ゲラン「アビルージュ」が60周年で限定エディションを発売　コニャックメゾンとコラボ

　「ゲラン（GUERLAIN）」が、誕生60周年を迎えるフレグランス「アビルージュ」から、コニャックメゾン「ヘネシー（Hennessy）」とコラボレーションした限定エディション「アビルージュ スピリット パルファン」（100mL 2万6400）を4月15日に発売する。ラ ブティック ゲラン ギンザ シックスと公式オンラインブティックで取り扱う。

　アビルージュは、男性向けアンバー系フレグランスとして1965年に誕生。ゲラン4代目調香師のジャン・ポール・ゲラン（Jean-Paul Guerlain）が、馬術の世界にインスピレーションを得てレザーとタバコに草の香りをブレンド。バニラの芳しい香りが官能性をもたらし、中毒性がありながらも洗練された香りに仕上げた。

　今回は1828年にパリで創業したゲランと、250年以上にわたりフランス南西部のシャラントでコニャックを生産してきたヘネシーがコラボ。フランスのクラフトマンシップを受け継ぎ、伝統と革新を融合させてきた両者の信念が共鳴することから実現した。

　限定エディションのアビルージュ スピリット パルファンは、ゲランの専属調香師を務めるデルフィーヌ・ジェルクと、ヘネシーの8代目マスターブレンダーのルノー・フィリュー・ド・ジロンドが調香を手掛けた。フレグランスをオーク樽の中で熟成させることで、ヘネシーの特徴である芳醇でウッディな香りをフレグランスに吹き込むという斬新なブレンド方法を採用した。

　肌にのせるとベルガモットが際立つシトラスノートが広がり、パウダリーでエレガントなアイリスとナツメグの温かな香りが調和した、スパイシーなレザー調のハートノートへと変化。そして、濃厚なアブソリュートとチンキの2種類のバニラエキスを中心に構成したアンバーベースがタイムレスで官能的な魅力を放つ。

■ゲラン：公式オンラインブティック