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シーモア島


投稿レビュー
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「藤井聡太の師匠」にとどまらない奥行き2023年6月16日杉本先生は一般棋戦準優勝や、故原田先生「48歳の抵抗」を想起させる昇級など、超一流とは客観的に言えないまでも(失礼)マイノリティの振り飛車党としては御三家(藤井猛、鈴木大、久保先生)に並ぶ、また故村山聖先生をして「正統派の振り飛車は杉本さんだけ」と言わしめたほどの棋士。
インタビュー記事や動画、単発のエッセイはずっと拝読拝見していましたが、ここまで文才がおありとは、恐縮ながら目からウロコが落ちるおもいでした。
とにかく軽快で、粘りの棋風なのに文章が捌けまくっている。
いわば、先崎先生の歩調、故河口老師の手厚さ(観察眼)、北野さんのエモさ、大川さんの取材力、ごとげんさんの真摯さ、なんなら三象子、陣太鼓、銀遊子、倉島さんなどまで思い起こすような多様多彩な角度。
主観と客観を軽妙に飛び交う、現役棋士ならではの視座もたいへんおもしろく拝読しました。名著すぎます。ペンクラブ大賞、わたしが審査員ならまちがいなく一推しです。もっとみる▼ -
桔梗楓/水城正太郎/矢凪/溝口智子/田井ノエル/萩鵜アキ/日野裕太郎/澤ノ倉クナリ/朝来みゆか/編乃肌/猫屋ちゃき/井上尚樹
手合い違いネタバレ2021年9月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 読了したとき、てっきり「なにかのwebなどでのアマチュア投稿イベントの佳作選集なのかな」とおもいました。「それを日の当たる場所に出すんやマイナビたまにはいいね!」。
してみると、12名中10名が商業出版(プロ)経験者で、たいへん吃驚しました。
自分は30代半ばで、ラノベやweb小説的なジャンルへの偏見はないとおもうのですが、いかんせん、全員の文章力が平均的に低いことがひとつ。次に、「死にゆくおじいちゃん」ネタと「兄弟(ないし幼馴染)」ネタがかぶりすぎていて、企画・編集側はなにをやっているんだろう、と。でも”マイナビなので仕方ない”という一種の諦念は訓練された将棋ファンなので持っています(何十年も改善されない誤字脱字、日本語の誤用etc)。
とにかく勿体ないのは、各作者の力量が(プロレベルで)おぼつかないことがまず手前の問題ではありますが、アンソロジーとしての脈絡や凹凸もなく「おじいちゃん、兄弟、おじいちゃん」みたいに完成させてしまったこと。
でも次出ても買います。将棋ファンなので。ただ、文学ファンとしてはそれを川に捨てます。いいね
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日常系ダンジョンネタバレ2020年5月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 「げんしけん」のファンタジー版、といえばしっくりくるだろうか。
モブキャラ設定を見ていると作者の愛着を感じるし、絵も個人的にはすき。
ただ、11巻あって作中(名前のあるキャラが)1人しか死なないことから、ダンジョン物としては縛りプレイになってしまっている。
モラトリアム感の演出にしてもさすがに極端かなとおもう。
また、第一部の収束が非常に唐突というかご都合主義的で面食らった。
群像劇的な部分を取り入れたことで主人公たちの思考変遷や過程を描き切れなかったのかもしれないが、低評価の理由もわかる。
第二部は長いアンコールのようだった。
ただ、おもしろいとはおもいます。好みの問題で。 -
一種の稀覯本ネタバレ2019年11月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 体感、4Pに1回くらい出てくる誤字脱字や日本語の誤用は、
同時期に購入したスタジオグリーンさんの他の書籍でも同様だったので棋風なのだとおもいますが、
「米沢哲学」、「俗手(ぞくて)妙手(みょうて)」あたりはまだ笑えるとして、
「升田幸三は長い修業期間を経て~」などという文に行き当たるともはや謎です。
おそらく、知識以前に将棋愛すらなく、ブームに乗っかり、出典明記部分以外はまとめサイト等から雑に引っ張ってきただけなのではないでしょうか。
(出典明記部分の記事でも「その解釈はオフィシャルのものと違うような…?」はありました)
色々な意味でゲテモノすぎる一冊なので、そういう一種の稀覯本を楽しめるという方以外にはおすすめしません。いいね
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おもしろうて、やがて哀しきネタバレ2017年9月27日このレビューはネタバレを含みます▼ 2017年現在、漫画版の発行から15年ほど経っている。成田および、実名で綴られた江越、米谷各氏などのエピソードはほとんど原著に即してはいるが、全3巻という尺の中ではコミカライズとしてその中の「光」の部分に視線を向けて終わる、というのが精一杯だったろう。成田を中心とした群像劇ではなく、成田をも含めた群像劇になっていったのは、邪推すれば1巻(分)連載途中にそれとなく「3巻くらいで終わり」という指示があったのではないかとおもう。ただ、羽生、谷川、森信雄先生はじめ、中座、堀口、野月、木村、今泉といった現在のプロ棋士が実名で登場することによって(そもそも原作は実名小説である)、緊張感を伴うぎりぎりの世界線のバランスは取れているのではないだろうか。なぜ勝浦先生が棋譜監修なのかはいまいちわからなかったが、成田とおなじ北海道出身、関根名人の孫弟子同士ということなのだろうか。画風は(当時の)井上雄彦をはじめ数人からの影響が見受けられる。センスは別として、技術の面でそれを雑と見るか粗いと見るかは人の好みかもしれない。
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力技ではある、がネタバレ2017年6月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 詩の朗読(ポエトリー・リーディング)という、よくいえば大胆、わるくいえばたいへん地味な題材なのだが、作者が「日々ロック」でヒットを飛ばしたあとだけに、どこか安堵しながら読んでいる。
物語自体はまだ「起」の段階であろうから、第1巻の時点ではそのタテイトヨコイトについてなんともいえないが、実在する「詩のボクシング」や、文学フリマを模したようなイベント(主催らしき人物が「寺っち」なので故・寺西氏=詩マーケットをうっすら連想する。偶然だろうけど)も早々に登場し、いまのところ綴られる内容としても現代詩の、また詩人の実情に近いといってよいとおもう。
余談ながら2002年「詩のボクシング」大学生大会では作者の先輩の精華大生(現バンドマン)がベスト4に進出していた(優勝がアーバンギャルド松永天馬)。なんとなく、作中での朗読シーンの描かれ方、雰囲気として、そのころをおもいだした。
吹抜、ミツコ、小林くんをはじめ登場する詩人たちはそれぞれアクが強くて惹きつけられる。ただ、ひとつだけ注文をつけるなら、いまのところ、彼らの詩風が、ぜんぶ榎屋調なのがすこし気にかかる。魅力的な詩ではあるとおもうのだけれど、ふつう詩にはそのひととなりがめちゃくちゃ出るので、そこが画一的だと、人物群像がひらべったくなってしまわないか。
無粋を承知でツッコむなら、また、その中身が現代詩畑っぽくも、ビートっぽくも、あるいはポエトリーラップっぽくもなく、70年代フォークや洋楽ロックの翻訳調の系譜なのはリアリティに欠ける(実際、そういう詩風は詩壇においても朗読においても相当少数派である)。
ひとことでいえば、現実的ファンタジーとしてはそのキモの部分がすでに力技なのである。せっかくリアルに寄った舞台設定であるのだから、そこらへんがもうすこしどうにかならないかしら、などと感じた。
ともあれ、現実と虚構のリンクという意味でも、こういったテーマの作品の稀少さという点でも、続刊をたのしみにしています。 -
作者の将棋愛がすごい2017年1月31日主人公が女性棋士でタイトルホルダー、というのは荒唐無稽までいかずとも現時点ではファンタジーに近いが、女流棋士や奨励会員では将棋界の「めし的あるある」(タイトル戦、順位戦など)が描きづらいので、ここは設定として素直に受け入れたい。
さて、「将棋めし」というタイトルではあるが、「将棋(と)めし」ではなく、めしはあくまで棋士や棋界を語るうえでの味つけ、ダシとして使われている印象。むしろ女性棋士・女流棋士問題をはじめ、作者の徹底した将棋愛がひしひしと伝わってくるので、純粋なグルメ漫画として読みたい人間や棋界にまったく興味がない層には少々肩透かし感があるかもしれない。
ひとことで言っちゃえば「作者が将棋のことを書きたくて書きたくてしょうがなくて、でもそれ単体だと連載できなさそうだからめしを絡めたのではないかしら」という作品。
ただし、将棋もめしも好きだ、というわたしはたいへんおもしろく読めました。棋士のエピソードなど小ネタの宝庫でもあるので、何度も読み返せる多角的、多面的な漫画だとおもいます。もっとみる▼