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今月(10月1日~10月31日)
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
子守唄のままの優しい未来をネタバレ2024年2月26日このレビューはネタバレを含みます▼ 第3話。アリステアはララに背負われて、彼女の家に連れて行かれます。その時にララが歌う子守唄には、短い中に、切ない、愛しい想いが込められていると感じました。そして「これが、このふたりの到達点!」と、勝手に思っています。既刊26巻(話)までを読んだところですが、やはりといおうか、ここまでの物語は、大きな時代の流れに浮かんだ儚い泡沫の中のもの。その泡が弾けたときに、ふたりがどうなってしまうのか。おじさんとしては、それがとても心配です。一読者としては、ただひたすらにふたりの未来があの子守唄のままに優しいものであれ、と祈るばかりです。
※この子守唄に、勝手に旋律をつけて、心の中で歌っています。 -
シンデレラが結婚したので意地悪な義姉はクールに去……れません!?
このお姉さん、とてもカッコイイ!ネタバレ2024年2月26日このレビューはネタバレを含みます▼ 幾つか「シンデレラ物」はあると思いますが、このペトラ姉さんがとてもカッコよくて既刊(単行本2巻)まで買いました。1巻の終わりから2巻の冒頭にかけて展開する賢人会議で、無能な「である」男どもをやり込める場面は「もっと詳しく!」と思ってしまいますが、このくらいで物語を進行させるのが、程よいあたりでしょう。まともに政治を描くと、作者も読者も大変です。お相手のエリクから強烈にアタックしてきて、無事に両想いになったこのふたりがこれから何をやらかすのか、とても楽しみです。エリクの正体が、わかりそうでいて、「イヤイヤそんな安易なことはなかろうよ」とも思わせるので、そこも楽しみ。絵がしっかりしているので、気持ちよく読み進められます。 -
口調が現代のものなのがイイですネタバレ2024年2月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史ものを描くのは、本当に大変な作業だと思います。たとえば登場人物たちの口調を古めかしいものにしないと違和感が出たりしますから、その方面の研究も必要になるでしょう。架空の国々を舞台にすればこの違和感を緩和することができますが、この作品ではそれが成功していると思います。主人公や周辺の人物たちが魅力的であることはもちろんで、こういう作品に出合えたことが、とてもうれしいです。
長い作品ですから仕方のないことですが、主人公たちは多くの悲しみや苦しみを、その身で受け止めなければなりません。ですから、読み手としては、ただひたすらに、描かれていない彼らの時間が幸せなものであることを祈るばかりです。いいね
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絵にさらなる向上を2023年1月19日ありがちな設定ではありますが、何となく惹かれて購入。こういう辛い目にあっているキャラを見ると、何とか穏やかな幸せを、と願ってしまいます。とはいえ、それは創作者の領域なので。
不器用なふたりの行く末を、ただ見守るしかないですよね。
一点。
絵をもう少し磨いてもらいたい。ああ良い絵だなと思うことも多いんだけど、時々、物語から覚めてしまう絵があって。一層の研鑽をお願いします。もっとみる▼いいね
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一目惚れと言われたのに実は囮だと知った伯爵令嬢の三日間 連載版
偶然のお買い物でしたネタバレ2023年1月19日このレビューはネタバレを含みます▼ この作品、ホントに偶然のお買い物でした。で、なかなかにお買い得でした。こーゆー元気なヒロイン、好きですね~!
まだ無料で読ませてもらえる3話目までしか読んでないので、これからどうなるのか、楽しみです。ま、主人公たちのすれ違いはお決まり通りですが、侍女さんもいい味出してるからね、期待してます。いいね
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今になってやっと読みました2023年1月15日あまりにも有名な作品。
2022年になって、やっと読みました。いや~、大変な作品で。こういうことを突き付けることができるのが、マンガの優れたところじゃないかなと。映画やドラマもやったけど、未見なので何とも言えませんが、人間社会の根本的なタブーに触れるこういう表現は、実写では難しいのではないかな?アニメでも難しい。つまり動画では無理が出てしまうと思います。マンガだからこその、読み手が時間を自在にコントロールできる自由度が、こういった作品の鑑賞には必要なもの。
うーん、この感覚は古いですか?もっとみる▼いいね
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男運ゼロの薬師令嬢、初恋の黒騎士様が押しかけ婚約者になりまして。 連載版
若干、絵に努力を求む2023年1月15日設定としても物語としてもキャラとしても好感度高し。まだ連載版を単行本1巻分しか読んでいないから、今後も期待大、という段階。
ただし、時々絵に違和感。もっとみる▼いいね
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異世界から異世界へネタバレ2023年1月15日このレビューはネタバレを含みます▼ リアルからの異世界転生ではなく、異世界から異世界への転移。そのため主人公の精神的負担が少なくて済んでいるわけで、例えば何で主人公が元の世界のこと、家族や友人らとのつながりを気にせず暮らしていけるのか、という読者の疑問を薄めることができている。まあ、フリオ君もリースちゃんもカワイイし健気だし真っ直ぐなので、これからも読んでいきたい作品です。
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物体Xの正体が知りたいネタバレ2023年1月15日このレビューはネタバレを含みます▼ お話し的には悪くない。主人公のキャラも好感が持てる。ただ、例えば物体Xのような物質の理屈がいまだに見えないので、これがマイナス要素。
絵については、もうちょっとかな。画面構成も、もう少し工夫を。いいね
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック) 分冊版
王道展開だけど……どうなる?2023年1月15日こういうタイプの王道をいく作品かなと思います。単行本1巻分を、単話で読んだところですから、これから話がどうなるのか、楽しみにしています。もっとみる▼いいね
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出稼ぎ令嬢の婚約騒動 次期公爵様は婚約者に愛されたくて必死です。 連載版
ヒロインにちょっと意外性2023年1月14日最初の試し読みの段階では、よくあるめげない没落令嬢のシンデレラストーリーだな、と思っていましたが、そんなことはなかった。彼女の意外性に引っ張られてます。もっとみる▼いいね
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そりゃあ苦労するよね+おとーさんが楽しいネタバレ2023年1月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界に行ってしまって、こちらの料理を作って喜ばれるお話しが、基本的に好き。これもその類なわけだけど、料理の中でも制約の多い「お菓子」に固執しているから、そりゃあ苦労するよね。ほかの作品と、もう一つ違っているのは、おとーさんとの掛け合い。このウチのおとーさんは、副主人公格。もちろんヒロインは別にいて、主人公と彼女とのやりとりもほほえましく実に楽しい。でも、おとーさんとのやりとりが、こりゃ漫才ですかって感じで可笑しいったらない。絵的には、もう少々頑張ってもらいたいけど。
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邪魔者のようですが、王子の昼食は私が作るようです 【連載版】
上流階級なのに庶民な主人公ネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ というのは、まあ時々あるけど、このお話は他のキャラも、ちょっとそれっぽい。ナーさんとかよっちゃんとか呼んじゃうし。いいね
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役立たず聖女と呪われた聖騎士《思い出づくりで告白したら求婚&溺愛されました》
ちょっとユルくてちょうどイイ2023年1月12日分冊版の方でも書きましたが、完結したのでこちらで。
ふたりの主人公が何とも魅力的。聖人であり過ぎないユルさがちょうどイイ。お話しの長さも、これくらいがちょうどイイ。きれいな絵と崩した絵とのバランスもイイ塩梅で、こういうところは、たとえばアニメ化するときに制作者(監督をはじめ、コンテマン・原画家・動画家など映像部門、音響監督・選曲・効果マン・声優など音響部門のスタッフ)のリズム感やテンポ感が試される。けどまあ、現在のところ成功例は少ないかな。実写は、初めから考えない。むりだから。
でも。
でも、動いて声を出しているアナベルとリュカが観たいな~。
もっとみる▼ -
パパがコワイよ~ネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 現アルベルである転生した人格に、元のアルベルが抱えたトラウマや記憶が融合していて、その微妙さが面白くもあり、ご都合主義的に見えなくもない。例のごとく、転生前の記憶に従っていろいろしでかすのはお決まりとして、このお話を後ろでワクワクさせているのは、アルベル・パパでは?他のキャラからも魔王に思われているし。果たして、このパパは無事にアルベルを巣立たせることができるのか?!
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こういう落ち着いた異世界物がうれしいネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ アニメ化もされて、チラ見したそちらも面白そう。声優さんたち、とくにホーク団長の井上さんが、さすがのベテラン。いい味出してる。
マンガの方は、まったく文句なし。ハイティーン~二十歳くらいの主人公も悪くないけど、セイくらいの落ち着いた主人公の作品を読みたかった。アイラちゃんも健気でいい子だし。
続きが楽しみです。いいね
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)
この方面の王道かなネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ きれいな絵、しっかりした画面構成、破綻のない物語の運びなど、まず王道といえそうな作品かと。主人公の双方に敵役がいて波乱が生まれそうなのも、王道展開かなと。サイモン君を、物語上どう処理していくのかが、今のところもっとも気になる点。いいね
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あ、そういう方向ね!ネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルからして、「婚約破棄―逆転―ザマア」型であろうとは、すぐに想像がつくわけですが、主人公がちょっと面白いのと、どうやら加護をくれるミナサマがオモシロソウなので、とりあえず分冊版をまとめの1巻分購入。今のところ次巻の発行を、期待を込めて待ってます。
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私の原点 そして頂上2022年10月13日光瀬龍さんの小説が私の原点。きっと、生涯でこれ以上の作品には出会わない。それをマンガ化したものが今回の電子化されたこの萩尾望都さんの作品なのだが、久しぶりに再読して、改めてマンガと小説との「メディア」としての違いを味わうことができて、とても興味深かった。小説に笑えるようなシーンはほぼない(アスタータ50での、オリオナエとシッタータとのやりとりくらいか)のだが、萩尾望都さんはマンガ化する作業の中でそこに適度な笑いを含ませ、マンガというメディアならではの「百億千億」を創り上げた。この作品は、私にとってのマンガの、一つの頂上。今、この時代に、日本に生きていることの幸福を感じます。もっとみる▼
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どこまでイクのか、この不思議な逆ハー😉ネタバレ2022年10月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 久々に出た新刊を読んで、ますますこう思いました。「どこまでイクんだ、この不思議な逆ハーレム状態は!?」ヒロインの、男女問わずのモテぶりが更にグレードアップして、これはもう終われないお話しになっちゃったんだろうな~、と目眩を覚えながら電車内でつぶやいてしまったワタクシ、周囲からはあやしいオジサンに見えたかもしれません。「キース・ルート ハッピー・エンド」というクレジットが出ていましたから、そんなことはないのかもしれませんが、全員のエピソードを回収して納まりをつけるのはいつになることやら。また、ひとり増えてるし。ポチも気になるしな~。
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レディロのパンが食べたい😉ネタバレ2022年10月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 転生モノでよくある、先が読めているからこその逆転劇、ではないあたりが面白い。ただ、若干わかりにくい部分があって、もう少しゆとりをもってドラマが展開されたらよかったかな。絵的にはちょうど良い感じ。個人的には「1カメ・2カメ・3カメ」に、思わず噴き出しました(笑)それはともかく、ヒロインの焼いたパンが食べたい!
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男女なんて関係ないさっ!ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 愛されて育った人は、逆境に耐えられる。本当にそうかはわからないけど、この主人公は自分の芯に、愛される喜びにはぐくまれた自己肯定感がしっかりと根付いているようだ。理不尽な状況に負けず、多くの人々の幸いのために大胆に行動していく。それも、頭でっかちに自己満足でやらかすのではなく、地道な普段の活動を通じて身につけた知識と知恵と人脈とをフルに活用して。ここが、読んでいて気持ちがいい。主人公が男か女かなんて、関係ない。まあ、現実にこうはいかないんだけど、それはほら、お話しなんだから気持ちよくなりたいじゃないですか。紙の上、モニターの上でしか物事を知らず、そのまま判断するような輩が国を動かしてエラソウにしているとある国に住んでいる身としては、フィクションの中くらい、楽しまないとね。そして、第4巻で無事に相思相愛のハッピーエンド。このくらいの長さが、良い加減ではないでしょうか。次巻からも、きっと二人で世の荒波を乗り越えていくことでしょうけど、もうこのくらいでふたりを楽にさせてあげたいとも思います。う~ん、悩ましい。
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病原菌と税金ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 基本的に大変面白く読んでおります。絵もしっかりしていて崩れないし、物語もイイ感じです。このお話しのユニークなところを2つ。①異世界とこの世界と行き来できるということには、見えないレベルの心配事があった。おそらく検疫や感染症の関係者、外来種生物の問題に取り組んでいる人にとっては自明のことだったろうけど、現実にガラパゴス諸島とか小笠原諸島とか、世界各地で困っているところ、対策に力を入れているところがある。②税金が高過ぎると生活に余裕を失って、社会全体がしぼんでいくということ。余裕があれば、僕らはいろいろなことにお金を使うんだから、経済がぐんぐん回っていく。こんなこと、社会を動かしているおエライ方々は、よくご存じだと思うんだけどねぇ。(自分が貯めこむことにしか、アタマが働かないのと違うか?)
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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
がんばれ少年!ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく心優しい主人公が、何ともかわいくて!戦乱の異世界だから、そういうお話になるのは仕方ないとして、主人公の周りに集まってくる仲間たちも魅力的。特にリシアちゃんが健気だし利発だしで、勝手ながらご活躍を期待しております。自分の野心を「素晴らしい男性に見初められること」と告白するところに抵抗がある人もいそうだけど、自分を芯から受け入れてくれるパートナーを求めるのは、おそらく自然なことで、それは時代が違っても変わらないこと。この物語の時代や社会の設定に合わせるとリシアちゃんの台詞のようになるんでしょうけど、現代の日本なら表現は別の形になったはず。そもそもパートナーを求める気持ちは、男女にかかわりないですしね。いいね
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ああっ自分もきっとこんなになるな、と。ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ もしホントに異世界にぶっ飛ばされたら、そんでもってネットスーパーが使えたら、ああっ自分もきっとこんなになるな、と思える。ムコーダ君に激しく同意してしまう。料理も、ネットスーパーで手に入る、便利で簡単な材料を使ってしまう。本格的な料理なんか、まあまずやらない。にしても、オーク肉やらレッドボア肉やら、くう~っ美味そうじゃないか!?フェルはいいヤツだし、スイちゃんはカワイイし、ドラちゃんもイイ味出してる。一時そんな世界に浸ってから、現実のお仕事に向き合うんだよね、みなさん!
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神です!(あっ女神さまか)2022年5月4日文句なく神です!女神さまです!マンガから入り、アニメを堪能し、吹き出しの台詞は井上・冬馬・久川の三女神の声となって久しく、BGMはもちろん浜口史郎さん!ベルダンディの性格が、井上さんの声に影響されたのか、徐々にほわんほわんしていくのが、また何ともいえない味わい(?)です。もっとみる▼
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王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。(コミック)
もしかしてこれが「素」なのか?!ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 健気な人が不幸に見舞われるのは、あまり見たくないでしょ。元婚約者の王様があまりにもお馬鹿で、これは何の風刺なの?と考えてしまうのだが、もしかしてこれが「素」なのか?ちょっとハラハラしてます。絵は、もう少し丁寧に。線に色気も欲しい。いいね
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少しずつ広がる異世界2022年5月4日堅実な画力があって、それでいてマンガの絵にしっかりなっている点が、うれしいところ。ストーリーとの相性も大変良いと感じます。お話は、転生もの+お料理もの+しっかり恋愛もので、気持ちのいい展開が楽しいです。主人公の身の回りから、少しずつ物語が広がっていき、さてどこまで行くのか。楽しみだけど、変に込み入った政治っぽい要素が入り込まないとイイナ~。もっとみる▼
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異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。
こういう落ち着いた転生モノもイイよねネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 本好きな主人公ふたり。とっても共感。今はどうしてもマンガに走ってしまってるけど、もっと小説を読みたい!いや、マンガが劣ってるなんて思ってないですよ。落ち着いて文章を追えない毎日の中で、絵で直感的に受け取れるマンガが救いになっている、ということ。時間的な制約の問題です、おそらく。ああ、月奈さんの作るホットサンドのランチが食べたい!回復魔法で元気になりたいよ~。いいね
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まさか!の設定が可笑しくて😉ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて最高評価。絵柄も物語も、互いにベストな組み合わせだと思います。主人公たちも可愛いのですが、女王様(お母さん)がまたカワイイ!王配(お父さん)のギャップ萌えに激しく同意。で、プライド王女のまさかの逆チートが可笑しくって!第2巻を読んでいて、ああそうだよ、と再認識したのが、騎士団や王族の存在意義。現在の日本でいえば、自衛隊・警察・消防などの現場の人たちや政治家・公務員、企業の経営者が、それにあたるでしょう。このような覚悟をもった人たちが多くいるはず、とは思っているけど、特に巨大組織のトップやその周辺は、こんなこと薬にもしたくない、という輩ばかりなんじゃないか!?(いや邪推ですって、ヤダな~)
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案外人生訓ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ ひとりでガンバッちゃう、ゲーム世界に転生した主人公たち。だって、未来を知ってるのは自分だけだから。でも、そこに「もっと周りを頼っていいよ」というメッセージを埋め込んだのが、この物語なのかな、と。カワイくてユルい絵柄だけど、主人公が関わることのできない、その世界に生きている人物たちの行動が物語を動かしていて、ストーリーが複雑化していってますよね。この後どうなってしまうのか。「ああ、かわいいお話しだったね」とは、終わらないのかも、案外。
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真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです
どっちが本筋?ネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ すっごく単純なお話しかと思っていました。なんせ、おバカな元婚約者(ぱっぱーん、とか書き文字されてるし)という設定はベタだし、絵柄はユルくてカワイイ感じだし、主人公の「追放」は月並み(どころではない)な冒頭だし。で、このお話し、聖女が本筋なのか、「天誅!」を受けて滅びる方が本筋なのか?まあ、面白いからいいんだけど、ちょっと戸惑っています。いいね
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心を寄せ合うふたりがいいですネタバレ2022年5月4日このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆる「醜いアヒルの子」型のお話しですが、主人公のふたりがともにマイノリティで、絶対的に互いが互いを必要としているところが、ユニークです。もちろんふたりの人柄がよくないと、お話しとして面倒になるわけですが、これはその点でもご心配なく。オジサンとしては、もう、ただただふたりの行く末に幸あれ!と祈るばかりです。
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意外と成長物語2022年5月4日若い女性がその能力と努力と人柄で成功していくお話し、と思っていて、それはそれで面白く読んでいたんですけど、徐々に自分の中に「?」が膨らんできて。ああ、これは「若い」人が自分に気付いていく成長物語なんだ、と思って読んでします。もっとみる▼
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庶民であるワタシにはとってもおいしそうで2022年5月4日転生ものにはお料理の出てくるものも多く、これももちろんその類ですが、一般庶民であるワタシには、そのお料理がおいしそうで、タイトルの通り「しあわせ」を感じますね。休日でも早起きしてしまう(もうちょっとで還暦だ~)ワタシ、家族が気づかない(目が覚めない)うちに、簡単なスープなんかを作ったりしますが、起きだしてきた家族がそれを食べながらほっとしたような顔を見せてくれるそんなとき、アリアの気持ちに近い想いを抱いているのだろうな、と思いますね。もっとみる▼
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なるほど!こういう路線か~2022年5月4日なるほど!というストーリーラインで、面白かったです。まあ、あまり話を大きくしない方が安心して読めますね。小難しくせず短く終わらせたのは、きっと正解。もっとみる▼
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これからがちょっと心配2022年5月4日面白いです。まさにタイトル通りの展開で、いい発想だな~、と感心。もう、面倒なことは抜きにしてドンドン行ってほしいと思うんですけど、どうしてもこの手の物語は内容が深刻になってしまうことが多いので、そこが心配。もっとみる▼
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ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである 分冊版
この発想はなかったよ2022年5月4日あはは!この発想はなかった。玉の輿(という言葉も死語化が求められるけど)を逆手にとって、さらにその上を行ったね。面白いです。もっとみる▼いいね
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2019年夏に再読して2019年8月11日20年近く前のこと、生徒が持ってきた単行本を借りて全巻を一晩で読みました。すぐ隣では連れ合いが、私が読み終えた巻を受け取って、やはりページを静かにめくっていました。ふたりとも、ページをめくる手が時折止まって、情感豊かな、あるいは切れ切れな描線をじっと見つめ、見開きいっぱいに並ぶシュウジのマインドボイスやちせの日記を口の中でなぞっていました。どうにも許しがたい「集合としての人間」の愚鈍さに対峙する個人。「人間なんてこんなものさ」という諦観と、それでも「人は愛おしい存在なのだ」というあたたかな想い。2019年の夏、再び黒雲が世界を覆い始めたような今、この作品を再読して、互いを思いやることを、もう一度強く胸に刻みました。もっとみる▼
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素敵な物語です2019年7月15日素敵な物語をありがとうございます。まず、作者の大海とむさんに、お礼を申し上げます。一途な翠さん白銀さんの物語に出会えて、おじさんは静かに心を揺さぶられています。堅実な画力と画面構成が、ふたりの物語をしっかりと支えているので、没入した世界から突然はじき出されるようなこともなく、素晴らしいひとときを過ごすことができました。きっと人は誰しもが、誰か(何か?)の「特別」でありたいと願っています。翠さんと白銀さんが辿るのは、互いが互いの「特別」になり、それを天地に認めさせていく道筋。その一途さが、とても愛おしい。人の求める「物語」の本質ですね。これから幾たびも読み返させていただきます。もっとみる▼