniMag:35%OFF
PebbleLink:33%OFF
FlexLine 67W:24%OFF
※TORRASの充電製品についてさらに知りたい方は、ぜひAmazon公式ストアをご覧ください。
Source: TORRAS