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リタさんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
-
絶対3巻まで読んでほしい!!!ネタバレ2025年8月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 誤解を恐れずに言いますと、この作品の良さは、1巻だけでは分かりません。
多分、1巻読んで「なんか違うかも」と思って続刊を買うのをやめてしまう人もいるかと思います。
1巻だけでは、瀧とシンゴのことも作品全体の素晴らしさも伝わりきりません。
実際私がそうでした。
でも、2巻、3巻と読んでみて、瀧とシンゴがいかに真剣に愛しあい、相手を尊重し、受け入れているかが分かります。
二人とも、互いに対する愛情が深海のように深いのです。
これまで恋人に大事にされてこなかった瀧を、シンゴがこれでもかというくらい大事にし、瀧も愛される喜び・幸せを知っていく過程が本当に素晴らしくて・・・。
何かド派手な出来事が起こるわけではなく、当て馬らしい当て馬もおらず(元カレは出てくるけど)、二人が互いと自身の内面と向き合い、成長していく過程が描かれているんですが、ものすごく読み応えがあります。
瀧がただ虐げられる系の受けではなく、愛のためならめちゃくちゃ男らしく強くなれるところがまた良い。
3巻でストーリー的にはひと段落ついた感もありますが、シンゴのデビュー直後のお話や、二人が社会人になってからのお話も読みたいです・・・!!
そして出来れば、どちらかがどちらかの車椅子を押す老後のお話まで読みたい・・・!!
柊先生、編集部様、どうかまだまだ続きを!!!!!
お願いいたします!!!!
とにかく皆様、ぜひぜひ3巻までお読みくださいませ! -
愛情と色っぽさが溢れ出てる!ネタバレ2025年8月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 1-2巻も好きでしたが、3巻も最高でした♪
普段お仕事してたり大学生やっていたりする時と、甘イチャシーンとのギャップが凄い!
ドムである蒼くんはちょっぴり意地悪で支配的で、だけど翔太に対する深ーーーーい愛情が溢れているし、サブの翔太も精一杯蒼くんを受け入れたい・満たしたいという慈愛に満ちていて、お互いに心底好きあってるんだなぁというのが伝わってきて、最高にハッピーな読後感に浸れます!
あと、花好先生が描くエチシーンがめちゃくちゃ好き!
細かい一つ一つの動作がよく研究されていて、「あーーーーこれこれ!こんなアングルが見たかったのよーーーー!!」と思わず叫びたくなるような、ゾクゾクするほど色っぽい男性の色気を描くのが超絶上手いと感じています。
3巻では翔太の家族に蒼くんを紹介するエピソードもあり、ますます絆が深まった二人が読めました。
これからの二人もまだまだ見たいので、4巻・5巻・・・と続いていってくれる事を願ってます! -
余韻の長いオメガバースの名作ネタバレ2025年7月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 特別なαで否応なく常に注目を集めてしまう礼と、そんな礼を特別視しないΩの司。
二人は偶然出会い、惹かれ合いますが、ある一人の男の卑劣な行為によって離れ離れになってしまいます。
二人の再会は、別れから10年後。
弁護士になった礼の事務所へ、出産代行のバースドナーとして依頼者と揉めている司が来たことから、再会したのでした。
離れてからもずっと司を忘れられなかった礼は、特別なαである自身の遺伝子を後世に残すことを頑なに拒んできましたが、司がバースドナーになった経緯を知り、いつか家族を持ちたいという司の想いを知って、司を救うためにある行動に出ます。
この行動(というか手段?やり方?)には正直「え?」と思うところもあったんですが、後から思い返すと、他人と直接的に体の関係を結ぶことが難しい司を救う手段として、礼が取り得る最善策だったんだと理解出来ました・・・。
ページを捲るたびに、礼の司への深い愛情、司の礼への深い愛情が交互に伝わってきましたし、また、離れ離れにならざるを得なかった過去の出来事による苦しみや痛み・離れていた間の10年という時間の重みを想像するにつれ、胸に込み上げてくるものがありました。
司を深く傷付けたある男は、終盤しれっと再登場してくる(しかもヘラヘラ笑いながら)のですが、ものすごく腹が立ってしょうがなかった。
だけど、、礼と司の同級生だった美和ちゃんによって、何とかギリギリ溜飲を下げることは出来たかな。美和ちゃん格好良かった!そして何より、司自身が「そんなやついいから」と言えたことが・・・(涙)この瞬間、司は本当の意味で過去から解放され、自分を取り戻して未来のために生きていくことが出来るようになったのだと思います。
想いが通じ合ってからの礼と司は本当に幸せそうで、ページを眺めているこちらまで穏やかで温かい気持ちになれました。最終話ラスト8ページは特に素晴らしく・・・中でも台詞の一切ないラスト3ページは秀逸過ぎて言葉が出ませんでした!(むしろ涙が出て視界が奪われます)
こんな素晴らしい作品を生み出してくださった神波先生に感謝です。
礼と司のラブラブな様子をもっと読みたいし、マタニティライフや子どもが生まれてからの生活も読みたいので、どうか願わくば、続編が出ますように。
とっても完成度の高い、オメガバース作品。
気になった方はぜひ買って読んでみて欲しいです! -
田宮の意外な可愛さに沼るネタバレ2025年7月9日このレビューはネタバレを含みます▼ いじめられっ子の侑玖×見た目イカついヤンキー田宮。
ガタイの良い田宮の方が受けです!
見た目的には圧倒的に攻めキャラだし、喧嘩もめちゃくちゃ強いんですけど、侑玖の事が大好きで、好き過ぎてすぐ盛るし(笑)、甘えたモード全開になったりしてめちゃくちゃ可愛いのですよ!
エチに誘う時も色気たっぷりに誘うし、あんな蕩けた表情で誘われたらウブな侑玖はコロっと落ちてしまいますわ・・・。
あと、田宮はどこでもヤリたがりで、屋外でも気にしないタイプです(笑)
夏の夜の茂みなんて、蚊に刺されまくるだろ!!って、妙に心配してしまった(笑)
侑玖は冒頭にかなり可哀想ないじめシーンがあって、読んでて本当に可哀想でした。
田宮が救ってくれて良かった、、
侑玖は人見知りだし自分に自信がないので、ずっとオドオドしてたけど、田宮にたくさん愛されて、少しずつ自己肯定感が上がっていって、終盤は良い表情を見せるようになってました。
愛の力は偉大。
笑顔も可愛いし、優しいし思いやりもあるから、大学生・社会人になるにつれて密かにモテていきそうな気がする。
結婚相手に良さそうだもんね、侑玖。
まぁ田宮が嫁なので、誰も付け入る隙はないけども。
あーー二人の大学生編・社会人編も読みたいなぁ。
続編出ないかなぁ(編集部様よろしくお願いします)。
作者様がどうやらエチをたくさん描きたかったようで、描き下ろしもラブラブなエチです♪
純朴な少年だった侑玖だけど、意外と男っぽい攻め方をする事もあって、それもまた良かった。
初コミックスとの事ですが、ピュアさもあり色気もあり、大満足な一冊でした! -
スパイシー・バニラ・エッセンス【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】
愛がありましたネタバレ2025年7月4日このレビューはネタバレを含みます▼ SMがテーマの一つでしたけど、プレイそのものというより、互いの性志向に対してどれだけ誠実に向き合うか?がテーマの作品でした。
お互いに相手を思いやり、どうすれば満足させてあげられるか?どこまでが許せる・許されるラインなのか?を悩みながら一生懸命に考えていて、行為の一つ一つやすれ違いすら、愛あるがゆえだなぁと感じました。
優しくてソフトで一見頼りなさげに見える涼太郎だけど、意外にも自分の考えや許容範囲のラインはしっかり持っており、圭に「大丈夫だから」と言われても、納得出来ないことにはハッキリNOを言えるのが頼もしかったです。
素敵な彼氏でした。
SMプレイの描写は非常にソフトでしたので、SMが苦手な方も安心して読めると思います。 -
バーバリアンエンゼル ~両性具有、褐色民族婚姻譚~【コミックス版】
抜群のセンスを感じるネタバレ2025年5月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 同人誌でメイドキメラ先生を知ってから密かにファンでしたので、商業コミックスが出たと知って即買いしました!
未開とまでは行かないけど、文明から距離を置いて暮らす部族に住む両性具有の青年ヒヨスと、部族(というか両性具有の存在)を取材しに来たフリー記者アルがメイン。
ヒヨスと一夜を共にした事で、結婚する事になっちゃったアル。
最初は逃げ出そうとするものの、ヒヨスの一途さや健気さに次第に絆され、ヒヨスを真剣に愛するようになっていくんですよね。
近代文明化されていない部族の集落で生きていくって、生半可な覚悟じゃ無理だと思うし、それが出来てしまうのはフィクションゆえなんでしょうけど、ロマンはありますよね・・・。
ヒヨスは両性具有(いわゆるフタナリ)である自分にコンプレックスがあって、「みんなと違う」事への寂しさを抱えている。
それでも他人に優しく思いやりを持てるヒヨスに胸を打たれます。
あとヒヨスはね、もう単純に可愛くて可愛くて!
美人なんだけどピュアッピュアで、めちゃくちゃ可愛いのです。
本当はアルと結ばれたいのに、アルにも文明社会での生活や仕事があることも理解していて、手放してあげる覚悟も持ってるんです・・・なんて健気なんだろう・・・。
全体的にストーリーが良かったのはもちろんですが、それに加えてメイドキメラ先生の美しすぎる絵が・・・もう本当に最高でした!
確かなデッサン力と、透明感のある目の表情。
背景や小物一つ取っても、こだわりが感じられて美しい。
抜群の作画センスです。
ストーリーも絵も、とにかくオススメの一冊です! -
オメガバースの傑作ネタバレ2025年3月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいる最中も読後も、はぁぁぁぁと詠嘆してばかりでした。
これまで読んだオメガバース作品の中で断トツ好きです。
本能に流されず、ひたすら理性的に相手を想い、内側にグッと情熱を秘めて、沸々と静かに、でも確かに相手を強く強く求め愛する和己と波止の物語から目が離せませんでした。
早寝電灯先生のオメガバースということと、試し読みでとても続きが気になったので買ったんですが、こんなに感情を揺さぶられる作品だとは予想外でした。
オメガバースと言えば、本能のまま無理矢理に身体を奪ったり、一部のαが超傲慢だったり、Ωが人権を踏み躙られて大勢の慰み者になっていたり・・・というような作品が多いと思いますが、この作品はそうじゃなかった。相手を一人の人間として尊重し、友達から関係を始め、健全な交流を重ねて少しずつ関係を深めていくんですが、その過程が非常に丁寧に描かれていて、ある意味、オメガバースらしくない作品だったと思います。人間関係って本来こうやってちょっとずつ深めていくものだよねって、当たり前なんだけど、すごく新鮮な発見をしたように思います。第二次性に翻弄される事なく、普通でありたいとひたすら努めてきた二人ですが、やがて同じ船に乗り、たゆたいながら、共に生きる道を進んでいく。気持ちが通じ合う場面、初めて一つになる場面、番になる場面・・・どれも温かく、優しさが溢れていて素敵でした。描き下ろしで明かされた和己の密かな独占欲には、ちょっとドキッとしました。笑。とっても満足度の高い読後感でしたし、叶うなら、二人のその後や波止の兄&スウさんのお話も読みたいです。 -
長編ファンタジーネタバレ2025年3月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 故郷の寒村を救うため竜神のもとを訪れた青年ヨナークと、不遜な態度で人間嫌いを隠さない竜神アダンが、ヨナークの故郷とその周辺で発生しているオルクス(オークのことだと思う)による人攫いの実態を暴くうちに、その裏にさらに隠された人類史のからくりを解いていくファンタジーBL。
絵がとても上手い作家さんですね。やや荒削りのような気もするけど、キメ駒などで非常に映える、華やかで繊細な絵柄でした。
ストーリーの方は、ヨナークとアダン、ヨナークの元カノ・イルゼー、アダンの弟ルキウス、刑吏アンヌなど複数の人物の思惑や生きた時代・世界が絡み合ってやや複雑でした。
複雑というか、時間経過の表現について説明が欠けていて、分かりにくかったです。
作家さんの頭の中ではスムーズに時代転換がされてるんだろうけど、「それから100年後」とか時間経過を表す空白コマが無く、急に次の時間軸が始まっていて、少し置いてけぼりをくらう感じでした。
(私の読解力が足りないせいかもですけど。)
絵は綺麗だなと思う反面、世界観に没入出来ず、ファンタジーものとしてはあとひと押しの決定打が無いような読後感でした。 -
アラフォーが愛されるBL!ネタバレ2025年2月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 待ちに待った2巻!
1巻の恋人同士になるまで編も大好きでしたが、恋愛はカップルになるのがゴールじゃないっ。
価値観の違いや些細なすれ違いがありつつも、見て見ぬ振りせずちゃんとお互い向き合って、一緒に乗り越えて関係を深めていくことが大切・・・。
そんなことを実感した2巻でした。
慶司が雀さんのペースを尊重するところも好きだし、雀さんも自分の気持ちを言葉と態度でちゃんと慶司に伝えようと頑張ってたのも良かった。
普段は慶司の方が余裕ある彼氏っぽいのに、人生経験がものを言いそうな場面では、やっぱり雀さんの方が一枚上手で。
包んだり包み込まれたり、そのバランスが絶妙でした。
アラフォーでイチから恋愛を始めるって、すごい労力だと思うんです。自分も同世代だからよく分かる。
自分に自信も無くなっていくしね。
だけど慶司に全力で愛されて、自分だって恋愛しても良いんだって思えるようになって、自分の気持ちに素直になった雀さんはカッコよくて可愛かったです。
いざとなると雀さんの方が、懐が深くて上手(うわて)だしね。
慶司もイイ男だけど、雀さんと恋人同士になって本気の恋を知った慶司だからこそカッコいいのです!
2巻で完結するのが惜しいほど、大好きなシリーズです。
まだまだ2人の物語が読みたい!
人生のパートナーになるところまで・・・どうか続編をお願いします!
アラフォーが愛される作品が好きな方は、迷わず「買い」ですよっっ!!!! -
キラキラ眩しく切ない三角関係ネタバレ2025年2月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 配信サイトで高評価レビュー多数、Xなどで他作家さんも絶賛していた本作!
「切ない」「苦しい」「三角関係」
のワードに怯み、(完結するまで待とう)と今まで読み避けしていたんですが、どーにも気になって買ってしまった!
・・・買って大正解!?だったのかな!?
案の定沼ってしまい、強烈な胸の苦しさに悶えてます。笑
高校生。野球部。かつてピッチャーとキャッチャーとしてバッテリーを組んでいた真琴と鷲介だけど、鷲介の引っ越しでバッテリーは解消。
「甲子園で会おう」の言葉を胸に、連絡が途絶えてからも野球を続けていた真琴の前に再び現れた鷲介は、野球を止めてしまっていた・・・。
鷲介との再会に心乱される真琴と、真琴と現在バッテリーを組む白鳥と、様々な事情から野球を諦めざるを得なかった鷲介。
三者三様の想いがあって、しかも3人とも一途で真っ直ぐで素直なものだから、誰を応援して良いか分からなくなってしまう・・・!
きっとこの先エンディングを迎えるまでに、めちゃくちゃ切ない展開が待ってると思いますが、願わくば、全員幸せになって欲しいです。
天川高校・南真琴(琴座のベガ)・和谷鷲介(わし座のアルタイル)・白鳥北斗(はくちょう座のデネブ)と、夏の大三角になぞらえたような三角関係なんですよね。
真夏の高度の高い太陽と、夏の夜の線香花火のような儚くも眩しい煌めきが、真琴・鷲介・北斗からひたすらにずっとキラキラと放たれていて、胸の奥をジリジリ焦がされる思いで読み進めました。
(どうしても続きが気になり、単話配信で続きも読んでしまった)
最終的に真琴と誰が結ばれるのか分からないけれど、個人的には鷲介であってほしいなと思ってます。
鷲介が野球をやめた過去が、10代の少年一人に背負わせるには辛く、悲しいものだったので・・・。
どんどん先生の商業作品は既刊は全て拝読してますが、既刊とはまったくテイストが異なっていて、どんどん先生の引出しの多さに感服です!
切ない恋・三角関係・青春モノがお好きな方は、9割方ハマること間違いなし。
完結してから一気読みする方が苦しみは少ないと思うけど、ジリジリ焦がされながら苦しむことも楽しめる人はぜひご一読を! -
攻めがとにかくカッコよくて色っぽいネタバレ2025年1月13日このレビューはネタバレを含みます▼ うわぁぁぁぁぁあぁぁ
やばい・・・やばいっす・・・
「ロンリープレイグラウンド」「悪人の躾け方」を読み、なんだこのセンスの塊の先生は!???
と思って最新作のこちらを拝読したら、1話目から持ってかれた!
4話まで一気読みしましたけどね、もう1話読む毎にダヨオ沼の深みにハマっていっちゃったよね。
離島出身で純朴だがエロに頭でっかちな夢見るDT受け・花村先生と、都会的でアンニュイで、何に対しても全力っぽくない攻め・わたる先生。
マッチングアプリで出会い、花村の体をエロい体にすべく毎週金曜日に会う約束をした二人だけど、実は同じ学校に勤める教師だった・・・というお話。
対照的な二人だけど、わたるが意外にも根気強く花村にエッチなことも大縄も教えてくれているのがめちゃくちゃ良い!キュンとなる!
わたるは遊び慣れていそうだし、元々は深みにハマるつもりもなかったんだろうけど、花村が真っ直ぐで一生懸命で可愛いから、予想に反して惹かれていってるんだよね。
なんかわたるって長男っぽいな、面倒見いいし・・・。
それにしてもダヨオ先生の描く攻め様たちって、なんでこんなにカッコよくてエロいんだろうか。
絶妙にいじわるだし、飴と鞭のバランスが丁度良すぎてこっちまで惚れそうになる!
今から5話の発売が待ち遠しいし、単行本になるのも待ち遠しい。
続きが本当に本気で楽しみです! -
握り拳にライスシャワー【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
質の高い平和なBLネタバレ2024年12月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 「恋わずらい穴わずらい」で見知ったツブキ先生。
過去作品も気になり、試し読みを経て購入しました。
ふとしたきっかけで知り合った同級生(同クラ)の高松と南。
高松と南には、共通の友人である潮田がいるけれど、実は南は高松に片想いをしています。
その事を知ってしまった高松ですが、実は高松も南に好意を寄せ始めていて、高松は南を応援しつつ南を好きで居続けるという、一見切なさそうな設定でした。
でも、そこはやはりユーモアセンスの高いツブキ先生!
エモーショナルになり過ぎず、絶妙な軽さを交え、少しずつ高松と南の心の距離が近付いていく様を描いていらっしゃった。
両思いになりきっていないうちのキスシーンが、個人的にはとても良かった。
若さゆえなのか、思考より先に体が動くことってあると思うけど、それが自然に描かれていて、ツブキ先生の力量の大きさを感じました。
同性を好きになることへの葛藤などは全く描かれていないため、その意味でのリアルさはありません。
でも、この作品にそういったものは不要だなと思ってます。
ラストの、タイトル回収のライスシャワーシーンが映画みたいな流れで、笑いもあってエモかった!
心穏やかにニコニコしながら読み進められる、良質な平和なBL作品です。 -
わんこ系男子のモダキュンBLネタバレ2024年12月7日このレビューはネタバレを含みます▼ (3話までの感想)わんこ系新人系俳優の伊吹(攻)xキャリアの長いクール美人系の梛(受)が、舞台で共演する役作りのために同棲生活をするお話。
菖エリカ先生の描かれる攻めキャラって、基本ポジティブで良い意味でノンデリ感があるというか、暖簾に腕押し・糠に釘っぽい感じなんですよ。
イヤって言ってもダメって言ってもどーーーん!って体当たりしてくる大型犬みたいな。笑
ハッハッて舌出して撫でて撫でてーーーーーって寄ってくるレトリバーみたいな。(伝わりますか?笑)
なんかそれが本当に可愛くて、いつの間にかパーソナルスペース内側に入れちゃうんですよ。
伊吹は体格も良くて、見た目的にも本当に大型犬。
自分の感情に素直だし、怒られたり強く拒否されると耳ペタン・尻尾シュンなモードになっちゃう子。
感情表現が豊かで勢いもあるなので、普段クールな梛は否が応でも影響されちゃうんですよね。
すっかり自分のペースを乱されている梛くんが、伊吹の一挙手一投足に反応してグルグルしちゃってるのもすごく可愛い。
前作の受けキャラ・藍人くんは猫みがありましたが、今作の梛くんはツンとした小型犬みたいな感じかも?って思いました。
そんなクールビューティーな梛くんでしたが、3話で感情が爆発してたのが意外で、年相応の素直さが出ていて微笑ましかったです。
4話以降はお仕事も絡みつつ、さらにモダモダ・キュンキュンすることでしょう・・・。
わんこ系甘々な作品がお好きな方に、オススメの作品です!
(4話の感想)最終回ー!6話くらいまで続くと思っていたので、終わっちゃって寂しい・・・。でも最終話で、梛くん成長しました。先輩俳優として伊吹にアドバイスする姿は凛々しかったし、照れ屋さんの梛が自分の気持ちに素直になって、伊吹と一つになった姿はキラキラしてました!甘々シーン、もう30ページくらい欲しかった(笑)でもでも、可愛くてキュンとなる最終回で良かったです。コミックスになったら、さらにイチャイチャしてる甘々な描き下ろしが読みたいです♪ -
繊細で優しくて儚いネタバレ2024年12月6日このレビューはネタバレを含みます▼ レビューや書籍紹介を読み、興味を持って購入しました。
初読みの作家さんです。
人間の少年・リタと、竜と人間のミックス・イグナート。
共に家族の愛と深い孤独・喪失体験を持つ二人が出会い、しずかにじっくり・じんわりと、信頼関係と愛を育てていく物語のように感じますが、1巻では完結しておらず、性的な関係もありません。
また、「竜の体の一部を肉体に取り込み、体を竜に近づける」という『竜化』が、物語進行の鍵の一つになっており、これが成功するのか、それとも失敗に終わるのか、1巻ではまだまったく分かりません。
リタもイグナートも、心の深い部分に哀しさや孤独を抱えていますが、だからなのか、笑顔もどこか泣き顔のように見えて、とても繊細で儚い。
だけどそれがいっそうリタとイグナートの持つ美しさを際立たせていて、眩しくも見える。
二人の抱える孤独を思うと、ハッピーエンドを願わずにいられないです。
2巻からの二人にどんな運命が待ち受けているのか、とても楽しみ。
じっくり・じんわりと関係が築かれていく作品が好きな方、人外ものが好きな方、性的な描写以外も大事にしたい方におすすめの作品です。 -
面白かったけど少しあっさりネタバレ2024年11月17日このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース
運命の番
高校生と小学生
・・・と、設定は興味深く、期待していたのですが、けっこうあっさりスルスルっとお話が進むので、面白かったけど若干物足りなさを感じました。
小学生αが高校生Ωを苦しめたくないからと、大人になるまで会わないと決意したこととか、本当に高校卒業するまで11年間会わず、浮気もしていなかったとか、お話自体はドラマチック。
高校生Ωも本能に流されず、小学生だったαには手を出さないよう理性総動員で頑張っていたのも良かった。
オメガバはどうしても「無理やり」になりがちなので。。。
11年離れていたわりには再会の驚きと感動が少なくて、もうちょっと捻りが欲しかったです。
あと、離れていた11年の間のエピソードが描かれていたら、更に良かったかなーと思いました。 -
続編はさらに心情描写が丁寧で深いネタバレ2024年11月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 同僚でライバルのビジネスマンの二人が、偶然が重なってマッチングアプリで出会い、お互いへの理解を深めて恋人になるお話。
ハイスペでゲイの攻めxハイスペでノンケの受けです。
大好きな作品で、シーズン1は単行本で買いました。
シーズン2も単行本化を待つつもりだったけど、皆さんのレビューを拝見してどうしても気になり、単話購入しました。。。
買って良かった・・・!!
1の時は二人の出会い〜恋人になるまで編で、こちらも心情描写が素晴らしく、モノローグもコマ運びも完璧でした。
が、2は描写のレベルがはるかにアップしていました。
受けの和泉はポジティブで負けず嫌いな性格だけど、それは実兄の影響で、自分の胸に刺さった「棘」だと言っていた。
2では「棘」の正体がより詳細に明かされるのだけど、想像以上にリアルで深い傷で、エピソード5は涙しながら読みました。
和泉の両親って、ある意味毒親だよな・・・。
親の評価って、子どもにとっては全てなので、和泉の両親の価値観が和泉の人格形成に与えた影響は甚大。
和泉の努力を否定しておきながら、兄の颯人を賞賛させた行為は絶対に許せないと感じたし、胸が痛みました・・・。
この先、和泉の「棘」が抜けることは無いかもしれないけど、今の和泉の隣には、千堂がいる。
千堂ならきっと和泉の支えになってくれる。
ありのままの自分を受け入れ、認めてくれる千堂の存在に、どれだけ和泉の心が癒されているか・・・千堂と二人きりの時に見せる和泉の表情が柔らかくて、永条先生の作画センスに心動かされます。
千堂の嫉妬や焦り・陰での努力なども丁寧に描かれていて、萌えやキュンを超えて、感動してます。
こんなに素晴らしいBL作品に出会えた事に、心底感謝です。
次回が最終回かと思うと寂しいですが、きっと予想を超える素晴らしい最終回になるはず!
単行本2巻も楽しみです。 -
えっっっrrrrrネタバレ2024年11月15日このレビューはネタバレを含みます▼ イン魔の攻め x人間だと思っていたら実は自分もイン魔だったという受け。
子供の頃に出会っていて、大人になってから再会したケースです。
終盤に、受けの後ろがモブにいじられるシーンがあるので、モブとの絡みが苦手な人はご注意を。
作家さん買いでしたが、さすがまさき先生!
受けも攻めも、ボディラインがエチくて綺麗!!
イケメン同士で色気たっぷりだし、そんな二人の絡みシーンときたら、もう・・・最高以外にありません。
受けが感じまくってトロットロになっている表情が、とにかくエチくて可愛くて、本当にすっごく気持ち良さそうでした。
あと、小道具(?)のイン魔の尻尾!!!!!
エチチな構造で、めちゃくちゃ都合よく便利な尻尾だった笑
絡む場面だけでなく、イン魔同士という設定も独創的で良かったです。
イン魔は食事が精気だけど、お互いが精気を与え合ってお腹は満たされるのかな?って不思議に思ったりもしました笑
ちょっと態度の悪い受けの同僚も出てきますが、ストレスにならない程度です。
両片想いっぽいけど、個人的には初回のエチからずっとラブラブな気がしました(嬉)
1巻完結かもしれないけど、二人のラブラブっぷりをもっと読みたいので、続編に期待します! -
真摯に恋がしたくなる良作ネタバレ2024年11月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 単話で1話を試し読みしてから、コミックス化を心待ちにしていた作品です!
発売おめでとうございます!!
ゲイ風俗店で仕込み屋をやってる忍 xクズな男に片思い中の純情DK戌峰くん。
クズ男と気持ちいいエチが出来るよう仕込んで欲しいと、戌峰くんが忍に依頼したことから二人の関係は始まります。
戌峰くんが十代らしい素直さ・純情さを持ちながら、好きな人に好かれる自分になりたいと暴走気味に性的な事を追求しようとするのが、なんだかとても歯痒く痛々しく、だけど愛しくも感じられて、すごく魅力的なキャラクターだったなと思う。
対する忍は26歳。
裏社会を見ながら育ってきた事もあり、現実社会には冷めていてスレているんだけど、実は心の底では純愛を欲していたのかなと思う。
戌峰くんの真っ直ぐさというか、恋愛に真摯に向き合おうとしている姿に影響されて、溺愛系に変化していく様の描き方は見事でした!
独特なしゃべり方も忍の雰囲気に合っていて、こちらも素晴らしいキャラデザだったなと思います。
戌峰くんの元想い人・笠間がなかなかのクズだっただけに、戌峰くんが大学生になるまで手を出さなかったのもめちゃくちゃ好感度高い!(チュウまではしてた)
初めて一つに結ばれたシーンは、愛が溢れてて幸せいっぱいで、本当に良かったね・・・と心の中で拍手喝采でしたよ。。。
みよし先生の絵柄も可愛くてカッコ良いし、デートの仕方や行き先・初デートの待ち合わせエピソードなど、細かい設定一つ一つが良く考えられており、(こんなデート良いなぁ)としみじみ思いました。
切なさもキュンもある良作で、本当におすすめの一冊です! -
アデルの可愛さにハマった!ネタバレ2024年11月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 拾われ育てられた狼獣人・アデル(攻め)と、優秀な魔法使いで美人なフォルカ(受け)のお話。
獣人といっても通常は人型で、耳と尻尾があるくらいなので、苦手な人も読みやすいと思う。
ただし、致す時は人型の時と獣化した時両方の描写がありますので、ご注意を。
攻めのアデルは精悍な顔つきで逞しく、イケメン要素たっぷりですが、フォルカ大好き!な気持ちが常に溢れ出ていて、本当に可愛い。
ワンコがご主人様好き好きーーーって尻尾ブンブンさせちゃうのと同じで、アデルはずっと尻尾ブンブンな感じ。
怒られたらシュンとなるところもまた可愛い。
一途で健気過ぎて、自分の存在がフォルカを苦しめているかも・・・と思い悩むシーンでは、胸が痛くなりました。
とにかく可愛くてピュアなのに、恋人同士になって体を交えた時、フォルカの「待て」が聞けないほど主導権を握ってフォルカを愛しまくるギャップが良かったです!
あと個人的に、鶴子先生の描かれるデフォルメキャラがすっごく好き。
王道な内容ではありますが、満足感の高い一冊でした。 -
読み手を選びそうですネタバレ2024年11月2日このレビューはネタバレを含みます▼ お互い子供の頃から相手を好きだったけど、変な風に歪んだ「好き」になっていき、最終的には共依存?という感じのお話でした。
エチシーン多め。
受けがモブといたす場面アリ、薬物注射するシーンもアリなので、苦手な方は要注意。
以下、何様だよ!的なレビューを書いてますので、予めお断りしておきます。
受け(年上)の司が進学のため、物理的に距離が離れ、その後病院で再会するまでコンタクトが無かったっぽいのに、司も攻めの怜(年下)も、何でお互いずっと好きでいられたんだろう?
そこがまず疑問だったのと、お互い普通に好き・付き合いたいで良かったはずなのに、何で仕返しとか痛めつけられたいみたいな感じになったんだろう?
そもそも司が育て上げたかった怜の完成系って何?
その辺の背景が浅い、あるいは描かれていなくて、『頑張って偏愛キャラを描きました』感が否めなかったです。
頑張ってる感が全体的に滲み出てて、やや白けたというか・・・。
もっとごく普通のアオハル的な作品を描く方が向いてそうな作者様だなーと思いました。
画力も安定感に欠けていて、時々デッサンがおや?と思うものもあったりして、それも作品世界に入り込めない一因でした。 -
やや物足りないネタバレ2024年10月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄弟もの。
一人だけ血の繋がっていない弟(攻め)と、美形好きな無自覚流され兄(受け)。
兄も弟も、いろんな意味で拗らせてます。
弟は盗撮したり盗聴したりGPS仕掛けたり、セ⭐︎フレと致し中に兄の名前で読んだりして、わりと重めの執着系。
弟が一家の一員になった経緯は、兄のノンデリっぽさを際立たせてくれてましたね。
ストーリーも、全体的に説得力に欠けていたと感じました。
タブー系は、あんまり沖田先生の作風とマッチしないのかも(余計なお世話でしょうけど)。
義兄弟ものとか近親同士のお話って、もっとギリッギリの背徳感・罪悪感・孤独感とどうしようもない高揚感があると思うんです。
本作からは、あまりそれらが感じられなかった。
そこがちょっと残念でした。 -
どんな風に恋人同士になっていくか楽しみネタバレ2024年10月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生同士、水泳部員、後輩攻めx先輩受けです。
後輩くんは水泳選手としてはハイレベルっぽいけど生活能力低め。
先輩は選手としては普通だけど、人望もあるし生活能力もある感じ。
ふとしたきっかけで先輩が後輩をサポートすることになるんですが、サポートの中に、予想外のことも含まれてしまい・・・!?
という感じのストーリーです。
水泳部員という設定だけあって、先輩も後輩もガタイが超良い!
(特に後輩の凪くん)
デッサン力とセクシーなガッチリ体型を描く実力の高さに定評のあるモネ先生が描かれているだけあって、メインキャラ2人の美ボディが非常に眼福です!!
程よいガチムチボディが好きな方には非常ーーーにおすすめ。
メインキャラ2人はおそらく両片想いだと思うんですが、後輩(凪)の方が、先に先輩(良太)を好きになったのかな?
好きになったきっかけが何なのか、気になりますね。
凪はクールでキリッとしたイケメンなので、あんな綺麗な顔で真剣に迫られたら、良太がドギマギしながら恋に落ちてしまうのも無理はない・・・。
これから先、2人がどんな風に恋人同士なっていくのか楽しみです!
【3話追記】水泳部モノなので、モネ先生の描く裸体の美しさを堪能出来ます!それだけでも眼福ですが、ここへ来てストーリーの方も進展!ドキドキ・ニヤニヤな展開でした。このまま平和にラブラブ・・・とは思えないので、4話・5話あたりは波乱があるかもですね。。。【4話追記】凪x良太がついに・・・!な回。筋肉もりもり・肌露出ありまくりで、モネ先生の高過ぎる画力もあって最高な回でした!!どう見ても相思相愛なのに、良太が真面目な性格ゆえ、グルグル悩んで思い詰めちゃいそうだったのが心配。。。どんどんカッコよくなる凪、可愛くなる良太を楽しみに、5話を待ってます! -
もうちょっとイチャラブが欲しかったネタバレ2024年10月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 遊び人なゲイの攻めと、恋愛にマジメで、恋に恋してるようなノンケの受けのお話でした。
フラれてやけ酒した勢い(?)で、友人だった攻めと体の関係を持ってしまい、攻めのことが好きなのかも・・・とモダモダ悩む受けは可愛かった。
攻めは受けのことが好きなんだろうけど、真面目な恋愛には後ろ向きで、終盤まで受けの気持ちを蔑ろにしていたので、読んでて辛いものがあった。
最終的に正式に付き合うことにしたかどうかも不明で、ステディっぽい雰囲気はあったけれど、あまあま・イチャイチャが無さすぎて物足りないまま読み終えました。
甘過ぎない恋愛モノが好きな人向きかも。 -
元傭兵は性欲バーサーカー~経験値ゼロの僕は攻め落とされてしまうのか!?
バランスがいいネタバレ2024年9月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 6話まで全話購入済みです。
1話目を試し読みしたら、意外とクセになり全話買ってしまった。笑
元傭兵と普通のサラリーマンが、ふとしたきっかけで出会い、いつの間にかエチチして相思相愛の恋人同士になっちゃってるお話です。
5話までわりと平和でしたけど、6話では謎の組織による魔の手が迫って来てて、次回がいよいよクライマックスかな?
全体的にギャグとシリアス(言うほどシリアスでも無いけど)のバランスが良いし、ガチムチな傭兵とリーマンの体格差も良きです。
体格差カップル・濃い目なエチチが好きな人におすすめしたい。 -
絵は上手いがキャラが弱い?ネタバレ2024年9月25日このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが高評価で、気になったので購入しました。
絵は上手かったけど、絵柄がちょっと古臭いかな?と感じて・・・なんとなく最後まで物語に集中出来ませんでした。
ストーリーの方も、受けのウダウダ・モダモダが過ぎて、応援したい気持ちが湧きませんでした。
学生時代に攻めから貰ったハンカチを密封して持ち歩き、スースーしている描写も、まったく可愛いと思えなかったです。
恋愛をしたことがないらしい攻めが、受けのどこに惚れたのかもよく分からない感じで。。。
スパダリな攻め・シゴデキ美人な受けを描きたかったのだと思いますが、あまりキャラに魅力を感じられませんでした。 -
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人のこころはままならないネタバレ2024年9月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻はわりとポップな印象で、ああ、よくあるDKが美人教師を追いかけるラブコメなのねーなんて思ってました。
2巻でくっついてラブラブしつつ、当て馬が出てきてひと悶着あるのかな?と思っていたんですが、ページを捲るごとに、おや?なんかポップじゃなくなってきたぞ・・・と妙な緊張感が。
そしてまさかの展開・・・からの、6年。
えーーーーここで、この終わり方で次巻へ続く!?
呆然としたのを覚えています。
ここで長らく続きが読めなかったもので、正直、この作品のことは、記憶の片隅に追いやられていました。
そんな折、「新刊」通知が。
あれ?この作品どんな話だったっけ・・・?と思い、2巻から読み返したら、どんどん蘇ってくる記憶。
3巻については、なかなか心の整理がつかない由良がもどかしく、どこか重苦しい気持ちを抱えたまま読み進めたのですが、何度かコミックス全巻を読み返してみて、(人のこころってそんな簡単じゃないよな)と思い返しました。
「大切だと思っていた人を忘れてしまうこと」には罪悪感を覚えるだろうし、「ずっと一人の人を好きでいなければならない」と、自分で自分に呪いをかけてしまうのも無理はない。
「自分だけが幸せになる事が許せない」という気持ちも、由良ちゃんが抱くのは当然だったと思う。
この気持ちを乗り越えるのに、6年は必要な時間だったんです。
自分を許し、悲しみや喪失感・罪悪感から解き放たれるのに、必要だった。
そして恐らくは、そんな由良ちゃんを受け止められるくらい大きな器に、煌星が成長するのにも必要な時間だった。
6年間、音信不通のまま由良ちゃんを想い続けた煌星は、それが愛なのか執着なのか何度も迷ったと思う。
でも、ただただ由良ちゃんの笑った顔を見たくて待ち続けたのは、間違いなく愛だよね。
本当に、素晴らしくイイ男に成長したよ、煌星は。
大きく両手を広げて、ここが由良ちゃんの帰る場所だよ!って、常に北極星のように由良ちゃんに道を示し続けた煌星に最大限の賛辞を送りたい。
2人が結ばれたシーンは、静かで、じんわりと暖かくて、零れた涙が美しかったです。心に残る名シーンだった。
まだまだ書きたい感想はあるけれど、、、こんなに素晴らしい作品を送り出してくださった嘉島ちあき先生に、深く感謝申し上げます。未読の方には、途中苦しい展開が続くけど、ぜひ読んでみて欲しい。 -
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可愛すぎる二人ネタバレ2024年9月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みの作家さんですが、高評価レビューと試し読みで購入を決意。
人には明かせない性癖持ちの受けと、性欲が薄い自覚のある愛想のない攻めが、ちょっとしたきっかけでSM(と言ってもソフト寄り)プレイをする仲になるお話。
やってる事は上級気味でエチィのに、ウブでピュアな二人のやり取りが、とっても可愛い。
この作家さん独特のコマ運びというか、デフォルメキャラを描いたコマとシリアス絵の描かれたコマのバランスがちょうど良かった。
重くなりすぎない、という感じかな。
お互いピュアなのに、じょじょにエチな事に積極的になっていくのも、ステップアップ感があって良かったです。
こちらの先生の、他の作品も読んでみたくなりました。 -
ススムxミノルは最高ネタバレ2024年9月2日このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと発売を楽しみにしていた2巻!
2巻は、わりと楽観的でのほほんとしたススムと、スンとした顔してるけど意外と繊細でグルグルしがちなミノルの、恋人同士になってからのお話です。
めちゃくちゃ大きい事件が起きるわけではないけど、ちょっとした不安や思い込みから、なんとなくすれ違うというか・・・うまくいってないわけじゃないけど、なんかモヤモヤする?みたいな状態というのが、恋愛してると誰でも一度は経験しそうなものだったので、分かるわぁ・・・と思いながら読みました。
素直になったミノルの可愛さに「くぅーーー」となり、決めるとこは決めるススムにキュンとし、描き下ろしとキャララフまで拝めてハッピー!
当て馬・モモタとタイラくんの未来に想いを馳せつつ、満足感いっぱいで読了。
とはいえ・・・
あぁっ、もっと続きが読みたい!!
これで終わりですか先生!??
もっとススミノのラブラブが読みたいし、モモタたちのスピンオフも読みたい!!
期待し過ぎないように、期待して待ちます。笑 -
ちょっとなぁ。。。ネタバレ2024年9月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻が面白かったので、2巻も購入。
楽しみにして読み始めたけど、受けの好き避けがあまりに度を超えていて、読み進めるほど辛くなってしまった。
好き避けしてるくせに、当て馬の男の子とは普通に接するどころか、BLコスと称して「え!キス!?」と誤解しちゃうような際どいショットも撮るし・・・。
本当に恋を知らなくて、好き避けまでしちゃうほどピュアだったら、あんな際どい写真撮るのも(恥ずかしい・・・!)ってなりそうなもんだけど。
ご都合主義っぽい感じが否めず、ラストに好き避けしてる事を打ち明けて攻めの誤解が解けたあとも、モヤモヤしてしまった。
3巻買うかどうかは悩んでるところ。 -
優しさ溢れるαと芯の強そうなΩの両片想いネタバレ2024年8月18日このレビューはネタバレを含みます▼ SNSで告知を拝見し、試し読み→購入しました。
幼馴染であるΩ・律の事を一途に想い続けるαの伊颯と、体質のせいでαが嫌いな律。
αは嫌いだけど、自分のフェロモンは感知できないという伊颯にだけは心を許し、マーキング(=セッ)もお願いしている律は、実は本当に伊颯に恋してる。
両想いなのに、お互いそれぞれ本当の気持ちを明かす事が出来なくて、両片想い状態になっちゃってるのが焦ったくて切なくて良きでした!
αである伊颯が優しくてホワホワしてて、とにかく一途に律を好きでいる姿にキュンとなります。
絵柄もとっても綺麗で丁寧!目の表情の描き方が上手く、お互い好きあってるのが視線からビシビシ伝わってきます。
早く両想いになってラブラブして欲しいけど、まだ1話目だし、きっとこれから波乱がありますよね。。。ドキドキ・ハラハラしながら、続きを楽しみに待ってます!
オメガバ好きな人・一途なαが好きな人・綺麗な絵柄に見惚れたい人に特にオススメです! -
BLの枠を超えた名作の予感ネタバレ2024年8月11日このレビューはネタバレを含みます▼ (2巻拝読後レビュー)
ルネがエヴァンへの恋心を自覚し、エヴァンが受け入れるまでの巻でした。1巻で吾妻先生が仰っていた通り、「恋愛」の巻です。と同時にルネとエヴァンの過去が少しずつ明かされ始めて、最後はやや不穏な雰囲気で以下次巻という・・・。相変わらずの確立された完璧な世界観と、その世界観を表すのに十分すぎるほどの描画力が素晴らしい一冊です。ルネとエヴァンの性的なシーンがありますが、いやらしさではなくアートのような美しさがありました。3巻発売は来年夏でしょうか・・・すでに待ちきれないっ。
(1巻拝読後レビュー)
「親愛なるジーンへ」シリーズで有名な、稀代のストーリーテラー・吾妻先生が描くファンタジーという事で、試し読み→即購入しました。
よく練られたストーリーと圧巻の描画力で、1巻にしてすでにBLの枠を超えているな!と思いました。
ある嵐の夜、灯台に辿り着いた小舟にいた死にかけのカモメの雛。
灯台守のエヴァンは雛を保護するが、一夜明けると雛は人型の子どもになっていた・・・という所から物語は始まります。
45日で成鳥になるカモメの雛のごとく、毎日凄まじいスピードで成長していく雛に、エヴァンは「ルネ」と名付け、親のように世話を焼いていくのですが、幼少期のルネの純粋さ・仕草や見た目の可愛さが想像以上で、読んでいてどんどん引き込まれました。
ワタワタしながらもルネを大事に育てるエヴァンも素敵。
紆余曲折を経て、翼を持つ鳥人間・ルネは島民にも受け入れられ、じょじょに世界を広げていくのですが、ルネの身体的な成長とともにエヴァンの見た目はどんどん若返っていき、物語のラストでは、老人だったエヴァンの見た目はついに青年のように・・・というところで1巻はおしまい。
1巻ではエヴァンとルネの間にBL要素は皆無ですが、おそらくエヴァンは過去に良い仲だったor密かに好きだった男性がいたのかな?と思わせる描写はあります。
あと、エヴァンの見た目が若返っていっているのは、ルネの成長にエヴァンの命が使われているからなのか?とも思ったり。。
カップルとして結ばれるエンドを必ずしも描かない吾妻先生なので、ひょっとしたら結ばれないラストもあり得るな〜と思いつつ、ハッピーエンドに期待して2巻以降を待ちます。
迷っている方は、是非とも買ってみてほしい!
きっと後悔はしません。 -
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新しいタイプのオメガバースネタバレ2024年6月4日このレビューはネタバレを含みます▼ アンダルシュで連載していた時から読んでいました。
バース性を感知させない特殊なCDSシステムという設定も良かったですし、翔・雄大それぞれが自身のバース性との向き合い方や家族とのしがらみを乗り越えて、お互いになくてはならない存在となっていく過程が丁寧に描かれていて、とても良かったです。
翔がわりと頑なで、終盤までなかなか雄大に絆されなくて、どうなっちゃうんだろう?と思ったりしましたが、、、
どうしても運命の番(=翔)を諦められない雄大の、愛の力が勝った感じですね。
ラブラブになってからのエピソードが少なかったので、ちゃんと恋人同士になった二人(大学生編?)も見てみたいなぁ。
レビュー評価が今日の時点で⭐︎2つになってるんですが、⭐︎4つのレビューの方が多いのに、なぜ⭐︎2つで表示されるんでしょう?
作家さんにとって不利だと思いますし、シーモア様には、レビュー表示方法を改善して欲しいなぁと思いました。 -
タマと白香、本気の恋になると不器用ネタバレ2024年6月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さん買いですが!
今回も期待をはるかに上回る萌えキュン度・・・!!
表向きはシゴデキ・プライベートでは性が乱れがちな白香と、一見チャラくて女の子大好き!だったはずなのに、白香にどハマりしちゃったタマの物語。
人生イージーモード!でテキトーに遊んでたタマだけど、白香先輩と仲が深まっていくにつれ、どんどんスパダリに変貌していくのが見ていて楽しかったです。
スパダリっていうか・・・真面目に恋をしている男になっていったというか。
いろいろあって恋愛に臆病だった白香先輩も、自分の気持ちに素直になるとまぁーーー可愛い!
少し遠回りしたけど、タマx白香はこれからどんどん仲が深まっていくんじゃないかな。
途中でいろいろあったとしても、最後は未来を感じさせる終わり方をしてくださるのが、0凍先生の素晴らしいテクだと思います。
ラッブラブになってからの二人をもっと見たいので、続編あったら最高に嬉しいです!! -
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不器用で真っ直ぐな大人の恋愛ネタバレ2024年5月26日このレビューはネタバレを含みます▼ ミドルエイジ=45才の二人の男が繰り広げる恋物語。
年齢を重ねてきた故にある経験値とか、出来上がっちゃった恋愛観・価値観とか、人との距離感とか、仕事とか、要領を得てしまった「諦め方」とか・・・
同世代なので、読み進めるたびに一つ一つの言動・行動・思考がグサグサと心に刺さりました。
若い頃に出会っていたら、きっと上手くはいかなかったであろう二人だと思う。
今このタイミングで出会ったから。
40過ぎて、「素」の自分を受け入れてくれる相手が出来ることのなんと貴重で尊いことか・・・。
174ページから181ページの、駆と井田それぞれのモノローグはとても切なく、思わず涙しながら読み進めました。
中年の恋愛、落ち着いた大人同士でじっくり愛を育てていく過程がとても丁寧に描かれていて、素晴らしい作品でした。
身体を繋ぐシーンも、本当にしっとり。
お互いを慈しむ様子が優しく描かれていて、もちろん色気もあるんですが、なんというか、品がありました。
アラフォー・アラフィフの読者さんには特に読んでみて欲しい。
思わず「恋がしたい」なんて気持ちになりましたよ私は。
町屋先生こんな素敵な大人(ミドルエイジ)の作品を生み出してくれてありがとうございました。 -
展開が早いネタバレ2024年4月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 絵は綺麗でしたが、タッチが独特。
タッチのせいなのか描き込みのせいなのか、ちょっとゴチャついてる印象でした。
底無しの性欲を持つ狐に嫁いだゆえ、たくさんエチしてるんだけど、まったくエロさを感じなかったです。
ストーリーは、訳あって怠惰を装っていた青年が父親に見放され、九尾の狐に嫁ぐ(実は生贄だった)というもの。
愛を知らなかった青年と狐が、お互いに影響し合い、愛を知っていくもの・・・
なんだけど、展開が早過ぎて早過ぎて勿体ない感じ。
お互いに惹かれ合うエピソードはもっと深掘りして、時間をかけて丁寧に描いた方が説得力があったと思う。
ファンタジー設定とはいえ、説得力って大事です。 -
あっさりネタバレ2024年3月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染の琉叶に20年弱片思いしてる銀河と、銀河の想いに気付かず最高の親友として接してきた琉叶のお話。
銀河が拗らせ系でモダモダ進むのかなー?と思いきや、琉叶があっさり銀河に恋愛的な興味を高ぶらせて、逆に落としにかかったのが意外でした。
興味本位でちょっかい出すっていう感じではなく、両思いである状態に本気で持って行きたがっている感じで。
20年「(親友とはいえ)ただの友達」だったのに、あんなあっさり恋愛に発展しちゃう??と、かなり肩透かしをくらいました。
もう少し同性を好きになる事への葛藤とか、気持ちのすれ違いが見たかった気がする。
何が起きても「この二人なら絶対大丈夫じゃん、別れるとかは無いじゃん」って謎の安心感があって、ぐわぁーーーっと気持ちが揺さぶられなかったんですよね。そこが惜しかったです。
画力はさすが!どのページも本当に絵が綺麗でオシャレで、魅せコマも魅力的で、やっぱりゆいつ先生は漫画を描くのが上手い!!と改めて思いました。
好きな作家さんなので、次作に期待です。 -
ラブコメ!ネタバレ2024年2月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 気になっていた作品、1巻無料だったので読ませていただきました!
無料公開ありがとうございます。
前作「ふれたい視線」とテイストが違って、けっこうコメディ路線?
虎太郎くんの人懐っこさもあって、前半はテンポよくサクサク展開していくけど、後半は少しスローになって、1コマ1コマにドキドキしちゃいました。
虎太郎くんも大雅くんも恋愛経験浅いのか?
反応が可愛い。
大好きな黒ギャル・くるみに似てるという理由で、同じ部屋で虎太郎と寝るのにテンション上がっちゃってる大雅くん、ほんとカワヨ(笑)
こんなウブっぽい二人が、これからどうなっていくのか・・・続きが楽しみです! -
最後まで可愛かった!ネタバレ2024年1月20日このレビューはネタバレを含みます▼ しっかりもので世話焼きな料理好きDK・コタローと、天然・ぼんやりだけど天才肌の彼方は幼馴染み。
年頃になり、彼女が欲しいと言うコタローに彼方が提案したのは、二人が「恋人」になることだった。
幼馴染みの二人が、戸惑ったりすれ違ったりしながらも「恋愛ってなに?」を模索していくストーリー。。。
もともとSNSで他作品を拝見していた作家さんですが、ストーリー展開や絵柄が好みだったので、本作も読んでみました。
コタローと彼方が、いろいろ悩んだり考えたり、お互いを思いやりながら「恋とは」「恋人とは」を探求していく姿は切なかったり微笑ましかったり。
彼方の表情が小動物みたいに愛くるしく、最初から最後までずーーーっと可愛かったです!
そしてしっかり者のコタローですが、ぱっと見は男っぽくて無骨な印象だけど、照れた表情や愛おしそうに彼方を見つめる表情がとても可愛かった!
主役二人が終始可愛くて、デフォルメキャラになるとさらに可愛くて、私的にはどんどん引き込まれてしまう絵柄でした。
ストーリー展開も見せゴマの使い方も上手くて、これが商業デビュー作とは思えないくらい。
5話で完結なんて寂しい・・・。
出来れば正式な恋人編ももっと読みたい・・・。
続編読みたいです・・・!!
出版社様、よろしくお願いします・・・!!! -
愛と酒を醸す男たちネタバレ2024年1月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 巨根ゆえに性行経験ゼロの小林くんを手助ける為、山本くんが小林くんのアナコンダを受け入れることから始まった二人の関係。ベースは完全にコメディで、シュールな笑いが随所に散りばめられているけど、回が進むごとに小林くん・山本くん二人の酒造りに対する情熱を交えて描かれるようになり、学生から一人前の蔵人に成長していく過程にじんわり感動します。。。
作中、わりと小林くんの心情のモノローグが多いけど、「自分のあとを一生懸命に追いかけていた山本くんがいつしか隣に並び、今は前を進んでいるように思う」的な事を考えていた場面は胸がギュッとなり、「今から死に物狂いで、山本くんの先へ行くから」で不覚にも涙が溢れてしまいました。。。
努力型の人が天才肌の人に追いつかれ追い抜かれる時の、なんとも言えない焦燥感がよく表れているなぁと。
もちろん、小林くんの山本くんに対する深い愛情は疑いの余地が無いので、これによって二人の仲が拗れる事は無いと思ってますし、こういう気持ちを糧に、更なる高みを目指そうという前向きなものなんだろうと理解してます。
なんていうか、山本くんと一生一緒にいるためにもっともっと努力しようという、小林くんの静かな決意が溢れていたような感じ。
ギャグっぽさやエチシーンの多さから、誤解される事もありそうな作風ですが、実は真摯に理想の酒造りに邁進する二人の男の人生譚なのではないかと思ってます。
あと、他の方のレビューにありましたが、小林くんも山本くんもお互いの事が好きすぎて、恋人というより「人生の伴侶」ですね!
すごく真面目に深く愛し合っていて、きっと死ぬまでずーーーっと二人はお互いだけを愛するんでしょう・・・。
二人の行く末はもちろん、時鳥くんと宮崎さんの関係も気になるし、これからますます目が離せない作品です。 -
僕は毎晩、変態リーマンに虐められています。【特別版】【描き下ろし漫画付き】
大好きです!感動します!ネタバレ2024年1月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の意思で幽体離脱が出来る攻め・二ノ宮と、仕事は出来るが堅物で無愛想なシークレットゲイ・大槻。
幽体離脱で大槻の隠れた一面を見て以来、二ノ宮が大槻に興味を持ち、グイグイ距離を詰めていく・・・
という、初っ端は破天荒というか突拍子もない設定だったし、タイトルもタイトルなので、(コメディ系エ⭐︎ロBLかな?)と思ってたんですが、お話が進むにつれて、どんどん単なるコメディじゃなくなっていきました。
二ノ宮はかなり独占欲が強くてやきもち焼きで、執着もすごいけど、大槻さんの事を心から愛していて、とにかく愛が深い。
家族の問題もあって全てに対して諦めがちだった大槻さんの心を、ゆっくりじっくり溶かしていってくれるんですが・・・二ノ宮の愛に支えられて、自らも変わろう・より良い未来に向かっていこうと頑張る大槻さんも素敵でした。
一生一緒にいるために、二人で手を取り合い頑張る姿が丁寧に描かれていて、終盤は胸を打たれました。
脇を固めるキャラたちも、みんな魅力的!
松本&賢司も、二ノ宮姉も、大槻弟も・・・
ずっと一人で心を閉ざしていた大槻が、二ノ宮と出会えて本当に良かった。
出会いから恋人を経て結婚まで描かれた、ヒューマンドラマと呼べる作品だと思います。大好きです。
あと、ほのぼの・ギャグっぽい展開が多いのに、何気にエ⭐︎ロ描写もしっかり濃厚で、そういうシーンがかなり多いです。性描写が無いといや!っていう人も満足出来ると思います。
この先何度でも読み返したい、素晴らしい作品です! -
良かったけど初エチが・・・ネタバレ2024年1月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 女癖が悪くて田舎の高校に転校させられた男子高生・蒼佑と、いとこでクローゼットゲイ、かつ蒼佑の幼少期からの想い人・稔(みのり)の恋物語。
二人の気持ちが通じ合うまでの過程が丁寧に描かれているし、蒼佑のティーンエイジャー特有の真っすぐさが眩しく、「愛というより恋」な作品でした。
ただ、稔の中で「いとこ同士・教師と生徒・同性同士」という葛藤があったからこそ、初エチの描写が残念でした。
蒼佑まだ未成年だし稔も教師なんだから、稔には蒼佑が高校卒業するまで身体の関係は待って欲しかったな、と。
あと、あれだけゲイバレするのを恐れていたのに、土砂崩れに巻き込まれて運ばれた病院の病室でイタしてしまうのはちょっと・・・。
朝検温に来た看護師さんに見られてるし、あっという間に噂が広まってしまうのでは?
設定に何となく矛盾点を感じてしまい、ハマり切れなかった気がします。 -
等身大2023年12月17日派手な展開は無いんです。
女装が趣味の宮内と、化粧が好きな井口。ふとしたきっかけでつるむようになるけど、段々お互いを意識し合っていく過程が丁寧に描かれています。
なかなか他人(特に同性の)には理解されない趣味を持つ二人ですが、お互いの趣味を認め合い、受け容れ合い、理解し合っていく。
好きなものを好きと言って、堂々と生きる姿って眩しいし素敵だなーと、宮内と井口を見ていると改めて思います。
描き下ろしでは社会人になった二人の生活が読めますが、社会人編(描き下ろし)以外に性的なシーンがキスしか無かったのが、逆に等身大な恋愛っぽいなーと思えて良かったです。
がっつりエチチな漫画を読みたい人には不向きだと思いますが、等身大の甘酸っぱいDKの青春ストーリーを読みたい人にはおススメです。もっとみる▼ -
3巻はちょっと?ネタバレ2023年12月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻・2巻が面白かったので、3巻も購入しました。
「ヤリ〇ンと鉄壁の尻穴の攻防」というコンセプトは1巻早々で崩れ、あとはひたすら二人のラブラブっぷりで展開していく物語です。
2巻まで面白かったし、御神楽の瀬那に対する溺愛っぷりとか瀬那のツンデレっぷりが好きだったんですが、3巻はちょっと勢いが落ちたような気がしました。
修学旅行でクラスメイトが寝てる部屋の押し入れでヤッちゃうとか、嫉妬にかられた瀬那が御神楽から貰ったネックレスを理由も言わず目の前で捨てるとか・・・ちょっといろいろやり過ぎ感が否めなかった。
四方木の元から連れ帰った瀬那に対する御神楽の暴挙も、だいぶ酷かったし。(御神楽は四方木に対しても一方的で酷かった)
何だか、ラブラブというより共依存関係に見えてきて、3巻は読み終えるのが辛い感じがありました。
シリーズはまだ続くみたいですが、4巻は買うかどうか迷うところです。 -
イケメンに甘やかされて癒されないわけないネタバレ2023年12月17日このレビューはネタバレを含みます▼ イケメンで明らかにモテるだろう彗が、本命の莉央に真剣に気持ちを伝えようと頑張る姿にキュンとなります。
そして、ハイスペな彗がなぜ自分を好きだと言うのか分からなくて、なかなか彗を信じきれない莉央の気持ちも分かる。社会人ともなると、傷つくことに臆病になるというか、ね。
紆余曲折経て、ちゃんと両想いになった回は二人が本当に幸せそうで、良かったねー!!って思いました。
最終回でようやく身体の方まで結ばれた場面は、愛が溢れててとっても素敵でした!
莉央、お疲れリーマンで一見流されやすく見えるけど、流されずにゆっくり関係を深めていこうとする意思の強さがあって、意外性がありました。
当て馬役の上司は、思ったほど当て馬っぽくなくて、一瞬で通り過ぎてくれて良かったです。 -
唯一無二の名作ですネタバレ2023年8月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 先天性難聴のケイトと、俳優を目指すも思うようにいかない大学生・藤永が、目と口と手で「伝え合」い心を通わせていく物語・・・。
厘てく先生の見事な心情描写・人物描写にどんどん引き込まれ、涙を流しながら最新5話まで読みました。
聴者は当たりまえのように「声(音)」で伝え、顔を背け合っても「言いたい」ことは「伝わる」けど、ケイトと藤永はそうはいかなくて、向き合って手話や読唇を駆使しないと伝わらない。お互いに『伝わらない』ことの辛さ・悲しさ・寂しさを分かっているケイトと藤永が、コミュニケーションを簡単に諦めずに心を通わせていく過程がとても丁寧に表情豊かに描かれていて、BL作品という垣根を越えて感動しました!
まだ完結していない作品だと思いますが、完結しないで欲しい・・・と思わせてくれる素晴らしい作品。間違いなく名作です!コミックス化が待ち遠しい! -
獣とオレの子作り着床日記~昔助けた獣に恩返しで種付けされました~
男体妊娠・出産・子育てアリネタバレ2023年8月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 神様(獣)の子を妊娠・出産するまでのあれこれと、子育て中に起こるあれこれのお話。
基本設定自体はぶっ飛んでますが、女性に対してクズだった受けが自身の妊娠を機に女性への考え方を改めたり、神様がかなりのイクメンだったりと、けっこう真面目に妊娠・出産・子育てを描いてます。
エッチなシーンも多くて、ねっとり濃厚系な描き方で満足度が高い。
・・・とまぁ、作品自体は面白くて好きなんですが、12話から出てくる攻めの兄弟2人がけっこう陰湿というか、攻めの幸せをぶち壊す気満々で、長兄に至っては受けを寝とる気満々に見えるので、今のところこの2人は好きになれそうにありません。。。
早く攻めと受けにラブラブな生活が戻りますように! -
始まりの予感2023年8月11日親友に片想い(無自覚?)してる子と、自覚ありの片想いをしている子の、両片想いのお話。
自覚ありの子・攻がこれからグイグイ迫っていきそうで、これは相当な溺愛系になるのでは・・・とワクワク💕
無自覚の子・受はややおっとり系で、恋愛にも疎そうだけど、攻の事は大好きそう。
読者からは二人ともお互いを意識しまくりなのが丸わかりなんですけど、当人たちからすると「まさか」って感じですよね。
DKものは特にこのモダモダがたまらんです❤
当て馬ポジな攻の同級生が、この先どう絡んでくるか気になりますね。。
シロリ先生は某支部でも作品を拝見していましたが、スッキリした絵柄が更に進化していて、コマの魅せ方も印象的でした!
次回配信も楽しみです♪もっとみる▼ -
あらあらあらネタバレ2023年7月22日このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイで過去に恋の傷を持つ斗真と、生まれ育った環境に問題を抱え、睡眠障害気味な薫のお話。
互いのトラウマとの対峙や元カレの横槍等、紆余曲折あって、薫と斗真は恋人になるが・・・。
初回からずっと単話を追ってました。
二人がくっつく直前までのモダモダが長くて一時期脱落仕掛けてましたが、恋人同士になった後の14-15話が俄然良かった!
斗真もだんだん素直になってきてて可愛いし、薫の斗真への愛情も真剣で、適度に重くて良い。
まだ続きそうだけど、斗真の両親との確執が解消されていくんだろうか?
斗真祖父の事を考えると、生きてるうちに薫・斗真の新婚生活を見させてあげたくなります・・・。
甘々・溺愛系が好きな方にオススメ〜。 -
面白いけどネタバレ2023年7月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価レビュー通り、内容は面白いです。
ゲイ同士が出張中に偶然同部屋になり、『0点』だと思ってた受けがメガネ外したら美形でエロくて、攻めがズブズブとハマっていってしまうお話。
面白いんだけど、若干、ひと昔前のトレンディドラマっぽさを感じる。攻めはイケメンで社内の人気者という設定だけど、髪型にちょっと古臭さを感じてしまいました。
受けの深見が「自分の事を本気で好きにならないならセ◯フレになる」と言ってた割には、梶に対する態度の随所に甘さが感じられて、梶のことけっこう好きになっていってるように思えて・・・キャラブレしてる気がしないでもない。
6話まで買ったものの、続刊買うかどうかは迷い中です。 -
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優しいがいっぱい!ネタバレ2023年6月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読みました!
DomSubものですが、痛い場面はぜーーーーんぜんありません!
Domの久野目さんがとにかく優しいです。
頭痛のときのバファ◯ンかっというくらい優しさで出来ていて、即効性があります!!
過去に他のDomに無理矢理コマンドされ、何度もサブドロップした経験から、プレイする事に恐怖心を抱いていた出水さん。
道端で倒れるほどSubとしての欲求を抑え込んでいた彼ですが、久野目さんの優しさ溢れるプレイで身も心も溶かされていき、ついにはサブスペースに入るほど、久野目さんのコマンドは優しく慈愛に満ちています。
Domって支配欲が強いタイプと庇護欲が強いタイプがいて、久野目さんは庇護欲が強い方なんですよね。
支配されたい欲求が強いSubが多い中で、久野目さんもなかなかパートナーを見つけられなかったでしょうから、出水さんとの出会いはもはや運命だったとしか言いようがないです。
作品後半、サブスペースに入って甘えモード全開になった出水さんの「おねだり」は見もの♪
フレンチトーストよりも甘く、ミノムシよりも暖かい久野目さんと出水さんの関係。
とにかく優しい攻め・優しいDomSubプレイ・ラブラブ甘々な作品が読みたい方にオススメです! -
獣とオレの子作り着床日記~昔助けた獣に恩返しで種付けされました~R18合冊版
面白いですネタバレ2023年5月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 【設定】ケモミミ・獣人・神様・ファンタジー・触手・男体妊娠・男体出産などなど、盛りだくさん。
【ストーリー】なぜか「オスに嫌われる」体質を持った主人公の友利人は、ヤリチ ンでクズな獣医学部の大学生。
友利人は子どもの頃、怪我している犬のような生き物を助けコロと名付けたが、コロは実は神様だった。
コロは大人になった友利人の前に現れ、「助けられた恩返しに子を孕ませにきてやった」と言い、強引に友利人を押し倒すが・・・。
【感想】
タイトルとあらすじから、エロメインであまり内容が無い系かな?と思っていたのですが、読み進めると、クズだった友利人が自身の妊娠を通じて女性に対する考え方を改めたり、コロも友利人も幼い時の家庭環境が良くなかったゆえ「家族を持つ」という事にこだわりがあったりとか、友利人の妊婦生活と出産までがしっかり描かれているとか、二人がちゃんと夫夫になっていく過程とか・・・そういったものが丁寧に描かれていて、正直、こんなにストーリー重視の作品だったんだ!!と驚きました。
絵柄も丁寧だし、エッ チシーンもたっぷり・しっかり目に描かれているので「エ ロメイン」と思われがちですが、全くそんな事ないです。
エ ロもストーリーも両方あります!
まとまるのが待ちきれずに単話も買っていますが、最新話ではコロの兄だという白銀がよからぬことを考えていて、ちょっと辛い展開になりそうです。
早くコロと友利人に幸せな家庭生活を送らせてあげたい・・・。
続刊が楽しみです! -
完璧な物語ネタバレ2023年5月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本派ですが、この作品はコミックス発売を待てず単話購入しています。シーズン2最終話の第10話まで読了しましたが、ストーリーの流れが完璧だったなぁと思いました。
種族同士の問題、オメガホルモンバランスの乱れ、捕食者と被食者・・・
さちおと宇迦野の間にはいろいろな問題が立ちはだかるけれど、明るいコメディタッチのシーンも交えつつ、一つ一つ二人で乗り越えていく姿勢がとても良かったです。いつの間にこんなに愛し合う二人になったんだろう・・・改めてシーズン1から読み返して、どんどん深まっていく二人の愛に、感慨深いものがありました。
シーズン2はこれで終了ですが、ぜひシーズン3以降も続いていって、さちおと宇迦野の結婚・出産・子育てまで見届けたいです!(編集部様おねがいします!)
ケモミミ・純愛・甘々ラブラブなハピエン作品が好きな方に、特にオススメです。 -
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一途なDKと大人の恋愛模様ネタバレ2023年4月20日このレビューはネタバレを含みます▼ (あらすじ)学生寮で生活するDKの郁は、高校講師で寮の管理人も務める純に、いつしか恋心を抱くように。純の友人で寮の出入り業者、兼セ〇フレである己城も絡み、それぞれが抱える恋心はなかなか落ち着く先を見つけられない。お互いを想い合うがゆえにすれ違う郁と純、大人の恋心を拗らせる己城を交えた恋の行方は・・・。
(ボリューム)1巻191ページ、2巻166ページ、3巻174ページで描き下ろしあり。難解なお話ではないので、サクサク読めます。
(感想)一途で真っすぐな恋心を純に伝え続ける郁の姿に、胸がきゅんとなる作品。不器用ながらも一生懸命「好き」を伝え続ける、ピュアなDKが好きな人には刺さりまくりそう。一方で、大人のズルさがけっこう目立つ内容にも思えました。純の友人・己城の立ち位置が微妙というか、純を大事にするというより自分が一番可愛いタイプの男として描かれていて、個人的には好きになれないキャラだった。純に関しては、高校講師として・寮管理人としての立場上、郁の気持ちを簡単には受け容れられないと感じるのは自然な事で、恋心と大人としての責任の狭間で揺れ動く姿は共感できる。でも割と純情キャラで性欲も強くなさそうな純が、己城とセ〇フレ関係を続けているという設定は、ちょい不自然かなー?とも感じました。
2巻まで、それぞれのキャラの心情の移り変わりが丁寧に描かれていたのに、3巻で郁と純が両想いになり、大人になるまでがものすごく駆け足で描かれていたのが残念。もっとじっくり描いて欲しかったです。ちなみに3巻の描き下ろしまで、郁と純は体の関係がありませんので、エロ描写必須の人は物足りないかと。
一途なDKが好きな人、エロ重視じゃない人におススメの作品です。 -
ケモミミたちの真剣愛ネタバレ2023年3月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 狐(獣人)と狐(ヒト化できない)のお話。
三つ子のうち3人目の三(みつ)は、1人目の一(いち)が婚姻するのを機に自分も家を出て暮らしたい!と主張し、離れ家に住みたいと申し出る。
しかし離れに住めるのは「夫婦」だけ。
そこで三は、幼少時からのお世話係であった狐の「つむぎ」と婚姻するが・・・!?
献身的で心優しいつむぎと、意外と男らしい三が少しずつ距離を近づけていくのがなんとも微笑ましく、三はもとからつむぎの事を大事に思っていたようだけれど、ある事をきっかけにヒト化したつむぎを三が殊更気に入っている様子が非常に萌え。
つむぎが勇気を出して、三に想いを伝えるシーンは、感動して涙が出ました。
ちょっと古風な、奥ゆかしい恋の物語。
性描写はありますが、過度に激しいものではなく、BL初心者さんやブロマンスが好きな方にもおすすめです。 -
じんわり沁みる、リアル系DK恋物語ネタバレ2023年3月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 細かいことは気にしないタイプの童貞ノンケ菊地と、どこか冷めた感のある優等生で中学の時に抜き合い経験があるゲイの瀬戸。
AV鑑賞しているうちに抜き合いをした事から、何度かエッチな事をするようになり、菊地はだんだん瀬戸を意識するように・・・というお話。
男子高校生同士で、けっこうサクサク・ガツガツとエッチな関係になっていくのかな?と思いきや、瀬戸が菊地を本気で好きだったりとか、本気の恋ゆえ攻めきれずに引いたりとか、恋する気持ちに自信が持ちきれなかったりとか・・・ストーリーの展開がとても丁寧でした。
ノンケの菊地が瀬戸を好きだと自覚する過程も良かったし、菊地に恋する女子(宮坂)の失恋も心が痛んだ。BLで女子に同情したのは初めてかもしれない!
2巻では進路について悩む二人のお話がメインですが、瀬戸の家庭環境のエピソードもあり、「幸せになること」に瀬戸がどこか遠慮がちな理由がよく分かり切なくなる。
二人の将来について、それぞれが真剣に考え悩み、思いやり合ったからこそのエンディングは静かな感動がありました。
大袈裟な脚色のない、リアル系DKの恋のお話です。
この二人の大学生編も、社会人編も読みたい!
続編を切に希望します・・・!! -
DKの王道ラブストーリーネタバレ2023年3月7日このレビューはネタバレを含みます▼ 一冊まるごと表題作。
10代の少年らしく、モダモダしながら恋人になっていくお話です。
ちょっとした相手の挙動に一喜一憂したり、ドキドキ・キュンキュンしながらお付き合いを深めていく二人は本当に可愛くて、癒し系の王道ラブストーリーでした。
ただ、全体的に少し駆け足過ぎたかなぁと思います。
攻めの隼人は受けの由希に一目惚れで、ドキドキしながら少しずつ由希にアプローチするけれど、由希が隼人を好きになった理由があんまり分からなかったです。陽キャで誰にでも好かれる隼人に憧れはするだろうけど、恋愛としての「好き」になるには説得力が足りなかったかな、と。
もう少し連載回数を増やして、由希が隼人を好きになる過程をじっくり描いて欲しかった。
同性に恋する葛藤もあると良かったかなと思います。
絵は綺麗で好感が持てますし、キュンキュンなシーンを描くのも上手い作家さんだと思いますので、今後に期待です。 -
意外にもちゃんと順を追って?恋が始まるネタバレ2023年2月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 性的なことに好奇心旺盛な受けが前立腺を弄る気持ちよさを体感すべく、乾電池を穴に突っ込んだら抜けなくなって、病院で(後の攻めとなる)お医者さんに診察&触診してもらうところから始まったセ・フレ関係。
この初期設定だけ見ると、なんか浅いお話なのかな〜?って一瞬思っちゃう。思っちゃうんだけど、それ、盛大な勘違いですからぁ〜〜〜ぁ〜〜〜ぁ〜〜〜(←エコー)
まぁ身体の関係から始まったんで最初からまぁたくさんヤってはいるんですが、受けがなかなか素直な良い子で陽キャで人情味あって、メールのやり取りなんかを通じて少しずつ攻めのことを知り、気持ちを募らせていくんですよね。
この「少しずつ相手を知っていき恋心に繋がっていく」という場面がちゃんと描かれていて、二人の距離がだんだん近付いていくのを見られて、けっこう感情移入しちゃいました。
攻めの桐嶋先生はクールビューティーで落ち着いた雰囲気のお医者様ですが、意外とバタバタ系なところもあったり(受けの佐伯のペースに呑まれているとも言う)、エッチのテクも相当のようで、イタしてる時はかなり男らしくて、見た目とのギャップがすごく良かった。作者様がカバーの折り返し部分に「髪の長い攻めって・・・良いですよね・・・」と書いてらっしゃいましたが、激しく同感!!
セ・フレから晴れて恋人同士になってからのラブラブエッチは最高でしたし、描き下ろし・電子限定特典も二人の幸せいっぱいな日常が垣間見られて嬉しかった!
この二人のその後(パートナーになる設定とか)もぜひ見てみたいので、続編希望します!!! -
やっと・・・!!ネタバレ2023年2月17日このレビューはネタバレを含みます▼ (7話まで購読して追記)
ついに第7話、最終回!ここまで何度もすれ違ったり素直になれなかった淳と研太でしたが、7話は気持ちが通じ合ったあとなので、終始漂う甘々ムードで幸せいっぱいでした。
研太が自分の気持ちに素直になり、Subであることの幸せを自分なりに受け容れられた事で、一歩大人に成長したんだなぁと。
Domである淳とは「人として」対等であって、DomとSubという第二性はあくまでも遺伝子上の分類に過ぎないんだよ・Subであっても堂々と胸張って生きて良いんだよ・・・という作者様のメッセージが込められた最終回だと感じました。
DomSubものは設定上、痛々しい描写がメインの作品もありますが、この作品は本当に優しくて一途なカップルのDomSub作品です。
エチチなシーンもしっかりあるので、優しくてエチぃBLが好きな方におススメします!
(6話まで購読)DomSubユニバース設定で、DK同士の恋愛を描いた作品です。
DomがSubのことを大好きで、大切に大切にしたいと思っている優しい系DomSub。
痛いのが苦手という方も、安心して読めますよ😊
6話まで読んで、ここまで何度もすれ違ったり誤解したり、、、紆余曲折あったけど、やっと!
本当に良かったね💦
という万感胸に迫る6話の終わり方でした。
他のDom相手には決して気持ちよくなれない、ともすればドロップしてしまいかねないのに、淳のことはスッと受け入れて、スペースに入ってしまうけんちゃんがとても可愛かったです。
淳とけんちゃんは、タイプは違えどお互いとても一途で愛情深い男の子だと思います。
そしてお互いにあんまり素直じゃなくて、恋に不器用。
そこが良いんですよね。
妙に恋愛慣れしてないのって、DKもののBLでは大事だなと個人的には思ってます。
5話までハラハラしながら読んできましたが、6話で二人の気持ちが通じ合って本当に嬉しかったです。
次回が最終話かな?
やーーーっとカップルになれたのだから、ラブラブあまあま❤🖤な二人が見られるといいな! -
痛く辛いが、希望は捨てたくない。ネタバレ2023年1月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 「同居人シンドローム」に登場する響の、高校時代の悪夢のような(というよりまんま悪夢の)お話。
じわじわと確実に響を追い詰める朔は完全にサイコパスで、響の自我が崩壊すればするほど狂気歓喜するタイプ。
追い詰められた響は無気力・思考停止に陥っていくけれど、「同居人シンドローム」の響に繋がるのだから、きっと心理的な破壊を経た後の再生の物語なのだと信じたい。
10代の若者が、というか、一人の人間が背負うにはあまりにも大きすぎる苦しみを響に与える朔には心底虫唾が走る。
本当に、吐き気を催すほど最悪な人間。
この不快感と、残酷すぎる現実に何とか立ち向かう響の孤独な戦いっぷりを、これほど文学的に抒情的に描き上げる作者様の力量に脱帽。
響が朔に打ち勝って、悪夢から解放される日が楽しみです。「かわいそうな人」は、どうか朔のことであって欲しい。 -
慈愛と迸る色気に満ちた大人の愛の物語。ネタバレ2023年1月1日このレビューはネタバレを含みます▼ どうして今までこの作品を知らなかったのか!!
出会うのが遅かった!出会えて良かった!!!
と、心から思えた作品でした。
人を愛する尊さ・互いに赦し慈しみ合うことの大切さ・心も身体も全部欲しくなる激しい情愛。
その全部が描かれた、『大人のためのBL作品』でした。
人物の心情描写が表情だけでなく、指先や小道具・照明の明暗に至るまで映画のように表現されていて、上田先生の力量にただただ驚愕しました。
前作「恋が落ちたら」の恋人期間を経て、人生のパートナーになっていく様が本作で見事に描かれていると思います。
年齢を重ねれば重ねるほど、あるいは社会的に責任のある立場であればあるほど、ましてや男同士なら、弱い自分は簡単に相手に曝け出せないでしょう。
本作の菱本さんも例に漏れず、ある意味「作った」自分・余裕のあるオトナを無意識に取り繕って佑樹くんに接していたので、佑樹くんからすれば「見えない壁」があったんですよね。
佑樹くんはそのことを寂しいと感じつつも、言葉にして伝えられなかった。
そういった壁を取り去って本音で向き合うことで、かけがえのない存在になっていく菱本さんと佑樹くんがひたすら愛おしいです。
佑樹くんを求める際の菱本さんのオスみは素晴らしく情熱的で、「壮絶な色気」ってこの人のためにある言葉だよねと思わずにいられませんでした。
とにかく、どうかレビューを信じて読んでみてください。一生忘れられない作品になりますから。 -
甘々エチ中の受けが可愛い❤️ネタバレ2022年12月30日このレビューはネタバレを含みます▼ 某SNSで描かれていた作品が連載→コミックス化された本作。
(あらすじ)ある日吸血鬼に襲われた神父は、吸血による催イン作用が吸われた側ではなく吸血鬼に起こるという術を吸血鬼にかけた。
神父の血を吸った吸血鬼は発情し、神父はやむなく吸血鬼を抱く。その後も二人は吸血行為のたびに身体を重ね、少しずつ距離が縮まっていくが・・・。
(感想)絵がとっても綺麗!見せ場の作り方も上手いし、目や唇の描き方も色気があってセクシーでした。人物も背景も、黒色を効果的に用いる作家さんですね。
ストーリーはそれほど捻られたものでは無かったけれど、吸血→発情→性行為の積み重ねで関係が深まっていくから、エチシーンが多いのは当然。キスやエチの時に受けのルドーが本当に気持ち良さそうで、由良を愛おしそうな目で見るのが可愛かったです!
由良パパに襲われかけるシーンがあるので、モブレが地雷な人はお気をつけください〜。
個人的には、ぜひ続きを出してほしいです。
二人の日常生活や街の人との交流、他の吸血鬼との争いなどなど、もっといろんな二人を見てみたいです✨いいね
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胸キュン必至ネタバレ2022年9月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 某SNSで試し読みをしたら続きが気になり、発売日0時を待って購入しました。
ある意味予想通りの展開だったけど、胸キュン加減は予想を大きく超えた!!
無自覚な攻めクンが無自覚に受けクンのこと好き好きオーラを随所で出していて、純情で夢見がちな受けクンがドギマギするたびに、見ているこちらもあぁぁぁって悶える感じでした。笑
絵柄がキレイで攻めクンもカッコいいし、体の線も美しい❤
エチシーンも愛がある描き方で好きでした。
大きな事件も起こらず、ひたすら幸せな気持ちで読める作品なので、BL初心者さんにもオススメ。
冬縞先生の他の作品が出たら、ぜひとも作家買いしたいです✨いいね
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