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2015年春夏シーズンにデザイナーの岩井良太が立ち上げた「オーラリー(AURALEE)」。2017年に初の直営店を南青山に出店。2019年にパリファッションウィークに初参加し、同年に岩井が「第37回毎日ファッション大賞」で岩井が新人賞・資生堂奨励賞を受賞した。
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AURALEEのコレクション

1983年兵庫県神戸市生まれ。文化服装学院 II部服装科卒業。2015年春夏シーズンに自身のブランドとなる「オーラリー(AURALEE)」を設立。2017年にブランド初の直営店を出店。2018年にファッションプライズ「FASHION PRIZE OF TOKYO」の第2回を受賞し、2019年には「第37回毎日ファッション大賞」で新人賞・資生堂奨励賞を獲得した。

目次
- BRAND CONCEPT -
永く愛用できる上質なワードローブを提案
オーラリーは、デザイナーの岩井良太が2015年に立ち上げたユニセックスブランド。オリジナル素材の開発に注力し、シンプルかつ上品なスタイルが特長だ。
ブランド名の由来について岩井は「ドラマティックすぎたり、意味がありすぎたりするブランドネームにもしたくなく、自分の名前をつけるのも気が進まず、シンプルで覚えやすい言葉を探してた」と話す。「AURALEEは古いアメリカの歌のタイトルらしいのですが、言葉の響きが気に入った。調べてみると『光る土地』という意味もあるというのを見かけて、朝の光が似合うような洋服を作りたいと思っていたので、しっくりきて決めた」のだという。

Image by: FASHIONSNAP
- STRENGTH -
創作の大半が生地作り、素材の良さを徹底追及
コレクション制作の際、岩井のインスピレーション源になるのは素材や生地そのもの。毎シーズン、上質な素材の膨大なリサーチから始まり、創作の大半を生地作りに費やす。素材は全てオリジナルで、世界中から厳選した原料を用いて国内屈指の高い技術を持つ工場で製作。品質への強いこだわりこそがブランドのアイデンティティとなっている。
また、オーラリーのアイテムは洗練されたシルエットも特徴。美しいカッティングで構築された非の打ち所がないピュアなシルエットが、ファンから強く支持されている要因のひとつだ。
- CHARACTERISTIC ITEM -
「オーラリー」を代表するアイテム
ブランドを代表するアイテムはニットとシャツ。「素材やディテールにこだわり、どこにでもありそうだけど、どこにもないようなものを作りたいと思っています」とデザイナーの岩井は語る。
ニットプルオーバー&ニットパンツ
ニットプルオーバー&ニットパンツは、厳しい環境の外モンゴルで育ったカシミヤ⼭⽺の中から、生後6ヶ月までのベビーカシミヤの毛のみを使用した極上のニット。稀少な素材を贅沢に用いており、加工では出せない原料そのものの柔らかさと、品のある光沢感を特徴としている。「一度着たらやみつきになる」という一生モノのニットシリーズだ。






Image by: FASHIONSNAP
ニットプルオーバー&ニットパンツ
ハイゲージリブニット
ハイゲージリブニットもニットの定番品番。エジプトの長綿のギザコットンを使用し、ハイゲージで限界まで度目をつめて丁寧に編み立てた。光沢と適度なハリ感、しっかりと目が立ったリブが特徴。

ハイゲージリブニット
Image by: FASHIONSNAP
ツイルビッグシャツ
人気のシャツシリーズ「ツイルビッグシャツ」には、エジプトの超長綿を極細番手に紡績し、高密度のツイル組織に織り上げた素材を採用。シルクのようなしなやかな肌触りと品のある光沢、落ち感が魅力だ。シーズンごとにカラーで、シルエットはマイナーチェンジしながら毎シーズン定番品として打ち出している。



Image by: FASHIONSNAP
このほかにも表糸にスビンコットンを、裏糸には柔らかな無撚糸を使用し編み立てたスウェットアイテムが人気。上質な原料と特殊な染め加工による滑らかな肌触りと光沢感が特徴で、程よい厚みがありながらも重すぎず、スウェットでありながらも上品な雰囲気に仕上がる。
- WHO TO WEAR -
こんな人に着て欲しい
「フラットな価値観を持った人に選んでもらえたら嬉しいです」とデザイナーの岩井は語る。エレガントでありながら気負いのない、毎日着用できるオーラリーの服は、手持ちの服や古着などともスタイリングしやすい。
- RECOMMEND SHOP -
オススメの店舗は南青山の直営店

直営店の内観(2017年9月オープン時に撮影)
Image by: FASHIONSNAP
ブランドがオススメする店舗は南青山に位置する直営店。面積は118平方メートルで、広々とした空間の設計はアーキタイプの荒木信雄が担当。店内は左右にメンズとウィメンズコレクションがそれぞれ並んでおり、レジは客から見えない場所に設けるなど、ブランドの世界観を反映したシンプルな空間となっている。直営店のオープンは、岩井自身もブランドの歴史で印象に残っていることだと回想する。
- MAIN SHOP -
主な取り扱い店舗は?
主な取扱店舗は「ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)」「ビショップ(Bshop)」「ロン ハーマン(Ron Herman)」「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」「ビオトープ(BIOTOP)」など。国内外の気鋭ブランドを取り扱う高感度セレクトショップを中心に展開している。
- HISTORY -
主要年表
【2022年】
ビスポーク職人によるシューズシリーズを始動。
【2021年】
EYEVAN Inc.のデザイナー中川浩孝とコラボレーションし、ブランド初となるサングラスや、東京デザインスタジオ ニューバランスとのカプセルコレクション第2弾を発売した。
【2020年】
「ニューバランス(New Balance)」とのコラボシューズを2月と8月に発売。このほか、スタイリスト私物とコラボレーションしたカシミヤコレクションを販売した。
【2019年】
パリファッションウィークと東京ファッションウィーク「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 A/W」に初参加し、2019年秋冬コレクションをそれぞれプレゼンテーション形式とインスタレーション形式で発表。「第37回毎日ファッション大賞」で岩井が新人賞・資生堂奨励賞を受賞した。また、同年は「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO New Balance)」とのカプセルコレクション第1弾や、「スタイリスト私物」や「バブアー(Barbour)」と協業したコートを発売した。
【2018年】
世界で活躍するファッションデザイナーの輩出促進を図るファッションプライズ「FASHION PRIZE OF TOKYO」の第2回を受賞。
【2017年】
ブランド初となる直営店を南青山に出店。
【2015年】
2015年春夏シーズンにデビューコレクションを発表。
最終更新日:
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