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トム・サックス
Image by: FASHIONSNAP

トム・サックス
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現代アーティストのトム・サックス(Tom Sachs)が、自身のスタジオの元従業員による劣悪な労働環境の告発を受け、自身の「Medium」上で声明を発表した。
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トム・サックスのスタジオの元従業員は、今年3月にウェブメディア「Curbed」にスタジオの労働環境を告発。サックスによる日常的なハラスメントが横行していたことを明かした。それを受け、サックスとパートナーシップを締結しコラボスニーカーを展開している「ナイキ(NIKE)」は、海外メディア「COMPLEX」に対し「Tomとはいまは仕事をしていない」と声明を発表。一部メディアでは、パートナーシップ解消が囁かれていた。
サックスは、「スタジオチームのみんなへ(To My Studio Team)」というタイトルの声明文で「私のやり方は万人向けではありません。高い理想のため、時には従業員に対して攻撃的なアプローチや後悔するような言動を取ってしまったことがあります」と従業員へのハラスメントについて認めた上で、「はっきりさせておきたいのは、私は誰かを不快にさせようとしたことは一度もないということです。意図的に人を傷つけるようなことや、嫌がらせをしたという事実はありません」とコメント。「スタジオの地下室を“レイプルーム”と呼んでいた」という報道に対しては、「1990年代初頭にした表現ですが、その後すぐに撤回しています。今ではそう呼んだことを心から後悔しています」と綴った。
今後のスタジオの運営方針については、「外部の助けを借りながら、新たなガイドラインを作成し改善に努めています」と話し、最後には「アーティストやチームリーダーとしてだけでなく、1人の人間として、これからも革新的なアイデアと創造、自由、そして思いやりを大切にしていきます」と締めくくった。
最終更新日:
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