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あきさんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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隣の満さん~このアパートにはド雌ティックなお兄さんが住んでいる~【コミックス版】【電子限定おまけ付き】
メスお兄さん全開ネタバレ2025年9月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。
表紙やタイトルからエロメインかと思いきや…エロメインです(笑)いやいや、エロ『も』メインです!ふわふわムチムチのお兄さんが隣に住んでたらそうなりますよねー?
【進学で東京に出てきた拓。アパートの隣に住んでいたのはムチムチで色っぽいお兄さんだった…!しかもそれは昔一方的に関係を断ち切られた幼馴染みの『満くん』だと分かり…】
満くんはいわゆる『メスお兄さん』です。背がでかくてムッチムチで色っぽくてなんかとろんとしてる。身体の大きい受けにはこのメスお兄さんタイプと熊さんタイプがいますね。どっちも好きです!ぼんち先生はメスお兄さんがお得意で、この作品は記念すべき初コミックスになります。
話の展開としては、拓が満に引っ越し初日に乗っかられて童貞を奪われるという、エロありがたい。いやあんなに色っぽい人に迫られたらね…。昔のこともあり曖昧な関係が続きますが、拓が自分の気持ちを自覚してからはきちんと恋人に。ハートフルなエピソードに癒しさえも感じます。そしてエロい。
あれ、ちょっと今気付いちゃったんですけど、外でしてる確率めっちゃ高くない…?バーのスタッフルーム、海の浅瀬、浴衣で花火を見ながら、と…。他の人に迷惑かけちゃダメよー!と少し心配になりながらも応援しています(笑)
あと満くんは最終的にはママお兄さんになりますね。それもよき!いいね
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ギャグとシリアスと知識とラブとネタバレ2025年9月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。おっぱい星人、運命開発事業部に続き、溢れに溢れるコメディセンスと丁寧な絵柄、ドラマチックなコマ割り、キャラクターたちに心踊らされました。脳内小躍りズンチャッチャ。
さて物語は、後ろでの一人遊びが好きすぎてさまざまなオモチャのレビューを趣味とする真山と、真面目に楽しくオモチャ開発を手掛ける伊吹が『究極の×××』を作るために生×××との比較=せックスするところから始まります。あれ、もうこの時点で堕ちちゃってますよね、これ(笑)
その後も究極の×××を開発するためオモチャを使ったり2人でセッションするのですが、だんだんと気持ちが商品開発からお互いへ向いていきます。誤解もありつつの展開、最終的には恋人になり、フィナーレです。
作品としては、ニッチな分野への知識、セリフや背景にいたるまでウィットに富んだ言葉遊びの数々、美しい絵柄、250P超えのページ数など、読者へのサービス精神を素晴らしく感じられます。作家買いの期待に間違いなしです。
その上で評価を下げたのは…なんでしょう、なんかこう、ギュン!とくる展開がなかったのですよね。初っぱな堕ちちゃってるからかなぁ?ページ数が多くてすごく丁寧に進んでるんですけど、恋人になるための予定調和のようなフワフワした感じがずっとあって、それが最後まで続いてしまいました。また、作家さん自身が楽しく描かれているのだろうなというのは伝わるのですが、知的な情報量が多く、物語とは違うところで脳を使うのに少し疲れたのかもしれません。
あと、細かいところですが、星4.9のレビュー読んでないと伊吹は言ってるけど、その前にアドバイス書いたのが伊吹だったら矛盾してないかな?ってのが気になりました。何か私が勘違いしてたらごめんなさい。いいね
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やっぱり好きだなぁ!ネタバレ2025年7月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 小椋ムク先生、BL小説の挿絵が多い先生ですが、私は先生の漫画が好きで好きで…。ただ寡作で、原作付き以外の単行本は3冊しかなく、それがとても残念です。今作も紙本で持っていたのですが久しぶりに読みたくなって電子で購入、読み返しました。
短編集です。優しい絵柄とマッチした優しいお話が綴られています。
【ふるえる夜のひみつごと】高校生カプ。光が苦手な古屋と暗闇が苦手な氷見という、一見相容れない2人。寮の同室でもあり、お互いの秘密を知って近付いていきます。ちっちゃな氷見は背の小ささをカバーするかのように超強気。一方の古屋は落ち着いててのんびりしてる風。でも意外と積極的!
氷見がキャンキャンしててかわいい。148センチはちょっとかわいそうすぎると思ってしまいました…。あとがきで高2で伸びて165センチになると書いててほっとしました(笑)
【ただ、君を待つ】リストラされた元サラリーマンと、公園のベンチに座る不審な大人のカプ。いやほんとに始まりはそうなんです(笑)不審者が寝てる間に優しくしてあげた元リーマン、不審者はその人にお礼を言いたいと待っているのですが、元リーマンはその事を明かさず…。と、お互い名前も知らない人同士。恋愛的な発展をしそうなところで終わりますが、二人の優しさをほんわかと感じられる作品です。
【ラ・ラ・バイバイ】高校生カプ。言いたいことを口に出せない安達が屋上で出会ったのは後輩の常盤。安達の言いたいことをじっくり待って聞いてくれる常盤は割とズバッと言うタイプですが、胸の内は簡単には口にしないと言います。さて、その胸の内とは…?ちょっと変な歌がツボに入る(笑)
【ヒナの純情】先生と高校生のカプ。夜の繁華街で見かけた高校生に就職先の高校で出会った仁科。危うげな彼、青井は亡くなった生徒と何か関係があるらしく…。
ちょっとですねぇ、私が年を取りまして、先生×生徒があまり受け付けられなくなってるんですよね…。フィクションとして楽しめてはいるんですけど、手を出すなと思ってしまう矛盾(笑)
あー、またオリジナルの漫画書いていただきたいです。優しい気持ちになれるお話が大好きです! -
短編集でしたネタバレ2025年5月1日このレビューはネタバレを含みます▼ 何も考えずに試し読みだけ読んで、表題作一本だと思って買った雄っぱい好きの私です…。でもね!乳はいっぱい出てたんでね!結果オーライ!!
全体的にギャグ風味です。好き嫌いはあるかもしれませんが、そこまでギャグに振り切れることもなく、安定したギャグ味。とんでも設定系が多かったですかね。楽しく読めました。
【リーマンの胸から乳が出る話】
表題作です。そんなにバインとはしてないんですけど、ほどよい肉付きの胸から搾り出されるぼにゅ…ふにゅ…ミルク。そのミルクを搾ってくれる真面目なシゴデキ同僚。実家が酪農家で牛好きというのがいい。説得力ある(?)。結局ミルクは関係ないと言ってましたが、ぜひずっと肩こり、頭痛、眼精疲労を消し去るミルクが出続けてほしい。
【男体盛りにだけ力を発揮するパティシエがいた話】
主任、なぜ絞りの練習に乳首を差し出す必要があったんでしょうか…?愚問ですね。そこに乳首があるからです。味覚障害はどうしようもないじゃんって思ったけど、主任と一緒に店を出せば解決すると気付いた。私天才。
【かわいいネコのためなら脱げるしケツも差し出せる話】
このネコは本物の猫です、と言わねばならないBL界(来年のBL川柳に出そう)。お金を稼ぐ方法って他にもあると思う。という冷静なツッコミは置いといて、猫が爆弾産んで良かった。
【雪山で遭難してもエロを忘れない話】
生徒会長がいるので高校生のようです。エロに振り切るおバカな男子がよく表れています。そしておバカな勘違いとおバカな嘘で自分が追い込まれるおバカなDK。人は生命の危機を感じると種を残すべく行動すると言われていますので、さもありなん。
【煩悩を捨てるために入った修行寺で恋を見つける話】
ふんどしなので裸体がよく見えます。あの、受け攻め逆と思いませんでした?私は思いましたのでちょっとびっくりしたんですけど、年下攻め好きなので問題ありませんでした! -
キャラかストーリーか2025年4月23日遊び人のマオ×普通の大学生の維人というカップリング。タイトル通り、維人がマオに絆されていきます。
最初はマオのエキセントリックなクズキャラで魅せていく感じかな?と思って読んでいたのですが、後半はそのなりを潜め、双子の兄(実は…)との確執や因縁にシフトしていきました。なので最初の印象と最後の印象がだいぶ違う感じです。それでいくとマオの改心の過程がちょっと薄かったかなぁ、と。
キャラで読ませるかと思いきやストーリーに焦点が移っていったので、少し中途半端な読後感。どっちかに振り切ってほしかったです。
絵は丁寧で見やすいと思います!もっとみる▼いいね
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悪魔攻めもいい…!ネタバレ2025年4月14日このレビューはネタバレを含みます▼ いつもおじさん受けでお世話になっている作家さんです。今回は悪魔×青年とおじさん受けではなかったのですが、思った以上にいい感じでした!おじさんへの期待がなかったのが良かったかもしれない…悪魔もいいものですわ~。
【大学生の朔は友人から怪しげなグッズを渡されるが、使うと自分の身に悪いことが起きてしまう。するとどこからともなく悪魔だという男が現れて朔を助けるが…】
由元先生の不思議な怪奇に振り切った作品でしたね。いろんな悪魔グッズが出てきます。ラブドール(という名の藁人形)、ミサンガ、招きニャム(猫?)などなど。明らかに怪しい物をなぜか受け入れる朔。これには秘密がありますが、そこは本編で。
そして朔の前に現れた悪魔、サイカク。金髪褐色の高身長ドイケメン!目は赤らしい。そこら辺のホストより目立つわ(笑)なぜ朔を助けるかというのもネタバレなので本編で。
ですが、やはりひとつ言っておかなければならないこと。それは朔への執着です。悪魔ですからね、何の理由もなく人間に関わるわけはないんです。最後の最後まで明らかにはされませんが、途中「私のもの」宣言もあり、謎に満ちた執着が重そうです(笑)
エロは擬音がネッチョリしてる感じのエロです。朔が可愛く、サイカクがイケメンで楽しめる…!全体的にちょっとラブが少ないかな。そこは謎解きを最後に持ってきてるのでしょうがないですね。でも他の悪魔もいい感じなんですよね~。スピンオフか続編が読みたいです。いいね
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切り替えの早さについていけなかった…ネタバレ2025年4月7日このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとおかしかったり、切なかったり、ずるかったり、可愛かったり…お話の盛り上がりとしては良かったのですが、ゴローが根湖をすぐ好きになったり、根湖が彼氏と別れてすぐゴローになびいたりするのがちょっと早すぎて納得いきませんでしたね。不幸なウケが幸せになる展開は大好きなのですが。元カレのクズさはともすると地雷にもなりそう。登場人物の誰にも共感できず…。絵はきれいでエッチシーンも多め。あまり考えずに楽しむ方がいいかも。
いいね
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ゆっくりと進む二人の関係ネタバレ2025年4月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 【大学の講義で出会った別所と蒔田。他人の目を気にして好きなものを好きと言えない別所は、蒔田への想いも誤魔化してしまう。別所の言葉に傷付いた蒔田からは距離を置かれるが…】
おそらく2人ともノンケか同性を好きになるのは初めてのため、始まりからじんわりするようなお話です。付き合い始めてからもゆっくりと進めたい蒔田。でも近付きたい気持ちはあるんですよね!詰められると引いちゃうのに、離れられると逆に不安になるという…そういう恋愛においてのパラドックスも満載で、ジレジレがキュンとします。
また同性と付き合うことや別所の人の目を気にする性格、蒔田の少し人が苦手なところ、友人関係などがエピソードとして丁寧に描かれていて、一応別所が主人公ですがそれぞれのキャラがよく分かります。心に染み入るストーリー展開でした。いいね
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おっさんみが少ない…!ネタバレ2025年4月4日このレビューはネタバレを含みます▼ なんだかんだでイケオジなんですわ。最初から両想いですんなりいくし、おじさんムーブもイケオジなのでそこまでなく。ちょっと自分の好みとは外れたかな、と。くたびれたオッサンが好きなので…。
最初の酔っ払ったア○ニーで好きな部下の名前呼んじゃって、その部下に見られるというのは良いハプニングでしたね!(笑)初Hまでのモダモダ、出張からの当て馬展開など、エピソードはわりと王道なので2人のキャラにハマれば楽しめると思います。いいね
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ムチムチ雄っぱい(攻め)ネタバレ2025年4月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 雄っぱいといえば受け!という私ですが(?)、攻めの雄っぱいもいいもんだなぁと思いました😊
【仕事はできるがぼっちのゲイリーマン・岡田の前に現れた新人の加藤は、岡田が理想とするガチムチ雄っぱいの持ち主だった!岡田は教育係として加藤と接するうちに惹かれていくが…】
あの、岡田さんが若干陰キャなんですけど、その分むっつりスケベで良かったです(笑)妄想もたくましくていい!暗い顔がだんだん可愛くなっていくのも、ただの恋する乙女でしたね。
加藤くんはあらすじに書かれているワンコ系後輩というのがぴったりな明るさで、嫌なところが全然なくて安心して読めました。
しかしあれですね、攻めが雄っぱいだからか、迫るような雄っぱい雄っぱいな描写はなかったですね。やっぱり雄っぱいにはバインバインと迫ってきてほしいのです。その辺にちょっとだけ物足りなさはありますが、エロとほんわかなお話両方楽しめました。 -
書店員を巡るオムニバスネタバレ2025年4月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 3CP入ってます。書店員の男性陣がみんな男とくっつくという…BL界ならではの確率ですね(笑)
【1CP目:書店員×DK】DKこと健太郎くんが初々しくてピュアラブです!一生懸命さとか素直さにとにかく応援したくなる。書店員の樽谷は11歳年下であることに一応悩みはしつつも、やっぱり恋は始まっている。多分、健太郎の卒業までは待つと思う。頑張れ!
【2CP目:配達員×書店員】書店に配達に来る白兎運輸の白兎さんこと朝比奈さんを秘かに想う書店員の古賀。名前を呼ばれるだけで嬉しい、そんな恋が眩しい。近付きたいけど近付けない、そんな恋が切ない。
【3CP目:書店員×書店社員】上記2カプと違って、こちらの二人は最初からアダルトな関係があります。これまでのお話からのギャップに少々面食らいました。過去の出来事から悩んでしまう書店社員の江見。え?可愛げない?可愛すぎるほど可愛いんですけど?元カレ、ク○か。今カレの鈴木に大事にしてもらって自信を取り戻してほしい!
全体的にちょっぴり切ない恋を応援したくなるお話でした。いいね
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leftovers-レフトオーバーズ-【電子限定描き下ろし付き】
ライバルから恋人への過程ネタバレ2025年4月1日このレビューはネタバレを含みます▼ テーマとしては三角関係のライバル同士、矢印がお互いに向いちゃったというパターンのやつです。三角関係の頂点であるノンケの夏央というキャラはほとんど出てこず、彼を好きな響生と永人が身体の関係を持ち…作中、わりとずっとやってる気がします(笑)やってる中で何かに気付いていくという感じです。過去のことや現在の行動からも恋愛へのシフトは感じるのですが、なんとなく軽いような気がしてそこまでハマりこめませんでした。いいね
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αとβの運命の話ネタバレ2025年4月1日このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースなのですが、主人公はβの受け、お相手がαの攻めという変化球です。運命の番にはならない2人、それでも運命に振り回されるのがオメガバースなんですよね!
【いつもΩの恋人に振られるβの伊折。理由は運命の番であるαに出会ったからというもの。αなんて嫌いだ!と言っているところに現れ、伊折を誘ったのはα嫌いのαである竹尾だった。伊折はあえて竹尾との関係をセ○レと名付けて続けていたが…】
伊折の明るさと流されやすさに癒されます(笑)竹尾の過去が結構衝撃的だったのですが、それを受け止めるだけのキャパと人情もあり、竹尾が好きになっちゃうのも分かるなぁと。ズブズブに甘やかして囲いたい竹尾と、流されつつもハマらないようにと意地張っている伊折との対比も良く、ストーリーを楽しめました。
αとΩの運命って本能的なもので、恋や愛とはまた違ったところで心を支配されてしまうもの。じゃあそれ以外の恋愛は?と、改めて考えてみると、本能ではなく惹かれ合うのだって当たり前に運命ですよね。唯一無二の相手に出会えたこと、それを運命と言わずになんと呼ぶかと。
そんなオメガバース世界の運命について考えてしまう作品でした。テーマの割にはライトな読後感です。 -
美しい絵柄と青春に癒される2025年2月9日なんと言ってもこの丁寧な描写。美しいですわー。高校生の瑞々しさとか、夏の匂いとか、校舎の影、空の色、そんな青春を感じられる素晴らしい描写です。
ストーリーとしては…うーん、まず、長かったなって思いました。途中で300ページ超してることに気付いてちょっと早送りしたくらい。じっくり丁寧に進めたかった作家さんの気持ちは伝わります。でも展開の波としてはページ数のわりに少なかったかな、と。
あと、元家庭教師との関係は、ちょっと地雷に近い。高校生(その前は中学生…)だぞ?というのもあり、恋愛関係の方がまだ納得できたのにな、と思いました。もっとみる▼ -
次の来世でもきっと幸せネタバレ2025年2月4日このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱり野白先生の絵柄には中世風が似合いますね~!『前世』ではなく『来世』というタイトルも良い。某曲名を思い出したりもしますが(笑)
【前世で主従関係にあった雷央(主・受)と七星(従・攻)は、転生して日本の高校生になっていた。転生した主人に会いたくないと思っていた七星だが、雷央が七星の学校に転校してきて…】
転生ものであれば「会いたい」と願うのが普通の展開でしょう。かつての想いを遂げるため、惹かれあう2人というのが王道です。しかし、七星はあんなにも想っていた人に会いたくないのです。その理由は現世と前世を行き来するシーンとともに徐々に明らかになっていきます。
その理由を忘れている雷央は前世でやりたかったことがたくさんあったと言い、七星はその願いを叶えることで未練を断ち切ろうとします。雷央の、ときに無邪気な様子がかわいくてかわいくて…。
2人とも過去で恋愛感情があったことはおそらく分かっているんですよね。だからか、最初から両想いみたいななんとも甘い雰囲気と、その恋が叶わなかった両片想いの切なさみたいなのが、もうキューーンッとします!
七星が雷央に会いたくなかった理由は結局、壮大な痴話喧嘩だったのかなと感じました。前世で消えてしまったはずの七星の顔の傷が生まれつきだったということは、やっぱりあの約束が大事だったからではないでしょうか。会いたくない、は、会いたいの裏返しだった。最後、七星がそれに気付いてくれて良かったです。
その後、とっっってもラブラブな2人を見られて嬉しかった!なんとなく雷央が積極的な気がする(笑)七星は前世の関係もあってムッツリだと思う(笑) -
全然違ったネタバレ2025年2月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 結構前に買ったのですが、表紙の感じとか、絵柄、冒頭部分で、すっごい重そうだなぁと思ってなかなか読めていませんでした。意を決して読んでみたところ……ずぇんずぇん違った!表紙暗いし、攻めの美空がヒモだし顔血だらけだし、てっきりバイオレンス展開と思ってましたわ(笑)
【8年付き合った彼氏に浮気されて降られた雪。ヒモなのに浮気をして彼女に捨てられた美空。山の中に放置された美空を雪が拾ったところから2人の関係が始まるー】
投げやりになった雪を美空が抱きますが、そこからすぐに恋愛に発展するわけでもなく、ヒモとして雪のお世話になる美空。ちょっとずつ絆される雪。雪の元カレがチラッと出てきて言い争いになり、出ていく美空。再会して元サヤに収まる2人。
といった感じでストーリーに大きなハラハラはなく、どっちかというとラブラブです。280ページ以上あるのですが、その割には薄味かなと思いました。このページ数は多分、エロシーンがガッツリあるからですよね。これがすんごくエロくって、こっちは濃厚でした!私はガッツリしたエロが好きなので、ほんとごちそうさまです。特に雪の顔がいい。泣き顔、よだれ、白目、最高ですわ。
まぁ美空は顔がいいだけのグズには違いありませんね。女の方がいいと言ったり、アイスくらいに好きと言ったり…。でも、傷付いた雪を癒してくれたことだけは確かなんですよね。浮気もしなかったし、そこは救い。最後は就職してるしね!
評価を迷ってて、星5にしたり、星4にしたり。エロだけで言ったら星5!ストーリーを考えると星4。買ったとき、どっちに期待するかにもよるかなと思います。デビュー作ということで、今後の作品での濃厚ストーリーを期待したいです。 -
あ、あ、あ……ありがとうございますー!!ネタバレ2025年1月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 続編描いてくださって、ありがとうございます!大島先生の作品の中でも一番好きな今作。実は紙で買ったのですが、すぐに読めるように電子で買い直しです。いつでも読み返せる幸せ…。
【消防学校の同期でライバルな矢島と鳥飼。レスキュー隊研修でも同期になり、バチバチと火花を散らして訓練中。ある夜、鳥飼がゲイだと分かり、矢島と鳥飼は身体の関係を持ってしまう…】
大体ね、ライバルって関係が本当に好きなんですよね!対等な男同士、意地とプライド、想いと想いがぶつかり合う様!少年マンガの二次創作が多いのって、ライバル関係に萌えるからだと私は思うわけです。
さて、今作の二人はライバル関係からどうやって恋愛関係へと進んだのか?ここからはズバッとネタバレですが、鳥飼の矢島へのラブ…。いじらしいほどの片想いがそこにあったのです…!鳥飼の行動にニヤニヤが止まりません(笑)矢島のこと好きすぎるだろ…。
ある意味絆された矢島ですが、そこはそれ。結局は鳥飼の男としての、ライバルとしての魅力があるからなのでしょう。鳥飼が自分に負けない男であると認識しているから、人間として男に惚れる、性別を飛び越えた恋愛に繋がったのかと思います。だってそんな男が自分のことを好きなんて、自尊心も満たされちゃいますよねー。うんうん。読んでる側もノンケからの恋愛移行がスムーズで素晴らしい!
2巻では鳥飼の過去のトラウマから、自分が先にレスキュー隊配属になったことを言い出せず、それがバレてしまって2人に溝ができるのがメインの展開となります。それまでそれなりにラブラブなんですよね。だからこそ言い出せない鳥飼の気持ち…。矢島を傷付けたくなくて言えなかったのに、結果として矢島を傷付けてしまった臆病な鳥飼の心…。せ、切ない…!
矢島のプライドが金剛並みに硬くて良かった!あの、実際矢島のような自惚れ男が身近にいたら、私はちょっと嫌だなって思う方です(笑)こういう人には自分を好き好き大好き!って言ってくれる人がピッタリだと思っているので、そういう意味でも鳥飼がベストマッチだと感じるんですよね。自分にベタ惚れな上に仕事もできる人が恋人って、もうこの人しかいなくない?
2巻冒頭が番外編で、こちらはシリーズ外の単話売りを買っておりました。なので、読んだことあるぞこれ感が強かったのですが、結局何度読んでも美味しいので問題ありませんでした(笑) -
いい話だった!ネタバレ2024年11月23日このレビューはネタバレを含みます▼ いつもはほとんどレビューしないハーレクインですが、今ちょうどセールになっているので読んでほしい!大号泣しながらレビューします。
物語は年末から新年にかけて住み込みのナニーに応募する今作のヒロイン、エマのシーンから。何やら病気の再発に怯えている様子で、最後の思い出になるかもしれないと思いながら旅立ちます。
一方、ヒーローは6歳の双子をシングルで育てているドクター。奥さんを3年前のクリスマス時期に亡くし、クリスマスは喪に服す時期だと子どもたちにも強要していますが、エマは祈りを捧げるべきだとドクターを説得します。
ここまでは試し読みで読めますので、その先が気になったらぜひぜひ続きを!以下、ネタバレを含みながらレビューします。
これまでの展開で、何やら亡くなった奥さんには秘密があったようだなと思っていましたし、それがどうやら不倫のようだなとも勘づいていましたが、まさかの相手でしたね。その傷に寄り添うエマの優しさ。そして近付く2人。普通ならここでカップル爆誕の展開もありえますが、エマの病気への不安が2人に距離を取らせます。
そしていろいろあった末、子どもたちの家出、からのエマの病気の告白。そこにもエマの優しさを感じ、そしてこれまでの子どもたちの寂しさや、ドクターの苦悩、エマへの想いが溢れて溢れて、私は涙を流しながらページをめくり、アメイジング・グレイスの日本語訳のシーンで大号泣…!
あの訳は原作の翻訳家さんでしょうか、伊藤先生でしょうか?物語の展開とマッチした本当に心に染み渡る歌詞で素晴らしかったです。そしてバグパイプのおじさんにアメイジング・グレイスをあそこで演奏させる神展開!序盤での登場がまさか伏線になっているとは思わず、その流れにも感動しました。
ちょうどクリスマス前に読めて良かったです。幸せな気持ちになれました。 -
やっぱりDKには青春を感じるネタバレ2024年11月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 2カプ入ってます。表題作は前半ですが、テーマとしてもページ数としても後半の方が重いです。
【思春期エトセトラ】
高校生カップル。寡黙ゆえに妄想がはかどる龍吉と、彼の妄想相手の乙哉。いつしか龍吉は現実と妄想の狭間が曖昧になり乙哉を襲うが、両片想いだったのでハッピーエンド!コメディ風でわりと爽やかな感じでした。
【センチメンタルドレスコード】
高校生と30代歯科医のカップル。かわいいものが好きな男子高校生のゆう。嗜好と性別のギャップに悩まされながらも、持ち前の気の強さで真っ直ぐ前を向く姿が眩しく愛おしい。
今風の、ジェンダー問題を中心としたテーマでもあり、女か男か、スカートかスボンか、かわいいかかっこいいか、どちらかを選ばないといけない違和感にキリッと立ち向かうゆうくん。ちゃんとTPOをわきまえているところも偉いなぁ。
そしてこれまで自分で何かを選ばず、流されるまま生きてきた先生がゆうくんに惹かれていきます。前カノとのエピソードは少し外れていて「?」でしたが、結局はゆうくんの真っ直ぐさが好きなんだろうなぁ。
個人的に、旅行デートでゆうくんがキメキメの女装だったのは微妙でした…。 -
α×αの夫夫問題は意外と大変!ネタバレ2024年11月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 今となってはお馴染みの、オメプロベースのオメガバース物語です。α×Ωではなく、α×αの夫夫(ふうふ)関係という、若干ひねったカップリング。オメプロバースだと全人類が妊娠できる設定なので、こんな夫夫もありですね。
【政略結婚で夫夫になった一昌と隆臣。お見合い結婚でも相性のいい2人だったが、お互いα性ということもあって2人とも挿入される側を許せず、なかなか子作りのステップへ進めない。焦れる一昌はセ○クスカウンセリングを受けることに…】
感動の美作画でバチバチの男たちが攻防しつつ愛し合う様はとにかく見物です!顔良し、身体良し、エロ良し!美しすぎて硬く感じることもありますが、乱れのない作画で素晴らしい。今読み返すと物語に少しの物足りなさを感じます。でも初見の感動を忘れられない!ので星は多め。
お話としては、政略結婚ゆえ義母に跡継ぎをと急かされる一昌の暴走でセ○クスカウンセリングを受け、なんだか抱かれてもいいかな~?って心境の変化を感じたり、イケメンオメガカウンセラーが義母に一服盛られて発情を誘発され、勢いでエッチに流れ込んだりと……義母大活躍です(笑)実際こんな姑いたら、クッソむかつくだろうなぁ(笑)
一昌が出産して、次は自分がという隆臣が素晴らしすぎて…愛を感じる。攻×攻って、結局は役割が固定することが多いのですが、逆になってもいいですやん!と思うことがあります。リバ好きというわけではないんですけど、この2人にはそれを感じたんですよねぇ。
続きはないですが、同作家さんの別オメプロ漫画『私立帝城学園-四逸-』の2巻番外編に2人と子どもがちょこっと出ています。 -
オタクくんさぁ…wネタバレ2024年11月17日このレビューはネタバレを含みます▼ をBLで実現した良作でした!
【廃部寸前の漫研で唯一の部員である太田。そこに鰐島(ギャル男)が喫煙目的で入部したいとやってくる。オタクに優しいギャルを夢見る太田は、鰐島がそんなギャルに見えてきて…】
ギャルフェチオタク(童貞)×オタクに優しいギャル(男)ですが、筋肉的にムチムチな体型で良き。私としては途中に出てきたイン魔コスっぽい鰐島くんが最高にエロくてヤバかったです(笑)あのコスでいろいろやってほしい~…。
もうちょっと鰐島くんがオタクくんラブ~な感じがあると良かったかな。初エッチがすんなりいったのは実は練習してたからだとか、そんな妄想をしとります。
続きありそうなのに刊行されていないので、期待を込めたい!
【2025.1.29→】ちょっと読み返して、鰐島くん、めっちゃオタクくんラブじゃね!?と思い直したので追記。なにが「もうちょっと鰐島くんがオタクくんラブ~な感じがあると良かったかな」だよ、自分!BL読んでウン十年のくせにその目は節穴か!?と過去の自分に怒ったりしました。情緒。
いや、だからこそもっと鰐島くんのオタクくんラブエピソードを読みたいわけですよ!続編ないんですかね~?ないかぁ…。 -
ガッチムッチ受け+1短編集2024年10月20日4CP入ってます。身体が大きい受け、ありがたい(笑)最後のお話だけは普通のおじさん受けです。
全体的にエロメイン。絵が美しいです。特に身体!鍛えられた肉体が乱れる様はどうしてこんなにも滾るのでしょうね…。
短編なのもあって、ストーリーは深追いせず、という感じ。購入当初はそれでも良かったのですが、時間が経って今読み返すと多少の物足りなさがありました。
【千夜一夜ハッピーエバーアフター】
別単行本で続編もある表題作です。魔法のランプをモデルにした褐色の魔神・ジャマルがヤバいくらいに色っぽい…。善人のルトに絆される展開です。心暖まる。
【ヤリちンDJ★ヴァージンナイト】
遊び人のカムイが童貞のユキちゃんを誘ってヤっちゃいます。ユキちゃんがモサ男童貞で、意外と押せ押せなのがいい。やっぱ絆されます(笑)
【マジェスティック・サーカス】
獣人ライオンと人間パートナー。そう、やっぱりライオンが受けよね!!
【ミミペロリDear ear】
こちらがおじさん受け。攻めがイケメン。私はおじ受け好きではあるのですが、かわいいおじさんよりも色っぽいおじさんが好きなので、ちょっと趣味とは外れました。
描き下ろしは上の2編。もっとみる▼いいね
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キュンときたーーー!!ネタバレ2024年8月20日このレビューはネタバレを含みます▼ すっごい好きです!絵もお話も雰囲気にピッタリ合ってて、ファンタジー世界だけど難しい説明はなくともすんなりと入っていけました。
特に絵が!いい!!野白先生の作品は他にも読んでいますが、今作ほどには感動を覚えていませんでした。ファンタジー世界がめちゃくちゃ絵柄に似合ってます。服装とか小物とかも好みです。
さて、ストーリーは。
名家のお坊っちゃまとその家に引き取られた孤児がお互いに心を通わせ、しかし立場ゆえに離れ、それでも離れきれなくて隠れて逢い引きし、これからの人生どうするんだ?となってからのハッピーエンドです。
幼い頃の2人が可愛い…。厳しい親の元に産まれたお坊っちゃまゆえ、甘えることも甘やかされることもなかったアロイ。恵まれているのに孤独という、ほんのり不幸な感じがいいですね(性癖)
対するミカドは孤児であり、やはり孤独を抱えている。アロイに惹かれたのは見た目や性格だけではないのでしょう。ほのかな孤独を感じ取り、彼を癒すことでおそらく自分も癒されていたはず。許されるまで最後までしてないのが彼の理性と遠慮を感じます。
3年間のブランクが2人をさらに惹き付けるという展開も良かったです。切ない、一途、健気。そんな2人が幸せになってはいけないはすがない!ラスト、お母様の言動や過去の回想が、まるっと2人を包み込んでくれました。厳しい母にも愛情はあるし、許せるだけの度量も過去の悲しみもある…。
描き下ろしのアロイの嫉妬が可愛いのと、遅刻してお母様に詰められてるミカドが面白い(笑)どうみても姑にいじられる婿(笑) -
ハートフルでワンダフルな第二弾!ネタバレ2024年8月3日このレビューはネタバレを含みます▼ マイリトルドギーを読み返したので、こちらも。前作に出ていた守とチャッピーも出てきます!
【製菓会社で営業をしている小林は、社長命令で子会社のペットフード会社に出向する。実は犬が苦手な小林だったが、歓迎会で社員がみんな犬に変身してしまい…】
前作の設定を引き継いで、人狼という人間にもなれる犬たちが社員を勤める会社なのです。小林、強く生きろ…。実は私も昔は犬が苦手だったので、気持ちが分かります。あんなたくさんの犬に囲まれちゃったらビビるよね…。
しかし、小林は徐々に社員(犬)たちとの距離を狭めていきます。最終的にはドーベルマンの大山支店長を好きに…!小林や社員(犬)たちの努力も実り、支店は営業成績を伸ばしていくのでした。
という、BLなんですけど犬と人間のハートフルなお話がメインです!これはマイリトルドギーでもそうでしたので、そこに不満はありません。エロなしなのですが、もはやそんな次元で語る話ではない。むしろたくさんのワンコが見られて幸せっていう(笑)
最後にマイリトルドギーの2人がメインの描き下ろしもあって嬉しかったです。チャッピーにハスハスしてる守がおもろい(笑) -
ハートフルでワンダフル!ネタバレ2024年8月3日このレビューはネタバレを含みます▼ echo先生の別の作品を読んでいたら、こちらが懐かしくなって読み返しに来ました。かわいいワンコたちが見られて眼福です…。
【トリマーの守は子どもの頃から犬が人間に見えるという能力の持ち主。犬と話はできないはずだけど、なぜかチワワのチャッピーだけは言葉が通じる。そのチャッピーをしばらく預かることになり…】
チャッピーがかわいいチワワなんですけど、なぜか人間の姿はヤンキーか?ってくらいのちょっと目付きの悪い男の子。ギャップが逆にかわいい(笑)
守がチャッピーとは言葉が通じる秘密は、チャッピーは実は人狼だからだそうです。だから人間にもなれる。元々チャッピーを飼っていたおばあちゃんも、本当はそのことを知っていたけど気付かないふりをしていたとか。優しい。みんな優しい人ばっかりでよかったね、チャッピー。
と、ここまでBLの話ナシ!(笑)いやまぁあの、守とチャッピーがくっつくんですけどね。なんというか、人間と犬(人狼)との交流がメインの話なんです。エロなしだし。でもそれがいいっていうか…!もちろんチャッピーと守の恋愛が進むところもいいんですけど、心が暖かくなるようなエピソードがたくさん入ってて、とてもほっこりしました。
最後に一編、別の読み切り作品あり。こちらもハートフルな感じです。相合い傘書いたあと、手で消したら相手が現れるの、めっちゃいい(笑)いいね
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日当5万……ゴクリネタバレ2024年8月3日このレビューはネタバレを含みます▼ とんでもない破格のバイトです。私がやりたい(笑)でも私、オメガではないのでできませんね…。
【亡くなった両親の借金を返すため、オメガながらがむしゃらに働く御津。借金を取り立てられているところに高校時代の同級生、葉山が通りかかり、日当5万三食付きのバイトをしないかと提案されて…】
まぁあの、最初にネタバレしてしまえば、両片想いなんですわ、この2人。しかも高校の時からの。高校のときのエピソードはオメガ差別のハッキリとしたとんでもないクソエピソードなんですけど、そのときの葉山がかっこよくて、惚れるの分かる…。
オメガバースももう何作読んだか分からないほどで、同じような話だったり展開だったりっていうのは正直ありますよね。結局はオメガとアルファ、発情期、番。このキーワードが入ってればオメガバースなんです。
じゃあこのお話の何が良かったのか。私としては、絵の丁寧さ、オメプロベースの分かりやすさ、主人公2人の実直なキャラクターが良かったと思います。真面目な2人のドキドキキュンキュンな様子が楽しかったです。お兄さんはいらなかった気がする(笑)
でももうちょっと、2人がもっと盛り上がってるところも見たかったですね。あと一捻りが見たかった!いいね
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ネトゲ界隈も増えたなぁネタバレ2024年7月31日このレビューはネタバレを含みます▼ さすがにネトゲBLも珍しくなくなってきてますよね。本当の自分を隠し、キャラとして生きるネトゲ界隈。その仮の姿で恋が生まれちゃったり、オフ会で知ってる人が出てきたり…。
このお話もいわゆるそれ系のネトゲBLでした。会社の後輩が実は、というパターン。現実世界とネトゲ世界で話が進み、受けが恋愛初心者、攻めが陽キャのコミュ強でグイグイ迫ります。
現実世界では、エレベーターが故障して閉じ込められ、攻めが受けを襲うような展開があるんですけど、エレベーターって故障しても多分監視カメラは生きてるよね!?と、あらぬ心配が先立ちました…。臭いもこもるし…(笑) -
タイトル通り!ネタバレ2024年7月31日このレビューはネタバレを含みます▼ これは一言で表すと、童貞いん魔がソープ男子にガチ恋した話です。そのままです(笑)
【恋をしたい童貞のいん魔である久住はソープへ行くことになった。キャストとしてやってきたレオと無事に初めてを済ませるが、久住はレオに責任を取って付き合ってほしいと言い…】
割とライトなテイスト。ギャグっぽさもあり、テンション高めで話が進んでいきます。絵がキレイで、レオくんのムッチリ感もほどよいです。久住がまぁまぁのおバカなので、レオが風俗のキャストでも悲壮感はありません。楽しく恋愛は進み、最終的には婚約、結婚までする2人。ハッピーエンドです。
ライトなのでちょっと物足りなさはありました。先輩の話とかもうちょっと深掘りするとシリアスさもあったと思いますが、おそらくこの絵柄でこのライトさがキモなのですよね。楽しく読んで楽しく終わる。深く考えないのが持ち味でした。いいね
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すごい設定ネタバレ2024年7月30日このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙からは獣人のようですが、違います。実は擬人化した野生のライオンとインパラの話です。自然界ではあり得ないだろう肉食獣×草食動物というカップリング。動物間でもオス同士は意外とあると聞いたことはありますが、さすがに種族は越えないでしょうし、何せ食うもの・食われるものの関係性。BLかと聞かれたら、ちょっと違う気もしますよね。男同士どころではない、種族の壁がそびえ立っているのですから。そこはもうファンタジーとして楽しむしかありません。
悲しい話も避けることなく描かれていました。おそらくこの2匹以外には何の関係もない世界観なのです。普通に野性動物の話。そこだけはリアルで、ファンタジーの中のリアルさに少し戸惑いました。
寿命の差が切ないといえば切ない。どうせなら死が2匹を別つところまで読みたかったですね。いいね
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業が深いオメガバースネタバレ2024年7月30日このレビューはネタバレを含みます▼ なんだか罪深い設定がてんこ盛りでした。
亡くなった兄の番を子どもの頃から好き。アルファとオメガという関係ながら義理の兄弟。しかも実は運命の番で、そのことに気付いたのは入籍した日。でも2人とも知らない振りをしている。兄が亡くなったあとでさえ、いや、亡くなったあとだからこそ、そういう関係になることを恐れ、拒み、お互いの本能的な欲求を一方は薬でごまかし…。
なんとも業が深いのです。幸せそうな家族BLでありながら、男同士やバースといった壁よりもはるかに高い亡き兄の伴侶という…。何重苦だよ!とつっこみたくなるほど。最終的にこの2人がくっついてしまうのも、なんだか昼メロのようなそこはかとない後ろめたさを感じてしまいました。
柔らかな雰囲気で味のある絵ですが、そんなこんなで内容はドロッとしていたような気がします。そう見えないのも味ですかね。いいね
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最初のヒリヒリ感をもっと…!ネタバレ2024年7月30日このレビューはネタバレを含みます▼ しょっぱなからエリート警視正オメガと元マフィアアルファのバッチバチなにらみ合い。しかし、アルファとオメガ2人いて何も起こらないはずないんです…!
バディを組むことになった2人。密室で二人きり。となれば、分かりますね?そうです、セ○クスです(笑)展開が早くて(笑)しかも初めてだというオメガ警視正は爆速でトロトロ。なぜ今まで無事だったんだ…?
事件は暴力団の銃撃から薬の取り引きと進み、2人の仲も進み…。嫌味なアルファ同僚という当て馬や発情期を経てクライマックスへ。大体はテンプレ通りで期待を大きくは裏切りませんが、かといって予想外の展開もなく、ファンタジーとしての舞台設定を楽しむ感じでした。
あとは絵ですかね。シャープなイケメンが好きだと目が楽しいと思います。サイコ・アナ●バスターズの作家さんですが、あんなサイケな感じではないです。いいね
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『本当の君』とは?ネタバレ2024年7月29日このレビューはネタバレを含みます▼ BLなのですが、ゲイやノンケの絡んだジェンダー問題がテーマであったようにも思います。恋愛の切なさだけでない、ゲイとして?女装家として?アイデンティティをさまようような心情の描写に心打たれました。
【ホイップはゲイバーで女装して働くゲイ。顔も知らない不眠症のリーマンと夜中に愚痴通話をするのが楽しみだった。ある日、そのリーマンがホイップの店に現れて…】
男のままの姿が本物なのか?女装した彼が本当なのか?私はそこに違いがあるとは思いませんでした。どちらも本物の彼であり、本当の彼だからです。本当の君が見たいというのは、もう一方の彼を否定しているようで、なんだか悲しくなりましたね…。気持ちは分かるんですが、両方の君を見たいと言ってあげてほしかったな。
そんなノンケの悪気ないセリフや、恋愛においてノンケとゲイを区別することの違和感がにじむように描写されていて、ときめきよりも切なさが多かったです。最終的な受け攻めは理想どおりで良かったけど(笑)いいね
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不思議なアンティーク店ネタバレ2024年7月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 不思議できれいなファンタジーでした。
雨の日にしか現れないアンティーク店、品物は思い出と交換という不思議なお店です。店主がイケメン。思い出は渡せないと言うと、なら子どもを産んでくれと突拍子もない交換条件です。
なぜこのお店が存在するのか、前の店主からどうして引き継いだのか、お店は無くしても良かったのか…。このお店にまつわるミステリーは解き明かされることなく、ただなんとなく不思議な感じで終わってしまったのは残念です。この雰囲気が好きだったら楽しく読めるとは思います。
BLとしては、やはり不思議が絡むと恋愛としてのテイは薄くなってしまいますね。その理由付けのためにも謎に対する解説がほしかったです。いいね
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結局は好き同士の2カプネタバレ2024年7月29日このレビューはネタバレを含みます▼ 2カプ入っています。
1カプ目は会社の後輩×先輩。先輩がトイレでオナってたら後輩に見つかって…という展開です。多少のすれ違いがありつつも、お互いに最初から好意はあるのですんなりとまとまります。
2カプ目は1カプ目と同じ会社の上司×部下。部下が若干のコミュ障で、上司は陽キャな感じ。1カプ目の2人もちょこちょこ出てきたり、当て馬が出てきたりして、最終的にはお互いの好意を確認してカップルに。番外編で4人で温泉旅行へ。
うーん、タイトルからしてもエロメインというか、オナメインでの話なのですが、どちらも恋愛的な好意があるので、軸がどっちなんだ?となってしまいました。どっちかに振り切っても良かったんじゃないかと思います。あと、会社ではいろいろ控えようぜ…。いいね
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違和感を払拭できなかった2024年7月28日ストーリーとしては、霊の視える体質(フェロモンが出る)と霊を祓える体質(無意識)の2人が事故物件を除霊していくうちに…という、あれです。エロいことするのは除霊してからですが、霊と言えばエロいことというのがBL界の常識ですよね(?)
一つどうしても気になることが。
6歳年下の新卒社員があそこまで先輩に馴れ馴れしく生意気に接してくるところに違和感しかなく…。その年の差、なくても良かったのでは?序盤、話に入り込めなかった原因でした。
あと、作家さんの本を何冊か読んでると思っていたんですが、別の作家さんだった…!多分官能小説家の話でごっちゃになってる…。もっとみる▼ -
あっさりと終わった2024年7月27日うーん?何だろう、ピンと来なかった。
登場人物が思った通りのエピソードと動きで話が進むので、意外性がなかったかなと思います。恋愛においては波乱というほどの波乱もなく、あっさりすんなりくっついたような。主人公はジタバタしているように見えたんですけど、その実、初恋のエピソードあるのでそこまで意外でもなく。
犯罪者以外はみんないい人って感じのキャラクター。悩んでたのは主人公だけというオチだし、もうちょっと一捻りほしかったかな。もっとみる▼いいね
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ス、スタイリッシュ…!2024年7月25日【ファッションブランドで販売員として勤めている弦巻は、新人である瀬田の教育係を任される。酔っ払って瀬田と寝てから、二人の距離が近付くが…】
ファッションブランド店が舞台ということで、登場人物もシュッとしてて華やかで繊細で、まさにスタイリッシュな様子を楽しめます。専門的なことはあまり分からないのですが、裏方にもいろんな仕事があるんですね。ちょっと異世界を覗いたようなワクワク感もありました。
お話としては、主人公2人の過去を含め、ありがちといえばありがちな展開です。片方に想う人がいてもそこまでドロドロにならなかったのは良かったかな。でもさらっとしすぎていて、画面のスタイリッシュさも合わせて雰囲気だけに終始してしまった感じもしますね。落ち着くところに落ち着いたのも予定調和な印象でした。
可もなく不可もなく、なのですが、瀬田がとにかくかっこよくて、モデルになったのもすごく似合ってて良かった。華やかな雰囲気を十分楽しめました。もっとみる▼いいね
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カサバース…バ、バース??ネタバレ2024年7月22日このレビューはネタバレを含みます▼ もうこれ、バースじゃないしBLじゃないし…真面目なギャグマンガだったよ…!
カサバース…。一体どんな特性を持つバースなのかと思いきや……か、傘やないか!傘と傘立て(物理)やないか…!!置物みたいって、そりゃ傘立てだから。俺は男で君もーー、いや傘立てと傘だから!
バースって、そういうこととちゃうやろ?
例えば傘特性を持っていたら傘立て特性持ちを見ると突っ込みたくてたまらない本能的な衝動が抑えられない…傘立て特性持ちは自らを守るために肉体的に解錠不可能な鍵(処女錠)を持っていて、傘特性がその鍵を開けるには傘立てからの信頼と愛情が必要。その二つが揃ったときに傘立て特性は己の堅牢な穴を開き、傘特性持ちを受け入れるーーみたいなやつじゃないんかーーい!
…はっ、カサバースを真面目に考えてしまった。まったく、バースっていくらでもいけるなぁ(笑)
物理的な傘と傘立てじゃないカサバースも見てみたいけど、ふんわりBLのコンセプトには合わないですかねー。あぶく先生の臨場感溢れる描写はすごく良かったです。泳ぐシーン最高でした。あと最後に傘が開いてるところ(笑)何があったか、腐女子には分かるのです…。
【翌日追記】
何回か読んでいるうちにちょっと癖になってきました。傘立てのダイナミックな泳ぎ…遅そう(笑)ゴーグルちっちぇー!傘立てが競パン履いたらちぎれそう。穴、無数にあるやん!なんなら横からもイケるやん!ビニ傘がイケメン攻めなら日傘ははんなり攻めか?黒いコウモリ傘は年上紳士攻めっぽいな。一棒一穴主義の私としては、一輪挿しの傘立てが理想では?いや、一輪挿しって言葉がエロいな?
無機物を受け攻めに例えるのは昔からありましたよね。でもそれは、いわゆる擬人化を前提とした萌えだったわけです。まさか無機物同士の絡みをこんなハイクオリティで拝めるなんて、誰が想像したことでしょう。キュウリとちくわならまだ分かる(?)、しかし傘と傘立てとは…。正直萌えやエモさは良く分からないのですが、その発想を現実(二次元)にしたシーモアさんのチャレンジ精神とキャパの広さに敬意を表したいと思います。 -
文句のつけようがないBL!ネタバレ2024年7月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 画力、ストーリー、キャラクター、どれもこれもが刺さりますよね。いわゆる王道だけど、それもさらに楽しめる要素となっています。
【高校時代のライバルと就職して再会した2人。昔から、勝った方の言うことをなんでも聞くという勝負を続けていたが、ある日『相手を先に落とした方が勝ち』という、史上最高に頭の悪い勝負を始めてしまいー】
仕事上でライバル同士が恋の勝負を始めるという、リーマンBL好きにはたまらない設定から始まります!1巻では全(受)の強気な性格からのデレ、良(攻)の実は全ラブな気持ち、若干の両片想い状態も楽しめて一石二鳥も三鳥も美味しい。ごちそうさまです。
身体の関係から始まったのでそっち方面でいくかと思いきや、まさかのプラトニック中心。良の本気を見せつけられます。全は身体で落とそうとするけど、なかなかそうは上手くいかない2人。ジレジレもほどほどで、お互いのラブが見えてからはキュンというか、ギューン!です。
続編では仕事中毒な2人がちょっと心配になりましたが、最終的には無事に旅行にも行けて良かったです。あの、2人がそれぞれ「やっちまった~!」ってなってるとこ、好きです(笑)なんか、どっちの言いたいことも気持ちも分かるけど、そこですれ違うのがこの2人よね!みたいな(笑)
個人的には、続編で当て馬っぽいのがいなかったのも評価のポイント。二見がそのポジションかな?と思いましたが、最終的には全然そんなことはなく、本人の言う通り、ただのスパイスムーブでした(笑)
いや、やっぱり恋愛ものってすぐに当て馬に走りがちじゃないですか…。でも私、ちょっと苦手なんで…。(そんなにゲイばっかりおらんやろ、というメタ思考も入ってしまう)そこをうまいこと回避して盛り上げてくれてるのが良かったです。基本、ラブとライバルと嫉妬なんで、安心して読めました。 -
『不幸✕不幸=幸せ』の方程式2024年7月18日あばばばば…なんというラブバイオレンス…魔女の契約設定がエロス…不幸…この2人不幸…2人なら幸せ…。
【アパートの隣の住民が誰かに絡まれているところを助けた須藤は発砲を受けてしまう。目が覚めるとベッドの上で助けた相手の寿一が股がり、本契約しないと死んでしまうと言い…】
タイトル通り、魔女のお話です。寿一が魔女。魔女は使い魔を持てるのですが、その契約がセッ…なのです。その辺りは他にもありそうな設定ですが、なんか、このお話はめちゃくちゃエロス。2人が不幸で孤独だからですかね?初めて肌を合わせる相手が不幸同士で幸せになるの、たまらない…。
主人公たちのキャラに関してはそこまで破天荒に言い及ぶこともなく、2人とも善人。須藤は?という気もするけど、多分善人なんですよねーこれが。善人の不幸同士がくっつくのホントに好き…なにこれ、私の性癖?(笑)
スピンオフも出ている別の魔女と使い魔。さすがに人気ありそうですね。でも私、痛いのが苦手なので、バイオレンス系のヤクザものが得意ではなく、おそらくそちらは読めません。だってこの2人、めっちゃ痛そうだもの…!この本でもかなりバイオレンスなシーンは多く、ちょーっと流し読みしてしまいました。流し読みの中でも迫力のあるシーンで、作家さんの画力が窺えます。
画力といえば、エロスなシーンもめちゃくちゃエロスです!あの、契約だからやってるんじゃないってとこのあの、あのシーン、すっごくラブでエロスで良かったです!そして描き下ろしは鼻血が出るかと思いました(笑)
最後に思うことは、どうか2人がこれからも幸せに暮らせますように。もっとみる▼ -
フィッシュバーガーが食べたいでござるネタバレ2024年7月14日このレビューはネタバレを含みます▼ お腹が空きます…。美味しそうなお魚料理がわんさか出てきます。心の胃袋を掴まれまくりです。
【見習い漁師のユーサクは、獣医の冬丸先生に猛烈アタック中。半同棲(?)状態なのに、なかなか本気にしてくれない先生だが…】
私は魚が捌けないので、ユーサクの巧みな包丁捌きが見事で羨ましい!出てくる料理も美味しそうです。特にあのフィッシュバーガーは、タルタル一択と思いきや、ユーサクのネギダレですと…?ヨダレが止まらなくなりますね(笑)
さて、先生はかなり年上のご様子で、ムッチリと鍛えた身体が色っぽいオジサンです。ユーサクとの年の差にグルグルしているところは、まさにオジサン受けムーブで良かったです。
ユーサクは若い割にサッパリとしていて、気持ちの良い性格。カラッと明るい陽キャです。彼の性格ゆえか、少し強引に話が進んでしまうところが残念でした。もうちょっとオジサンの身体と心を労ってあげてほしい…。
でも、この2人だからきっと上手くいったんでしょうね。読後感が爽やかでスッキリとしていました。海辺の雰囲気がとても気持ち良く、お腹が空きすぎるお話でした(笑) -
あれっ、これで終わり??2024年7月9日かっちりリーマンが色っぽくて買いました。途中、ページ数を確認すると127P。えっ、あれっ、短くない?クーポンでお安く買ったけど、定価高すぎません??価格と内容のバランス、大事ですよね…。
さて、お話はなにやら訳アリっぽい佐倉と、彼に仕事を依頼した柴の大人な関係からの恋愛話です。
佐倉はリーマンかと思ったけど、フリーのインテリアコーディネーターなのかな?あんな人嫌いそうな感じでよく務まるな…。柴は余裕のあるスパダリ系イケオジ。猫みたいな佐倉を構いたくて恋人になりたくて、最後ちょっと必死になるところはカッコ悪かったのがかっこ良い、というパラドックス(笑)
ストーリーはそこで終わっちゃってるんですが、佐倉はなにやらトラウマを抱えてそうな感じ。まだまだ気持ちの面でも安定してない恋愛模様で、もうちょっと続きが読みたかったのが本音です。もしかしたらあと2話くらい続く予定だったのかな?分かりませんが、そこがもったいないなと思いました。お値段も高いですしね…。
大人×大人の、なんかちょっとモダついてるけど最後は攻めの大きな愛に包まれて終わる、っていう感じがお好きでしたらオススメです。もっとみる▼いいね
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ちょっと迷った評価…ネタバレ2024年7月6日このレビューはネタバレを含みます▼ なぜってそれは、攻めである岸辺がヤバすぎるから…。読んでる途中何回か「こわ」「やば」「エグ」と呟いてしまいました(笑)
【PR会社(?)に勤める黒岩は、ブラック業務に晒されて常に疲労困憊。同僚に薦められた整骨院へ行ってみると、院長である岸辺の施すマッサージの気持ちよさに朝まで眠ってしまった…!その後も岸辺に身体の隅々まで癒されるが…】
テーマとしてはすごく好きなんです。疲れたリーマン、マッサージ、絆され……でも岸辺の行動と執着がすごすぎて怖い!
まず最初の寝ている黒岩の横でナニしてるシーン、めちゃくちゃ怖かったんですけど…!いや、のちに分かる関係性を知ってればまぁ、そうなっちゃうのも致し方ないと思えたのかもしれませんが、この時点では分からないのでホント、異常者か?と思ったくらいで…(笑)
分かったあとも、黒岩を絡めとるその用意周到な手法に若干引いたり、準備期間の長さにまた引いたり…。いやでも、ストーカーもここまで社会性を持ってやると立派!相手も周りも納得させる方法を選んで実行するのすごすぎる!!ってことで、この評価になりました。
身体の描き方が素晴らしいです。黒岩はくたびれリーマンのはずなのに、元スポーツマンだからめっちゃ筋肉質。そしてそんな黒岩に近付くために完璧な人間を目指して筋トレする岸辺の身体も筋肉質。やっぱり筋肉見ると癒されますよねー(?)
岸辺には、そこまで執着して努力して欲しかったものが手に入れられて良かったね!でもそれ、本当はストーカーだから!!と言いたいです。 -
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安定のおじさん受けネタバレ2024年6月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 今回もくたびれたおじさんが可愛く受けている、安定の安心の由元印です(笑)
【秋朋がバーで出会い、ワンナイトを過ごした若くてかわいい子。仕事先の学習塾に現れた新しい生徒はその子だった!先生と生徒という立場から関係を拒む秋朋だったが、一途で押せ押せな彼にだんだん絆されていき…】
という、あらすじだけで大体説明できてしまうあっさりさが星1つ分の物足りなさです。でも本当にそれだけ。
あとはもう、秋朋のくたびれ具合といい、あんまりかっこ良くないところとか、ちょっと身体が緩んでいるところとか、おじさんだからと恋を諦めようとするそのテンプレ的なおじさん思考も、本当にいいです!
攻めの陽太がイケメンで陽キャなのも、対比としてすごくいいですよね(笑)一途だし、言うことないわぁ。でもほんのちょっとの波乱が欲しかったんです。ワガママでごめんなさい…。
エロがエロすぎてエロスです。この辺りも安定の由元印。ありがとうございます。いいね
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スイッチ・ファンシー・ボーイ~愛しのウェイトレスは男の子でした~【電子限定特典付き】
日野節炸裂ながらもかわいいリバップルネタバレ2024年6月16日このレビューはネタバレを含みます▼ リバと知らなくて読んだんですけど(!)試し読みではとりあえず金子が受けならいいなーと思って、一応そこは確認してから読みました。結局リバは最後の方にしかなかったのですが、ストーリー的にもそこまで違和感もなく楽しめました。
【金子の通う喫茶店には『フワちゃん』というかわいいウェイトレスがいる。勇気を出してデートに誘うと、待ち合わせ場所には女の子のフワちゃんはおらず、フワちゃんと似た男の子がいて…】
日野先生と言えばゲイ寄りBLですが(私が勝手に思ってる)、こちらの作品はゲイみ半分、BL半分という感じで、いつもよりBL色が強かったように思います。フワちゃんが女装してるからかな?マイルドゲイBLというか。リバという要素はあれどそこまでゲイ振りではなく、BL脳にも読みやすい作品でした。
フワちゃんがかなりかわいい女装子なので、タチをやってると若干の違和感ありましたね。しかしそこがいい(笑)男も女も楽しめるフワちゃんがよく表れておりました。そりゃ金子もフワちゃんが「男の子で良かった」って言っちゃうわ。2倍楽しめるんだから!
金子はなんというか、いいやつでしたね。多分、女の子と付き合ったら物足りない男なんだけど、いいやつだからこそフラットにフワちゃんを見ることができて、男の子のフワちゃんも女の子のフワちゃんも好きで、フワちゃんにとっては愛し愛されの具合がちょうどいい。どっちもやれるしね!(そればっかりか(笑)でも2人にはきっと大事!)
多分、フィフティフィフティなリバだったらあんまり心惹かれなかったかも。金子がフワちゃんをすべて受け入れ、さらにフワちゃんのことが欲しい!という展開だったから良かったように思います。多分8:2くらいでフワちゃんがタチ。この塩梅を分かってほしい…。 -
オメガバース世界のBLネタバレ2024年6月6日このレビューはネタバレを含みます▼ この世がオメガバースであったら、こんなこともあるんだろうなと思える不思議と現実的なお話でした。
【高校時代から付き合い始め、今は一緒に住んでいる響と幸史郎。2人ともベータであるが故の『運命』や『番』への憧れや諦めを抱えている。響は、過去にバース検査の誤診があったニュースをきっかけに再び感情が揺れ動くが…】
オメガバースに関しては作品によっていろいろな設定が存在しますが、こちらはベータ同士は妊娠しない設定のようです。今のところ同性ベータ同士の婚姻制度もないみたいです。その辺りが話の筋にも大きく関わってくるので、そこは序盤ではっきりしておいてほしかったですね。
アルファとオメガであれば、いわゆる『運命の番』だったり同性間でも妊娠可能であったりと、カップルが深い絆を結ぶことが可能です。しかし主人公2人はベータであり、男性同士であり、公的な繋がりも持てない状態。そこに様々なジレンマが生じるわけですね。
…つまりこれは、確かにオメガバース世界のBLなのです。男女間のカップルで認められていることがゲイカップルでは認められていない。そのギャップに悩む展開はオメガバースでなくとも良くあります。それが『男女』だけでなく『バース性』にも及んでいるのがこのお話のテーマかと思います。
アルファやオメガであれば番になれたのに、男女なら家族にすんなり紹介できるのに、ベータの男同士だからままならない。葛藤がつらいです。響が再検査したい気持ちも良く分かります。そこを幸史郎が妊娠問題へと繋げてしまうのは少し短絡的ではありますが、きっと幸史郎自身がそれを望んでいるのかもしれませんね。切ない。
どの世界観でもジェンダー問題というのは難しいものだなぁと、真面目に考えてしまいました。ええい、こうなったらみんな妊娠できる世界であれ!(笑) -
ネタバレ全開でお送りするオタレビューネタバレ2024年6月3日このレビューはネタバレを含みます▼ え?何?どういうこと?途中から切なさに号泣してしもたんやが。あと美春がかわいすぎてつらい。
【旅館の再興を目指しつつ働き、藤男とも一緒に暮らし始めた美春。藤男の東京のマンションにも泊まったりと親密な関係を続けていたが、ある日を境に藤男がぱったりと帰ってこなくなり…】
まずですね、美春くんは女装レイヤー歴7年のガチオタレイヤーだったことに驚きなんですけど!えっ、前作から見直したけどそんな素敵な属性あった?ただの社畜陰キャじゃなかったの??そしてその女装の完成度の高さよ…!美少女レイヤー言われとるやん。そう!さらにその女装エッチ!エッチ!!紐パン最高すぎる…。わぁ…(魂の抜けた声)
藤男はですねぇ、相変わらずチャランポランな感じなんですけど、こと美春に関してだけはギュンギュンな愛情を感じつつも戸惑いつつも…独占欲というか、嫉妬心も垣間見えてラブな展開なんです。まぁ美春を毎日のオカズにしようという男がラブじゃないわけないんですけどね!
つうか藤男、でっかくなってない…?いや美春がちっちゃくなってる…?いつの間にか体格差カップルに。藤男の身体に美春がすっぽり覆われるのがデフォなんですね。さすが100キロを駅弁できる男。
そんな最高潮に幸せな2人からのどん底展開。なんつー破壊力。鬱です。akabeko先生には責任を取ってほしい(?)私ったら美春に感情移入しすぎて泣きながら何回もページをめくる親指タップを止めましたよ…。いやもちろんハピエンなのは分かっているんですけどね。それでも美春の涙に切な心が引きちぎられるように絞られました。目が痛い。akabeko先生には責任をry
最終的には温ドル含めて上手いこといって良かったね!ってなるんですけど、え?美春の女装は…?藤柴ちゃんのコスプレは…?それだけを楽しみに番外編とおまけの描き下ろしを読んだのにぃ~。うそーん。
あれですかね、春、夏と出ましたので、秋、冬と続く構想ですかね?ぜひぜひ四季折々の藤柴温泉を見たい!そして美春の藤柴ちゃんを拝みたい!拝み倒したい!!そんな想いを書き残してレビューを締めます。お疲れ様でした。 -
ギャグを楽しめるBLネタバレ2024年6月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 『初心者Dom~』を読んだ流れでこちらも読んでみようと見に来たら、すでに買っていた…。あるぇ~?と思って読んだんですけど、ギャグが走りすぎててBLとしてはあんまり覚えていなかったのかも(笑)
【BL霊に取り憑かれ、所構わずBLムーブしてしまうヤスは、BL霊専門の陰陽師である信太を紹介される。その徐霊方法は、信太を抱くこと。その後、依り代として雇われたヤスは信太を抱く度に愛情を感じ始め…】
真面目にあらすじを書いたらあんまりギャグっぽくない…。でも中身はとことんギャグです!タワマン住まいのスパダリ攻めや執着重めのヤンデレ攻めなど、さまざまな攻め様に取り憑かれるヤスと、素人処女な信太の掛け合いが楽しい!エロはエロい気もするけど…途中途中がハイテンションすぎてよく分からん(笑)なんとなくキュンもした気がするけど…ギャグに圧されてよく分からん(笑)
絵がキレイなので、ギャグなんですけど目の保養になります。真面目なギャグマンガ、好きなんですよね~。まぁ一番笑ったのは表紙裏の乳首ティントでしたけどね!なるほど~とか思っちゃった(笑) -
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ウサギさんたちが頑張ってる2024年5月23日基本的に一棒一穴主義なので風俗物は個人的にいけるやつといけないやつがあるのですが、こちらの作品は他との絡みが少なかったので割りとさらっと読むことができました。
【ウサギさん(男)に癒されるための会員制クラブ、moon。ウサギさんたちにはいろんな事情があり、今夜も身体を使って稼いでいるー】
ざっくりと3CP入っております。
1CP目。金持ちVIPさんとウサギさん。これはほぼ風俗のテイを成してないですね?(笑)安心して読めます。
2CP目。テーマが百合BLだったそうで、ウサギさん2人のカプです。どっちが攻めとか受けとか曖昧で、少し新鮮。
3CP目。表題作である表紙の2人です。ヤクザさんとウサギさん。ウサギさんがヤクザさんにヤキを入れるという(笑)スタートからの関係ですが、2人とも素直ではないのに一途で、頑張れと応援したくなるカプ。
短編なのもあり、あっさり目で読みやすかったです。もっとみる▼いいね
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人狼と人間の、恋物語…?ネタバレ2024年4月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 謎が謎のまま始まって、謎のまま終わった感じです。
1巻だけ読んだ時点では、面白そう!ジェオかわいい!ロッドかっこいい!カミオなんか怖い!不思議な雰囲気の不思議な話、この謎は一体なんなんだろう?と、もうワクワクしていました。人間になれる獣の謎、13番など数字で呼ばれる街の謎、薬の謎、森の謎…世界観が知りたくて読み進めました。
しかし最終的にはほとんど解かれることはありません!なんというモヤッと感…。世界への謎はそのままに、恋愛的にはどうなのかというと、それもそこまでの要素はなく。ジェオとロッドは最初から惹かれあい、関係も持ち、その上で2人仲間で進んでいくことはなく最後にようやくくっつく感じです。おそらくBL要素の方がオマケなんですよね、このストーリー展開では。うーん、難しい。
最後まで謎解きを期待していたのでこの評価となりました。 -
紙からの電子買い換えネタバレ2024年4月23日このレビューはネタバレを含みます▼ わー、もう完結から2年も経っているんですね。早い。完結まではめっちゃ遅かったけど…(笑)
【ロライン国の司法の要であるモンタギュー卿ことジョエルを護衛するため、隣国テハナよりやってきたカニング子爵ことアダム。博愛主義者の奔放なアダムだったが、ジョエルに恋をしたことでその運命が大きく変わる…】
まぁストーリーの詳しいことは本編にお任せするとして。
架空の世界の架空の国の架空の…いわゆるファンタジーです。魔法や妖魔は出てきませんが、中世風のきらびやかな世界ですね。話の筋は教会やら政治やら絡んで少々複雑。登場人物も多いです。でも各々にキャラが立っていて、どのキャラも愛しく感じられるのは本当にすごい。お話として楽しく読める。
中でも主人公の1人であるアダム。彼がもう一人の主人公、ジョエルに恋をするのですが、最後まで読むとその変わり身の凄さに驚きます。恋とはこんなにも人を変えてしまうのかと…。いや、元々は情熱的で一途な人なのかもしれませんね。出自や美貌によって周りの扱いからああなっちゃってたのかも。とにかく楽天的で、欲望に忠実なアダムが面白くて仕方ありません(笑)不憫でもあるけど、そこがこのお話のミソなのだから仕方がない(笑)
ジョエルはBLには珍しく(?)なかなか堕ちない堅物です。友人であることを望んでいるときには可哀想にもなりました。自分に恋している相手に友情を持つことは、お互いにツラいものなんですね…。すごく同情してしまったり。しかし、それでも絆されていくのがBLです(笑)最後はすんごく可愛くラブラブになっています。デレたジョエルはとても良い!良いものが見れた!!
他には大国タンセの次期国王ルイスと元奴隷のジルの関係がアダルトで、進展のない主人公たちに変わってズッコバッコとやってくれてはいるんですが、まぁそこはエロという色を添えるためのキャラということで、そこまでの入れ込みを私は感じませんでした。
それよりも、ロラインの若年王クリスとルイスの義弟ルカが、なんとかくっついてほしい世界線を望んでおります…。好きなんです、王や王位継承権を持つ者同士のハードルの高い恋が…!ええやんね?ルカをロラインとの交渉の材料にしても、幸せであることには変わりないんやからねえ?ねえ!?とルイスに顔面から迫っていきたい勢い。私のロライン史の中ではそうなる予定。
また鈴木先生のBLを読みたいです! -
物足りなさを感じる2024年4月22日読み放題で途中まで読んで気になったので購入しました。
テーマとしては唇フェチ、なのですが、その描写がもうちょっと足りなかったような…?何か物足りなさを感じてしまいました。恋愛においてもそうで、先輩はどこで好きになったのかな?とか、おそらくノンケ?の二人なのに抵抗なかったのかな?とか、ちょっと詰めが甘いというか、納得のいくエピソードが足りなかった気がします。エロみも…線が硬めなので、柔らかい唇ではないフェチだともっと良かったかもしれないですね。もっとみる▼いいね
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雰囲気がやっぱり好きネタバレ2024年4月21日このレビューはネタバレを含みます▼ noji先生の初のビっチ受け!若干趣味からは外れるのですが、noji先生なのでいけるかと思ってお安くなってるところで買いました。
【小南島唯一のスーパーで店長を務める本田は、嵐の夜、店に入り込んだ珍入者、百瀬を成り行きで助ける。そのお礼を身体で返され、行く当てもない百瀬とこれまた成り行きで同居生活を送ることになり…】
ガチのおっさん本田のくたびれ具合と、百瀬の適当さ、得体の知れなさが妙にマッチしています。百瀬はビっチですが、一応本編では本田以外との関係はなかったのでセーフ(?)です。いろいろユルユルな百瀬に絆されていく本田が話のメインですかね。
私としては島の雰囲気だとかスーパーのみんなのキャラとかが好きで、この辺が上手いのがやっぱり作家さんの力だなと思いました。百瀬がビっチ受けでなければもっと入り込めたかも…。あとがきでも触れられておりましたが、レーベル的にエロメインになったのですね。致し方なし。「百瀬史上、一番の百瀬です!」ってセリフがすごい良かったです!もちょっと大ゴマで見たかった(笑)
しかしですね、島民1500人の島に東京本社のでっかいスーパー、わんさといる店員、アパートで一人暮らしする浪人生なんかがちょっと設定に無理ないかな?と思ってしまうので、もうちょっと島民を増やしてほしかったです…。 -
迷ったこの評価は…2024年4月21日ぶっちゃけ顔がいいから(笑)
【転校の多い穂高は、キャラを作ることでみんなの印象に残るように擬態している。現在のキャラは経験豊富男子だが、実際は未経験。ところが新しく転入してきた染谷に師匠と仰がれ、恋愛指南をすることになり…】
話やキャラは正直、荒唐無稽です。ギャグマンガだと思えばアリなキャラですけど、恋愛ものにはちょっと現実味がなさすぎる…。染谷のことも早い段階で「そうだろうな」って気付くし、オチも全部分かった上で進んでいく感じです。
で、何を楽しみに最後まで読んだかというと、顔です!顔がいいから読めた!(笑)このビジュアルは作家さんの武器ですね。かわいい、かっこいい、丁寧、キラキラしてるDKを存分に楽しめます。絵柄が好きなら読めると思うので、試し読みをどうぞ。もっとみる▼いいね
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高校生と先生のピュアい恋愛ネタバレ2024年4月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読了しての感想です。
【美術教師であり萌芽寮の管理人でもある丸山は、寮でせフレから迫られるところを寮生の郁に見られてしまう。それをきっかけに郁は丸山への複雑な気持ちを抱え、丸山に迫り…】
といった始まりで、攻め以外のせフレという存在が気になってなかなか読み始められませんでした…。読んでみると、意外とその事についてはさらっとしてて、本編にはあまり出てこなかった(当て馬としての存在はあった)です。
郁の高校生らしいまっすぐさとかこじれ具合とか、丸山の絆されキュンに同感しつつ楽しめました。高校男子って、なぜか夏が似合いますよね!
じっくりと2年程の時間を3巻をかけて進めていくのですが、正直、3巻もかける必要あったのかな?と。ストーリーとしては目新しさはないんです。エピソードの一つ一つが丁寧に描かれている。にやま先生の描かれる雰囲気が好きなので楽しめましたが、それ以外はそこまでの感動を覚えませんでした。
でも、寮内や学校内でがっつくエロラブでなかったのは良かったです!倫理が…倫理感が妄想の邪魔をするお年頃…(笑)いいね
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ピュアなDK成分を摂取できるネタバレ2024年4月1日このレビューはネタバレを含みます▼ noji先生の単行本の中では初のDK本ですよね。基本的にはあまり読まないジャンルなのですが、作家さん好きなので読んでみました。
【高校に入学した蓮は写真部に入るが、部長の鷹宮はSNSで拡散されてしまった自分の写真を撮ったその人だった。蓮は部活動を通じて鷹宮を知り、だんだんと彼に惹かれていくー】
写真甲子園!なんとそのような青春イベントがあったとは、初めて知りました。いいですねー、10代後半のキラッキラしたまぶしい青春が。そして近付いていく2人の距離や気持ちがまぶしいです。イベントや受験などを通してお互いの気持ちを深めあっていくのも青春ですね。
いわゆる若い性欲に流されたDKストーリーではないので、じんわりとした余韻で終わる感じです。直接的なエッチ描写はなし。表紙裏おまけの沢井4コマがめちゃくちゃ良かった!こういうのがたまらなく好きです。 -
ふわりと甘い、スイーツBLネタバレ2024年2月29日このレビューはネタバレを含みます▼ お腹が空くBLです。みなさん、ご注意を。
【創一が取材で訪れた洋菓子店のパティシエ、仁は無愛想で美しい人だった。彼の双子の兄によると創一の髪が亡き愛犬に似ているらしく、髪を触ってもらいながら取材することに成功する。別れ際に見せた仁の笑顔に創一は…】
スイーツを題材に、ふわりとした2人の距離が近付く感じがいいです。すごく大きな波はありませんが、頑張ってる2人を応援したくなるというか。キュンと甘いシーンの連続で、少女漫画のようなときめきを感じられます。
その分BLとしては物足りないかもしれません。私は試し読みでパティシエ受けなら読みたい!と思って、一応カップリングを確認して購入したのですが、仁が下だとかいうセリフはあったんですけど、いわゆる合体シーンはなかったです。ないのも味、という気もしますが、やはり能面美形の乱れるシーンも見たかったというのが本音です…。男同士というところにもこだわりがなく、BL寄りのラブストーリーといったところでした。
仁の兄、愛ちゃんのお話も入ってて、2人の幼少期が見られたのは嬉しかったです。ほわんと甘い気持ちになりました。 -
エロ目的で買ってごめんなさいネタバレ2024年2月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの作風とタイトルや表紙から、これは絶対エロいやつ…!と思って購入しました。あらすじには「肌に触れることはなく…抱かない理由とは…」と書いてます。でも絶対すぐ突入するよね!?と思っていました。
が。
結果、最終話まで合体ありません!あらすじに偽りなし!!(笑)まぁここは注意点として冒頭に書いておきましょう…。
【退役戦士であるアントンは、寵士という、現役戦士の昂りを鎮める(つまり受け手としてエッチする)役目につく。アントンの初めての相手は第4王子であるユリウス。ユリウスから夜伽に呼ばれたアントンだが、抱かれることなく日々を過ごし…】
序盤で分かりますが、ユリウスはアントンを愛しているので、愛するがゆえに再び戦士に戻ってほしいという気持ちがあります。一方のアントンは、戦地では足手まといになることを自覚し、第二の人生を寵士として歩む決意をしているのです。この感情のすれ違いが最終話まで致せなかった理由となります。この辺りがですね、もどかしくもユリウスの信念が通っていてかっこいいところです。気品に溢れるユリウスの王子ぶりに惚れます。
さて、私のエロ目的は達成できなかったのですが、それでもアントンの雄っぱいバインバインをずっと見ることはできたので、それはそれで満足しました(笑)できるならウフのときみたいに毎回揉みしだいてほしかったですが…ユリウスが王子で理性が鋼のように強いので仕方ありません!
寵士の設定としては、位は最上位であり、神や王と等しく敬われるべき存在です。ただ、今回のアントンは別として、他の寵士はおそらく複数人を相手にしなければならないはずなので、一棒一穴主義の私としてはモヤッとするところではありましたね。
最後に、アマレグルスとはどういう意味なのでしょうか?調べたけど分かりませんでした…。 -
求めているものと違った(笑)ネタバレ2024年2月12日このレビューはネタバレを含みます▼ 私はギャグBLが読みたかったのです。
これは……ただのギャグマンガやないかーーい!(笑)
で、ギャグの評価だけです。あんまり心に響く笑いがありませんでした…。絵が面白いだけでした。顎は長くありません。鼻が長いです(笑)
ダリオさんを見ると、BLとしてのポテンシャルはめちゃめちゃ高いと思うんですよね。彼が受けでも攻めでもいける世界線はあり。最後の描き下ろしとか、宗攻が受けになってダリオとくっつくのか?と思ってワクワクしちゃったほどです。残念ながらあの時代は左右固定が基本でしょうね…。 -
5年は長い!!2024年2月1日読後感が幸せなので、幸せになりたい日に読むことをおすすめします。
【相原と嘉島は元恋人同士だが、交際1年で別れてから早5年。現在は和カフェで店長とマネージャーとして一緒に働いている。お互いに今もなお好きでいるが、想いが伝わることはなく…】
大好きな両片想い!ということで読んでみましたが、両片想いとはまた何か違ったジャンルの何かを感じました。何か。何だろう。両片想いって、それじゃない感が強い。とにかくラブラブなんです。両片想いなのにラブラブとはこれいかに…?
あと、5年の月日は長過ぎる…!自然消滅?で別れたのに、一緒に働くことになった経緯は?5年も想いを伝えられない状況って何?周りは分かってるのに何年も放置してるのはなんで?そこまで強い気持ちがあったらもっと早く告白してるよね?そんな状況に違和感があって、あまり没入できませんでした。5年という設定でなければそこまで違和感なかったと思うので、個人的にはその点が一番残念です…。
しかし、相原の表情や言動がかわいくて、嘉島と一緒に萌えることは間違いありません。たがが外れたあとの2人の愛の告白も良かったし、最後は幸せな気持ちになれました。もっとみる▼ -
健気攻め、万歳!ネタバレ2024年1月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 【24.3.23】3巻発売されたので、少し修正します。
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ドハマり作家買いです。単話もすべて購入しました。
まず絵が好きです。いつも思うんですけど、受けの色っぽさが半端なくて…トロンとした顔がもうね…なんですかねこの色気は。細身でもしっかり男性として描かれているのもホント好きです。たまらん。攻めはガッチガチだし、エロもバッチバチだし。
さて、お話としては、過去に恋愛で傷付いた斗真と、生い立ちに問題のある會田。2人が傷を埋めるように求め合い、愛し合うストーリーです。
會田の顔が常にニヤけていて、最初は胡散臭げなんですけど、ふと見せる真剣な表情とのギャップもあり、根が真面目で実は紳士で…だんだんとこのニヤけ顔が好きになっていきます(笑)
會田は自分が傷付いてきたからこそ、自分が傷付いても誰かを傷付けたくないんですよね。それがね、もう健気で…。笑って自分の傷を隠してるんです。あのニヤけ顔は彼の誠実さを表しているんだと思うともう、好きになるしかない。
1巻途中から斗真を傷付けた過去の男が出てきて、こいつが本当にクズで。なんの同情もできないほどクズなのですが、当て馬としては優秀なんです…。斗真を想って我慢する會田がホントに切ない…。でもここは最後にスッパリと會田が切ってくれるんで。当て馬反対派は安心してください。
その後、ラブラブ同棲生活を送ったり、2人で合コンに連れ出されたり、かつてゲイの斗真を拒絶した親が出てきたりして、各エピソードで愛を深めていく様子を見られ、最後は幸せに終わります。
おじいちゃんが本当に斗真の幸せを願っているのもすごく良かったです。ただ、いくらおじいちゃんが経営しているアパートとはいえ、2人には防音された部屋に引っ越してほしいですわ…。3巻描き下ろしで、日曜は隣人の気配に敏感、低音量エッチが癖になってると(笑)下の階の入居をきっかけに、ぜひ引っ越して!
こちらは特装版とありますが、描き下ろしも入ってますし単行本版と同義なのでしょうか?前作は合本版が出てからかなり時間が経ってコミックス版として別に発売されているので、もしかしたら単行本版がさらに別売されるかもしれませんね。そのときはまた買います。課金します。
最後になりましたが、鼻息が荒くてすみません…。これからも鈴代先生を応援しています。いつも素敵な健気攻めを描いてくださってありがとうございます。 -
オメガバースビジネス2024年1月25日見事にオメガバースをビジネスに落とし込んだ作品でした。
【オメガ用グッズを開発している会社の社長、昌。開発中の『魂の番』マッチングシステムで新入社員の葵とマッチングされる。葵と顔を合わせると発情が始まり関係を持ってしまうが、発情は本当に『魂の番』のせいなのか…?】
ちょっとテーマがいろいろありすぎて伝わりにくいところがあるのかなと思います。私が最終的に感じたのは、オメガバースも抑制剤以外でうまいことビジネスに繋がるもんだな、ってところでした(笑)オメガバースの社会を真面目に考えたらこうなっちゃうんでしょうね。そこからの『魂の番』に関係ない恋愛への繋がりが弱く感じて…。おばあちゃんのエピソードも、唐突に感じました。伝えたいことは分かるのですが伝わりにくく、そこがもったいなかったです。
良く見たら、めっちゃページ数が少ないんですね。150ページない。なるほど、その中でまとめるには少し無理のあるテーマだったのかもしれません。いろんなエピソードへの補足情報がもっと欲しかったです。
しかしコメディ部分はすごく面白かったです!内面を表した人格や「我、社長ぞ?」みたいなニッチなセリフの数々、SDGsな番とか(笑)テンションが良かったです。コメディになりすぎない、ウィットに富んだ癖になる味わい。
と思ったら、おっぱい星人の作者さんだったのですね!あれも真面目な部分がコメディで、そこが面白かったです。オリジナル設定部分を破綻せずに描ききる、そういうお話を今後も期待しています。もっとみる▼ -
オメガミステリーネタバレ2024年1月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙と1話目からラストまでの落差が激しい!憧れのアイドルとドキッ☆エッチなラブコメディかと思いきや、最終的にはミステリチックな陰のあるシリアス作品でした。
【ネットアイドルのMAIに入れあげている南。同じオメガでありながらも彼を抱きたい南はオフ会でその想いを遂げる。2度と会うことはないはずーーと思っていたが、MAIは度々南の前に現れて…】
ネタバレありで書きます。
考えてみたらこれはオメガ×アルファという珍しいカップリングなんですよね。エピソードが衝撃すぎて忘れがちですけど。MAIこと真伊先輩はもうオメガを抱きたくないだろうし、贖罪を兼ねているのでしょうか。あんまり下克上的雰囲気はなかったです。
こう、後出しジャンケン的な暗いエピソードが多く、しかもそれは前半からはなかなか読み取れず、納得しきれない部分も多くありました。そこまで重くするのは、作家さんの趣味ですかね?ラブコメも描かれてて私はそれが好きなので、ちょっと求めているものとのギャップを感じました。他にもそういう作品があるので、どっちもお好きなのかもしれないですね。
でも、気が付けば300ページ近くの大作!それを最後まで読ませる力のある作品でした。暗かったけどハッピーエンドだし、読後感は悪くなかったかな。父親は死なずに愛の逃避行でメリバでも、私はハッピーエンドと解釈したと思います。闇系アルファ受けは、恋人と一緒に死んでもきっとハッピーエンド! -
幸せなメロドラマ2024年1月24日最初から最後まで2人の恋愛が成熟していく様をご覧いただけます。
【仕事人間の一晴。階段から落ちてきたイケメン副社長を助けたところ気に入られ、お付き合いをスタートさせる。副社長の史は、今まで運命の人を待っていたため『童貞処女』だった。一晴は史との関係をゆっくり進めることに…】
ガッチムチの特殊性癖が得意なイメージの作家さん(失礼)ですが、今作はそのあたり控えめです。主人公2人とも性格がいいというか、嫌味のない感じでストレスなく進んでいきます。職場にも家族にも恵まれ…本当にまぁすんなりと最後までそのままでいきます。
お話自体に物足りなさはあるかもしれません。でも2人の心情が丁寧に描かれているので、少しずつ進んでいく関係を見て幸せな気持ちになります。もっとみる▼ -
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ハッピーエンドを約束します【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
過去を見る男と未来を見る男ネタバレ2024年1月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代の憧れの先輩に再開したら、クズになっててヒモにしたお話です。シリアス調なのですが、わりと勢いで読ませる感じでした。先輩である下野、そんな言うほどかっこいいやつかー?と思うんだけど、恋は盲目だからか、椿は拗らせに拗らせてて下野一直線。囲って飼って家から一歩も出したくないほどの偏愛です。
下野が、身体で仕事を取ってた(上司に取り入ってた)ってエピソードが、このお話では必要だったんだろうけど、すごく嫌でした。それ以外のクズエピソードであってほしかったな…。でも再就職して自立してから椿に会う、付き合っても依存しない関係でいる、っていうのは良かったです。
椿は過去を見てて、下野は未来を見てるっていうのが最終的な2人の関係になったのかな、と思います。これからは2人で未来を見ていけるといいね。 -
チグハグな感じネタバレ2024年1月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 2カプ入ってて、1組目が高校時代の同級生が勤務先で再開するパターン、2組目が前話で登場した人物のスピンオフ展開でした。
1組目、いわゆるセ○クスしないと出られない部屋です。受けのセフれが会社のお偉いさんで、職権濫用して受けと同級生を閉じ込める話。攻めが若干無神経な感じで、受けはこいつのどこが良かったんだ?と思いました。そしてあっさりくっつきました(笑)上司がちょっと、自己中過ぎて好きになれなかったです。
2組目、前話でセフれだったその上司が受けに転向し、幼馴染みの秘書とカップルになります。上司が前話と性格違いすぎて、別人格か?と思うほど。設定は良いと思うのですが…。
なんだかキャラクターに感情移入ができず。私にはハマりませんでした。 -
神城くんの存在が…2024年1月22日作中に神城くんという、ゲイの男の子が出てくるのですが、そのエピソードがかわいそうで…。悩む展開にするため、あのようなリアルな立場での話があったと思うのですが、結局主人公2人には関係なく、最後まで彼には救いもなかったので、本当にそのためだけに出てきたキャラクターとしてかわいそうな立場でした。多分、いてもいなくても2人は上手くいったと思うんですよね。
2人の関係自体は、片方は恋愛としてのラブを隠し友達としてルームメイトに。1日1回のハグを条件としていて、徐々に気持ちが近付いていきます。わちゃわちゃ感があって楽しかったです。将来にまで言及するのは、若さゆえかな…。もっとみる▼ -
友人同士からのスタートネタバレ2024年1月22日このレビューはネタバレを含みます▼ この手のお話には珍しく、お互い恋愛感情のない状態からスタートするパターンです。友情からの恋愛、もどかしくていいですよね。
【大企業の社長である花太郎は、母親たちに次代の跡継ぎを作るべくお見合い話を強要されていた。大学時代からの親友で現在は秘書の要が、「それなら俺が産みますよ」と言ったことから事態が急変し…】
薬によって男性も妊娠可能となった世界です。言い出しっぺの要は花太郎に好意があるかと思いきや、完全友情、人助けからの発言でした。いやいや、男が妊娠なんて、可能だとしても相当ハードル高いと思うんですけど…?
そして薬の副作用で発情からの友情エッチ。初期は戸惑ったままの2人なのでラブはありませんが、繰り返すうちに…もうお分かりですね?そうなんです、芽生えるんです。元々恋愛感情に疎かった要が花太郎にドキドキキュンキュンと。もう妊娠しなくてもいいと分かったあとも、止めたくなくなるくらいの愛に。無事にお姫様が産まれて良かった。
でもなんだろうなー、もうちょっと両片想いだったり、恋愛感情に戸惑ったり、妊娠や発情への心理的な抵抗とか、そういう乗り越えるべき『壁』がほしかったなと思います。わりとすんなりいってすんなり終わったというか。壁がないとBLじゃなくても成り立っちゃうので…。 -
片想い→両片想いのかわいい2人ネタバレ2024年1月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで恋が実ってこなかった2人ゆえのモダモダ両片想いストーリーです。
【ジムのトレーナーポン太(本田)がバルで見かけたのは綺麗顔のバーテンダー。後日、彼コン助(紺野)がジムに訪れ、入会する。コン助は片想いの相手のタイプに近付きたいという理由でトレーニングしており…】
初めからすれ違っているので、なかなかボタンが掛け合わされません。そのうえ勢いでエッチしてしまい、そういうんじゃない、友達として、なんて言葉でお互いに誤解が誤解を招きまくる結果に。片想いの切なさを相手に対してお互いに抱えているなんて…ちゃんと話し合いなさいよ、いい大人がまったく、とツッコミたくなる2人でした(笑)初めて好き同士でエッチできて良かったね! -
ガッチガチのムッチムチ2024年1月21日すごく、筋肉です…。
【警察官の倭は先輩の早乙女に助けられた過去があり、彼を尊敬している。憧れを募らせる倭に、早乙女は自分の秘密を明かし…】
というわけで、警察官という特殊業務の2人。白バイ勤務組です。なので身体がすごいです。ムッキムキの身体がぶつかり合ってます。なんですけど、なんか2人ともかわいい…。倭はどう見てもワンコだし、早乙女はその名の通り乙女。誤解やすれ違いもありましたが、無事にカップルが爆誕しました。早乙女の過去や性的嗜好、上司の存在はあんまり気にならなかったですね。当て馬エピソードとしてはイマイチだったかも。
別カプの読み切り短編が入っています。こちらは高校生?のケンカ漫画。ケンカ相手は別人ですけど、殴り合いのあとのエッチでカプ誕です。
若干、絵が独特というか、少し昔のヤンキー漫画みたいな絵柄なのが…。作家さんの味、という感じがします。もっとみる▼ -
やっと読めた…!ネタバレ2024年1月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻までの内容がアレだったのと、1巻から読み返して続けて読みたかったので、なかなか4巻までたどり着けませんでした。ようやく腰据えて読むぞ!と3時間、やっと読み終わりました。途中、自分の感情の起伏が激しく、行ったり来たり、閉じたり開いたりと大忙し(笑)
あーでも、4巻まで読めて良かった~。3巻でなんかミステリーみたいになっちゃって、小島ってどういう人間なのかとそら恐ろしくなり、4巻読んでいいものやら悩むほどでしたが、終わってみれば大団(?)、ハピエンでほっとしました。
描かれている性癖としてはフェチと言うより痛い部類が多く、痛いのダメな私はかなりつらかったです…。でも主役2人のエッチは濃厚で毎回トロトロの小島が見られて、なんというオアシス…!体力オバケの大門と相性抜群!
大門といえば、1巻の無害無益男が嘘のような進化を遂げましたね。これは小島、あげまんか…?と思ったけど、多分皮を被っていただけなんでしょうね。脱いでみれば怪物、と小島は思っていたようだけど、ただの溺愛系彼氏でした。スパダリとは認めたくない。岩蔵よ、その気持ちは分かる(笑)
岩蔵といえば、番外編で安川との話が読めて嬉しかったです。しかし、妻を亡くした男は手強いぞ。いけるか?いけるのか?…いけそうだな?意外とすんなりいけそうだぞ?まぁ頑張れ(笑)できればミクリ先生も幸せになってね…。
いろんな伏線を畳んでいく4巻で、うまく終わって良かったなという印象です。2人の恋愛よりも、なんというか、人生を応援したくなりました。しかし私は小島が剥製になっても、それはそれでハッピーエンドだったと思うな。 -
いきなりの地雷ネタバレ2024年1月18日このレビューはネタバレを含みます▼ ほぼ評価値と試し読みだけで購入しましたが、直後にいきなりの地雷が…!1話目のヒート時、攻め以外との挿入シーンがあります…。事前に知ってたら買ってなかったかも…。最終的には面白くて良かったですけど、心臓にダメージを食らいました。
【オメガらしくなくガタイのいい桃山。抑制剤が効きにくく、ヒート時にはオメガ専用避難シェルターにお世話になっている。そこに抑制剤開発者である桜田がやってきて、実験に協力して欲しいと言われ…】
ガタイのいいオメガは珍しいからこそ愛でるべき。ムッチムチのオメガって、いいとこしかないんですけど…?という私の評価とは真逆の世界観なので、桃山は常に劣等感を抱え、陰キャ生活まっしぐらです。かわいくてかわいそうw
桜田は天才科学者らしい破天荒ぷりですが、桃山に対してのみ乱されるのが良かったですね。電話と監視カメラのシーンから、もう桃山まっしぐら。プロポーズが早い!さすができる男!(笑)
シリアスだったりギャグだったり、かなり緩急の効いた構成で飽きさせることのない展開です。これで本当に、地雷さえなければ…ううっ、せめて心の準備が欲しかった…。 -
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作家さん推しですネタバレ2024年1月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 合冊版とあるので単行本版を待った方がいいかな?と思ってたんですが、描き下ろしも入っているということで購入しました。あとがきもあったし、ほぼ単行本版です。もしかしたら今後出るかもしれませんが…。
※調べたら、1月下旬に紙版は出るみたいです。電子も出るかも?まぁもう買ってしまったからには仕方ない(笑)
普段はどっちかというとエロに重きを置いている作家さんだと思います。同人からの商業追っかけなので、余計にそう感じるのかも。しかし今作はエロも入ってはいますが、どちらかというと恋愛中心!関西のお笑いコンビ、ロンロンキッズの2人が付き合っていろいろあって…という展開。
お笑いコンビということでテンション高めの2人。特にテレビ番組のシーンが多く、昨今のお笑いシーンが良く取り入れられています。お笑い芸人モノが好きな人にはかなり刺さると思います。当て馬だったりスキャンダルだったりでかき回されますが、最終的にはテンション高いままのハピエンです。
作家さん推しなのですが、いつものエロを見慣れているせいか、今回はエロ養分が足りなかった…。せめて描き下ろしでもっとエロ見たかったですー。あの、受けのパンッパンな胸筋がいつも服に隠されてて、はよ脱がしたれ!とずっと思ってしまいました(笑)単行本版では加筆あるのでしょうか?
2024年2月22日、電子でも単行本発売されましたね!合冊版の意味とは…。 -
多種多様なジャンルの入り交じった作品ネタバレ2024年1月13日このレビューはネタバレを含みます▼ なかなかの長編で、かなり気合いを入れて読まないと挫折しそう…ということと、そこそこのお値段から二の足を踏んでいましたが、ようやくかの有名な中華BLを読むことができました。1巻ずつ完結ではなく4巻まですべて繋がっていることから、寝る間を惜しんで一気読みしました。
これをすんなりBLというくくりに入れるのは、少しもったいない気がします。中華ファンタジーであり、ミステリーであり、アクションであり、時代ものであり…。しかし主役2人の関係性が男同士ということで、ライトノベルのBL小説枠になってしまうんですよね。もちろん、そこが重要な点でもあるのですが、それを除いてもその他の要素で読ませる勢いと内容です。
さて、あらすじは複雑なので置いておいて。
読む前にいくつかのレビューを見て、かなり取っ付きにくい作品なのかなと思っていました。特に名前に関しては、中国の歴史的、文化的な背景を設定に織り込んでいることにより、1人に複数の呼び名があります。でも注意はほとんどここだけ。少し考え方を変えれば、西洋ファンタジーにおける魔法使いと死霊使いのお話なのです。その内容はハリ○タに勝るとも劣らぬ本格派。
なので、とにかく長いです(笑)BL抜きで読んでも面白いと言いつつも、どこまでも恋愛要素の見えにくい過去話が続き、進展の遅い関係性に焦れ、BLとして読んでいる身としてはつらかったです。中盤辺りでもうちょっと、恋愛のドキドキとかハラハラがあっても良かったように思います。しかしそのつらさを乗り越えての想いが通じ合う様は、カタルシスにも似た快感を覚えました。でもあの……終盤、ちょっとはっちゃけすぎじゃない?「………」×3以降ははっちゃけすぎてて草生えました(笑)
しかし3巻まではBLとしては物足りなかったですね。あとひとつ気になったのが、他人の身体なのに、ってところです。いろいろな行為が「でもそれ別人の身体よね?」ってなるところがあって。どうせなら身体も復活して欲しかったな…。
どうしてもBL以外の要素が強すぎて、いろいろな登場人物の生い立ちや環境に同情したり、嫌な人物像が多かったり、謎解きストーリーの方を追ってしまい、それだけで最後まで読んだ感覚です。みなさんの評価との違いがなぜ起こるのか、不思議です。BLでなければ読んでないだろうし…。うーん、難しいですね。 -
ライカンシリーズ2作目ネタバレ2024年1月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 前作とはまた違ったカップリングで、こちらも応援したくなる2人でした。
【仕事のために爵位を買ったライカンのカイザーは、あるパーティーをきっかけに領地内に住み着く人間を探しに行く。そこにいたのは人間社会で貴族だったノエル。そして彼を見せかけのパートナーとして雇うことになりー】
前作と同シリーズということで、世界観は同じく、ライカン社会と人間社会に分かれています。それぞれの社会で貴族だった2人というわけですね。ちょっとこの2つの社会が交わってるのか交わってないのかよく分からない設定で、今回も少し不思議に思いました。
ともあれ、元貴族のノエルと、貴族を嫌いながらも爵位を買ったカイザー。人間とライカン。それぞれの立場で想いがぶつかります。
1巻ではそんな2人が仕事を通して協力しあったり、他のライカンに刺激されたりしながら距離を縮め、最後には伴侶として一緒にいることを決めるまでが描かれています。
2巻ではさらに、カイザーの祖父の思惑、取引相手のライカンの侮辱、別の貴族からのちょっかいを経て、2人が伴侶として仲を深めていく様子が描かれています。
この世界ではライカンと人間が交わることがほぼなく、それぞれに誤解や先入観があって、畏怖したり軽蔑したりと隔たりがあるのですが、そんな関係を乗り越えてパワーカップルへと成長していく姿が感動ものです!2巻描き下ろしでは、シャルロッテ他、たくさんの腐女子の視線が生暖かい気持ちにさせてくれました(笑)こんな存在があれば、これからきっとライカンと人間の距離もグイグイ近付くことでしょう。しかしライカンの出生率に影響があるかもしれない…(笑)
絵が美しいので、きらびやかな貴族世界を堪能できます。ノエルの美しさはもちろん、カイザーの渋さがかなりかっこいい!獣型もモフモフで毛並みが良さそうです。ときどきノエルにブラッシングされててほしいな。
てか、ライカンの生命力の強さと不思議なパワーでオス同士でも子作りできるようにならないかしら。そうすれば万事解決なのに!オメガバース持ってきてほしい~(笑) -
有休からの育休オメガ2023年12月31日前回、鈴谷の妊娠発覚で終わり、その続きですね。1、2話は少し時間が巻き戻った過去編なので戸惑いましたが、その後はマタニティブルー全開の鈴谷とマタニティハイの古池を拝めました。
ここまで続くとこの子守唄編は若干の蛇足である気がしなくもない。番外編のような扱いでしょうか。前回までの勢いが好きだったので読みましたが、なかったらなかったでもいいような。登場人物も増えて、それぞれ「誰だっけ?」って思いながらその背景を思い出す作業も疲れました。みんな顔が似てる…。
育休復帰の鈴谷が会社で外面を演じつつ、怠惰な有休を取るところが好きだったので、ママになってもそんなちゃっかりした鈴谷が見たかったですね。
あ、ママといえば、古池の父親はママだったのでしょうか?その辺を詳しく知りたかった…!もっとみる▼いいね
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表題作の評価ネタバレ2023年12月31日このレビューはネタバレを含みます▼ もっと言えば描き下ろしの評価かもしれません(笑)キッチン系の制服での着エロが好きで、本人が硬い印象だと更に好きなんですけど、それに見事ハマった作品でした。いや本編も好きでしたけど。
読み切り合わせて3編入っていました。勝手に表題作だけだと思ってたので、少し残念です。いずれも年上受けなのは嬉しい。
1カプ目。表題作です。料理屋店員×料理人。片想いしてる相手に片想いの相手がいるパターン。無理矢理にせず、じわじわと仲を深めていく様子がいじらしく良かったです。三白眼系受けが好みなもので、赤面、トロ顔もとてもかわいかった!ちゃんと年上な感じも良かったですね。やっぱりこの話が一番好き。
2カプ目。表紙がいきなりの獣人で面食らう(笑)獣人×医師で、先生が色っぽかったですね。あっさり陥落しちゃってたので、少し物足りなかったです。
3カプ目。幼馴染み?かな?ちょっとこれは、そっちよりも元彼?のクズさが気になってそれどころではありませんでした。
というわけで、表題作は良かったです。できれば続きを見たいくらい。 -
いろんなカプを見られるのがいいところネタバレ2023年12月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに短編集を読みました。いいですね。いろんなカプが見られて。カップリングがバラエティに富んでいました。
【予備校時代の同級生同士】かなり毛の描写が濃いです。毛だけに(笑)盗撮とも相まって、フェチを感じる作品でした。
【大学寮の同室同士】ぼんやりメガネキャラ×メタル長髪キャラでギャップのある作品。いや、じめっとしたベッド、嫌だろ…(笑)
【バイトの先輩と後輩】先輩がいい人!しかし、損して得を取ったのか?損してなくない??(笑)
【中学のときの生徒と先生が成人式の前日に】結局先生が好き、っていうのがかわいいですね。先生も絆されちゃうよね。
【初めて会った相手とホテルへ】おそらくその辺でばったり会って、お互い宿泊先がないから一緒に泊まろうってことになったんだと思うけど、ちょっと強引すぎに感じました。
【菓子店のかわいい子が夜の店に】この話が一番好きでした。ブレッドにはガシガシ働いてもろて、ぜひともリアムくんを身請けしてほしい。
いずれも良い塩梅で完結してるんじゃないでしょうか。読み切りの、スッキリした感じです。 -
ヤマのように、ウミのように、広く大きな…ネタバレ2023年12月27日このレビューはネタバレを含みます▼ …何だろう。何て言ったらいいんだ?おい、誰か説明してくれ…!
【演技派俳優を目指すウミは、顔だけ役者と呼ばれる超イケメン。幼い頃に学芸会で演じた城役を褒めてくれた『ヤマ』という人物をずっと好きでいる。ある日偶然テレビに映った彼を見つけ、ウミは芸能活動を休止して彼の勤める工場に就職し…】
ギャグ漫画が好きで、BLでもたまにギャグBLが読みたくなります。試し読みでこれはなかなか面白そう!と思って購入しました。結果、ギャグ味あふれる、あふれすぎてこぼれるくらいのギャグBLで、その点には満足です!画面のテンションが高くて、絵柄は固めなのですが、伝わる熱さはまさしくギャグでした。これは読んでみないと分からないテンションがあるので、ちょっと言葉にしにくい。とにかくギャグが走ってます。
BLとしては、ウミの純情がいいですよね。自分の演技を褒めてくれた人を一瞬で好きになって、それから10年間も好きなんて。ヤマが褒めたのは実は…というところも、ヤマの優しさが伝わって良かったです。そのセリフを最後に持ってきて、ウミの復帰を後押しするのがまたいい…!その頃にはヤマの気持ちもハッキリしてるようで、それを抑えてのウミを送り出す切なさ…!なにこれ~。ギャグBLじゃなかったんかーい!ってツッコミたくなるほどのキュンな展開でした。
再会後の即堕ち2コマか?と思うような展開も良かったです。ヤマも本当にウミが好きで、我慢してたんだなって分かって。その熱が熱く伝わってきました。
さて、評価を1つ下げた理由は?私にもハッキリ分からないのですが、どこかしっくりこないところがあるんですよね。ギャグとBLのバランスが取れてない?それぞれにとても良かったのに、ギャグじゃなくてもいい、BLじゃなくてもいい、そんなところが気になったのかもしれません。ノリちゃんの存在もあるかな?私はノリちゃんと結婚もありだと思ったんですよね。あのヤマならきっとそうすると思ったんです。そんな違和感があったからかもしれません。
とはいえ純情ギャグBLを読んでみたければ、テンション高めのこの作品をオススメします。 -
僕はキミと恋がしたい【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
久しぶりの学園もの、かわいかったです!ネタバレ2023年12月25日このレビューはネタバレを含みます▼ ノーマルな学園ものはあまり食指が動かないことが多いのですが、試し読みでお兄さんとのその後が気になって買ってしまいました。なのに…裏切られた…!(笑)いや考えたらこの表紙なんだから、学園ものなのは当たり前ですよね!
【少女漫画のヒロインを助けるヒーローに憧れている颯太。電車で痴漢に合ってしまい、助けてくれたお兄さんは、まさになりたいと憧れるヒーローだった。名前も聞かなかった彼を次に見たのは、転校生が来たという教室で…】
お兄さんこと咲真の過去話や、颯太と仲良くなる感じ、その後の距離の詰め方、実はゲイで、「好きでもないやつに告白されること」のエピソードが深まるところとか、ストーリーが自然に進み、キャラクターへの説得力も出て一本のお話としてちゃんと成り立っているのがとても良かったです。どこかに矛盾があったりすると納得できなくて話に没入できなくなってしまうのですが、それがなかった。その点がまず素晴らしい。
学園ものらしく、少年たちのキュンキュンな様子もよく描かれていて、特に颯太のかわいらしさを存分に楽しむことができました。そしてそして、最後描き下ろしの10年後の2人。えーーっ!この身体つき、す、素晴らしい成長です!!こういうギャップもいいですね~。
私は木田先生の作品では身体の大きい攻めとの体格差エッチしか見てなかったので、同じくらいな2人も新鮮で良かったです。高校生の2人、あれからメチャクチャ隙を見てヤりまくったんだろうなぁ…うーん、青春だわ(笑)
最初の期待とは違ったカップルでしたが、ほんわかキュンキュン、かわいいお話を読めて良かった!いいね
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ヒプノティック・アイズ【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
催眠術ものってネタバレ2023年12月25日このレビューはネタバレを含みます▼ こんなんでしたっけ?(笑)設定はコメディだけど中身は割とシリアス(?)で、でもラブ度の高い作品でした。
【催眠術にかかりやすい南雲は心理学を勉強してそれを克服し、仕事にも活かしていた。だが、Aftermarketからアドバイザーとして招聘されてきた沢渡の目を見ると催眠術にかかってしまい…】
いやー、催眠術かかりすぎ!(笑)今どきはアプリものが多い中、まさかの目の動きを追うと催眠術にかかるとは…。この時代、ある意味斬新です。
しかもかけてる側の沢渡はかけるつもりがないんですよね。たまたまの言動で南雲に襲われてしまう。そういうきっかけだったのでどちらかのラブからスタートしておらず、好きになる過程が若干雑に感じました。大体2人とも男同士ということに抵抗感なさすぎ。その辺の説明か葛藤エピソードが欲しかったですね。納得しきれないまま進んで終わってしまいました。
しかし南雲の言う通り、沢渡が可愛かったので読めました(笑)まぁ三白眼受けがね、可愛いんですよね…。ちょっと某巨人漫画のキャラっぽく見えたのは仕方がない。作者さんの嗜好でしょう。(調べてみたらやはりそうでした。私も好きです)いいね
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コメディなのになぜか泣いた(笑)ネタバレ2023年12月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 最近、コメディ話に出てくる感動シーンに当たると、いつの間にか涙が出ています。年ですか、そうですか…。
【両親が他界した6人兄弟の長男であるオメガの利勇。ある日偶然見つけたウェブサイトで、運命の番に出会えると幸せになれると知る。後日、運命の番と遭遇したが、挿入ができず番になれない2人。そのサイトによると番になるには『運命力』が必要で、なれなかった場合は1ヶ月後に命を落とすらしい…】
こうあらすじを書いてみると、とんでもない設定ですね(笑)さすがは式先生。ただのオメガバースになりません。とんでも設定を上手くコメディに落とし込んで、読者の笑いを誘ってくれます。
いくつかの試練を乗り越えつつの1ヶ月を過ごす2人。結局『運命力』とはなんぞや…?という話になるのですが、やはり大団には必要な『運命力』であったと思います。
私が涙していたのは、観覧車の場面でした。利勇はつらくないのかな?ってずっと思ってて、もしかしたら丈と同じく「楽になれる」という考えもあったんじゃないかと。ほんの少しでも、逃げたい気持ちがあったんじゃないかと。あのシーンで、やっぱりそれを見ないふりして笑ってたのかなって思って、泣いてしまいました。そして丈とだったら逃げてもいい、死んでもいいと思えるくらいになったから、火事のシーンで飛び込んでいけたのかもしれません。その極限状態で結局は2人とも『生きたい』と願うことで、呪いが解けるように『運命力』が満たされたのですよね。この、緩急緩が素晴らしいです。泣かされるコメディ、好きなんですよ~。藤峰式作品では、ちょくちょくやられてしまいます(笑)
丈が8人家族を養えるスパダリでホント良かったと思う。あとがきのように朝陽が身を削っていたとしたら燃え尽き症候群なりそうなので、幸せになってほしい。いいね
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舞台設定の割には…2023年12月23日大学教授を優秀な生徒がストーカーしている話です。タイトルとキャラクターからすぐに想像できると思います。(実際にはダブルミーニングなタイトルですが、別に問題はない)なので最初からネタバレした状態で読み進めることになり、ミステリー感はないし、教授がすぐに彼を好きになってしまうのでドキドキ感もなく、平凡な展開でした。もっとキャラを立てるとか、ストーカー行為が半端ないとか、学部生時代にも何かあったりだとか、伏線を回収していくような展開が欲しかったですね。留学も必要だったのかな…?すぐに会いに行っちゃうし、なんとなく、この舞台設定を描きたいためだけのお話のように感じました。絵はシャープで読みやすいと思います。もっとみる▼
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アラフォーおっさんの悲喜こもごもネタバレ2023年12月20日このレビューはネタバレを含みます▼ ナチュラルに、でもドラマチックに展開されるおっさんリーマン受けBL。特殊な設定があるわけでもなく、日常に滑り込んだ恋愛模様をすず子となって…もとい、壁となって楽しめる作品でした。
【40歳まであと3ヶ月の雀。それまでにやりたいことリストを部下の慶司に見られ、それなら全部自分とやりましょう、と言われる。タコパ、原宿、恋人、キス…。ゲイだと知られ、自分もゲイだと言う慶司と…】
まず思ったのは。
おい慶司、顔が良すぎんか?顔が良すぎて慶司ばっかり見てしまう。雀がドキッ!とする度に、読んでるこっちもドキッ!とする。顔が良すぎて…。いいな~、すず子いいな~。この2人を間近で見られるなんて。アリーナより価値高いよ。…あれ?いや、見られて、ない…?スーツかけられて見られてないやんけー!
BLにおけるおっさんは、愛でられるために存在している。私の受けストライクゾーンはまさしくアラフォーなんで、雀がかわいくて仕方ありません。てか、あれですよね。マミタ先生のTB見ているようなクール年下攻めとかわいいおっさん受け。ハマらないわけないですよね(笑)
アラフォーおっさんの悲哀の描き方が素晴らしいです。自虐的で殺伐とした心象風景が、好きな人ができることで輝いていく様子。「コンビニとドラッグストアしか見てなかったんだ」のシーンとか、漫画ならではの表現で感動しました。
しかし、足ほっそ!!これは同人時代から思っていましたが、おかわりないですね(笑)若干気が散ってしまいますが、これはもう、作者の味ということで無問題。個人的な趣味として、雀はもっとだらしない身体でも良かった。痩せぎすおっさんという属性も萌えではあるのですが…。
修正が薄めというか、白海苔で隠されているところ以外はバッチリ見えてます。わりとしっかり描かれているので透視しやすいです。ド近眼の慶司には見えないらしいですが、読者にはしっかり見えてるという…ごめんな慶司。
私は年下攻め×おっさん受けの、おっさんであるがゆえに自信がなく、若い恋人に飽きられないかとか、緩んできた身体を気にして運動を始めるとか、自虐しながらの恋愛が大好きなので、恋人になったあとのそういう雀がもっと見たかったですね。オフィスラブならではのハラハラ感、バレそうな(バレてる?)田中との今後のやりとり、そういうのも気になるので、続編があればそのような日常BLを期待したいです。 -
チョロ見のかわいさよ…ネタバレ2023年12月17日このレビューはネタバレを含みます▼ チョロ見…もとい、星見を愛でる会会員です。純な男の真っ直ぐな発言はかわいさを増しますね。
【王子様になることを夢見る星見は、振られ続けて勢いでマッチングアプリに登録してしまう。そこで出会った姫崎は、なんと星見が愛読している少女漫画の作者だった】
最初はどんな話になるかと思っていたんですけど、最終的には尊敬する漫画家がイケメンゲイで、星見は絆されたって感じです。結局王子様ではなくお姫様になったわけですね。チョロ見…だけど、純な感情がかわいらしくて良かったです。
絵柄がちょっと違う感じしましたけど、別パターンなのかな?若干顎長族なのは変わっていませんが…。こっちのパターンが好きなので、見ていてイケメンたちに癒されました(笑)描き下ろしの、ずっとヤッてる二人が好きだー!!いいね
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匂いフェチよりも…2023年12月13日同人誌や前作では乳首責めをメインに描かれている作家さんです。今回は匂いフェチということで、攻めの三輪さんは受けの一夏くんの、主に汗の匂いとお尻の匂いをクンカクンカしています。首をクンカ。脇をクンカ。お尻をクンカクンカ。絶頂を迎えると匂いが変わるそうで。こう、キュンッ!と締まると変わるらしく。それはもう、これでもかとクンカクンカしています(笑)
いやそれよりも!!
受けの一夏くんのビジュアル、三白眼……かわいくないですか?ちらっと見える八重歯とか、一瞬三つ編みにしてるのとか、ビジュアルがめちゃくちゃ好みです!!三白眼受けが好きなんですよね~。かわいい。ひたすらかわいい。この顔でヤンチャしてた設定はあんまり生かされてない気がするけど(笑)
ストーリーとしてはそこまで波乱な展開はなく、フェチズムをテーマにしているのでそれを楽しむという感じです。いやぁ、できれば焦らして焦らして汗だくになった一夏くんが見たかったなぁ。三輪さんが汗の味とか、あらたなフェチズムを発症するとか、そういう展開もあったらいいなぁと妄想しています。
あとがきで初コミックスと書かれていて、「あれ?『とろとろ巡査くん』は?」って思ったんですけど、あちらは電子版しかないんですね。初コミックスおめでとうございます!もっとみる▼ -
何とぞエクストラを…!【24.4.1→祝!2巻】ネタバレ2023年12月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 圧倒的な画力の上に描かれるバース系は、世界観への浸りがハンパありません。獣人ものしかり、オメガバースしかり、そしてDom/Subしかりです。
【ランク外のSubであるシノは、SSSランクのDomであるアオハと出会う。そして本番なし、恋愛なしの関係でプレイをする仲に。トップランクで芸能人のアオハに惹かれていくシノだが、釣り合わない自分に悩みー】
ランク制度というのが若干の特殊設定ですね。強い、弱いというのは今までもありましたが、こちらはランクが明確に決められているという世界。ランクの釣り合うもの同士、相性が良いようです。なのに最初から上手くプレイできちゃってるところは、なにをかいわんや、ですよね(笑)運命の2人、良き良き。
さて、主人公であるシノ。びんぞこ眼鏡のいかにも底辺ムーブな彼。プレイが始まり眼鏡を外すと…あーら不思議!なんという色気…!!ちょ、おま、今までよく無事でいられたな!?って攻めあるあるなセリフでつっこんでしまうくらいの色っぽさです。あれで最後までしなかったアオハを褒めてやりたい。さすがはトリプルSランカー。GoodBoy。
アオハは芸能人ということもあり、ひたすらイケメン。Dom感つっっよ。公表してなくても漏れてるわー。今回はあんまり彼の背景が描かれていなかったけど、世界に0.01%という希少ランクで実はいろいろと苦労してそう。好きになった相手とランクが合わないとか、不意のグレアでSubドロップさせたとか。シノに会えて良かったね。
とにかく登場人物顔が良いです。見ているだけで楽しめるー。もちろんその他の描写も隙がなく、安定した画力で描かれる世界観にどっぷりと浸れました。エロシーンもガッツリ。しかも修正薄めで拝み倒せます。
で!なぜ、2人が両想いになったあとのプレイがないのでしょうか…。想いを確かめ合ったあとのプレイなんて、ずぇったいにラブとエロが溢れてるはずですよね!?こちとらそれを楽しみに単行本を読んでるんですよ…!描き下ろしを!小冊子を!番外を!お願いします!!ついでにフロラが幸せになるところも見たいので、続編を何卒よろしくお願いいたします!!
と書いて、みなさんのレビューを見てみたら、続編あるとか…!歓喜…!!うぉっ!フロラの話も…?あざーーーっす!!
【24.4.1→2巻】フオオォォォォッ!!めちゃくちゃ甘くてすんばらしいエクストラでした!激甘!読むべき!!あっもう書けな -
かわいい~話ネタバレ2023年12月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 2CP入ってます。どっちもなんか、かわいいなぁって感じでした。お花が飛んでるっていうか。思わず笑顔になっちゃう、みたいな。
1CP目は四股女に振られたリーマン保と、出張ホストのバイトをしている学生の詢。振られたショックでやけ酒して間違って電話しちゃう導入のアレです。最初は酔った勢いもあって関係を持った2人ですが、詢の「友達なろ!」発言からの付き合いを続けていくうちに…っていう展開のアレです。詢の明るさと押しの強さと、保のちょっとドジで押され弱いところとで上手くマッチングしているのですが、保は元ノンケなのに大丈夫か?という感じの心配があります…。まぁ詢が押しかけ女房しそうなくらいの押し強なんで、大丈夫か。あと詢は出張ホストでエッチもオッケーだったみたいだけど、その辺の緩さは大丈夫か?まぁ恋人には一途そうだから大丈夫か。
2CP目は前話で脇役として出ていたバーの店長こと原田と、金持ちボンボンすねかじりから家を追い出された自称もグズの悠馬。カプとしてはこちらの方が人気ありそう。原田はですねー、あれです。あげまんです。私、あげまん受けが結構好きなんですよね(笑)本人は若干不幸だったりするとなお良し。ちょっと悲しい過去があるとかね。あげまんでスパダリに成長した恋人に幸せにしてもらってほしい性癖。それで言うと悠馬の将来には可能性を感じる…!実家は金持ちだし、いずれは立身出世して原田の店を大きくしてあげてくれ…!
最後のオマケが『平和ーッ』で終わったのが良かったです。平和が一番。 -
タチのウケは性癖だけどネタバレ2023年12月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初からドライでとかもうファンタジーすぎて、性別受けとかやおい穴とかいう言葉を思い出しました。そこは入れる穴じゃない、出す穴だよ…。せめて、せめてウケ経験があって欲しかった…!ご都合すぎる展開に冷めてしまうお年頃の自分を恨みます…。
芸能界が舞台ということもあり、作家さんの力量もあり、とてもイケメンが揃っています。修正が薄め(白海苔)でエッチも楽しめます。もともとレーベル的にエロ寄りなのでラブも薄めですが、女性向けエロとしては申し分ないと思います。いいね
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修正が薄い2023年12月9日すみません。最初に思った感想これです…。白抜きや白光り、もはや最初からなかったのか!?と思われる電子修正ですが、たまに薄いのありますよね。白海苔だけとか。本作は元々局部の描画がリアルなのでさらに薄く感じました。
さて、中身は大学生のピュア寄りラブストーリーでした。攻めがヤンデレ気味ではあるのですが、そこまで病み病みしてない感じ。元が陰キャだとさもありなん、て感じですよね。受けの子は明るくて可愛くて、まぁ暗いところのないお話でした。
堅物お兄さんのスピンオフがあるかと思いましたが、ないんですね。了解です。もっとみる▼いいね
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自分の倫理観との勝負に負けたネタバレ2023年12月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 巨根のタチで通っている三十路過ぎの男が実は抱かれたい…なんて、私の性癖にはビターッとハマってるんですけど、攻めが高校生で未成年(18歳は過ぎているが…)で、子どもなんだけど強引スパダリってのに違和感があり、自分の倫理観も拒否ってしまってダメでした…。でもこれが闇系だったら多分オッケーだった。そんな自分の歪んだ倫理観に負けました(笑)こういうところに己の年を感じます(泣)
2巻まで読んだのですが、こんな高校生ヤダなぁって思っちゃって…。なんか、子どもらしさがエロに振り切れてるというか(笑)もっと大人との恋愛にジタバタする様子が見たかったです。受けの予備校教師も、相手が相手だけにもっといろいろ考えることあるだろ…みたいな冷静な私がいて。まぁ攻めがもうちょっと子どもらしさがあったら対応も違ったのかもしれませんね。
ともかく違和感に振り回されて楽しめませんでした。受けの巨根と修正の薄さ(白海苔巨根)だけは楽しめました(笑)腹の上でブルブルするの、ええっすね。 -
甘いというより激重い(笑)ネタバレ2023年12月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに1巻から再読しました。糖度高めのカフェオレ飲んだ気分です。
【ボーイズバーで働く玲音。誰にも本気にならず、好きと言われたら好きと返していたが、カフェの店長、柊介に出会ったことで気持ちが変化していく】
えーと、どこから書きますか。まずこのシリーズは『恋するヒプノティックセラピー』の番外続編、スピンオフに当たります。話は独立していますが、あちらの主人公たちが脇キャラとして登場するので、あちらも読んでいた方がどっぷり浸れるかと。
主人公である玲音はちょっとヤンチャな気配のする、割りと気の強めなネコキャラ。若干のトラブル体質で、恋愛事にも問題多めです。柊介と出会って恋を知ります。甘いのが苦手という玲音は、柊介が甘やかすのにだんだん不安になっていったり、嫉妬したり、反省したり、他のカップルを羨ましく思ったりと、感情が豊かに。
なかなか素直になれない玲音を柊介はゆっくり柔らかく包み込みます。玲音は自分の人生を変えてくれた大事な人。ベタぼれの相手。ひたすらに甘やかして優しくして可愛がりたいのです。そんな二人だから相性はばっちり。ちょいちょい横槍が入るけど、関係が不安になるほどの要素はありません。
不安になるとしたらそうですね、柊介の激重ストーカー気質な性格ですかね(笑)爽やかな顔して意外と陰湿。笑顔で敵を払っていくタイプです。ヤンデレ寸前。いや、ちょっと闇入ってますね、あれは…。たまに笑顔が怖いです。最終的にウェディングフォトですからね。囲い込みがエグい。重い。巨根。
1巻より2巻がエロ多めで、ひたすらずーーーっとエロシーン入ってます。途中、あれ?R18版だったかな?と思いましたが、ちゃんと白抜き修正でした。おかしい…。つまりそれくらいエロが重いんですよね(笑)しかし玲音はその重苦しさが気持ちいいらしい。なんという相性ぴったり。いや、柊介に慣らされてしまったのか。やっぱやべーな、あいつ…。
番外や小冊子付きをシリーズとして同梱してくれて嬉しい。ありがたい。別売りになると買い逃しもあるので全部まとめてもらえるのホントありがたいです。 -
スピンオフはどこですか?2023年12月3日高校時代の恋人たちが初体験に失敗し、その後の恋愛人生に支障があるほどのトラウマとなっています。しかも片方は立派なネトストに。こじれにこじれた両片想い状態の二人。お互いのお互いへの想いに若干のすれ違いがありつつも、進む関係が微笑ましく、コメディタッチで楽しかったです。
ところで。
スピンオフを探したんですけど、まさか…ない…だと…?そう、モブというには二人に振り回されすぎるゲイバーの店員、本宮くんと、存在感ありすぎるモサ男、越地さんのスピンオフです。ワイルドな男が好みという本宮のリクエストによりつれてこられた、何も知らないひげ男の越地。彼がゲイなのかノンケなのかも分からないけど頑張ってアプローチする本宮。ストレートかと聞かれたらちぢれ麺が好きだと言ってきた越地とのラーメンデートが見られるスピンオフがあるはず…!…え?ないんですか?…ウソでしょ…。もっとみる▼ -
山・谷・谷・平地・谷・平地(名言)2023年11月23日すんごく面白かったです!正直、試し読みのあとは怖いもの見たさで購入したのですが(笑)、名言のオンパレードでめちゃくちゃ笑えました。ストーリーはキュン死もののシリアス路線(?)で、2人が幸せになっていく様子が微笑ましい(?)です。
【モブ人生を歩んできた葵。ある日、勇気を出して主人公顔である加瀬を『お誘い』することに成功する。顔は王子、中身はグズな加瀬は、ありのままの自分を全肯定して好きでいてくれる葵に惹かれていくが、あくまでモブキャラをやめない葵は…】
ちょっと、名言を並べていいですか?
「立てば芍薬座れば牡丹、パチ打つ姿は百合の花」「4ヶ国語で言質を取った」「痴・女ってしまう」「無限オ○ニー循環システム」「人間創業20年」「内定(隠語)、圧迫(物理)面接」「これが『生理的な涙』」「妖狐の末裔」「PDF」「編集してAVにして送ってください」
まだまだありますが、ちょこちょこ挟まれる名言に笑ってしまうのは、やはり私がオタクだからか?(笑)葵のオタクムーブにニヤニヤしてしまうんです。このテンポの良さは本当に秀逸。
ストーリーとしては、常にオタクのコンプレックス、主人公への劣等感に苛まれながら生きる葵を、加瀬が主人公人格の強引さで壁ドンや顎クイしながらキラキラのトーンを撒き散らしてキュンキュンどころかギュンギュンに引っ張っていく感じです。トーン増し増しでもオプション料金は取られません!
まぁエロはエロいんですけど、私からしたら今作ではそこまで重要ではなく。葵と加瀬の関係を知る上では重要なのですが、その行為自体に意味があるという感じで。そこにエロさを求めてはいないんです。でもゴム射には萌えましたよね。
はいここまで一気に早口で語りましたよ。そう私がオタクだから!モブ人生万歳!でも葵は本当のヒロイン(2つの意味で二次元的に)になれて良かったね!!これからも幸せなモブヒロインであることを願います。そして死んだら悪役令嬢に転生してください。加瀬は王子のままでしょう。もっとみる▼ -
サイコ・アナ●バスターズよ、永遠に…!ネタバレ2023年11月14日このレビューはネタバレを含みます▼ こちらを読む前にもちろん『サイコ・アナ●バスターズ』を復習しましてね…。ええ、私、ビスコとメイジは出来てるって思ってました。予想が当たって嬉しいです(笑)
サイコ・アナ●バスターズについては、もう紹介するまでもありませんね。ノンケも堕とすセック●アピールで踊り狂うゲイダンスユニットの5人組です。前作ではメインダンサーの千織と、メンバーで千織の幼馴染みでもある林太郎の、激しくも純情な(?)恋愛模様を楽しみました。今作では残りのメンバー淳と、ビスコとメイジが主役となります。
淳は元バレエダンサーであり、しかしその身長の低さからバレエを辞めてしまいます。その淳に複雑な感情を抱いていた慎。偶然の再会から2人の関係が始まります。淳が千織に似てるなとは前作から思ってました。誰かの代わりになることって、本当に切ないですよね…。慎は慎で、淳のようになれと言われながらバレエを続けてきた。そんな2人が嫉妬心を抱えながらもお互いを求め合う姿が印象的です。
さて、お兄さんズの2人、ビスコとメイジ。この2人がまさかそんな複雑な関係だったとは…。想い合う心が2人を引き離してしまったのですね。なんという悲劇。メイジがコンビ解消しようって言ったとき、なんと私、泣いてしまいました(笑)まさかアナ●たちに泣かされるとは思ってもみなかったので、自分事ながら相当動揺しました。そう、メイジは分かってたんだよね。でも一緒にいたいからコンビになった。今さらだけど、解放するのも1つの方法だと提示したわけです。でもそのあとすぐ会社起こす話してるけどね!もう!安心したわ!!
そんなわけでみんな収まるところに収まり、サイコ・アナ●バスターズよ、永遠に…!PAB!PAB!アスタリスクが輝いてるぜ…!!
そんなお話でした。
(もうまとまらないのでまとめた)
前作より絵が洗練されている気がします。その分、画面を飛び出すような迫力は少なくなってしまったのですが、美しいシーンが随所に見られます。特に、芸術的な淳のアラベスクが拝めて眼福です。ヤバくないですか?あの状態でアナ●観察するの。もうあのシーンだけで「こいつ(慎)はやべぇ奴だ」って認識させるのすごすぎる。素質ありすぎ。安心してドS王子になってほしい。