「アディダス（adidas）」が、Ye（カニエ・ウェスト）が手掛けた「イージー（YEEZY）」商品の余剰在庫の販売を再開することを発表した。

　アディダスは、2022年10月にYe（カニエ・ウェスト）とのパートナーシップを解消し、5月に余剰在庫販売を実施。同施策は、2023年の営業損失額予想額の改善に貢献したが、昨年11月、イスラエルとイスラム組織ハマスによる戦闘の激化を背景に、販売を停止していた。

　同社はイージー在庫を原価で販売すると発表。今年のイージーの売上高は2億5000万ユーロを見込み、アディダス全体の営業利益は、昨年の2億6800万ユーロから大幅に引き上げ、約5億ユーロを目標としている。販売時期や販路といった詳細については、明らかにされていない。

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