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Hana*さんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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低評価の理由ネタバレ2025年5月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 「王子は無垢な神官をこよなく愛す」シリーズの3作目。
1作目と同じ、王太子のレオンハルト×神官ナザリオのお話。
1作目がとても好きで続編が出た、と知り嬉しかったのですが…
低評価のレビューを読んで購入を迷い、その後しばらくして購入したもののずっと読んでいませんでした。
他作品を読んでやっぱりこの方の書くお話の雰囲気や言葉遣いが好きだな、と思い、読んでみました。
一作目、二作目を読んだのはもうだいぶ前なので記憶も薄れていたせいもあるかもですが。
やっぱりストーリーがダメでした。低評価のレビューに納得です。
もだもだはいいのだけど、王太子妃となって、近く国王となるレオンハルトの王妃となることが決まっているのに無責任なワガママを通して、国の、夫の大事な時期にわざわざ危険を犯して以前敵対していた他国に行こうとするナザリオ。しかも差し迫った理由はなくて人の良さから「放ってはおけない、占いを断ったことがない」という謎信念を貫くために。
誰か大切な人を人質に取られて、とかやむを止まれぬ状況でもあるまいし。
もふもふのピーノとロッコに癒されながらも、ナザリオの自分の立場を理解しようとしない子供っぽさにガッカリしました。
表紙のイラストはとても素敵ですし、レオンハルトとのいちゃいちゃは好きです。
あとがきで「レオンハルトの決断には賛否両論かも」と書かれていますが、レオンハルトではなくてナザリオにガッカリしました。
続編(主人公は別カップル)も購入済みですが、読むか迷います。
せめて作中のイラストがあったら良かった。いいね
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死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)
※ただし好感度はゼロ(たしかに!)ネタバレ2024年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズから来ました。コミカライズの5巻までを読んで切なくて先が気になって購入…まさかこんな話だとは!恋人同士だった次期公爵のヴィンセントと商人の娘のオリアナが、ある日学校内の談話室で2人して亡くなり『死に戻り』をする話。1巻はオリアナのターン。言葉遣いがかなりキャピキャピしてるのが苦手で先を読むのを止めようか迷ったのですが、読んで良かった。2〜3巻の半分くらいまでの本編はほぼヴィンセントのターンでかなり読みやすいです。オリアナも1人で頑張ってたけど、ヴィンセントが凄い!用意周到だし賢い!3巻後半からは2人以外のキャラクターのスピンオフが多め。もう少しミゲル目線の話が長いと嬉しかったかも。でもみんな好きなので全部読んでて楽しかったです。
1巻の終わりで絶望しますが、2巻で気持ちも復活出来るので大丈夫。2人の周りの存在の全てが重要だけど、1人のキーマンがいます。謎が解けてから「1巻のあの時◯◯がどんな気持ちだったんだろう?」と考えるとしんどいものがあります。輪廻転生という、ありがちなモチーフだけど、文章や構成も上手くてとても面白く読ませていただきました。副題も上手くて唸りました。
コミカライズを読んで迷ってる方にはぜひ読んでいただきたい。オススメです! -
すっごい面白い!ネタバレ2024年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 「なろう系だなぁ」と思いながらも美しい表紙絵とデザインに惹かれて試し読み→面白くて一気買い→先が気になってラノベ読破しました(笑)
次期公爵であるヴィンセントと恋人で商人の娘であるオリアナ。ある日、オリアナは待ち合わせをしていた学校の談話室の暖炉の前で亡くなっているヴィンセントを見つけて。そのままオリアナも意識が薄れてしまい…(おそらく亡くなっている)
その後、前世の記憶が蘇って死から戻って「生き直し」をしていることに気づいた幼い日のオリアナは今度こそヴィンセントを死なせないために頑張ることに!
記憶のないヴィンセントとオリアナの温度差が悲しいけど、徐々にオリアナに好意を持ちながらと素直になれないヴィンセントが可愛い。ヴィンセントの親友のミゲルもいい味出してます。
オリアナのキャピキャピした感じや、時折入るギャグ絵があまり好きじゃなかったのですが…原作を読んで納得しました(笑)オリアナのターンだからキャピキャピしてるのね。
コミカライズは絵が残念だったり、構成が雑(展開が早過ぎる)もありがちですが、こちらは話のテンポ感も良いし絵も綺麗で◯ 5巻終わりで切ないシーンで終わっていますが…この先、色々な謎やもやもやが解消されます。
いつも飄々としているミゲル、ヤナとアズラク、ターキー、コンスタンツェを始めたした第二クラスの元(オリアナ)エルシャの友人達、ちょっと怪しい?ハインツ先生。この後の伏線回収が見事なのです!
この先ももっと切ないシーンもありますが、どうか読み進めて欲しいです。コミカライズでの大団も楽しみに読もうと思います。 -
それなりに面白いネタバレ2024年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズから来ました。コミカライズを読んであまりの主人公が生まれ変わる前の生活の不憫さにモヤっとして、なぜこうなったのか?を知りたくてウェブ版を読んでから、こちらを読みました。ウェブ版からは結構直してあるみたいで、こちらの方が読みやすかったように思います。
両親を子供の頃に亡くして1人でパイ屋さんを営む人族のアデリエーヌ。アデリエーヌは前世の記憶を想い出し、当時望まれて竜族の番として第三王子に嫁いだはずだったのに『名前も呼んでくれない、触れてもこない、自分と関わりを持とうとしない』第三王子と、尊い存在とされる竜族の番に下等な人族の番なんて…と侍女達などからも陰口を叩かれて冷遇されていたことを想い出し。
そんな時、現世でもまた第三王子の新しい番候補となり、それを回避しようとするアデリエーヌと周りの人々、第三王子と因縁のある王太子。
途中、意味深な竜族と過去の人族の番に関する本の挿絵の不気味さとか、謎解きのような部分もあって気になりました。
謎が解けてしまうと、不憫なのは第三王子でアデリエーヌは王太子と第三王子とのいざこざに巻き込まれたようなもので。
途中から怪しいなとは思いましたが、王太子がかなり気持ち悪いです。所謂ストーカー気質と言うか。作者さまのウェブ上の他作品もざっくり読んだのですが、やや残虐表現が好きな方なのかな?と思いました。そんなに長くはないけど、2巻に想像したら嫌な感じの残虐表現が少しあります。ストーリーは面白いようにも思いますが、多分私には合わないので今後はもう他の作品は読まないと思います。
2巻まで読んで不完全燃焼は解消されたので満足です。
今のところ完結になっていないのですが…まだ続くのでしょうか?幸せな日常のスピンオフとかならいいけどこの調子で続くのは嫌だなぁと思うので、もし続くのなら読み続けるかはびみょーかな。
コミカライズで気になった方はこちらを読むのもありだと思います。いいね
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やっぱりいい!ネタバレ2024年10月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
安定の文章の上手さ。日常の中で人との出逢いによってお互い良い影響を受けて人生が変わっていく様にハッとします。さりげなく優しい文章でスラスラと読み進め、あっという間に読了。さすが!です。
バイトで撮影スタジオにピザの配達に来た、大学生の森田×芸能一家の二世俳優なのにいまいちパッとしない、若手俳優の碧。
作家さまの描く、心根が素直でニュートラルな感じの受けが好きです。少しだけ強引だったり、秘めた情熱の感じられる攻めも好き。
今回は芸能界が舞台でしたが、いい意味でそこまでの派手さはなく、真面目で一生懸命な碧が仕事は頑張りつつ、森田との恋にドギマギしてるのがピュアで良かった。
お芝居とか好きなのですが、碧が自分の立ち位置に悩んだりするのもリアルだなぁと。
碧がいい子だから、周りの人達もみんな優しくて。
碧が『芸能人だから』と付き合うことを隠す隠さないとかで揉めることも、元カレに嫉妬するのも自然で○
BLはファンタジーだとは思ってるけど、『こんな人いそう』『こんなことありそう』な日常に潜むお話を書いてくださるので、読んでいてホッとします。 -
めっっっちゃ面白い!2024年9月7日聾のケイト×子役上がりの俳優の藤永。
電車内での偶然の出会いから丁寧な日常、手話やケイトの不明瞭な発音の表現も新鮮で目から鱗でした。
2人のお互いに対する感じ方や視点も繊細なところだけど上手く描かれていてすごい!
某人気BLでも聴覚障害(差別用語だと思っていないのでこちらの字を使ってます)を扱っているけど、完全な聾の子が出てくる作品は少ない気がします。
2人の交流や自然と心の距離が近くなっていくところとか、とても丁寧に描かれていて好感が待てました。
手話は嬉しい!とありがとう、くらいしか知りませんが、お芝居観るのが好きなので2巻の俳優編はとても楽しかった。
最近は聴覚障害のある方向けに字幕を見るためのタブレットを貸し出したり、公演(主催者?)に寄っては事前に相談すれば確か上演台本か何かを予め貸し出してくださるところもあるようです(うろ覚えですみません)。
2.5は基本的に観ない人ですが、生の舞台の鑑賞は格別!なので、聾や聴覚障害のある方がどう感じでいるのかが以前から気になっていたところ。
その辺りをどう描いてくださるのか、2人の恋の行方もどうなるのか、楽しみです。もっとみる▼ -
すごいかわいい!ネタバレ2024年4月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。少し時間を置きながら3回くらいぐるぐる読みました(笑)読む度に可愛らしい夫婦(夫夫)。北の神様の「キタさん」×桃の精霊「モモちゃん」とキタさんが使役してる、キタの分身のような可愛らしい雪虫たちの平穏な暮らし。
花の精としては珍しい男型で嫁の貰い手のなかったモモがそれまで一度も嫁を取ったことのない北の神様(キタさん)がモモを貰い受けることになり…
もう2人して「モモちゃん」「キタさん」と可愛らしく呼び合う様も、仲睦まじく暮らしていく様も微笑ましくて。そんな中、キタさんが体調を崩したり、モモが儚くなったり…で途中涙涙、となりますが、どんでん返しがまた良かった。見た目や口調がチャラいキタさんがモモに一途なのも、何も知らないピュアなモモに中々手を出せなくてモダモダするのも愛おしくて。ちゃんととろとろにされちゃうモモも可愛かった。このままずーーーーっと仲良くラブラブ暮らしていくんだろうな。もう少しだけイチャイチャを読みたかった気もするけど満足です!読んでてとても優しい気持ちになりました。 -
頑張り屋さんのオメガと寡黙な木こりのお話ネタバレ2024年3月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。いつもながらとっても良かった!
騎士に間違えられた寡黙なαで木こりのガォルグ×ひたむきで一生懸命で幸せに貪欲なΩのランディ。
ランディはとても性根逞しく、冒頭の数ページを読んでこれはどこに行くのだろう?と思ったけどちゃんと両想いになるし、ちゃんとハピエン。
思い込みが激しく時に暴走するものの、転んでもただでは起きない、Ωだけどとても芯のしっかりとしたランディが可愛い。
寡黙なガォルグがランディに向ける視線や言葉足らずな中でも伝わる恋慕ににまにましました。
悲壮感の全く漂わない感じのオメガバですが、当て馬のαが暴走した時に「あぁそういえばオメガバだった」と思い出しました。
が、ガォルグがちゃんと独占欲を出すところが良かったです!
ガォルグの秘密ももしや?と思ってたら当たりでした。いちゃいちゃは少なめですが、書き下ろしの巣作りとか、可愛くて良かった。
やっぱりキヨ先生のお話は読んでいて幸せな気持ちになります。 -
とても良いです!ネタバレ2024年2月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。読み始めたら続きが気になって夜更かしして一気読み。とても良かったです。
大学時代に出逢った長身イケメンで研修医の佐倉×人懐っこくて明るい七生。七生がすっごいいい子で一途で佐倉しか好きじゃないのに「他にも相手がいる」と一度ついた嘘に縛られてしまうのが切ない。前半何を考えてるのか全然見えない佐倉と何年もセ フレのような関係になってしまったのが不憫で。医者になること、医療に全力で取り組むこと以外には無頓着でやや自暴自棄、自分も他人も七生以外はどうでも良さそうな佐倉。恵まれた容姿も家庭環境も何でも持っていそうで実はそうではなかった佐倉。七生と出逢った当初、来るもの拒まず去るもの追わずであまりにも女の子に対して不誠実だった佐倉が七生に出逢って変わっていきます。一度読み終えて読み直したら佐倉の気持ちを考えると切なくて、冒頭から泣きそうになりました。突然一方的に別れようとしたり、七生を振り回していることには変わりないので冷静に考えると酷いやつでもあるのですが。彼の境遇やその時々の心情を考えるとそうするしかなかったのかなーと。憎めない当て馬にヤキモキしたり、佐倉の親戚の言動に現実を見てモヤモヤしたりもしましたが、嫌な人は出て来ません。途中少し読んでて苦しくもなりましたが、前半の両片想いのような状態から、後半の両想いと認識してからの2人のラブラブっぷりに癒されて幸せな読後感でした。 -
意外な展開?ネタバレ2024年2月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりにレビューします。作家さま買い。普通の恋愛もののBLかと思いきや、うっすら?ホラー風味でした。本編よりもあとがきの後の祖師谷からの手紙が怖かった。
ホラーとか怖い話が怖くて嫌いな蓮司×現実主義者でホラーとかが嫌いな哉。中学の時の親友で両片想いだった2人が10年ぶりの再会したら、蓮司が心霊現象に悩んでいて哉に頼ることに。
蓮司はいわゆる『視える人』で哉は『跳ね除ける(近寄らせない)人』。哉の片想いな感じも切なかったけど、蓮司のターンは本当に大変そうで…中にはこういう人もいるんだろあなぁ。蓮司にとっては哉は大好きな友達で恋愛感情や性欲の対象であり、怖いものから護ってくれる存在でもあり。ホラーは苦手だけどミステリーやサスペンスは好きなので、興味深く読ませていただきました。お話としても面白かったです。続きはないのだろうけど、あったら読んでみたい。
イケメンな蓮司が心霊体質(怖い)で、見た目が可愛らしい哉が強いのも良かった。木下けいこさんのイラストも可愛くて素敵でした。いいね
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ちょっと意外な展開ネタバレ2024年1月28日このレビューはネタバレを含みます▼ 某SNSの広告で流れてきて気になって購入。
麗しい若き王ジークフリート×公爵家の長男ながら実父や腹違いの弟や使用人から虐げられているクライス。
クライスは実は元日本人でジークフリートやクライスが出てくる、ジークフリートがラスボスの売れないBL小説を書いていて、死後小説の世界に転生して…
よくある転生ものかと思いきや、最後の最後にもう少し複雑な構造なことが判明。
でも読みやすいです。後半やや駆け足にも思えましたが、読み直したらページ数としては結構使ってました。
最後の方の展開はなるほどーーと思いますが、個人的にちょっといちゃいちゃが物足りなかった。
ジークフリート、一途で絶倫っぽいのだけど描写がさらっとなのが少し残念。もうちょっといちゃいちゃしてるのが見たかった。
イラストも少なめですが、美しくて◯
神獣?の大型わんこも『教授』とクライスとの掛け合いが楽しかったし、話としてはわりと面白かったです。 -
【18禁版】僕は君だけのもの【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
エロ可愛くて最高!2024年1月14日イケメンヤ◯チンの良平×冴えない真面目な同級生悠馬のその後のストーリー。
通常版も2冊とも持っているのですが、最近オトナ版を両方とも購入。
通常版も十分エロかったけど、白抜きで見えなかったところがしっかり見えて「そうなってたんだ!」と思ってしまった。買って良かった。
高校の卒業式に接点のなかった悠馬から「セッ◯スして欲しい」と頼まれて1回抱いただけだったつもりの良平がどんどんハマって両想いになった1冊目。
こちらは2人が恋人として付き合ってから、良平がバンドマンとして頭角を表しつつも、悠馬の大学の人間関係(特に友人の奥村くん)に対して嫉妬する良平が可愛い。
愛されてるのになんだかずっと自信がなくて引っ込み思案な悠馬がエロいのも良平大好き過ぎて一生懸命なのも可愛い!
良い意味で写実的というか、裸がリアルでエロいのも凄くいい。
いつまでもいちゃいちゃしてるのを眺めていたい2人です。
続きがあると嬉しいな。もっとみる▼ -
良かったネタバレ2024年1月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 「イエスなノーか半分か」の潮×計メインの同人誌やブログ、サイン会御礼などを纏めたもののようです。
本編は1冊に最低1回はハラハラしたりヒリヒリしたりして泣きながら読んでいたのですが…いちゃいちゃ多めで時々喧嘩して仲直りして…の微笑ましい日常生活。
そこに時折ハッとするようなお話も入っていて。3冊目が半分くらい切なかった。リボン、フラッグ、あとハロウィンのお話も不思議で不安だけど良かった。星から降る金、もじわじわと好き。
計の器用なのに不器用なところや、潮の社交的なのに本当の意味ではなかなか心を開かないところ。そんな2人がぴったりしっくりいく感じが読んでいて心地よい。本編よりもエロ多めかな?ご褒美みたいな作品です。
タイトルとか題材とかが「もしかしたら作者さま◯◯お好きですか?」と思って個人的にほくそ笑んだり。
しぞーか(静岡)の多分地元の人しかほぼ知らない遊園地『パルパル』がさらっと出てきて1人でウケてました。
計は訛ってないけど、ご両親はさりげなく静岡弁(語尾が)出てますよね?
読みながら「この時の潮のおうちはあの2階建て?」とか、時系列に収録されているわけではないので、時々どっちのおうちだろう?2人がお互いをどこまで分かってる時の話だろう?とぼやっと考えながら読むのもまた楽しい。
さりげなく誉(潮父)と花(潮母)の馴れ初めのお話や幸せだった頃の話も入っていて。元はおそらく子供(潮)を大切に大らかに愛しみながら育てていたのだろうに。そうしたら天真爛漫で誰にもあまり壁を作らない潮だったのかな。どうしてあんなことに?とは思うものの、それがなければ今の潮にはならなくて計とか出逢えなかったかもしれない、と思うと必要なことなのかと思ったり。読んでいて切なくなりました。計の両親の馴れ初めや過去のお話、計と出逢う前の孤独な潮の話も良かった。本編では語られなかった「あの時の潮、計は…」も読めて嬉しい。
まだ竜起×なっちゃんのお話とか設楽さんの本編(イエスかノーか…の番外編)もまだ未読なので、楽しく読みたいと思います。
現在SALE中なので定価で購入したものは少し悔しいけど、他の未読の一穂作品をがーーっと購入してゆっくり読んでみようかな。
気になる方はこの機会にぜひ! -
じわじわくるネタバレ2024年1月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。多少好みが分かれるかもしれません。
生まれつきは全盲で手術により眼が見えるようになった編集者の数真×相貌失認持ちのCGオペレーターの縁。
実は2人は幼い頃に出逢っているのですが、数真の眼の手術をきっかけに緑が数真を遠ざけてしまい…
子供の頃の幸せな記憶と一緒にいる時の心地よさ。数真の手の早さにちょっとびっくりしながらも後々、答え合わせをしたら納得。でもやっぱり手が早いしえっちだな?!
緑の相貌失認は親の顔すら覚えられないという、かなり重いもの。
数真の顔も覚えられずに拒絶してしまうのは切なかった。
私も人の顔と名前をなかなか覚えられなくて、仕事や日常生活で不便を感じたり時々怖くなったりもするので、緑の絶望感は少ーーーしだけ分かる気がします。
(顔は分かるけど名前と結びつかない、顔は覚えられるのに名前がどうしても覚えられない)
勉強どうこう記憶力どうこうじゃなくて、緑みたいな人も他にもいるんだろうな。
見えなかった数真と見えるのに顔がわからない緑の少し切ない恋物語。
カラッとさっさとやることはやっちゃうけどなかなかラブラブしない。ふわふわと捉えどころがなくて、やっとちゃんと両想い!となって終わってしまうので、もう少しじっくり2人のラブラブが読みたかったな。
冒頭の方で緑と女の子との絡み(というか朝チュン)があるので、苦手な方はお気をつけて。
2人とも元々ノンケっぽいので。私はモブとのガッツリ描写があるのは苦手だけど『事後』なので大丈夫でした。 -
大好きネタバレ2024年1月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 前々から気になっていて何かのセールで購入。
積み本にして読んでいませんでした。
何となくコミカライズを先に読んで雰囲気を掴んでからこちらを。
なんでもっと早く読まなかった?私。
造形作家?映像作家?の潮×外面は優秀で完璧ないつも爽やかイケメン王子様な人気アナウンサーの計。
自宅+実家だけでしか本当の自分になれない、本音を晒せない本当はめちゃくちゃ口の悪い計が可愛くて愛おしい。
そんな計が仮の姿(汚いジャージに伊達メガネとかで変装)してる時に偶然潮と遭って、思わず素を出してしまい…
2人の出会いと計の戸惑いや成長、素の計を丸ごと潮に認めて愛される1巻。
2人のラブラブ生活とすれ違い、計のスランプと予想外のトラブル(!)が切ない2巻。
自分のことを多くは語らない(そういえば…)潮の出自ことですわ破局か?な出来事が起こる3巻。
毎巻読みながら泣いてしまいましたが、特に3巻が切なかった。
にしてもHが毎回エロいのが良い。計は快感に弱いものの恥ずかしがりなのに潮が素直にエロいのが良いっすね。
潮は今まではどんな恋愛してきたんだろう?あの感じだと男は一応計が初めてっぽいのだが。
何気に1巻で計にあげた花瓶を「連れが作った」と言ってたのが気になるのは私だけ?
読みながら「お前他に恋人いたんかーーい!」と思ったけどそうではなさそうなので、専門の時の友人か仕事の関係者??
潮のおおらかさと愛情深さ、計の賢いのに人としては不器用(自分の感情を素直に出せない言えない人に頼れない弱みを出せない)が愛おしく可愛らしい。あとHの時だけやたらと素直なのも。
とても魅力的な2人。続編もスピンオフも購入済なので、少しずつ楽しく読もうと思います。
…他のキャラも好きなので早くスピンオフ読みたいような、この2人のお話をずーーーーっと読んでいたいような複雑な気持ちです。
とりあえず1〜3巻を2日で2周しました。読んで良かった! -
異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし【SS付】【イラスト付】
異世界×チート魔法×もふもふネタバレ2023年11月21日このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通りです。
異世界ものとしても主人公がかなーりのチート魔法で何でも出来てしまうので、物足りなく感じる方もいるかもしれません。
訳ありの獣人族(狼)のエル×高校生の頃に異世界に飛ばされ、その後1人でひっそりと生きてきた陽色。
陽色は普通にいい子でエルはイケメンむっつりエロ親父(笑)
エルの義弟のビーも素直で明るいいい子で可愛い。
文中のイラストが少ないのが残念ですが、麗しいイラストに惚れ惚れします。
エルがイケメンで美しい!文面から何となくモブっぽいイメージの陽色の顔が美少年(23歳)でびっくり。
陽色のあまりのチートっぷりに『ご都合主義』っぽさもありますが、エルとビーの境遇は昨今の世界情勢を見ているようで切ないです。
残念ながら現実世界は過酷で辛いものなので、物語の中くらいはご都合主義でも良いのでは?と思いました。
3人の人里離れた森の中のお家でのほのぼの生活に癒されました。
後半かなり駆け足なのとエッチがさらっとなのは残念ですが、楽しく読めました。
もう少し2人のいちゃいちゃとビーの可愛さを堪能したかったです。 -
じんわりとあったかくてきゅんとするネタバレ2023年11月18日このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフ作品ですが、元のお話は未読です。
こちらだけでも十分楽しめます。
イケメンノンケ大学生の時生×女装アパレルグッズサイトを運営しているゲイの佳衣史。
佳衣史は大好きだったけど妬ましくもあった、綺麗で優しく身体の弱かった姉(故人)との思い出もあり、『女になりたい訳ではないけど時折女装する』人。
佳衣史の幼少時の家庭環境や姉や両親への何とも言えない複雑な気持ちに苦しくなりました。
とはいえ、さらっと書かれているのでそんなに重たくならずに読めました。
時生の過去も人によっては苦しくなるのかも。
佳衣史が可愛すぎました。
凸凹とした気持ちとか、セッ◯スには慣れてるのに服を脱ぐのを(男の身体を見られて萎えられたら嫌)躊躇したり、奉仕されるのを恥ずがったりとか。
わりと早い段階で身体を繋げるので何度もセッ◯スシーンもあって満足。
少し切ないけど凸凹同士でピッタリな2人をこのままずっと見ていたくなりました。
スピンオフも読みに行きます。いいね
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すごい面白いネタバレ2023年10月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 柔らかな雰囲気のヘルパーの槙×不慮の事故により車椅子生活を送る、少し偏屈な蓮。
少女マンガのカテゴリーになってますが、ライトBLのミステリーっぽい作品です。
お話をじっくり読みたい方やミステリー好きな方にオススメ。
たまたまクーポン対象なので試し読みしたら面白くて、連休中の外出予定を1つ飛ばして一気読み。
最初は車椅子の男の子とヘルパーの子の普通の日常BLみたいなやんわりとした優しい話なのかな、と思いましたが…なかなかに重たい作品です。
作中いくつか事件が出てきて登場人物の人生が複雑に絡み合っていて切ない。
蓮や槙の過去とか、色々なことがわかってくるにつれ、やらせない気持ちになります。
続きが気になり過ぎて単話も購入。
どうかみんなが幸せな未来に進んでいけますように、と願うばかりです。 -
王子さまの子を孕んでしまったので、嫌われ者公子は逃げることにしました【特別版】(イラスト付き)
ちみっこ×ケモ耳+魔法+オメガバ=最高!ネタバレ2023年8月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
レビューの高さと試し読みでやられて即購入。
買って良かった。
「竜の子は…」があまりにも可愛くて、それに似た感じの可愛らしい雰囲気が◯
第二王子のアルフォンソ×公爵家の嫡男のチェレスティーノ。
冒頭のちみっこ(ではないのですが)の中にいるチェレスティーノの心の声が赤ちゃん言葉なのは「普通で良かろう」と思いましたが…
読んでいるうちに慣れてしまった(笑)
アルフォンソとチェレスティーノのハジメテはちょっと可哀想でした。
ちみっこ(チェレスティーノが作ったケモ耳のついた、魔法で動く人形)の中にいる時にチェレスティーノが自分のことを「ちー」と呼ぶのが可愛すぎる。
アルフォンソと仲良くなった「ちー」と、「本体」の時にはつんけんしちゃうチェレスティーノがまた可愛い!
どちらも可愛くてツボでした。
チェレスティーノに執着していた、第一王子のオズヴァルドとチェレスティーノの父親の本心がよく分からなかったことだけが残念です。
チェレスティーノのオメガの母もその後どうしているのか、チェレスティーノと交流は続いていくのか、とか気になることがたくさん。
拗らせオズヴァルドが改心して幸せになるお話が読みたい。
アルフォンソやチェレスティーノのその後やチェレスティーノの両親や兄妹の様子も垣間見られるとなお嬉しい。
船長もドレス屋さんの店長や小さな淑女のお客様のその後も気になります。
ちみっこやケモ耳とかも好きですが、そうでなくても良いので続きを買いて欲しい。
ちょっと設定がモリモリですが、可愛くて楽しかったです。
途中、アルフォンソの溺愛と甘いセリフに胸焼けしそうになりましたが(笑)
エンディングの後も幸せそうな2人で良かった。
控えめに言って最高でした。 -
若干もだもだがしつこいネタバレ2023年7月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さま。カモバーガー先生の麗しい絵につられて購入。
レビューを読んで覚悟はしてたのですが…もだもだにやや読んでてイライラしました(笑)
黒狼の若く麗しい第7王子クライス×小心者で優しい辺境伯の末息子リュカ。
自信家で分かりやすい大型犬タイプのクライスと歳上なのにビビリできゃんきゃん喚いて悪態をついてしまうリュカが可愛い!
リュカがクライスのことを悪く言うけど言うほどじゃないのでは?
リュカの元親友アイザックの変わりようは悲しいけど、いつか更生してくれたらいい。
ややしつこい文章と両想いなのにもだもだと迷走するリュカにややイラっとしましたが、クライスの側から見たらリュカがほんとに可愛くて魅力的だったんだろうなぁ。
クライス目線の書き下ろしがとても良かったです。
歳下らしくまっすぐぐんぐんリュカを身も心も溺愛して幸せに過ごして欲しい。 -
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甘々溺愛ものネタバレ2023年5月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さまです。
美しい表紙とあらすじに惹かれて購入。
獣人の神に近い龍族の長の星龍×ケモ耳も尻尾も持たない半人前の白虎族の虎白。
意味深な感じのプロローグに「ああこれ好きなやつだ」と思ったら大当たり!
レビューにあるように美しいのに虎白は口が悪いのですが…母を亡くし父に疎まれて1人で育ったのならそれもありかなーと。
虎白が自分の美しさに全く気づかず、性的なことを知らずに無垢なのもいい!
1000年以上生きるらしい彼等の300年もの時間を虎白に想いを伝えられないまま、ひたすら想い続けた星龍が時折暴走するのも◯
なんならもう少しいちゃいちゃを読みたかったし、お子が産まれた話とかも読みたい。
2人の理解者でもある友人の鷲嵐のお話も読んでみたい!
甘々溺愛がお好きな方におすすめです。 -
身代わりアルファと奇跡の子~赤い薔薇と苺シロップ~【単行本版】
おまけの小説がとてもいい!ネタバレ2023年5月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作からきました。
お話はかなり端折り気味、駆け足で進むのでこちらだけ読んでどこまで読み取れるか…が気掛かりですが、ふみ先生の美しい絵でコミカライズを見れて嬉しい!
原作の雰囲気はそのまま、ヒューバード様は麗しく、海莉もジュジュも可愛くて。
倍くらいのページを掛けて、ゆっくりエピソードを描いて欲しかったですが、単話では入ってなかった原作のラストエピソードも入っていて満足!
おまけの小説で愛理目線とウィリアム目線の2つのお話が入っていて…この2人のことは原作ではチラッと出てくる程度(コミカライズも同様)で2人の本心が分からなかったので凄く嬉しかったです。
愛理の回復を望んでたのですが…これはこれでハッピーエンドかな。
原作に入ってる番外編のヒューバードも可愛いのでよろしければ是非! -
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面白かったーー!ネタバレ2023年3月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 「呪禁師百鬼静の誘惑」の続編です。
同じページに入ってないので分かりにくいのと、なぜかこっちだけ先にシーモアさんに入ってたんですよね。
最近、元の方が購入出来るようになったのでようやく読みました。
元の方を読んだ方がより楽しめますが、一応こちらだけでも何となく分かるようには書かれています。
『呪禁師』という陰陽師みたいなことのできる(悪魔祓い的な)百鬼×助手?秘書?の鳴海。
百鬼が前作に引き続き、何を考えてるのか見えない人で鳴海がやや不憫な気もしましたがハピエンで良かった。
出来ることならもう少し甘めの後日談とか、百鬼目線のお話が読みたかったです。
あと百鬼のお師匠さんとのエピソードも少しだけ読んでみたかった。
百鬼を側に置いた理由は百鬼のためだったのでしょうね。
恋愛メインではなくて、呪禁師としてとある事件を追うというのも良かった。
こういう謎解きみたいな話も元々好きなので。
謎の夢も多分そういうことかなぁ、と思いながら読んでました。
過去に辛い経験をしてきた百鬼は素直で穢れのない心を持った鳴海と一緒にいることで心が浄化されて、今後の人生を二人三脚で仲良く過ごしていくんだろうな。
もう少し幸せな2人を見てみたかったのでマイナス1しています。いいね
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面白い!ネタバレ2023年3月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻まで無料の時に読んで、あまりの面白さにクーポン使いつつ読みました。
なぞの宦官、王氏と賢いけど独特な薬フェチな猫猫の中華王朝ミステリー?
テンポ感も良くて猫猫の漢方オタクっぽりも王氏との掛け合いも絶妙で面白い!
コミカルなのにミステリーのような謎解きがあって、時に猫猫の両親の恋の話とかにしんみりしたり。
特に好きなのは蛙のエピソードでしょうか(笑)
絵も構成も違うけど同じような話をどこかで見たような?と思ったら、別バージョンの方を1巻だけ読んでました。
なんで青年コミックって時々?同じ原作で2種類のコミカライズ出すんでしょうね。
個人的にはあちらの方が猫猫の絵は好みですが、王氏はこちらの方が好み。
全体的な構成やテンポ感はこちらの方が読みやすい気がしたのでこちらで読むことに。
どちらで読むかはお好きな方にすれば良いと思います。
この先のお話も気になりますが、原作と比べてしまうのもちょっとなーと思うので、続きが出るのを楽しみに待ちたいと思います。 -
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じんわりと好きですネタバレ2023年2月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。
あらすじを読めば分かりますが、受けの誘惑に攻めがやや暴力的?にイタしちゃうのと攻めも受けも口が悪いので、その辺が大丈夫ならおすすめです。
嵐のような(合意あり)のHは全然アリの人なので「なんかこの人トラウマ持ち?」と思うくらいで受けがOKなので嫌悪感もなし。
言葉遣いもリアルな男性って普段は口悪い人もいるので、気の置かない関係性に思えてそんなに気になりませんでした。
メーカーの担当者の伊東×デザイナーの倫。
どこかふわっとしてる倫とピシッとした伊東の会話が心地よい。
Hは情熱的でも仕事はきっちり…なところも◯
当初抱えていた倫のトラウマや伊東の恐れから2人が離れるシーンには涙。
それを乗り越えていく2人にじんわり感動。
本編も良かったけど『ビューティフルガーデン』がとても良かった。
ハピエンの向こう側を覗けた感じで嬉しかったです。 -
かわいかったーーー!ネタバレ2023年2月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。安定の溺愛+ややファンタジー風味の明治初頭な雰囲気な架空の国が舞台のお話。
氷の軍師と呼ばれる美麗な軍人の雫石×両親を亡くし、飯屋『フク』で働いている伊織。
カワイチハルさんのイラストが素敵過ぎます!
雫石がいちいちイケメンで軍服もカッコいいし、伊織は可愛くて。
2人とも辛い過去を抱えていて、雫石や伊織の家族のことを考えると切ないのですが…
その分、伊織を引き取った『フク』のご主人やおかみさん、雫石の周りの軍人達も気のいい愛嬌のある人ばかりで。
雫石が他の人には愛想がないのに、伊織にだけ甘いのがいい!
Hの描写は1回だけですが(あとは朝チュンみたいな)いやらしいことは一切考えてません、みたいな顔してほぼ毎晩濃厚にイタしてる感じの雫石がよいです。
もうちょっといちゃいちゃが読みたかった気もしますが…読みやすくて癒されました。 -
「チェーザレ舞台化記念!」惣領冬実作品大特集 試し読み無料パック
すごい!2023年1月24日チェーザレからきました。
コロナ禍に入るまではほとんど漫画を読まない人だったので、他の作品は初めて読みました。
チェーザレも念密に調べられているようで凄いなーと思っていましたが…収録されているのが色々な視点の作品でそれぞれ全然違うのに全部面白い。凄い作家さんだったのですね!(無知ですみません)
歴史物から舞台(有名バレエダンサーが出演するミュージカルの話!)からバンドマン、モデル業界というかファッション業界、学園ものまで。
それぞれ内容が深くて、心の琴線に触れるものばかりで楽しく読ませていただきました。
何で今までよく知らなかったんだ?という後悔と共に、これから読めることが嬉しい。
特に気になってもっと読んでみたい、と思ったのは「マリーアントワネット」「DOOL」「ES」でしょうか。
「終わるHeartじゃねぇ」「サボテン」「太陽のイヂワル」も印象的でした。
チェーザレが青年誌の連載だったからか、実在の人物達がモデルだからか(アンジェロの存在は完全に創作みたいですが)人物のお顔がやや濃いのですが…少女漫画は普通に少女漫画の絵で。色々な絵を描かれるのですね。
800ページ超えの大盤振る舞いで、色々な作品に触れられてとても嬉しい。
チェーザレは3年前、コロナの緊急事態で開幕直前に公演中止になってしまいましたが、今回無事に幕を開けられてとても嬉しく思います(現在、明治座さんで絶賛上演中)
また原作も頭から読み返そうと思います。
ちなみに確かまだどこかのサイトで5巻まで、期間限定で無料配信中です。
ご興味のある方はぜひ。もっとみる▼ -
凄く面白い!ネタバレ2023年1月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。
みなさんのレビューでシリーズものと分かって読み始めましたが…面白くて読むのが止まらない!
タイトルから分かるようにやや「なろう系」っぽい雰囲気?で明るくて読みやすいです。
ありがちな入れ替わりものではあるけど、受けのリドリーがとても賢いので読んでいてとても楽しい。
リドリーの護衛騎士になったシュルツ×敵国のぽっちゃり無能皇子とある日突然入れ替わってしまった、若くして宰相となったリドリー。
イラストも麗しくて、かなりの当たりでした。
1巻はBLだけどまだキス+α程度でLoveはまだまだこれから、というところです。
リドリーが国交のない自国にどうやって戻ろうか、自分自身の身体にどうしたら戻れるのか、を試行錯誤しているのでまるでRPGを文字で読んでいるみたいで面白い。
この感じだとしばらく(少なくとも3冊以上?)は続きそうですね。
リドリーと入れ替わった本物のベルナール皇子が実際はどんな人なのか、リドリーとシュルツの関係はこれからどうなっていくのか、リドリーは今いる敵国をどうしていくのか、すっごい楽しみです。 -
素敵なお話ネタバレ2023年1月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 100年後?の子孫がタイムマシンで送ってきた見た目麗しいアンドロイドのキース×小説家の卵(1度賞を取ったけどその後うまく行かずに諦めていた)棗。
アンドロイドのモチーフが好きなのと美麗な表紙とあらすじに惹かれて購入しました。
読んで良かった。
人間らしからぬ反応や考え方をしていたキースがだんだん人間らしくなっていく様や、棗の成長、2人の関係性にぐんぐん引き込まれました。
棗のお姉ちゃんや同業の有名作家も良い人で。
意味深なタイトルに読む前から勝手に不穏な空気を感じていたこともあり、『キースが消えてしまったらどうしよう?』と棗が心配するのと同じく読みながら感じてハラハラ。
ラストは少し驚きましたが予想していたものと近かったです。
棗のキースに対する愛情とキースが棗に対して抱いていた想いが伝わるような、悲しくも素敵なラストシーンでした。
あとがきにあった、担当さんの「中原さんなりのド◯えもんを書いてみては?」から生まれたお話と知ってびっくり。
担当さん、グッジョブです!
もう少し幸せな2人を見ていたかったようにも思いますが、素敵なお話をありがとうございました。 -
面白かったネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さま。タイトルや表紙やあらすじに惹かれて購入。
ミステリー要素が多くて普通のBLっぽくはないけど、面白かったです。
市役所のコワモテで熱血?職員の幟屋×10年以上引きこもりの青年、宮澤。
とある街で突然人が変わったように明るくなった人がしばらく経つと亡くなってしまう奇病が発生。
かつて子供の頃「動物の感情が聞こえる」と訴え、親にあちこちの病院に連れられた宮澤に何か治療のヒントになるかもしれない、と幟屋が会いに行き…
コロナ禍に入ってたら書かれたものかと思ったら、違うんですね。
あとがきを読んで何を見て書こうと思ったか、を知ってびっくりしました。
面倒見の良すぎるくらいにいい幟屋に懐かない猫みたいな宮澤が次第に心を開いて懐いていくのが痛々しくも可愛らしかった。
芯が強いとはいえ、宮澤もその特性から幼い頃から両親や周りの愛情を与えられずに可哀想でしたが、幟屋の人生は負けず劣らず壮絶でした。
2人の孤独な魂が惹かれ合うのがほんとに良かった。
全然違う話ですが、読んでいて田口ランディさんの「コンセント」を思い出しました。
あれは一人暮らしのアパートで突然死した兄の死の真相を探るお話ですが…何となく通じるものを感じました。
Hもするけどそこまでエロくはないので、一般の文芸書め読み慣れた方向けな気がします。
ラブラブ溺愛、みたいな作品ではないけど私は好きです。いいね
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レオが可愛かったネタバレ2023年1月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
みずかねりょうさんの表紙も素敵で読むしかない!と購入。
今回も当たりでした。
クール系イケメンだけどお堅い感じの嫌なやつ?に思えた東屋×キャバクラの黒服をやってるレオ。
レオの一方的な一目惚れの片想いから始まった恋。
偶然見掛けて後をつけて声を掛けて…いきなり東屋を襲ってしまうので「これは…」と思いましたが。
この作家さんほのぼののした付かず離れずな感じも好きなのですが、今回はラブラブ生活も見ることが出来て読んでて幸せでした。
元々、芯が強くてほんとは賢いレオが、東屋のいい影響を受けてどんどん変わっていくのも良かった。
東屋も自然にレオの影響を受けているのも、前半がレオ視点、後半が東屋視点なのも◯
一方からの視点のみのお話もあるけどやっぱり両者の視点がある方がお互いの気持ちが分かって好きです。
さりげなく2人が急接近するきっかけになったエピソードとレオのおばーちゃんとのエピソードが重なっているところもよい。
2人のこれからの未来が予想出来る終わり方で心地の良い読後感でした。 -
いいんだけどネタバレ2023年1月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みをしてあまりにも気になって購入。
オメガバの変化系のような『雌雄』が番になる世界。
成り上がりの『雄化』の家の跡取り、征爾×征爾の元に嫁いだ名門?の『雌化』の家の葵。
他人に興味のない(なぜ?)征爾との結婚生活。
…本当にこの人達、結婚したの?婚約とかお試し同居じゃなくて?? 『雌化』の家はみんな『雌』になるの?それとも何人かがそうなるの?どうやって家は存続するの?? 使用人は当初から追い出す気満々だけど一体何様? まさかあわよくば自分達が、とか考えてるわけ?と疑問がたくさん湧きました。
原作はその辺り、もっと丁寧に書かれていたのでしょうか?
あと子猫がどれくらいあの家にいたのかわからないけど、あの小ささではちゃんと世話をしなければすぐに弱って死んでしまうはず。
使用人が水も餌をあげてる様子もなく、猫トイレとか爪研ぎも見当たらなかったけど、全然世話してなければ普通は気づくはず。
それに猫は嫌なことされたらあちこちでわざと粗相して「辛いよ」アピールをする動物です。
死に掛けたりしてなければ部屋のあちこちを荒らすと思うんだけどな。
お話の大筋や雰囲気は好きなのだけど、その辺の不自然さが気になりました。
ページ数の関係で仕方ないのでしょうが葵が征爾を好きになったきっかけも弱く、征爾の気持ちの変化ももう少し丁寧に描かれていると良いなと思いました。
葵が辛いのが8〜9割とかなので、もう少し早く報われて幸せな2人をもっと見たかったです。 -
よい!ネタバレ2023年1月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の時に告白したのに返事をくれなかった鷺ノ宮×鷺ノ宮のことがトラウマになり、26歳で未だDTの結月。
クリスマスに「もう一度鷺ノ宮に会いたい」と願ったら異世界から高校生の鷺ノ宮が訪ねて来て…?
実は読む前にレビューでネタバレを読んでしまったのですが…何も知らずに読みたかった。
レビューに皆まで書くのはやめて欲しい。楽しみが減ります。
一途な結月と高校生の鷺ノ宮の優しい感じがとてもよい。
もう少し鷺ノ宮と結月のいちゃいちゃが読みたかった。
出来ることならこの先の幸せな未来と『もう1人の彼』の話も読みたいなぁと思いました。
「マウントポジション!」と「BO DY-KILLER!」のキャラが少しだけ出てきますが、私はこちらの作風の方が好みでした。
✳︎タイトルのアルファベットがガイドラインの何かに抵触したようなので、スペースを空けています -
良かったネタバレ2023年1月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。買って良かった。
最近、わりと悲しい恋のお話を読んだりが続いていたので、途中心がざわっとしたけどちゃんとハピエンで嬉しい。
優秀な軍人のクライヴ×幼なじみで文官のライナス。
軍に入る時にライナスの元から離れたクライヴがある日突然帰って来て…
クライヴが『獣軍人』になる過程で獣に変身してしまう、とかの特殊設定あり。
可愛くてデカい黒いもふもふわんことの生活にほのぼのしていたら暗い影が…
ヒヤヒヤしましたが、クライヴが自分の願いを叶えて思い残すことがない、と思ったからもあるのかな。
あのままでもライナスと一緒に穏やかに暮らせるであろうことは分かってたと思うので。
その後、自分の本当の望みに気づいたのかなーと。
ライナスに思う存分甘えたり、想いが通じたらしっかりエロエロになるクライヴも可愛い。
2人のその後の生活も色々ありつつほのぼの仲良くやっていくんだろうな。
読んでて癒されました。 -
涙が止まらないネタバレ2022年12月30日このレビューはネタバレを含みます▼ レビューがとても良かったので購入したのに読んだらしんどいのかな?となかなか読み始められなかった一冊です。
読めて良かった。
交通事故に遭い、死んだはずなのに動けて話せる高校生の浩一×同級生で浩一に片想いをしている満。
明るく軽妙なやり取りと浩一の存在の不思議な違和感。
最初は死んでいても浩一が普通に存在してるのかと思い、怖くなかったのだけど…
なぜ動けてるのか、なぜまだ生きているように存在しているのか。
満の亡くなった母親との思い出?夢?のエピソードとか、浩一の温かい家族とか、何もかもが必要なことで。
浩一がどうなってしまうのか、満の未来を考えて徐々にじわじわと切なくなったけど、終盤で浩一の気持ちが感じ取れて満の気持ちも考えたら辛くて涙が止まらず、嗚咽を漏らしながら読みました。
満の不器用なお母さんもお父さんの言葉も堪らなかった。
書き下ろし?の浩一目線のお話も満目線のお話も優しくて泣けました。
悲しいし切ないけどとても素敵なお話でした。 -
展開が早いですネタバレ2022年12月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作を積み本にしていたのでこちらを先に読みました。
王子様然とした公爵のリアム×アイルランドの人魚伝説の残る田舎の島に暮らす水凪。
水凪があまりに不憫過ぎるのとモブレが読んでてツラい。
リアムも良い人みたいなのに水凪に対して途中手のひらを返したように冷たく振る舞ったり、突然エロくなったり。
島の人だけでなく、味方のはずの従兄弟のエメットも何だかなぁ。
後半の展開が早くて急な感じがしてします。特に急なHが「ただヤリたいだけ」に見えてしまって萌えない。
ラストは良かったけど、その後はどうやって暮らすの?がこれだけだとよく分からない。
モチーフは良いし、絵はとても綺麗なのに残念。
設定盛り盛りなので、出来れば2冊に分けて書いて欲しかった。絵の綺麗さで星を増やしています。いいね
0件 -
うーーんネタバレ2022年12月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃に両親を海難事故で亡くした公爵リアム×人魚のように海の中で自由に泳ぎ回れる、海の神の声の聞こえる水凪。
人魚姫をモチーフにしたお話ですが、ケルトとか好きなのであの水凪の育ったアイルランドの田舎の島の酷さに辟易。
不憫受けはいいのですが(特別好きじゃないけど)モブレとか嫌いなのでそこら辺の描写が不快でした。
あと環境のせい、にしても水凪があまりにも自分を卑下しているところや、王子様のようなリアムの嫉妬からの暴挙にも引きました。
コミカライズを先に読んでいたので大体の筋は分かりつつもなぜ?と思うところが数ヶ所。
わりと傍若無人な攻めが好きな作家さんですよね。
水凪が好きだと言ってた従兄弟のエメットもいい人そうで自己中で酷いやつだし、水凪の母親や父親も人としてちょっと理解が出来ない。
前半は特に消化不良でした。
後半の「海に誓う婚礼」の方はわりと好きな感じでした。
前半2、後半4.5の間を取りました。作者さまが好きな人以外には特にオススメはしません。
モチーフはいいのに残念。いいね
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アホかわいいネタバレ2022年12月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
凄いタイトルだなぁと思いながらSALEになってたのでレビューを読んだら、受けがアホ可愛いみたいで気になって購入。
意外な展開(いや、ベタかな?)でしたが面白かったです。
なぜかひょんなことから入社したアダルトグッズ会社でデザイナーをしてる和馬と美人さんを巡って恋のライバルの九鬼。
新美に猛アタックして受け入れられた!と喜んでホテルに出掛けた和馬がまんまと騙されて、ベッドの上にいたのは大嫌いだった九鬼で…
美人なのになかなかの食わせ者か新美が人として理解出来ませんが、九鬼が料理も家事も出来て気遣いも出来るいい男で。
イケメンで器用貧乏な和馬が中身がアホなナルシストで可愛かった!
九鬼の前で思いがけずにとろとろになっちゃうのが良かった。
「俺と部長とパンケーキ」の和馬がまた可愛いし、よく分かってそうで分かってない(噛み合ってない)九鬼も何とも言えず。
優秀なのに変なところで抜けてるのって可愛いな。
仕事はしっかり、プライベートはいちゃいちゃ仲良しでずーっと一緒にいるんだろうな、とゆうに想像出来てしまって楽しかったです。 -
素敵なお話ネタバレ2022年12月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。
ご本人様があとがきで「地味だ」とおっしゃっていますが、すんなり読めるのに空気感が優しくて温かくて構成や文章が上手い方だなと思います。
ややありがちな記憶喪失ものですが、イケメンクールなスパダリ風の仁科も実は心に傷を抱えていて…その展開や描写がさすが!でした。
学生時代から賞を取るほど優秀な仁科×ごく一般的な学生で温かい家庭で育った一葉。
仁科への劣等感やノンケが同性と付き合うことの抵抗感や、仁科の不器用さなどが原因で別れてしまった2人の7年越しの再会愛。
かわいいわんこも交えた2人と1匹の何気ない日々にほっこり。
仁科が一葉を好きになった時の印象的の表現が「帰る家」のお母さんとの幸せな雪だるまの思い出に関っていて…読んでいて堪らない気持ちになりました。
お互いが唯一の相手、の素敵なお話でした。 -
めちゃめちゃ良かった!ネタバレ2022年12月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。しばらく積み本にしてたのを読んだら…とても良かった!
自立してひっそりと暮らしているセクサロイドの本田×孤独な青年、晴。
家事や介護を行う人間の姿のヒューマノイドや、一部の資産家達が愛好していたセクサロイドが本来持つはずのない感情を持ち、自我に目覚めたことで廃棄処分することになった世界。
本田も自立を求めて所有者から逃げ出し、セクサロイド達で作った自助組織の力を借りて性行為を含むメンテナンスを定期的に行っていて。
ある日、本田が店頭で見かけた雪だるまみたいな愛らしい見た目の感情を持たない家事ロボットを購入。
そのロボットが故障したことで販売店に勤務していた晴と出逢って…
アンドロイドとかセクサロイドとかわりと好きなモチーフなのですが、晴をとても大切に想い、セクサロイドだということを隠して晴の恋人になったことを悩む本田の気持ちとか、本田を一途に想い、疑うことを知らない晴の可愛らしさとかに胸がぎゅーってなりました。
前半で本田が感じていた苦悩を後半で晴が体験するのも、前半のエピソードが後半のお話に生きてくるのも凄い。
よく話が練ってあってさすが!と思いました。
本田もセクサロイド仲間の鈴木もそういう機能がついてるだけで、中身はほぼ普通の人間と大差がない(色々出来るけど特にエロい訳ではない)のも◯
特殊設定ではあるので苦手な人もいるのかもですが、凄い面白かったし何度か苦しくて泣いたのでたくさんの人に読んで欲しい。
とぼけた家事ロボット(なぜか掃除がヘタでなぞの恋占いとかをする)のおもちも可愛くて癒されました。 -
すごい面白い!2022年11月1日学生とおばあちゃんが出逢ったことでの化学反応、というところで最初は別の某漫画みたいなあったかい雰囲気を感じました。
かと思えば映像制作の世界(美大の映像学部)の話なので、ちょっとしたセリフとかが繊細で時にヒリヒリする感じがいい意味で演劇的に思える気もして。(個人の感想です)
うみ子さんが普通の人っぽいのにどこか大胆で魅力的だし、海くんもどこか不思議な雰囲気を持っている子で。
田口ちゃんも周りの子達もみんな魅力的!
今のところsoraは苦手ですが、きっと悪い子ではないんだろうな。
どこか詩的だったり映像的なのも作者さまが映像を学んでいらっしゃったというので納得。
海くんのメンタルとか今後が少し心配ですが、この先うみ子さんも海くんもどうなっていくのか、続きを読むのが楽しみです。もっとみる▼ -
うーーーんネタバレ2022年10月30日このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっと気になっていてようやくクーポン使って購入。
レビューを読んである程度覚悟していましたが、原作の途中まで終わってる様でかなり不完全燃焼。
なのに何でこんなに評価が高いんだろう?
コミカライズ部分のラストではまだ両想いにもなっておらず、辛い展開で終わっています。
その後のSSS(書き下ろし小説)でやや救われたけど松岡がとにかく可哀想。
ノンケ同士の恋愛なので仕方ないとはいえ、寛末があまりにも不誠実です。
女装した松岡に一目惚れしてそのまま女性だと思って一途に好いていて、松岡に男だとネタバラシされたら即拒絶、はしょうがないとしてすぐに別の女性と付き合うとか。
しかもその後、松岡がいると分かっていて飲みの席に来るわ、ダブルデートも何度かして、辛くなった松岡が距離を置こうとしても「好きかどうか分からないけどどうしてもあなたが気になる」と一方的に会いに行ったり…。
あまりにも子供じみた身勝手さが残酷でめちゃくちゃ腹が立ちました。
寛末と付き合った松岡の同僚は何も知らないから仕方ないけど、松岡を好きと言ってきた女の子も「1対1で会う自信がないから(寛末と同僚と)ダブルデートがしたい」とか、子供かよ!2人でデート出来ないんなら指を咥えて遠くから見てろよ!(迷惑!!!!!)と腹が立って仕方がなかった。
なんでこんな優柔不断なダメ男を好きになったんだ、松岡。
それが1番解せない。ダメ男に引っかかるいい女、の男版か?
他サイトで原作の3部作は購入済みなのですが、この先のお話がすぐハッピーエンドにはならずに松岡の辛いターンが続くらしいのでなかなか読む勇気が出ません。
原作を読む前に…とこちらに手を出しましたがやや後悔しています(笑)
そのうちメンタルが安定していて気が向いたら原作を読むかもしれません。
ご興味ある方は原作(3部作はハピエンらしいので)を探してみても良いと思います。 -
コミカライズネタバレ2022年10月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 原作読者です。これ出てるの気づかなかったーーー!
Ωがαの子供を産む道具として管理されてる世界のお話。
双子のΩの片割れ、エリートΩの愛理が好きなαの子供を1人で出産して亡くなり、劣性Ωとして教会の下働きなどで慎ましく暮らしてきた海莉が愛理の子を自分の子供として引き取ることに。
愛理の願いで少しの間、海莉が愛理と入れ替わって寄宿舎のあるエリートΩ学校の生徒として過ごしていた時に出逢った初恋の相手、貴族のヒューバードとの再会愛。
…なのですが、ヒューバードはかつて出逢った海莉を愛理だと信じ込んでいるのでややこしいことに。
しかもヒューバードは愛理(本当は海莉)が亡くなったことで性格が随分と捻じ曲がってしまい、海莉に「愛理(過去の海莉)はお前とは違って…」とかやたらと悪態をつくのでそこら辺をどこまでスルー出来るか、かな。
原作ではヒューバードの捻くれ具合にやや嫌気がさしながら読んでいたのに「この美しい顔で悪態ついてるとか、ちょっと可愛い」と思えるから不思議。
ハイスペなのに中身が残念なヘタレ攻め。
まだ無料分しか読んでないですが、一冊に纏まったら購入してヒューバードのカッコ良さと海莉のいじらしさ、ジュジュの可愛さをじっくりと満喫しようと思います。 -
面白いけど長い…2022年10月28日何となく見掛けて無料版を読んで面白くて一気読み。
不思議な転校生、千隼×幼い頃に両親が亡くなり伯母家族と一緒に住んでいる育実。
17歳になったある日、育実の前に千隼が現れてご先祖が結んだ因縁で2人とも様々な死にそうになる困難に遭う。
お話は面白いし、キャラも魅力的だけどやや話が長い(笑)
原作がある様なのでそれを読めれば…と探したけど見つからず。
両想いだけどまだキス止まりなので(それどころではないともいうけど)もだもだした感じですね。
あと数冊は続きそうですが、この先が気になるので多分読むと思います。
あまりBLらしさを求めずにライトなSFが好きな人は楽しめるかも。もっとみる▼ -
うらものがたり2022年10月18日「きみの背中ぼくの手のひら」の番外編?
本編は繊細な受け目線で語られますが、こちらは攻めの宝目線のお話。
「きみの…」に入っていた番外編(本編の後日談)も宝目線だったので、あまり違和感もなくスルスル読めました。
宝くん、思ってたよりもかなり問題児だな(笑)
東五とはまた別の意味で「逢えて良かったね」と全力で思いました。
本編がかなり切なくて痛いので(幸せな時でもネガティブな東五が不幸を予感していてヒリヒリして辛かった)「良かったね、こんなに愛されてたんだよ、東五!」と思いました。
まぁ東五が気付いてないだけで読者は宝の好意や独占欲はダダ漏れだったのですが…
宝の執着心がかなーり強くて激しいので、好みもあるでしょうが読めて良かった。いいですよね、執着攻め。
ちなみに今現在はKindle Unlimitedに「きみの背中…」とこちらが入ってます。
気になる方は試し読みされてみても良いと思いますよ。もっとみる▼ -
切なくて苦しくて幸せで、やっぱり苦しいネタバレ2022年10月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 読む度に何でこんなものを書けるのだろう?と思う作家さま。
BLなのだけど純文学とか文芸本読んでるのに近い感覚。
多分、芥川とか漱石とかの暗くて重苦しい小説が好きな人はハマります。
読んでてずーっと胸が苦しくて痛くて切ないのに、読まずには要られませんでした。
「神様は この恋をわらう」を読了後のぽっかり空いた胸の中の穴を埋めようとして読んだのですが…やっぱり痛くて苦しかった。
こじんまりとしたイタリアンのお店のコックの宝×甘いマスクのモテ男のCMプランナー、東五。
東五が怖がりで寂しがり屋で泣き虫でとっってもネガティブなので、読んでいてかなりメンタル引きずられました(笑)
気持ちが元気な時か、メンタルを落ちても大丈夫な方にしかお勧め出来ないのが残念ですが、とても良いです。
宝も東五にとっては完璧な相手なのだけど、かなり独占欲が強くて普通だったら引かれてもおかしくないレベル。
でもストレートに欲しいものは欲しい、好きなものは好きと言う漢気があるタイプ(少なくとも東五に対しては)なので、怖くて引いてしまう東五にはぴったりなのかもしれない。
東五の周りにどう見ても「お前、東五のこと好きだろ!」と思われる数名がいて、その好意に東五が気づかないので「宝、大変ね」と思ってしまった。
お互い色々と経験はあるものの、初めての本気の恋、なので真剣な初恋、という感じでのお互いを思う気持ちのピュアさとか切ない感じを一緒に感じて甘さや苦しささえも愛おしかった。
扉絵のすぐ後ろにメインキャラの絵があるので、人物像を何となく想像出来て良かったです。
「神様は…」は両想いなのに別れていく2人でしたが、こちらはハピエンなのが嬉しかった。 -
良かったネタバレ2022年10月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生の一樹は偶然、母親がママ活してる圭吾と出逢い、勢いで「俺ともママ活して!」と持ちかけてしまう。
自然体な圭吾と親しくなるうちに一樹と母親との問題が解決。
ある日、どこか掴み所のない圭吾の異変に気づいた一樹は…
いやーーー、凄いよかった。
一樹の秘密よりも圭吾の秘密の方がずーっと重くて(比べることではないけどシリアス具合が)。
なのにあんなに一見飄々と明るく見えるように過ごしてたんだなぁと思ったら切なかった。
ゲイバレや家族へのカミングアウトとか、ありがちではあるけどデリケートなテーマを揶揄もせず真剣に優しく描いているのが素晴らしい。
2人と一樹の温かい両親(話中に父親は出てこないけど)の明るい未来が感じられて、とても爽やかな読後感でした。 -
胸が痛いネタバレ2022年10月16日このレビューはネタバレを含みます▼ yoshi先生とのコンビの漫画がとても好きで、ずーーっと気になっていてやっと読めました。
レビューを見て覚悟はしてたのですが…
優しくていつも柔らかくも空気がピンとなるような、冷たい風が吹いているような文章(感覚)でやっぱり好きな世界観だなぁとじんわり。
どこか抜けててややズレてるけど一生懸命な拓海の気持ちが分かりすぎて、何度も胸がぎゅーっとなって泣きました。
想いが通じてるのか分からなかった頃の方が幸せで、想いが通じてからの方がこんなに切ないなんて。
想い合う2人が最後に別れを選んだのは同性だからとか、異性だったら、ということではないんだよね。
それが余計に切ない。
自分勝手な『白雪姫』もその母親も人として許せないし、自分の心に嘘をついて捨て置けない洸介も何なんだろう?と思う。
自分を、相手を本当は好きじゃない人と一緒にいても誰も幸せになれるはずがないのに。
他の方も書いていらっしゃいますが、あの後、何年か経ってでもちゃんと自分達の心と向き合って、いつか二人が一緒にいられる未来があることを心から願います。
すごく透明感のある瑞々しい大好きな文章なのにきっと辛くて読み返せないんだろうな、と思うと少し悲しいです。
いつかどこかで二人の幸せなその後を読めたら嬉しく思います。 -
優しくて好きネタバレ2022年10月16日このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていてSALEになってたので購入。
やっぱり良かったーー!
大学生の榎本×6年前に突然いなくなった(転校)幼なじみの親友の志村。
大学で偶然再会するも、昔とはどこか違う志村。
…いやーーいいですね。ノンケ×ゲイの再会愛!
ふんわり優しい空気感と優しいお話に癒されます。
書き下ろしでいちゃいちゃはしてるけどキスまでなので、BL初心者の方にも◯
もしやこれは当て馬??と思ったキャラも実はキューピッドで、嫌な人が出てこないのも良かった。
あいかわらず絵が綺麗です。いいね
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シンデレラストーリーネタバレ2022年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ こちらは糖度高めの甘々ストーリーでした、
フランス人の大富豪でホテル業をしているラファエル×義理の母がフランス人のテキスタイルデザイナーの流衣。
フランスの義理の祖母の家に遊びに行った時に偶然出逢った、初恋の相手のラファエルと7年越しに再会して…
初対面時はラファエルの目が見えなかった中で順調に心を通わせ合う2人の様子にほのぼの。
キューピッドになった賢いコリー犬のアレクサンドルのかわいさにメロメロになりました。
再会してからのラファエルが見た目に似合わず?肉食系なのにびっくりしましたが、甘々で良かった。
一途で純粋な流衣と優しいのに強引なラファエル。
経営者となるべく、お約束の「男同士だと子供が作れない」問題が発生しますが、解決方法を含めてお見事!なラファエル。
完璧イケメンで大道の王子様キャラでやややり過ぎ感もありますが、良かった。 -
これは…ネタバレ2022年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 好みががっつり分かれますね。
シリーズで1番私に合わない作品でした(笑)
爽やかな顔した大型わんこ風の攻めがだいぶ腹黒Sなヤンデレで…
基本的にヤンデレやオモチャというか器具?を使うのが好きじゃないので。
近親相かんはそれなりにスルー出来るものの攻めのあまりの重さに引きました。
まぁ片恋…も少しそうだったけどだいぶ共依存っぽい。
色んな愛のかたちがあるのだろうし本人達がいいんなら良いけどそれでいいのか?と思ってしまった。いいね
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糖度低めネタバレ2022年10月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 先にスピンオフの方を読んでから元のこちらを読みました。
みなさんのレビューを読んで大体分かってはいましたが、ほんとーに糖度は低め(作者比)
売れっ子モデルの琥藍×幼なじみでデザイン事務所のパンタナーの椎名。
椎名の片恋セ◯レ状態がかなり続きましたが、途中で琥藍が無自覚執着系なのに気付きました。
ってか椎名の無償の愛系以上に琥藍の無自覚な愛が重い。
椎名自分の近くに置くために仕事に託けて囲い込もうとしたり、明らかな依存と強い執着で会ってる間に抱き潰すとか。これで「別に好きじゃない、付き合ってない」はないよ。
実母に愛されずに(愛されていることが分からずに拒絶して)育って感情が分からない人、なので仕方ないけど何だかなーと。
琥藍の椎名への感情を自覚するまでが長くて、絡みは多いものの両想いの幸せHは1回だけで正直少ないな、と思ってしまった。
受け目線、攻め目線でのエピソードが交互に入ってるので読みやすいですが、もう少し2人のいちゃいちゃを見たかった。
本編が終わった後、自分の気持ちに気づいてまっすぐに愛情を注いでくる琥藍に椎名が幸せと混乱と照れで大変そうです。
そこを1番読みたかったーーー!いいね
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かわいいいい!ネタバレ2022年9月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 日本大好きアニメ大好き楽しいこと大好き!なキラキライケメンでドイツ人と日本人のハーフのノア×ノアを一人暮らしの家に泊めることになった引きこもりの慶。
慶が時折クロネコちゃんになりますが…ほんとーーに猫っぽい。
人見知りするのに好きな人にはべったり、甘えん坊のねこちゃんみたいでかわいい!
両親が亡くなった後、育ててくれた祖母も亡くして1人で広い家に住んでた慶。
他者を必要とせず、淋しいとも思っていなかった慶がノアにだんだん懐いていくのがかわいい。
人と触れ合っていなかったのと恋愛経験がないので自分の気持ちが分からない、恋なのかただの性欲なのか?と迷う慶。
ノアはちょっと可哀想だけどそんな慶もきょとん顔もめちゃくちゃかわいい!
それにしてもノアがいつもよく普段から上裸になってるのが気になる。
もうほんとーーに作者様の絵の何もかもがツボです。
かわいいお話でした。 -
記憶喪失ものネタバレ2022年9月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。
イケメン売れっ子カメラマンの遼成×潔癖症で人見知りの景。
まるで正反対のような2人の距離が少しずつやんわりと近づいてる?遼成狙ってる??と思ってたら、遼成の記憶喪失をきっかけに一気に2人の距離が縮まって。
かと思えば2人が恋人になった後、ある日突然遼成の記憶が戻り、記憶喪失の間のことを全て忘れてしまい…
不器用で真面目な景が可愛くて遼成の気持ちが分かり過ぎる!にしても記憶喪失の間の遼成の距離の詰め方と景にさりげなくもグイグイいく感じが良かった。
なのに記憶が戻った途端に元通りに他人行儀になってしまって…恋人だった自分のことを何も覚えてないとか、辛過ぎて泣きました。
でも苦しい時間はほんの少し。遼成のさすが!の観察眼でハピエンになるので大丈夫。
Hの時にちょっと意地悪に甘々になるのも堪りません!
天然たらしでややSの遼成に景が徐々に陥落されていく様が良かった。
溺愛好きな方におススメです。 -
SF小説みたいネタバレ2022年9月25日このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっと気になっていてレビューでフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のオマージュ?というのを見かけて余計に気になって。
そちらも読んでないし、ブレードランナーも観てないのですが…
学生時代にライトなSF小説とか花ゆめ系のSFファンタジーにハマった時期があって、何となく似た感じの匂いを感じました。
絵も美しく、お話もシリアス過ぎずふんわりとBL風味もあって和みます。
ファミリータイプと勘違いされて購入されたセクサロイドのアイリ×結婚していた同性のパートナーに先立たれた壱紀。
本来、自分の意思や感情がないはずのアンドロイドのアイリが優しい壱紀と次第に心を通わせていくところにグッときました。
後半の展開がかなり急なのが残念ですが…彼等の結末と幸せに暮らしていた日々を垣間見られて良かった。
もう少しゆっくり2人の幸せな日々を読んでみたかった。
話は全然違うのに『感情を持ったアンドロイド』ということでスピルバーグの「AI」を思い出しました。
あれは切ないお話でしたが、こちらはハピエンです。
絵もお話も好みだったので、他の作品も色々読んでみたいです。 -
中高生の男女全員に読んで欲しいネタバレ2022年9月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 何かでたまたま見かけて1巻無料で読んでそのまま続きを購入。
10代の女の子が避妊に失敗して妊娠する話です。
主人公は大好きな彼氏と暇さえあればHしてたごくごく普通の女子高生の福。
彼氏の宝もまっすぐで優しくてすごくいい子。
妊娠が判明した福のリアルな気持ちが胸に迫ります。
これで成人していれば…と思わなくもないですが、すごく考えさせられます。
悩み、迷いながら自分の気持ちに正直になろうとする福、福を守ろうと一生懸命な宝、福への愛情はあるのにその対応が三者三様な父・母・兄、冷たくも感じるけど現実的な宝の母。
金銭的なことや身体のこと学校のこと、具体的に何を考えなければいけないのか、産む・産まない選択をした時に何がどうなるのか、巻末に産婦人科の先生との対談なども載っていてとても参考になります。
性的なことを全て悪とするのではなく、人として愛情を伝える大切な行為として描かれているのも新鮮でした。
学校での性教育の教材として扱って欲しいくらいのとてもよく出来た作品。
もちろん漫画としても揺れ動く福の心や宝やお互いの家族の戸惑いなども丁寧に描かれていてこれからが楽しみな作品です。 -
特装版!ネタバレ2022年9月22日このレビューはネタバレを含みます▼ こちらが出てることを気づかずに普通の2巻を購入後、特装版に気づいて購入しました。
シーモアさん、特装版ある時はもっと分かりやすい表示とかが欲しいです…
普通の2巻ももちろんとっても良かったけど、完成記念小冊子に「ラムスプリンガの情景」のオズとテオもチラッと出てきて『みんなのその後』を垣間見られて嬉しかったです。
ジーンとトレヴァーの関係性は作者様のあとがきの通り…になっていましたが。
こんなに嫌な人が出てこない(不器用な人は出てくるけど)BLも珍しいのでは?
みんな素敵な人ばかりで途中結構切ないけど素敵なお話。
あーーもうほんとに読めて良かった!
読み終わって、タイトルや表紙のイラストの意味とかが分かってなんかもう気持ちがぶわってなって泣きました。
良質な映画のような、優しくて切なくてとても素敵な作品です。
たくさんの人に読んでいただきたいです。 -
タイムスリップネタバレ2022年9月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。セールだったのと美しいイラストに惹かれて購入。
古代エジプトの王弟ジェセル×元ヤンのピザ職人の隼人。ジェセルの姉の王女や、その娘や従者達がいい味出してます。
まぁ…他の方も仰られていますが、古代エジプトへのタイムスリップのお話なのでどうしてもあの有名作が頭をチラつきました(あちらはちゃんと読んでないので詳しくない)。
姉の王女とジェセルが異母弟というのも色々とうーーんと思ったりもしつつ、お話として楽しめました。
食文化にも気になりましたが、あの時代の古代人にこんなにリベラルな考えの人がいるのかなー?(もっと頭堅そう)というところが1番引っ掛かりました。
あまりリアリティを気にせず、見た目麗しい褐色攻め、と思えばいいのかな。
ベットでもケンカップルのような2人にウケつつも、イケメンジェセルに上手いことリードされてしまう隼人が可愛い。もう少しいちゃいちゃが多いと良かった。いいね
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ひたすらかわいい!ネタバレ2022年9月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。お話もキャラも可愛すぎます。
今回はイラストも大好きな八千代ハル先生で眼福です。
クールで賢いイケメンのキヨ×幼い頃に両親を、高3で同居してた祖母を亡くしたイラストレーターの安里。
安里がとにかく浮世離れしていてど天然のぽやぽやちゃんなのがかわいい!
カッコいいキヨが安里の可愛さにいちいちヤラれるのもイラストと相まってニヤニヤ。
お試しの恋人からちゃんと両想いの恋人になって、心も身体もキヨに溶かされてしまう安里がかわいくて悶絶。
キヨは毎日大好きな安里といられて幸せだけど安里がふわふわしてるので心配が尽きなそう。過保護なお世話好き攻めと天然の天使系(でも快楽には素直!)な受けの理想的な平和なカップルで読んでて幸せな気持ちになりました。 -
シリーズ2作目ネタバレ2022年9月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 前作「妖精王の護り手」のちょい役?だった、エルフ世界での妖精王ディートハルト×真面目な副官のラーシュが主人公のスピンオフ。
何を考えてるのか、心が読めない感じのディートハルトが初めての体験(初恋)に戸惑ってアワアワしてる様がおかしくも可愛らしい。
そんなディートハルトの戯言(恋仲でもないのに突然『性こうしよう』とか言っちゃう)に振り回されてしまうラーシュは気の毒だけど純粋ないい子で可愛らしい!
(特に一方が)無自覚な両片思いなので少しヤキモキしますがずーーっとのろけを見せられてるみたいで楽しかったーー。
魔法使いのクレーメンスがグッジョブ。
前作の主人公のレオとメルヴィその後も見られて嬉しかったです。いいね
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溺愛最高!ネタバレ2022年9月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。
歌竜以外の作品を読んでみたくてとりあえず。
やっぱりHはしっかりエロくてお話もしっかりしていて綺麗に纏まっていて良かった。
さすが!です。
妖精王から命じられて、人の子として産まれた『迷いエルフ』を探しに行く旅に出たハーフエルフ(エルフと人間とのハーフ)のレオ×人攫いに攫われた姉を探して1人で旅をしていたメルヴィ。
人間としての感情を殺すようにエルフとして生きてきたレオが、純粋で心の綺麗なメルヴィと旅をするうちに心惹かれ、感情が目覚める様とか、ウブでまっさらなメルヴィがモジモジしつつも徐々に素直に大胆になっていくところとか、堪らなく良かった!
2人で性に溺れてしまう様も微笑ましくてしょーがない。
仲良しほのぼのなのに、スイッチが入ると溺愛のえろえろなところも可愛くて癒されました。
やや腹黒な妖精王のラブストーリーもあるのかな?
シリーズ化してるようなので、他の作品も読んでみたいと思います。 -
腹黒ヘタレ変態攻めネタバレ2022年9月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。後書きで筆者も仰っていますが、タイトルや表紙絵から受ける印象と印象がかなり異なります。面白いけどお話があまり好みではなかったので星を減らしています。
イケメンで王子様めいたお金持ちの起業家、秀×幼なじみで隣家に住んでいた7つ歳下で真面目なフローリストの勇児。兄弟のように仲良く育った2人だが、1度は疎遠になって、社会人になってから秀からの連絡で再会して…
両片想いなのですが、勇児が鈍いのと秀がひねくれてて意地悪なのでスムーズにいかず。Sというより腹黒ヘタレな変態攻め様で、秀の言動に翻弄される勇児が可哀想。途中、秀の過去の言動のブーメランで「オオカミ少年状態」になってしまったのは可哀想だけど「ざまぁ」と思った。
でも「勇児以外は…」と言いつつ、結局は再会前は他で遊んでやることはヤってたんだよね?と思ってモヤっとしました。後半で露わになる秀の変態っぷりに引きながらも、花言葉に託したお互いの想いとかは良かった。作中ではそこまで溺愛ではないけど、身も心も結ばれてからは秀はやや変態チックに溺愛してくれそうです。最終的に勇児も幸せそうなのでまぁ良かった。いいね
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すごいなネタバレ2022年9月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 広告かなんかで随分前に見掛けてずっと気になってました。
短編集だけど全部面白かった!
『大人しくて仕事出来ないフリをしてたけど実は凄く優秀な女の子』や『地味で冴えないと思われてるけど実は美人で賢くてやや腹黒な女の子』とか少しクスッと笑える女の子達(みんな20代でバリバリ?働くタイプ)でどの子も好感が持てます。
最後の卵アレルギーの話。
症状が少し違うけど身内にかなり強めの食物アレルギーがいるのでやや違和感が…
ハンバーグの繋ぎでアナフィラキシー起こすレベルの人に卵料理させるとか、ヤバいです。
食べなければ触らなければ大丈夫、という人もいるのでしょうが、あそこまでアレルギー症状出る人は卵料理もしない方がいい。
強いアレルギーの人は触らなくてもその空間にアレルゲンがあるだけで症状が出たり悪化することもあります。
(家の冷蔵庫に卵入れるな、買うな、家庭内では他の家族も食べるな!という話もかつて講演会で聞いたことがあります。小麦や蕎麦は呼吸器から吸い込む事で強いアレルギー起こす人も結構いるみたいです。今はなるべく食べて身体に慣れさせろ、の方針が主流のようですが、もちろんアレルギーの程度に寄ります)
お話の中ではアナフィラキシー起こしてエピペンを自己注射してるようなので、描写としては正しいのですが…
「アレルギーは食べなくても危険なこともある」のでそこが気になりました。
(アナフィラキシーは発疹が出たり、喉の気管に炎症が出て息の通り道が狭くなことで息苦しくなって咳こんだり、呼吸困難、嘔吐や血圧低下、意識をなくすこともありえます)
彼氏の言い訳に、10数年前にとあるじーさん開業医に「アレルギーなんてない!喘息とか食物アレルギーは親の思い込みで気のせいだ!」となぜか逆ギレされ、ふざけんな!と心の中で叫んだことを思い出しました。
世の中の理解は以前よりは進みましたが、症状やアレルギー反応にも個人差があるので安易に食べられる、とか周りで食べてても大丈夫、とか決めつけないで欲しいです。
純粋な作品レビューから離れてしまってすみません。いいね
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悪くはないんだけど…ネタバレ2022年9月13日このレビューはネタバレを含みます▼ 随分前に購入だけして読んでいませんでした。
導入部分は好きな感じでしたがいくつか違和感が…
魔術師になるための学校教師の蒼史と、ある日倒れているところを蒼史に助けた記憶喪失のエウシェン。
誰もが見惚れるほどの美しいエウシェンが見た目に反して結構俗物的。というか、いきなりHしなくても良くない?
序盤からあまりベタベタしたりHしまくったり(描写は毎回ではないけど)はして欲しくなかった。
何でこんなに俗物的なんだろう…と気になりました。
あと悪戯っ子3人組もあまりの生意気っぷり(というかこの子達、自分勝手な自己主張ばかりで単に自分を正当化するための我儘しか言ってない気が)にイラッとします。
他の生徒や先生達の描写があったり、悪戯っ子がもう少し可愛らしければ違ったのか。全体的に話が浅くて色々な必然性を感じなくて。
話は悪くなかったけどとにかくエウシェンがHなのと(もう少し威厳か崇高な雰囲気が欲しかった)各キャラ描写の浅さと、やや無理矢理な展開が気になりました。
みなさんの評価も納得です。
妖精とか魔法とか、世界観はわりと好きなんだけどな。
他作品を前に少しだけ読んで、あまりにぶちぶち文章が切れる感じが読みづらくて早々に読むのを断念したことを思い出しました。
同じ世界観の作品があるそうなので気になりますが…多分もう読まないかな。残念。 -
さいこー!2022年9月12日最初、どんなもんかな?と思いながら何となく読みはじめたのですが…
読めば読むほどシリアス?とギャグの兼ね合いが絶妙でサイコーに面白い!
学生時代に自分のおふざけから勇生を危ない目に合わせたことで反省して勇生を守った陽久×社会人になっても、はる先輩にすっかり懐いている勇生。
社会人になったある日、ゲイかも?と心配になった勇生に泣きつかれてつい『お世話』をしてしまうはる先輩…
イケメンで完璧に見えるはる先輩が結構ヘタレなのも、可愛い勇生がすぐ泣いちゃうのもお目めがきゅるるんするのも大好きなはる先輩のために頑張るのもなんかもう全部いい!
ほんとーーに可愛いカップル。
普通にエロくてHも多めだけどそれだけじゃないのがいい。
テンポも良くて楽しくて可愛くて。
途中から当て馬くんが出てきますが、9巻ラストがすっごいウケました。
これからも楽しみです。もっとみる▼ -
あかねくんがかわいすぎる!ネタバレ2022年9月11日このレビューはネタバレを含みます▼ お隣の家に産まれた天使!のDKになったあかね×父親代わりであかねのお世話をする保育士の京ニ。
あかねの18歳の誕生日に突然キスされて告白されて戸惑う京ニ。
…ひと回りしか離れてないのに『父親』(概念)は無理があるけど、守ってあげたいと思ったということだよね。
あかねくんの顔面偏差値の高さと歳下大型わんこっぷりが堪りません!
あかねくんのちょっと個性的な同級生もみんないい子。
京ニの元カノの言動にはややイラッとしますが、これが普通の反応なんですかね。
京ニの普通そうでややぶっ飛んでる両親とあかねの母親が凄いですが、この人達なら2人のことをすぐに認めてくれそうな気がする。
Hは抜きっ子〜兜合わせまで。書き下ろしとかで初Hとかあるかな?と思ってたのでそこだけが残念。 -
すっっごい面白い!ネタバレ2022年9月11日このレビューはネタバレを含みます▼ ランキングの高さと絵の綺麗さ、クーポンもあったので購入して大正解!
大財閥のおぼっちゃま、信康の護衛をやってる美人エージェントの理一と新人エージェントの橘。
完璧に見える理一が恋愛方面にはかなり奥手ですぐにフリーズしちゃったり、DKか?と思うくらいに純情なのが可愛い!
一見、コワモテの橘の一途さとカッコよさにもやられました。
時折入るギャグ絵とややわちゃわちゃした感じのテンポの良さも○
いくら大財閥でもこんなに護衛つけないだろ(コストが掛かりすぎる)とか、こんなにセキュリティ強化してるのに幼少時に信康の家に橘達が入れるのは不自然とか、なぜによその女に手を出した信康父??とかあるものの、お話の面白さとテンポの良さと絵の美しさでなんかもうどうでもいい様な気がする。
このクオリティでデビュー作なんですか?
素敵な作家さん見つけた!と思ってわくわくしています。
書き下ろし、信康の初恋がまさか!のお相手でしたが、とてもいい。ほのぼのします。 -
蜜樹みこ/夜神里奈/きみど莉央/もりなかもなか/小田切渚/桃井すみれ/瀬田七生/橘ノゾミ
帝都初恋心中ネタバレ2022年9月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 目当てで読みましたが、これ前に試し読み増量かなんかの時に読んでました。
他のもざっと読みましたが…絵も内容も子供っぽくて辛かった(笑)失敗したーー!
これって中高生向けとかなんですかね?対象年齢もっと下??
とりあえず未成年の素人のJKに雑誌の企画のH特集のグラビアさせるとか、しかも女性誌で!はあり得ないと思う。
初デート企画、までならありそうだけど。今時の子はこういうの読んでわくわくするのかな。
『お尻を叩かれて興奮しちゃうお嬢様の話』は前に少し読んでたけど同じことの繰り返しで飽きてしまった。
全体的につまらなかった。
掲載誌が同じ作家さんとかなのかもしれないけど、この表紙とこのタイトルでこの内容はないかな。いいね
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優しいお話ネタバレ2022年9月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 阿賀直己さんの原作ということと、表紙絵の雰囲気が気になって購入。
人気小説家で美青年の寒原夜鷹×作家志望で出版社で働く三郷匡平。
夜鷹のファンだった匡平が夜鷹を追っかけて入った大学のOBの飲み会で夜鷹に話し掛けて、酔った勢いで一夜を共にして…?から始まるストーリー。
どこか常識に欠けてる夜鷹が匡平に「性○為して欲しい」と突然持ち掛けたりと衝撃的なセリフもありますが、えろえろではなく、どことなく優しい雰囲気が満ちていて癒されます。
絵の雰囲気とかお話とか、凄く好きなんですけどひとつだけどうしても腑に落ちない点が…
高校生の時に夜鷹のファンになった匡平が夜鷹の通ってる大学を知って、同じ大学に行きたくて何浪もした…という様な描写があるのですが。
てっきり夜鷹は匡平の2〜3個上かと思いきや、その後同い年と出てきてまさかの誕生日が匡平が半年前に産まれたことになってて…
途中で設定を変えたのでしょうか。
夜鷹も匡平も同じ寂しさを抱えていて、魂が呼び合う様に惹かれあっていく様がとても良かった。
年齢の設定以外はとても良かったのでこの評価です。
スピンオフとかあったら読んでみたいくらいの可愛いカップルです。
電子版のおまけが○ -
面白い!ネタバレ2022年9月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に振り幅がすごい作家さまです。
軽いえろえろコメディみたいなのも書かれてますが、こちらはシリアスな作風。
意味深な冒頭のシーンから一気に引き込まれました。
地球滅亡の危機を救った、魔法使いと騎士が残した近未来のトーキョーが舞台。
一般人が住むスラムとは切り離された「パライソ」には一部の富裕層だけが住んでいます。
トーキョーのスラム街で偶然出逢った、訳ありな美しいグアンと孤児で便利屋のレイ。
2人の出逢いから次第に心を通わせていく様が堪りません。
時折入る、グアンのギャグ絵も微笑ましい。
グアンの父親(前魔法使い)が善人っぽいのになんで妻以外にも手を出して、その後、妻とも子供を持ったのかがちょっと腑に落ちませんが、これから色々と明らかになっていくのでしょう。
まぁ妻(グアンにとっては継母みたいな)も可哀想な人ではあったのですが…
単行本になるのをずーっと待っていましたが、いつまで経っても纏まらないので日々のクーポンを使って地道に購入しました。
すごい面白い!続きが楽しみです。いいね
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優しいお話ネタバレ2022年9月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 作画の空あすかさんの絵が好きで購入。
知る人ぞ知る、エスペラント語が物語のキーになっているお話です。
世界共通言語として作られたけど実際にはあまり普及していない言葉。
宮沢賢治がエスペラント語を勉強していたと知り、学生時代に興味がありました(でも勉強しなかった…)。
そんなエスペラント語で綴ったブログをきっかけに出逢った医大生の京介(テルノ)と水那(ユリオ)。
優しい絵とは裏腹に水那が受けていた虐たいがそれなりにエグいので、そこら辺が大丈夫なら読んで欲しいです。
(直接的な最悪の性暴力はないけど、犯罪めいたことの強要やDVやネグレクト)
優しくてどこか欠けてるような2人が出逢って、迷い、戸惑いながらも未来を切り開こうとする様が素敵です。
京介の友人達(1人問題児がいますが…)もみんないい子達で。
水那はあんな環境でよくこんないい子に育ったなーと思うけど、母親の純菜もちゃんと娘を可愛がっていた時期もあったからなのだろうと思いたい。
後半は少し駆け足ですが、好きなタイプのお話でした。
2人が掴み取った幸せな未来を見てもらいたいです。いいね
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α×αカップルネタバレ2022年9月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買いです。
母子家庭育ちの苦労人でベンチャー企業?の社長で大金持ちの伊王野×大企業のおぼっちゃまで容姿端麗、頭脳明晰で遊び人?な大学生の士貴。
誰もが羨む王子様めいた士貴、実は家族愛には無縁で家族から愛されたかった寂しがりや。
2人とも一線を越えるまでは不特定多数と遊びの関係を持つタイプだったので、そこら辺が個人的にはあまり好きではないのですが…
伊王野は士貴に契約としての婚約を提案して、大人の余裕を見せながらも最初から士貴のことを無自覚に好きそうで。
士貴の外見とは違う、自己肯定感の低さや伊王野の何を考えてるかわからない感じにもやもや。
途中でこれ、オメガバである必要があるのだろうか?とも思ったけどこういうのもいいのかもしれない。
家族から存在を無視されていた士貴とは正反対な、過保護に育てられた双子のΩの妹が世間知らずで無分別であまりにも自己中過ぎて嫌気が差しました。
この子はこの先ちゃんと世間を思い知って苦労して欲しい。ぎゃふんと言わせてやりたい。知らんけど。
後半でオメガバのど定番な展開がやってきますが…士貴があまり長いこと苦しまずに済んで良かった。
書き下ろしは伊王野が当初とは打って変わった溺愛ぶりにほのぼのします。
イラストの方は好きな絵師の方に似てるなー?と思いましたが、綺麗な絵できゅんとします。やっぱり絵が残念な感じだとお話が良くてもがっかりしちゃうので。
読み返したくなるお話でした。 -
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切ないネタバレ2022年6月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さま。帯にあるように、カップルの片割れがいきなり死んでしまうので話は大体読めるのですが…
心が洗われるようです。読んで良かった。
サッカー部?でいつも明るくてクラスの中心にいた秀斗×身体が弱く影が薄く、日々をぼんやりと過ごす幽玄。
ある日の放課後、フェンス越しにサッカーをしてる秀斗に話しかけられてもすげなくその場を立ち去る幽玄。
明日も今日とあまり変わらない日々が続いていくと信じていたのに、秀斗が亡くなったと聞いて…
幽霊になっても明るい秀斗と振り回される幽玄が可愛い。
幽玄にだけ秀斗が見えて聞こえて『触らないけどそこにいることを感じる(ひんやりとする感触?感覚?はあり)』状態なのがミソ。
2人で過ごす日々の優しさ愛しさとずっと一緒には居られない切なさに明るい秀斗のアクセントが堪りません。
幽玄の言葉遣い(現在形、過去形)に気づいてから胸がぎゅーっとしました。
素敵な書き下ろしと帯裏なのかな? 秀斗が隠し違ったスマホの検索履歴とかのカットに泣きました。
甘酸っぱくて優しいお話でした。たくさんの人に読んで欲しいです。 -
尊いネタバレ2022年5月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 発売を今か今かと待っていました。
やっぱり良かったーーー!
高校の同級生だった浅水と櫻庭。
自分の気持ちにまっすぐで差別を嫌い、時に人とぶつかってしまう(好きなものは好き、嫌なことは嫌、がハッキリしている)我が道を行くタイプの浅水。
対して、美しいものが好きなのに親からの価値観の押し付けで「男の子らしくあれ、正しくあれ」と育てられたことや、周りから浮くことを恐れ、本当に好きなことは人に知られないように周りに合わせて自分を騙して生きてきた櫻庭。
BLには「んなことある訳ないだろ!」と思うような突飛な設定や話も多いですが、こちらは実際にこういう人いそう、ありそう、と思えるお話で。
浅水も切ないけど、櫻庭はふつーに可哀想ですよね。
イソップ童話の『酸っぱいぶどうが食べたいキツネ』の話が印象的。
櫻庭は浅水と再会する前は典型的なダメ彼で、プライベートはテキトーになぁなぁに生きてきたのかなぁと。
浅水の元カレの原田もダメ大人だけど悪い人ではなくて。
皆子もいいキャラしてます。顔が浅水に姉弟みたいに似過ぎてるのが気になりますが…わざとでしょうね。
2人の葛藤や悩みや迷いもリアルでとても良かった。
あいかわらず美しい絵と隙のないお話。表紙もとても素敵。花言葉も意味深でよい。
個人的に2巻の表紙のフリージアが好きなので(香りも優しくて素敵!)嬉しかった。
生まれ変わった櫻庭が無自覚に多方面からモテそうで浅水がやきもち焼いて大変そう。
もう少し2人のいちゃいちゃが見たかった気もしますが…そのうち同人誌か何かで出ないかな。期待しています。
このコンビの作品、大好きです。
きっと何度も読み返します。 -
読みが外れましたネタバレ2022年5月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初に思ってたのと攻めが違いました。ちゃんとタイトル読もうぜ!(笑)って感じ。
幼い頃に出逢ったまだ即位したばかりの皇帝陛下に憧れて、少しでもお側に行きたい、同じ空気を吸いたい、と長年憧憬の念を抱き、ベータで唯一の上級官位になった瑞春。
「御朱印」かサイン本のように書店で売り出されてる、陛下の手形とミニ新聞みたいなものがついてる「御手印」を集めてる瑞春がどこかのオタクみたいでかわいい。
最初はちっともそりが合わなかった皇弟の淑英とも次第に心を許し尊敬する上司になっていって…
ベータだと思っていたのに突然Ωの発情期になって、のくだりはありがちかもしれないけどよかった!
優秀なのにちょっとアホな子な瑞春はかわいいし、最初は何考えてるんだか見えなかった淑英が、本当は誠実でとても頼り甲斐のある人でした。
御手印やその他の秘密がなるほどって感じ。
脇キャラは印象的な人もいるけどまぁまぁ…ですが、好きなタイプのお話でした。 -
面白かった!ネタバレ2022年5月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さまが初めて書かれたオメガバースだそうです。
変わり者?の第三皇子の州舜×老舗薬舗の若旦那でΩの怜藍。
中国皇宮の設定ですが、「アルファ皇子の宮中秘恋」とは登場人物もお話も関連性がありません。あらすじで1つネタバラしがあるのが残念。あらすじを忘れた頃に読んで良かった(笑)
自身が調合した薬で発情期を凌いで家族以外にはΩと知られずに過ごしている怜藍。
怜藍の従兄弟でまだ14歳の藍羽に第三皇子への輿入れの話があり、破談にすべく動いていたところ、州舜の臣下(のフリをしていた)小龍に賢さや強かさを認められてΩのフリをして怜藍が仮の花嫁として嫁ぐことになり…
「偽り」はΩと偽って嫁ぐことと、怜藍がΩだと打ち明けていないこと、実際には花嫁にする気はなく、一時的に輿入れし帝や周りの目を欺く(いづれ離縁の形を取って家に帰る予定)の意味が含まれています。
物腰は柔らかいが心の内を見せようとしない小龍(州舜)と怜藍の会話が心地よい。
お互い思い合っているのになかなか色々な思惑で想いを告げられないのもいい!
アメガバ定番のとある事情により『発情期をコントロール出来なくなった』時のエピソードも大好物。
話の展開も面白かった!ただ2人が本当の意味で結ばれてからがやや駆け足なので(綺麗に纏まってるのだけど)もう少しじっくりSSとかで2人の日常やいちゃいちゃが読みたかった気もします。 -
デビュー作?ネタバレ2022年5月14日このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品で賞を取って本になる(デビュー?)が決まった、らしきことがあとがきに書かれています。
先の戦の英雄、騎士のジークヴァルド×女官出身の母を持つ、第7王子で神官見習いをしていたイクセル。
ジークヴァルドの口の悪さとイクセルの疑問系が「は?」なのが気になりました。一応王子なのに品がないなぁと。
それ以外は特に違和感なく、スムーズに読めました。
2人の過去のエピソードもすぐに気付きましたが…他の方も書かれているようにジークヴァルドがイクセルを好きになった理由がどこにも書かれていないのは残念。
きっかけは分かるけど、ちょっと弱いし(天使みたいに見えた、ということかなとも思いますが)一言でいいから明確に気持ちを書いて欲しかった。
後半のシーデーンとの再会は良かった。もう少し掘り下げても良かったくらい。
あと『連れ去られ…』の際の警備の甘さとか、そこら辺を誰も不思議に思わず、改善する意思も感じられなかったのには疑問が湧きました。
強引だけど溺愛かジークヴァルドと無垢なイクセルが良かった。 -
よかったネタバレ2022年5月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。SALEにつられて2作目です。
お話が面白くて好みでした。
とある国の賢王と言われながらも冷たく皮肉屋で美丈夫なヴォルフ×大学に通い、学者になりたかったのに身内に騙され、後宮に送られたシリル。
シリルがお勉強も出来て聡いのに猪突猛進でまっすぐで優しくて鈍いところが好き。
何かを隠してるであろうヴォルフも賢王と呼ばれるだけあって、賢くて人の感情の機微とかにも敏感で。
最初、反発し合ってたシリルとヴォルフの言葉の応酬というか、2人の絶妙な会話のテンポ感とかも楽しくて好き。
ヴォルフの秘密もシリルが知らなかった事実も次第に明るみになると切ないですが…読み物として面白かったです。
具体的な建物の間取り(階段とかの構造がどうなってるか、とか)の記述が少ないからか、『後宮』という言葉からなぜか中国の昔の平家の建物を想像してしまったのは私だけかも。
電子書き下ろしのヴォルフの甥っ子目線の話が良かった。
時々読み返してしまいそうです。 -
ほのぼの異世界生活ネタバレ2022年5月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界もの、珍しいな?と思っていたら作者さまが読むのお好きなんだそうです。
金髪碧眼の可愛い2人の息子持ちの美男子の領主のルシアン×慕っていた男に騙されて多額の借金を負い、途方に暮れていた料理人の瑠衣。
ある日、開店予定だったお店兼自宅で自暴自棄になっていた瑠衣が突然お店ごと異世界に飛ばされて、そのままお店を開くことになって…
前半は賢く可愛らしいちびっ子達と瑠衣とのほのぼの交流、途中からいつも無表情(ハシビロコウ!の例えがツボ)なルシアンとの交流が加わって。
ちびっ子達の母である奥様とは死別とのことですが、受け以外との実子が出てくる話ってラノベではあまり読まないので少しだけ心が拒絶反応しそうでした(兄弟の子供とか引き取った子、はあるけど)。
まぁでも凄く可愛くていい子達なので、過去はあまり考えないことに(笑)
恋愛下手で不器用な2人のもだもだも微笑ましい。
嫌なやつもちらっと出てきますが、上手く交わす瑠衣がお見事!
スパダリははずなのに口下手でややへたれなルシアンが可愛い。
お子達は2人の関係をどう思ってるんだろう?がどこにも出てこなかったけど、まだ小さいのでこれからかな。
さらっと読めました。お子様が出てくる話が好きな方にオススメです。 -
かわいい!ネタバレ2022年5月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さま。前から気になっていた作品もあり、SALEになってたので購入。
高評価に納得です。
狼獣人の国の王弟、匂いで人の心が分かってしまうランフォード(ランス)×猫獣人の国の田舎街のとある屋敷の使用人達で口の聞けない黒猫のシェイン。
友好の印にとランスに娶られる予定のわがままな末っ子王子のシェインが嫁に行きたくない!と使用人のシェインを誘拐して自分の身代わりとして狼獣人の国に送り込み…
最初は怯えていたシャインがランスに優しくされて心を開いていく様が可愛くて、何といっても「匂いでランスに感情がバレてしまう」のが良かった!
にしても手に文字書いてもなかなか伝わりにくいと思うのだけど、ほぼ完璧に伝わってるのはご都合主義かな。
Hの時までランスの手に文字を書いて会話してるのには笑いました。どんだけ仲がいいんだよ!
イタしてる時も匂いでシェインの自分への気持ちがずーーっと伝わってくるランス。どんなご褒美?シェイン的にはやや羞恥プレイかな。
狼の一途さと溺愛設定は大好物。カッコいいのに言葉足らずなランスと素直で可愛い(しかもねこ!)なシェイン。
2人のやり取りも可愛らしくて癒されました。
シェインの結婚式の秘話や書き下ろしのちびっ子王子達のシェインを見ての「ねこー!」も可愛くて◯
優しいお話が好きな方にオススメです。 -
面白いんだけど…ネタバレ2022年5月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さま。随分前に表紙や雰囲気に惹かれて購入し、未読だったもの。
子供の頃に両親を事故で亡くした際に記憶を無くし、施設で育った独り身の千歳。
成人後にまた事故に遭い、獣人の世界へ転生して…
ユキヒョウやホワイトタイガーのモチーフとか夢の話、設定も面白いし、千歳を保護して守ろうとするタイラーの溺愛ぶりは好きだったのですが…
千歳に対して独占欲を隠さず、身体を触ったりHの手前まで手を出す癖に自分の想いは告げないタイラーにもやもや。
両想いになってもなかなか最後までしないし。
決定打は獣人というか動物っぽさを出すためか、ペア以外の相手(幼なじみで気を許してるが恋愛感情はなし)とキスしたり、2ペア一緒にお風呂に入ったり、緩い4Pみたいな性的なじゃれ合いをするのが気持ち悪くて嫌悪感が…
「遊びの関係」とか「割り切って」なら分かるけど、仲良しの表現?でなぜそんなことを。しかも他に好きな相手がいるのに!
モブ攻めや複数プレイが元々苦手なのでそこら辺で一気に引きました。
過去にじゃれあいがあったとかなら目を瞑るけど、お互いの相手の目の前で「攻めが別ペアの『モノ』を当たり前のように口いん」したのに衝撃を受けました。
それを見て何とも思わず、自分にも手を出されても(最後まではなし)受け入れちゃう千歳にもドン引き。
獣人の価値観を受け入れた、という表現なのかもしれないけど、普通に別ペアとは性的な馴れ合いなしの友達(仲間)で良くない?
友達との身体的な距離が近すぎる。
話の続きが気になったのでそのまま半目を瞑って読みましたが…時々じゃれ合うわで最後までずっと引っかかって。
それがなければ星4.5。そのせいで私の中で星2以下(心情的にはマイナス)に落ちたので真ん中を取りました。
イラストも素敵で少し長いけど全体的な話はとても面白いし、好きな感じなのに残念。
魔力に対する設定とかも良かったのにな。
気にならない方は楽しめると思います。 -
なぜこんなに高評価?ネタバレ2022年5月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 前々から気になっていてクーポンで購入。
悪くはなかったけどなんでこんな高評価なのかわかりません。
だいぶぽっちゃり女子が企業の見学会?で怪我をして助けられたイケメン社員(社長の息子)にひとめぼれ。
痩せてその会社に入社して再会する!を目標に頑張る…とこまでは好きでした。
痩せて可愛くなったヒメがおさむさんも含め、周りの男性陣の好意にあまりにも鈍過ぎるところや、おさむさんと付き合うことになってもいつまでもHしてなさそう?なところが不自然。
両想いで付き合ってるのにいつまでもキスまでで身体の関係がなさそう(雰囲気)なの、お互いの家を行き来したり泊まったりしてるいい歳した社会人なのにあり得ない。
今どき中高生じゃあるまいし。
バリバリ少女漫画のレーベルでもないし、せめて朝チュンとかでもいいからどこかで自然に入れればいいのに。
全体的な話の流れとかラストとかは好きな感じだったので、嘘くさい感じがただただ残念です。 -
ファンタジーBLネタバレ2022年5月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 素敵な雰囲気の表紙に釣られて購入。
人の感情のエネルギーを食べる、特に負の感情がご馳走様だという『あかしびと』の「シロ」×不幸を呼び寄せる体質なのか、やたらと様々な不幸に見舞われるミキ。
ミキの負のエネルギーを食べる(吸収する?)がいつも穏やかで優しいシロ。
ミキも誰にでも優しくとてもいい子で、心が癒されるように穏やかで優しい日々を送る2人。
でもミキが幸せで満たされているとシロは栄養不足のような状態になってしまう訳で…
途中どうなってしまうんだろう?とハラハラしました。
最後の方でHしますが、なんというか全然いやらしくなくて「愛を交わす純粋な行為」に思えて。
登場人物も基本的に嫌な人は出てきません。
じんわりと心が温かくなる、素敵な優しいお話でした。 -
分かってはいたけどネタバレ2022年5月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 前からずーっと気になってた作品。
タイトルと表紙の雰囲気、レビューで何となく想像はついてはいたけど…なかなかにハードな話でした。
幼い頃に隣に住んでいた歳上の大好きだったおにーちゃんと偶然再開、でもそのおにーちゃんは子供の姿で??
もうここで何か普通じゃないことが分かってしまう。
ただ過去に何があったのか、どんなラストが待っているのか、とドキドキしながらも後半までは平和に幸せな1巻。
その分、2巻が結構辛かったです。
大人になった福田と子供の姿(多分中1〜2くらい?)の葵兄ちゃんとのHは必須だったのか、個人的にもやっとしました。
BLだけどなくても良かったような、必要だったような。
この2人にはあの結末しかなかったのかもしれないけど、やっぱり切ないです。
ほのぼの幸せなお話が読みたい方にはお勧めしません。好みは分かれると思います。 -
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昭和浪漫?ネタバレ2022年5月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。値下げに釣られて購入。
大正か昭和初期辺り?の海軍のイケメン少尉、手塚×英語留学帰りで英語教師の糸井。
手塚の弟が糸井の生徒ということもあり、初めは反発しながらも親交を深めていく2人がいい。
それに察しながらも静かに応援していく弟くんもいい子。
建物とかも古き良き時代のもので(現在も当時のものや復刻した建物とか残ってますが)好きなので嬉しかった。
「この後、第二次大戦が…」とか、つい考えてしまうのですが、あまり色々考えずにその時代の雰囲気を『素敵』と思って読んだら楽しめました。 -
良かったネタバレ2022年5月1日このレビューはネタバレを含みます▼ あまり読まない作風ですが、前から気になっていてクーポン使えたので購入。
評価が高いのにも納得。ストーリー重視の方にオススメ。
ガサツな姉の婚約者とは釣り合わないような一流企業のイケメンサラリーマンの井川に疑問を持つ大地。
警戒しつつ、ひょんなことから井川と親しくなって惹かれていく。
その後の事件に胸を抉られましたが、芯の強い大地が凄い。
皮を脱いだ井川との関係も色々ありましたが、井川(と呼んでおきます)の心が救われるお話です。
電子限定のSSがとても良かった。
少しでも気になる方には読んでいただきたいです。 -
すきネタバレ2022年5月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さま買い。クーポン使って購入。
買って良かった。
高校生の頃に好きだった先輩とウブな後輩(当時)の再会愛。
先輩が友達と賭けをして「駆け落ち」の約束をした(そして後輩の宮田がそれに気づいて行かなかった)ってのがちょっとうーーん、でしたけど。
お互い子供だった、という事なのでしょう。
編集者になった宮田がいけすかない大人になった先輩に時々流されつつも簡単に流されないのも、酔った勢いで本音が出てやらかしちゃうのも、先輩との軽妙な掛け合いも堪らないです。
先輩がかつて手を出しちゃった助手くんも可哀想だけど純粋なのか図々しいというか。
なんでやらかした後も解雇せずにそのまま雇ってるんだろう?
先輩が養子になった経緯とかもちょっと気になる。
このやんわりふんわり優しい空気感がやっぱり好きです。
顔が良すぎる人は変な苦労をするものなのか…
2人とも好きだなぁ。続きも楽しみです。 -