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ぽこさんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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祝!恋人編スタート!ネタバレ2025年8月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 世界1好きなBLなので続編を楽しみにしていました!
単行本派ですが、待つ自信がなかったのでとうとう単話に手を出してみましたが…悔いなし!!ずっと2人に会いたかったーー!!
相変わらず巳鹿島さんの溺愛ぶりだけでも「あーこれこれ、これを待ってました、変わらぬ包容力流石です巳鹿島さんありがとうございます」と嬉しかったのに、……新田君が甘えとる…甘えとる……!!右葉曲折あったこれまでを思うと、2人の関係性の変化がただただ尊い……
恋人編のイチャイチャ破壊力が初っ端からとんでもないので、これからも単話買いでリアルタイム追いかけていきます!いいね
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めでたく婚約破棄が成立したので、自由気ままに生きようと思います
途中まではとても面白かったネタバレ2025年4月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 男爵令嬢ヒロインが逞しくて、婚約破棄ザマァものにしては「そうきたか!」と途中までとても面白く読ませて貰いました。
⭐︎2の理由は最後の最後で明かされた『ヒーローの女性遍歴がかなり豊富だった』ということ…。
今更明かされても何の好感度も上がらないのに何故…???その設定必要だったのかな???
それまでの作中ではむしろ女性に群がられても無視してた硬派キャラだと思っていたのに…
目には目を。
ヤリチ◯にはヤリマ◯を。
ヤリチ◯×処◯はヒロインが気の毒。いいね
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ヒーローsideを読んで一気に残念にネタバレ2025年3月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 後半のヒーローsideを読んで心底ガッカリ。最後の最後に後味が悪くなってしまって残念。
別にヒロインに一目惚れしたわけでもなく、婚約者との結婚が嫌で「好みだったら誰でも良かった」と思って相手を探してたとか知りたくなかった…。
初対面の出会い頭衝突の時にヒロインに対してなんとも思ってなかったことも…初行為中に好き好き言ってたから、てっきりこの時に一目惚れしてたのかと期待してたのに、据え膳で理性ブチ切れてヤっただけとか…。実はなんの伏線もなかったというガッカリ感。
普通に娼館通いしていたのも、ヒロインが白騎士に絡まれるのも承知の上で迎えに行かなかったのも…目的は自分を頼って欲しくてって…ただただドン引き…。腹黒系が嫌いなわけじゃないけど「好きな女を傷付けてでも目的達成する」という思考は生理的に受け付けられず。諸々知りたくなかった…。
ヒロインが流されやすい性格とはいえ、平民が貴族に逆らえないのはわかる。「断れないよね笑」「まさかの乳母エンド笑」と特に嫌悪感なく読めていただけに、ヒーローsideで物語自体の印象が変わってしまったので残念…ローズが1番好きかも…いいね
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覚醒系溺愛ヒーローが最高にかっこいいネタバレ2025年3月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 玉石混淆のなろう系作品の中で、個人的には大傑作といえる作品!端的明瞭なタイトルも秀逸!(あらすじみたいなタイトルは先が読めて萎えてしまうので、かなり嬉しい!)
言葉選びのセンスが良い作家さんなのでしょうね。なろう系にありがちな「目が滑るような説明書的な長文」がなく、一文一文が面白い。重いテーマでありながら、所々に「これラブコメだったっけ?」と思わせるくらい笑わせてくれるので全く飽きない。
全編通して中弛みせず破綻なく、湖畔の村での生活風景などの背景描写が丁寧な作家さんなので、どっぷり世界観に浸れます。
_______(ここからネタバレ)__________
イケメン優男風だったヒーローが、魔術師の封印を解除した後に【溺愛クレイジー思考標準装備】したのが最高に良かった〜!清濁併せ呑んで、今後も害なすものは1人残らず灰にしてくれるであろう絶対的安心感たるや!ヒロインや子どもだけでなく、その先の子孫達もがっつり守る気満々のヒーローに読後感最高でした!
R18もエグ味のない絶倫描写…からの翌朝のヤリすぎてごめんね正座!はすごく良かった。
コミカライズもして欲しいけど、序盤から暫くの間はヒロインが老婆なので小説として楽しむのが1番かな? -
ノンデリヒーローが好きになれずネタバレ2025年3月14日このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー件数の多さ&高評価だったので読み始めたものの…全然ヒーローが好きになれないまま、惰性で読了。
ヒーローは3年間猫被っていたけど、【親目線】からしたら最悪な婚約者としか言えない。実家が太くて、仕事が出来るイケメン。ノンデリ。ただそれだけ。お前に娘はやれん。
「当て馬との関わり方を婚約者の親に堂々と見せられる?当て馬とベランダで毎晩晩酌してますって親に堂々と言える?その当て馬に『面倒な婚約者』発言して、その時婚約者の娘さんは真後ろのベッドで寝てました(というか聞かれてました)って親に言える?初体験も自分本位で、ロマンチックなムード全然ありませんでした。というか、いつもそういう雑なセですって言える?……どれも言えないよな?言えないことを悪意なしにやれてしまうところがタチが悪い。
親はさ、大事な娘にこんな思いさせるために「手を出すな」と言ったわけじゃないと思うよ。ヒーローは「大事にする」の解釈を間違えてるとわたしは解釈したけど、それは自分に娘がいるせいかな…とても腹が立ってしまった。
3者視点の構成は面白いし、ヒロインと当て馬のポジション自覚が逆な女性達も面白い。でもヒーローの言動が無理でした。 -
ラストが残念ネタバレ2025年3月10日このレビューはネタバレを含みます▼ ある意味ハピエンなんだろうけど、王道ハピエンを期待していたので肩透かし気味に終わってしまった。ラストで「え?」となって満足度60点。でも、よくよく考えたらタイトル通りだった。ヒロインだけが『それなりに幸せ』。子ども達に関してはそういう環境で育ってしまったからある意味『それが普通の生活』なだけであってモヤモヤ。ヒロイン的にヒーローの執着愛が重すぎてウザくなるのもわかるけれど、家庭に問題がなければ子どもいるなら両親揃って育てて欲しい派なので、子どもよりもヒロイン自身の「粘着ウザい」「社交界面倒くさい」という気持ちを優先したのかー…と。うーん、王道ハピエンが好きなので好みじゃなかったな…
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最後までヒーローが好きになれずネタバレ2025年3月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 【ヒーロー&愛人との詳細な行為描写が地雷な方は要注意!!】
ヒーローのハニトラ設定&ヒロインが離婚を決意するまでの途中経過が辛すぎて泣けた。鼻水出るくらい泣いた。作者様の手のひらでまんまと転がされただけなんだけど、あまりに辛すぎてヒーローが大嫌いになってしまい、中盤以降〜ハピエンまで気持ちがついていけず…。
ヒーローにとってはあまりないザマァのない尻窄み感のあるハピエンで、読後感イマイチ…。
騎士である妻を戦地に送らせない為とはいえ、己の身体を使って多くの愛人を作り、ハニトラに勤しむヒーロー。
「戦地に妻を送らせないため」と本人は至って真面目に思ってるけど、どうせ妻の意向を完全に無視するなら、不特定多数の愛人作ってハニトラするよりも、無理矢理にでも騎士辞めさせば良かったのに…それが最短のハピエンだったと思うんだけど…
【実は戦死してたと思った妻は生きていて、記憶喪失になっていて、拾ってくれた当て馬とステップファミリーとして幸せになりました⭐︎ヒーローは死ぬまで絶望⭐︎メリバエンド】にならないかなー!!と楽しみにしながら読み進めたけど、結局は【子は鎹⭐︎ハピエン】…。
ヒーローが嫌いすぎて、再会してからのR18は全然楽しめなくて残念でした…。 -
【注意】性的小児虐/待ありネタバレ2025年3月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まで楽しく読んでいたものの、ヒーローの女嫌いの理由が本当に不快。一瞬にして気分が悪くなった。
確認として原作を読んでみたものの、やはり小児虐/待設定は同じだったので心底がっかり。子どもへの虐/待を安易に女嫌いのネタとして使わないで欲しい。せめて…という言い方はおかしいけれど、現実の小児虐/待が想像を絶するほど残酷だからこそ、物語はせめて未遂にとどめて欲しかった。子どもをネタにするのは本当ダメ。
原作なろうと比べて話自体大分改変されていたので、この設定も変えて欲しかったと心から思う。 -
なろう系コミカライズの傑作ネタバレ2025年2月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作も読了済み。「なろう系コミカライズで作画が美しいものはほぼ大当たり!」がモットーですが、こちらも大当たり!脱走工作員設定なのでハラハラもありますが、ベースはステップファミリー要素が割と強め。恋愛メインではないもののしっかり胸キュンもあり、色々と楽しめて最高💗包容力のあるヒロイン&ヒーロー同士なので安心感が半端ない💗展開のテンポが良いので飽きずに安心して読んでいられる良作!
芯のあるヒロイン&じんわりくる優しい物語がお得意の原作者守雨先生!今作もバッチリ!なろう系は作画によって凡作になりがちですが、画力の素晴らしい牛野先生の描く世界観の中でどのキャラ達も生き生きと大活躍してくれます😄作画が素晴らしいって本当有難い〜😄 -
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脇役イケメン達が好きネタバレ2025年2月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 完結まで読了。良くも悪くも綺麗にまとまった少女漫画だったなと。イケメン兄弟達が誰1人として死ななかったのは良かった!(主人公達よりも、脇役の第三王子や侍従、弟君達が好きだったので読み続けていたのが実のところ😓)
ヒロインが死線を潜り抜けて獣従になった割に早い段階で恋愛脳になり、ヒーローもただの溺愛キャラに…希望としてはヒーローにはごりごりのスパダリ覚醒して欲しかったけど、結局優しい溺愛キャラで物足りず。
どれだけいざこざが起きてもハピエンが予想出来る流れだったせいか、特にこの2人には感情移入出来ないうちに完結してしまった。話の展開的に面白いなと思ったのはヒロインが覚醒して1人で戦った最後の最後だけ(こういう展開がもう少し早ければ良かったな…)。パパの退陣が呆気なく、悪役第六王子の処罰も極刑でないし…うーん、味方が死ななくて良かったけれど、せっかくの異能設定だったのでもう一捻り欲しかったな。いいね
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『最期』の過ごし方は人の本質が現れるネタバレ2025年2月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 現実に打ちのめされる事の方が多い末端医療従事者なので、ハピエン派&異世界魔法ありの設定大好き!この作品も「魔法があって良かったなぁ」と素直に思えました。物語くらいはね、皆幸せになって欲しいんですよ。『最期』って逝く人も残される人も本質がエグいくらいに出てくるもので、そんな中でお互いを思い遣っているとても優しい物語でした。
原作のなろうでも単話の短い物語なのに、クオリティの高い作画作家さんによってコミカライズされるとここまで上質で丁寧な作品に昇華されるのだなぁととても嬉しくなりました😄いいね
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ヒーローのシモが緩い設定がダメだった…ネタバレ2025年2月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作読了済(星⭐︎1の時は絶対原作読了してから!がモットー)
そもそも無理矢理結婚しておいて初夜なしというのが妻の尊厳完全無視なのに、結婚後に性欲発散目的でよそで他の女を抱いてるのが本当にダメだった。(その理由がヒロインのことが大事過ぎて…という高評価レビューがありましたが、その理由だと恋仲になった後もずっとよそで済ませる事になる気が…)
追い打ちをかけるように、王様から派遣された夜伽女と馴れ馴れしい幼馴染元王女の登場。性的な事は無かったけど、完全に連想させる当て馬&不貞行為をなんとも思っていないヒーローなので生理的に気持ち悪くて😔
ヒーローのシモが緩い設定ってどの層に需要があるんだろう?いや、一定の性癖層がいることはわかるけど溺愛モノのヒーローにその設定いる???
ヒロインボコボコにした状態から溺愛展開になるなら、ヒーローも心が死ぬ位のザマァがないと受けつけられない派としては、ヒーローが「あ、好きだわ」と自覚してからの溺愛という肩透かしエンドだったので星⭐︎1です。 -
ヒロインのネガティヴさが流石にしつこいネタバレ2025年2月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は斬新な箱入り娘が面白かったけれど、段々モヤモヤし始め……惰性で最新7巻まで読んだものの、未だに箱の中から出てこない。婚約発表も箱。王様達との茶会も箱。重要イベント…というか日常生活もずっと箱。
何があっても「出たくない!」と意地を通してもう7巻目突入。ここまでヒロインのネガティヴ思考が続くと、陰鬱が溜まって読み続けるのがしんどい。
……いや、ネガティヴ思考というか単純に『我儘』なのかもなぁ💦
「自分は傷ついたから外に出るのは嫌。でも、外に出ない事によって周りを傷つけるのはOK」的な自己中心的思考。
応援してたけどもう無理かな。
残念ながら脱落です。 -
ただの異世界令嬢ミステリーにあらずネタバレ2025年2月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 最新58話まで読了済。
「この作品に出会えて本当に良かった!」と声を大にして言いたい。なろうで原作を読了したけれど、原作自体が素晴らしかった!「だから力のある作画の先生が描くことになったのだな」と納得。作画や世界観描写がとても素敵で、また違った視点から読めて眼福!原作の素晴らしさを何倍も高めてくれている神作!
中弛みが一切なくて全話面白いのだけど、特に57話のスカーレットパパ編は別格!!!
パパが骨壷を抱きながら語る回想シーンは涙なしに読めない。滅多に泣かないわたしが何回読んでも自然とボロボロ泣いてしまった。個人的には神作の中でも神回だと思う。
ーーーー(ここからネタバレあり)ーーーーー
スカーレットの棺に「寒いといけないからブランケットを入れるの忘れないようにしないと」なんて、溺愛してなきゃそんな思いつかないし、ずっと見守り続けてきたからこそ言える言葉で…。
パパは国の為に愛娘を殺さねばならず、国の為に生きねばならならず。描写はないもののスカーレットの死後は想像を絶する地獄だったはず。宰相である自分が死んでしまうと国が滅びてしまう=愛娘を殺した意味がなくなってしまうから死ねなかっただけで、本当はずっと苦しくて死にたかったのだろうな(心理学者&精神科医だったフロイトの構造論的にいうと、パパは『超自我』がバキバキに強いのだろう。それ故にスットコドッコイ…)
パパにとっては憑依したスカーレットから『愛されていたことくらい知っていた』と聞けたことは「愛してる」と言われるよりも嬉しかったんじゃないかな。もうね、原作者の言葉選びのセンスが神がかってる。これからも生きていかねばならないパパにとって唯一無二のよすがになるのだろうなぁ…と感涙しつつ、その流れで「パパも『愛しているよ』と伝えれば良かったのに!」とヤキモキしたけれど…まぁそれが出来たらこんな拗れてないか笑。それでも、パパが渇望してやまなかった奇跡が起きたのだから、これからもスカーレット達と交流を続け、いつの日か伝えられるといいなぁ!と願っている。だってこの物語の真骨頂は【救済】だと思うから。
あー…レビュー書きながら泣けてきた。もう全人類に読んでほしい。本当この作品好き!登場人物が多過ぎて名前が覚えられないのが難点だけれども笑→だからこそ名前がゴッチャになるのでやはりコミカライズはわかりやすい! -
完膚なきまでのザマァを堪能するための物語ネタバレ2025年1月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 今のところヒロインの色恋は割とどうもよくて、悪役達への【完膚なきまでのザマァ】が楽しみで読み続けている。
この作品のザマァの好きなところは、幽閉や奴隷落ちエンドなどという【ヌルいザマァ】ではなく、時に悪役のまともな身内がザマァ判断をくだし、女子供に対しても容赦なく制裁するところ(物理的にも精神的にも社会的にも)。表紙の可愛さからは想像出来ないザマァっぷりが美味しすぎて満腹満足です。
この手の強火ザマァは読み手を選ぶだろうけれど、現実世界の拷問&処刑史の方がよほど理不尽かつ残酷なので、個人的には全く気にならない。
そして、この物語で一番残酷なのは精霊の女王であるヒロインのママ(シェラ)で間違いないと思う🙄 -
最終回で神作になり損ねた感ありネタバレ2025年1月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 大学受験編まではただひたすら「この子達が幸せになりますように」と祈る気持ちで無我夢中で読んでいて、これは稀にみる神作だ!と半ば確信していた。しかし「他県に大学進学したい」と展開になったあたりで行き場のないモヤモヤを抱えてしまい、それ以降物語に没入出来なくなってしまった。
このモヤモヤは作者との医学的解釈の違いで、実は2度あった。1度目のモヤモヤは【不眠症を親に隠していたこと】。これは物語の要になるので仕方がなかったとしても、不眠症がもたらす心臓への負担を考えれば、眠剤や抗不安薬などで薬物療法すべきだったのではないだろうか。長期間に渡る不眠症は心臓や余命への影響が少なからずあっただろう。そして2度目のモヤモヤは【起立性調節障害を抱えているのに大学進学を機に保護者のもとを離れる選択をしたこと】。この障害はコントロール出来ない。(これは家族が実際に抱えている障害なので、苦しんでいるところをずっと見てきた。家から出ることもすら困難になって高3で通信制に編入したり、二十歳を超えた今も症状が出る)。県外に進学したとして、症状が不定期または頻繁に起きた場合、どうするつもりだったのだろうか。症状の出方にも大小があり、毎回入院するレベルでないからこそ厄介な障害だ。入院対象にならず、自宅安静の場合は誰が面倒をみる?お目付け役だったヒーローは県内残るので無理だし、進学先の大学の友達にでも協力してもらうつもりだったのだろうか?保護責任を転嫁させられる側に対してあまりに無責任な話だ。わたしは医療従事者の末端として、またこの障害をもつ子どもの親として、どうにもこの選択に賛同出来ずにモヤモヤが残ってしまった。
そして、何と言っても『最終回が不完全燃焼』だったことが残念だった。この最終回はいくつか不自然な描写があり、個人的解釈としては【ヒロインは卒業式の日に倒れて、結局はそのまま亡くなった】【ラストはヒロインの願った未来】なのではないかと思っている。精一杯真っ直ぐに生きてきた子達を見守ってきたからこそ、どんな最後(最期)であったとしても「頑張って生きたね」と褒め倒して見送りたかった。正面から生死に向き合っていた作品だったのに、最後の最後で読者の想像に委ねるような曖昧な最終回になったことで、神作になり損ねてしまった感が否めない。大好きだっただけに非常に残念だ。いいね
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隠れ星は心を繋いで~婚約を解消した後の、美味しいご飯と恋のお話~【電子単行本】
男前ヒーローなので安心して読めるネタバレ2025年1月30日このレビューはネタバレを含みます▼ 全4巻読了。
正体不明の飯友が実はみんなの憧れの騎士様だった…なんて王道設定だけど、一緒に美味しいモノを食べて「楽しい」と思いあえるなんて相性最高でしかないし、「結婚してもこういう時間を過ごそう」と約束出来るなんて…もうハッピーウエディングエンドしかないじゃん!と確信し、安心して最後まで読めた😄
2人の信頼関係を構築していく過程が丁寧に描かれていたからこそ、当て馬が出てきても「当て馬が暴れ馬になるほどザマァが美味しい😄」と安心してわくわく出来たし、王女ザマァは本当ご馳走様でした🍽
個人的には伯爵家出身のヒーローの口調が「何故下町風なのか?」と疑問もあったけど、きちんとスパダリだったのでまぁいいか笑 -
宮の愛情は利他ネタバレ2025年1月30日このレビューはネタバレを含みます▼ ヤ◯チン設定は個人的に地雷なのだけれど、宮が好き過ぎて「ヤリチ◯とか現実逃避だったんだよね!まさか好きな人に再会出来ると思って無かったもんね!仕方なかったよね!」と弁護しちゃう位に好き!知りうる受けキャラの中で一番好き!
舞沢を溺愛からこそ【舞沢の幸せが何より大事】で、いつも軽いふりして、何ともなさそうな顔をして、舞沢に良かれと思う選択をしようとする宮。
BLコメディで仏教の利他心に触れられるとは…宮の愛情が優しくて可愛くて可哀想でたまらん!!
幸せそうにフニャフニャしている口元の宮を見るとすごく嬉しくなる!!
わたしは創作の世界に〈幸せや癒し〉を求めているので、ドロドロした展開や〈辛い苦しい〉がなくてホッとした気持ちで読めるのはありがたい。裏表のない真っ直ぐな変態舞沢といい、嫌なやつが出てこないのもありがたい。
電子に引き続きコミックスも買ったけど、修正が甘くて最高でした。画力と構図センスがエグい!欲を言えば、もう少しエロが長いと完璧なんだけどな。先生のTwitterの1P漫画がすごく良いのでこちらも是非! -
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どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます 【連載版】
グダグダ小学生男児脳ヒーローネタバレ2025年1月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読了。レビュー数の多さ&作画がとても良かったので期待していたけれど、最終巻ギリギリまで疑心暗鬼やら波乱ありきの展開なので情緒が疲れた。両片思い系は好きだけど、お互いを1番に大事にし合ってる事が大前提。この作品はちょっと違うかな…残念ながら読み返すことは無いかも💦
実は小さな頃から両片思いなのに、お互いレ◯プし合うというなんともエグいTL展開はさておき…個人的にヒロインが絶望して飛び降りる所までが最高潮。元々好感度の低いヒーローだったのに、更に小学生男児脳を拗らせて煮詰めて炭化させたようなグダグダプロポーズで一気に萎えてしまった😌今後の展開のために必要なグダグダだったのかもしれないけど、欲しかったのは『幸せな胸キュン』だったわけで…。結婚後もズルズル登場する当て馬令嬢に対して『妹』のように思ってるとか…。色恋以上に一番タチが悪いし、好きな女を殺そうとする人間性のどこをどう解釈したらそうなるん?チョロ過ぎる。ヒロイン父の誓約がなければハニトラ引っかかりまくりの人生だったろうな…。最初は可哀想だなと思っていたヒロインに対しても、王太子妃なのに嫉妬で動く浅慮な様子にイラつき始めてしまい…。
そして、処刑予定の当て馬令嬢を許して国外追放するという『あざとい展開』が致命的につまらんかったーーー😩「え?その女(国の敵)にかかる金って極秘処理も監視も国の金だよね?その金あったら孤児院の子ども達(国の宝)に投入出来るよね?」と。この2人に国をまかせて大丈夫そ?施政者としてどうなの?
響かない話だったので⭐︎1でも良かったけど、ヒロイン父の誓約内容がGJで、ヒーローが童貞だったからおまけで⭐︎2 -
【単話版】昨日まで名前も呼んでくれなかった公爵様が、急に溺愛してくるのですが?@COMIC
溺愛ぶりに納得ネタバレ2025年1月26日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作読了済み。恋愛だけでなく、極端ながらも介護の光と闇が描かれている作品。
【脊損】という永遠の檻の中で、救いであり光だったのは存在すらどうでもよかった妻だったーーー唯一無二の存在となった妻に対して、もう自分からは何も出来ないし何も伝えられない。絶望と渇望しかない中で、まさかリベンジチャンス到来!!そりゃこれからの人生己の全てをかけるし、溺愛するのは納得ですよ。うんうん、1話から読み直したけど、そりゃ屋敷中叫んで探して慟哭しちゃうよ。ヒロインの毒家族には躊躇なく復讐するし、犯人達は1人残らず残虐に殺しちゃうよ。うん、清濁併せ呑んだナイスザマァです😄
ヒーローが溺愛後に【虐げていた過去】について苦しむ描写があるけど…ヒロインが赦しても、ヒーローはこれから事あるごとにふと思い出しては一生苦しみ続けるんじゃないかな、と思う。溺愛しているからこそ忘れられないし、忘れちゃいけない。これは劫罰だけど、それでもその度に2人で乗り越えていくのだろうな!と信じられる良作でした。 -
登場人物達と国の成長譚ネタバレ2025年1月26日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作読了。強いヒロインを描写する原作/守雨先生のファンです。賠償金代わりに戦勝国に売られたドアマットヒロインの恋愛物語かと思いきや、ただでは起きない【登場人物達と国の成長譚】でした😄。恋愛要素もあるけれどそれに主軸を置いていない物語で、ヒーローもヒロインも元々お互いに意識はしているけれど、【国の発展】に全力投球している仕事脳の似たモノ同士が信頼を積み重ね、揺るがない関係を築き上げていくのでとても安心して読み進められます。個人的には「絶対おそばにいます!」な侍女さんがとっても良きでした。
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ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う THE COMIC
純愛不倫脳で気持ち悪いネタバレ2025年1月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は「吊り橋効果か〜頑張れ〜」と思っていたけど、ヒーローに婚約者いるんかーい。それなら話は別。ヒーローもヒロインもやってることがおかしいでしょ…
凱旋式という公の場で頬キスする関係の婚約者がいるにも関わらず(貴族でそういう接触アリな世界観は珍しい。ラテン系貴族か)、連れ帰って同居させるヒーローはクズだし、「心の中で好きでいるだけなら…」と自制している反面、期待しまくりの純愛不倫脳のヒロインもクズ。不倫する人間の心理ってこうなんだろうな。嫌悪感しかなくなってしまった。
ヒーローと婚約者がどれだけ不仲でも、婚約者が性格悪くてもそれは関係ない。別問題。なんだかんだヒーローの側を離れようとしないヒロインは浅ましい。恋が成就しなそうな気配がしたら「わたしはヒーローの幸せのために身を引きます!」と泣きそうなタイプだー。すごく苦手💦
表紙やタイトルからして、うまくまとまる展開しかみえないので脱落。 -
BL枠超えてジャンプ系ヒーロー成長譚ネタバレ2025年1月18日このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース黎明期譚という珍しい設定だけど「オメガバといえばコレ!」と言われる名作になる予感がする。
最初はもっさりしていた天才α君だったけれど、ただただ「Ωを守りたい」というの本能だけで心身ともにαとして進化していく…最初から完成されたαじゃない設定とか先生天才すぎる…!もうBL枠超えてジャンプ系ヒーロー成長譚!伸び代があるヒーローなんて期待しかない😄しかも一ノ瀬先生のオリジナル設定はこれだけじゃない!ヒート中の思考伝播があるおかげで以心伝心になっているおかげで激甘だし、ボスとして統率するための強制力のある声も最高😄これからも既存のオメガバ設定なんて固定概念無視して、描きたいものを描きたいだけ描いて欲しい👑
2回目の合宿ヒート編からエグいくらいに画力が上がってきているので、これからがめちゃ楽しみ!いいね
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手中に落としていいですか 番外編 ~彼の名が知られる前について~
恋仲以外の絡みは地雷だけど頑張って読んだネタバレ2025年1月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 「仕事といえど新田君以外とはなー…」と個人的に地雷だったのでかなり悩んだけれど、巳鹿島さん大好きなので「出会う前だしなー…」と覚悟を決めて購入してみました。職人技=経験値の高さ=経験人数が垣間見えてしまい、いい気持ちはしなかったけれど…なんとか大丈夫でした😓でもやはり開眼するのは新田君相手だけにして欲しい!!
------巳鹿島さんが完全に仕事と割り切っていたからセーフ。男優さんが性格の良さそうな好青年で好印象だったのでセーフ。挿入なし---------
個人的にはSみのある巳鹿島さんが最高だったので、そのうち新田君をぐちゃぐちゃにして泣かせてくれないかなーと期待してます。 -
完結まで絶対読んで欲しい神作ネタバレ2025年1月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 最新5巻&大好きすぎて、なろうも小説全3巻(完結済)も読了済みの上で声を大にして言いたい。「白川先生のコミカライズ最高っっ!!!!ここからしか得られない栄養があるっっ!!!!」
この作品は完結してからもう一度読み直すと100000%注目する視点が変わるので、是非最後の最後まで読んでいただきたい。
白川先生はそれをエグいくらい計算した上で描写してくださっている…間の取り方というか空気感?世界観の表現が秀逸!!キャラの表情もいいし、髪が固定されてないのもいいし、制服のローブの襟柄も繊細で尊い…コミックスの表紙だけでも「色々意味が込められてるんだろうなぁーーー(いつの2人?その構図は誰かの目線なのかな?)!!」と想像しながら楽しませてもらってます。
これからも白川先生の描く美しい『死に戻』の世界で【あの人】がどう生きていくのかを追い続けていきます!! -
ただの三角関係恋愛モノにあらずネタバレ2025年1月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読了。ただの三角関係恋愛モノかと思いきや、良い意味で予想を大きく裏切られた良作!
登場人物それぞれに小児虐/待や精神疾患、機能不全家族、性自認などのベースがあって、タイトルからは想像出来ない内容の濃さ。だけど、善良で魅力的なキャラばかりなので、それぞれ抱える悩みの重さはあれど「それもその人の持つ個性のひとつ」として自然に受け止めることが出来る。
今はまだ一巡目だけれど、作者が伝えたかった事をたくさん取りこぼして読み終えてしまった自信がある。きっとこの作品は二巡目三巡目と読み込むごとに、毎回新たな気付きを得られる気がする。
個人的に丹羽ちゃんと紫の2人が大好き。可愛くて切なくて、ただただこの子達が幸せになりますようにと願ってやまない。いいね
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読んだことを大後悔。記憶を消したいネタバレ2025年1月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 悔しながら全巻読了。倫理観欠如した設定&展開で、本当は星1つもつけたくない。かなりイラついているので、主観盛り沢山でネタバレします。
【-----〈後から明かされる設定〉------ヒーローは中学生時代に家庭環境を理由に荒れており、不特定相手と性的関係を持つなどしていた。家庭教師だった元カノが荒れていた中学生のヒーローを癒す。これをきっかけに元カノは(清純派美人だけれど倫理観ガバガバなので)中学生のヒーローに手を出し、以降3年間交際する(ヒーローは非童貞&交際年数を考慮すると多分性的関係があったと思われる。未成年と性行為は法律違反なので直接描写はない)。元カノは高校教師になるが、勤め先の高校に進学したヒーローとの交際について「生徒と付き合うのはまずい」と今更ながら気付く。そんな2人が放課後の教室で別れ話をしている現場をヒロインに目撃されたところから物語スタート---------色々あり、めでたく両思いになったヒロイン&ヒーローは楽しくアオハル謳歌していた(ヒロインはずっと元カノ教師の存在を危惧していた)。物語が急展開し、未だヒーローに未練タラタラの(倫理観ガバガバな最低の)元カノ教師が再登場する。ヒロイン達が付き合っている事を知っているにも関わらず、偶然出会った花火大会デート中のヒーローを呼び止めようとして歩道橋から転落し、記憶喪失になる。ヒーローは記憶喪失になった元カノ教師を憐れみ、ヒロインと別れて元カノ教師のそばにいることを選択する(意味不明)
ヒロインは大丈夫なふりをしながらもボロボロ、スパダリ当て馬君はそんな彼女をずっと支え続けていた。ヒーローは自ら元カノを選んでヒロインと距離を置いたにも関わらず、心の中ではヒロインを忘れられずにスパダリ当て馬君に嫉妬していた(まじくそ)。
記憶の戻った元カノ教師は(倫理観ガバガバなので)懲りずに復縁を迫るが、ここで漸くヒーローは「好きなのはヒロインだ」と断る。そして、スパダリ当て馬君が仕掛けた偽りのキス現場を目撃したヒーローは居ても立っても居られず止めに入る。その結果、2人はすんなり元サヤに戻った(つまらないオチ)。ヒーローは医大進学、ヒロインは女子大、当て馬君は海外へ。高校卒業おめでとうエンド】 -
物語は良かったけれど…ネタバレ2025年1月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は恋物語として高評価も納得。
だけど、後半の性行為については「インパクト狙ってみました!」的な強引さがあってチグハグな印象…。「連日挑戦」という形になんの意味があったのだろう?連日回数こなしても別に快楽度は上がるわけでもないし、受けの身体的負担を考慮したら、むしろ避けるべきでは?大学生なのに中学生並みの童貞思考なの?と最後の最後でモヤッとしてしまった。
こんな情緒もないオチにするなら、中盤辺りから段階を踏みながら性行為をしていた方が自然だったし、その後の進路などをちらっと描写してくれた方が気持ちよく終われたと思う。 -
溺愛の定義を変えた神BLネタバレ2025年1月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 最新刊4巻まで既読(電子書籍に加えて、紙を購入したほど大好き)
人生で一番好き&一番読み返しているBL作品。語りたいことはそれこそ御子柴先生を語る新田君ばりにあるけれど…とにかく「16話の溺愛がクレイジーでエグい」の一言。これは単話買いではなく、全巻通して読まないと伝わらない。16話は「互いの手中に落ち合ってからの初めて性行為回」なのだが、派手さでいえば1巻の巳鹿島さんが一方的に快楽堕ちさせようとしていた行為の方がインパクトがある。それに比べると16話はまるで「溺愛されている処女新婦のための神聖な初夜」のよう。派手で激しい動作もなければ、喘ぎも新田君が堪えきれずに漏れた小さな吹き出しのみ(これ最高!)。心情も新田君側の最低限しかなく、非常にシンプルで〈会話と場面描写〉から察するしかない。しかし、読み進める内に16話は一つひとつがリプレイなのでは?と気付いて、確かめるべく何度も全巻を読み返した。「やっぱり何気ないセリフや場面描写をなぞっている」と確信して、見事な伏線回収ぶりにゾクゾクした。手中に落ちる前(1〜2巻)/落ちた後(16話)の対比を見事に描写している16話は本当にクレイジーでエグい。
恥じらいながらも精一杯に自己開示&受容しようとする新田君と、その新田君を受け止めつつ翻弄され、ただただ溺愛する巳鹿島さん。
外伝を読むと巳鹿島さんは観察眼と臨機応変さ、そしてテクニックの怪物だとわかるので、16話では派手な描写はないものの、巳鹿島さんは本当に新田君の一つひとつの反応を確かめながら、職人技の確実なテクニックを駆使して「絶対に大事にするし甘やかす(1巻でやらかしてる反省もある)」と溺愛ぶりが伝わる。そして、自分の快楽は二の次なのだろうけど、所々で描写されるトーン貼りの巳鹿島さんの表情と発汗ぶりから察するに、新田君の無自覚な煽りに対して必死に我慢してる様が堪らない(今度は巳鹿島主観回が読みたい!)
私の中で溺愛の定義が「手中の16話」になってから、BLTL問わず、いくら主人公達が愛の言葉を交わしていても、初回での中途半端な前/戯と激しい行為描写にときめかなくなった。「それは溺愛なのか?攻めの自己満行為では?我慢しろ。巳鹿島さんを見習え」とモヤモヤするようにり、中途半端な他作品を読んだ後はモヤモヤを浄化するために16話を読んでいる。もはやリセットするための精神安定剤だ。 -
元カノ再会編でしらけてしまった…ネタバレ2025年1月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読了済み。
絵も上手いし、【裸族イケメン】という振り切ったヒーロー設定が面白かったのでコメディーとして読み進めたものの…元カノ再会編でしらけてしまった。
コメディーにガチのドロドロは求めてなかったよー、全然笑えないからストレスだし、ザマァもないから後味が悪いよー。ただ不快になっただけだったよー。
この後のネタはコメディー路線に戻っているので軌道修正したかな?でも一度ドロドロやられたので警戒して楽しめず…
・毎回意味深に頬を赤らめて元カノと会うヒーロー
・思考も行動もネガティヴ全開になるヒロイン
・サバサバ姉御肌系と見せかけて未練タラタラ&元サヤを狙ってる元カノ
元カノと交際当時の性行為描写が私の地雷だったのもあるけど、彼が元カノにキッチリと断るシーンもなく、なんかよくわからんうちに終わった。(実際には元鞘を迫られて断ってはいるが描写はない。モヤモヤをかなり引っ張ったのだからここは描写すべきだったと思う。 -
こちらは良作。続巻は微妙なので注意!ネタバレ2025年1月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 感想については他の熱意ある星5レビューに同感です。大好きですし、買って損はないです。しかし、ここは敢えて続巻について注意しておきます。〈溺愛ラブラブ展開〉への期待値が高い方には注意が必要です。続巻が気になる方は低評価レビューを一読なさってから購入されることをおすすめします。
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受けがモブみたいな扱いで読後感最悪ネタバレ2025年1月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 前作がとてもとてもとても良かったので期待していたんですが、ガッカリでした😞前作のみで完結していたら神作だったのに、今作でこういう展開…というかロウのナチュラルなクズさが浮き彫りになったので、前作も読み返したくなってしまいました。
続編が出たのは〈2人のその後の幸せ〉が見たかったファンが多かったからですよね???
まさかの【ロウと当て馬メイン】の話を読ませられるとは思ってなかったのでビックリしました。
完全にヨシノさんモブですけど??なんだこれ??
「誠実なヨシノさんに感化されて「チャラいロウがこれから成長していくんだろうなぁ」と成長を期待した前作。「あー…人の根底ってそんな変わらないのか」と落胆した今作。
声を大にして言いたい。ノンブレスで言いたい。
「何故またヨシノさんがロウに傷付けられてるの???2作続けてまたこのパターン???当て馬モノなら今作は『ヨシノが言い寄られてロウが瀕死になる』のが正義回じゃないの???全然ロウにザマァがないのはなんで???」と。
ヨシノさん、いい男は他にもいるよ???30代でも眉目秀麗で優しいヨシノさんなら、キッカケさえあれば絶対出会えるよ???初めての相手に運命感じてしまうのは往々にして全人類そうだから。でも大概他の人と結ばれるのよ現実は。ロウである必要は別にないの。まじで他に3人くらい試しに付き合って欲しい。「フリーだったら全然アリ」な恋愛対象になる男の家に布団買って泊まりに行ったり、デートしに行きたかった店に先にその男と行っちゃうロウのノンデリみがわかるから。
前作の攻めのクズさは「意図した浅慮(=ヨシノへの誘導行為)」だったけれど、今作は悪意のないクズさだったので更にタチが悪すぎて…
前作は大好きだけど、今作は読後感最悪過ぎて「読まなければ良かった」としか思えず、非常に残念。 -
ヒロインの魅力不足で損している作品ネタバレ2025年1月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 24話まで読了。ヒロインが平凡キャラならそれはそれでいいんだけど、ただただ精神年齢が低くて(高校1年生位にみえる)、スパダリ旦那とホスト達から愛されてる設定以外に魅力が足りない。芯がないからすぐ情緒不安定になってグダグダする。自分のことは棚に上げて男と二人きりになったり、迂闊に出歩いて敵に拉致られたり。ヤクザ絡みだから勝手に動くなと本気で怒られたのに歌舞伎町?でバイトしようとしたり。んー…幼過ぎて自分のことしか考えてないよね。これから先もどうせスパダリの大活躍&ご都合主義でなんとかなるんだろうなぁと想像出来る。魅力的な溺愛スパダリヒーローに対してヒロインに魅力がないから、バランスの悪い勿体無い作品だなぁ
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鬱エピソードが多くてしんどいネタバレ2025年1月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 既刊1巻読了。現段階では星1つで本当にごめんなさい!!くれの先生の「手中に落としていいですか」が人生一好きなBL。何度も繰り返して読み、その度に攻めの溺愛ぶりに幸せになってる大ファンです。
だからこそ期待していたのですが…「手中」の溺愛ぶりとのギャップが大きすぎて、この「メイジー」は本当に心底しんどかった。読み返せないくらいしんどい。技巧的なエロス度は過去イチなのに、苦しくて読めないのが悔しくてしんどい。とにかくしんどい。
浅慮だけど素直なチョロボーイの受け君はまだ応援出来る。だけど、上から目線の攻めとその周りのモブがどうにも胸糞悪いーーー!!結局、登場人物みんなどこかしらモヤモヤイライラするし、鬱エピソードが多すぎるわりに全く救いがないので、共感性羞恥やらで情緒が乱れて辛い…!!
ここまで鬱エピソード連発させて、今後どうやって展開巻き返すんだろう…ザマァ展開で攻めがメンタルボコボコになって欲しいし、なんなら受け君を溺愛するスパダリ当て馬エンドがいいな…この2人応援出来ない…
まぁここまでボロクソに評価しましたが、本当にくれの先生の溺愛モノが好きなんですよ。「好き」や「愛してる」という安易なセリフに頼らず、丁寧で繊細な描写で「愛しい」や「慈しみたい」という潜在的な溺愛感情を伝えてくれるくれの先生作品が本当大好き!
行為描写はくれの先生作品の中で1番エロいと思います。神修正ですし。でもその行為には攻めの愛がないので、セリフや技巧的なエロ的な意味の1番。手中の16話が神回です(結局最後まで手中推しですみません) -
ヒーローにドン引きネタバレ2025年1月7日このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローが【最初から溺愛してて、裏では護ってました系】のよくある話なんだけれど、ヒロインを嫌っているメイド達によって食事提供がされていなかったことを黙認していたヒーローに嫌悪感がいっぱいになった。
家族から殺されかけてきたせいで、甘える事とは無縁だったヒロイン。それに対してヒーローは「甘え方を覚えて欲しい。自分に甘えて欲しい」というだけの理由で、メイド達の傍若無人ぶりを黙認する。これは裏を返せば「蔑まされて苦しいでしょ?裏では最低限は助ける(度を越した奴は許さない)けど、甘えてくるまでメイド達は止めないからね!僕を頼ってね!」という事で…え…ヒーローの思考回路ヤバいでしょ。
メイドが部屋掃除をしないレベルならまだいいんだよ。死なないもの。だけど、メイド達の悪意によって食事が提供されていない事をヒーローが黙認した時点で許せなかった。最愛の人の命に関わることをすぐに止めないって誰得設定?
ヒロインは虐げられて草食べて生き延びて来た子だ。それを自分に甘えて貰うためにあえて再体験させてる。求婚して「守る」と誓った相手に対して、満足に食べさせられないって恥ずべきことだよ。
後に簡単にネタバレされるけれど、意図的に昼だけはヒーローと一緒に食べるように仕向けられていたり、実はヒロインの趣味に合わせて城内に自給自足出来る菜園を用意しているのだけど、「フォローはしてるからOKだよね!」と思えるヒーローの薄っぺらい溺愛キャラに吐き気がした。
ヒロインからしてみれば、婚約者は聖女に肩入れしていて、メイド達から軽んじられても一切関与しない最低な婚約者なのだ。こんな婚約者にどうやって甘えられるというのだろうか。いや本当に設定が無理すぎる。 -
ヒーローの性倫理観に嫌悪感大…ネタバレ2025年1月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 57話まで読了。また当て馬出てくんのかよ…と読むのがしんどくなってきました。
ヒロインと結婚しても多数と不貞し続けたヒーローへの生理的嫌悪感が拭えず、その後にどれだけ溺愛になっても気持ち悪い。そして名もないモブ達がいつまで経ってもヒーローの過去の性話や不貞関係のネタをヒロインの前で言及してくるので、その度に思い出してイライラします。不貞当時を謝るセリフが出て来ますが、一度生理的嫌悪感を抱くと何しても何言ってもカッコいいと思えない(というかカッコいい漢はそんなことしない)
ザマァでスパダリ感出してますが、詰めが甘いのでアホなヒロインはよく攫われて物理的にボコボコにされてます。
ヒロインも浅慮な言動を繰り返してばかりで、経験からの成長が見られず。一見すると利他的な行動で他者を助けたり改心させているネタが多いですが、「また無茶して救っちゃうネタやったのか」としか思えなくなりました。ヒロインが天真爛漫に笑ってヒーローがグッときてる描写も飽きました。