「セルジュ・ルタンス」がタバコの葉の香りの新作香水を発売　時間の儚さから着想

　フランスのアーティスト、セルジュ・ルタンス（Serge Lutens）によるオリジナルフレグランスブランド「セルジュ・ルタンス（SERGE LUTENS）」が、タバコの葉が香る新作フレグランス「エクランドゥフュメ（ÉCRIN DE FUMÉE）」（50mL 税込1万7710、100mL 同2万6950 ※編集部調べ）を発売した。

　新作フレグランスは“煙のきらめき”を表現し、過ぎ去る時間の儚さやタバコの煙が立ち上る情景から着想を得て製作。絢爛と退廃を行き来し、燃え上がるように自由な人生を楽しむ人々へオマージュを捧げた香りとして提案する。フレグランスはタバコの葉とカカオ、ラム酒で構成され、官能的で温かみのある香りが特徴だ。

　ルタンスは1942年フランス リール出身のアーティストで、「フランスの知性・哲人」とも称される。1980年に資生堂のグローバルイメージクリエイターとして契約を結び、1985年に「インウイ（INOUI）」のリニューアルを担うなど、数々のグローバルイメージとビジュアルアイデンティティを手掛けた。1992年からフレグランス製作を本格的に開始し、2000年に自らの名を冠したフレグランスを発売。2005年にはメイクアップライン「ネセセールドゥ ボーテ」が誕生し、2021年に資生堂の銀座本店「SHISEIDO THE STORE」のリニューアルに伴い、同店にフラッグシップサロンをオープンした。

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■セルジュ・ルタンス：公式サイト