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Haruさんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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幸せな気持ちになったよネタバレ2024年4月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 王子のダメっぷりが特に良し。ほんわかしてて癒される不思議。しっかり者の青柳君がいれば今後は大丈夫だね。青柳君の謙虚でまじめなところが王子に届いて良かった。王子の心の傷が癒えて、これからは二人、きっと幸せになれるね。そして青柳君のお兄さんgood jobだよ。青柳君の幸せについて考える視点に妙に共感したり、考えさせられた。王子が好きというだけで要求しないところも共感できる。王子のちゃんと考えなきゃって思うところも、二人ともまじめで誠実なんだよね。みんなが最後、良い形で幸せに収まってくれて良かった。二人の心の中、葛藤が盛りだくさんに描かれてました。途中、ハラハラし通しだったけれど、その分、幸せな気持ちになれる満足な読後感を味わいました。ありがとうございます。
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再生の物語ネタバレ2024年2月13日このレビューはネタバレを含みます▼ 15歳の少女が偉業を成し遂げたのを母親に全否定されたら、その後の人生は絶望的になるよね。そんな主人公、恵の人生と漫画作家として再生の物語なんだろうなと思いました。恵自身もそうだけど、母親、姉、自称婚約者の環、アシスタントの小室、登場人物それぞが心や生い立ちに何か重いものを抱えている。それを雲水先生が俯瞰し暖かく見守り、軌道修正してくれている感じ。雲水先生も恵の作品に心救われた経験があったから、思い入れが深いんだろうなと想像させられたました。先生のブレないところはこの作品の主軸の一つになっているのだと思います。あと、恵の漫画作家として再生と合わせ、漫画の製作行程、作品作りの基本などを教えてくれる本編でもあり、これから漫画の作品の取り組む人には教本になると思いました。研究論文に取り組む作業同じだなと、実感。自分の作品(論文)のための知識の構築と醸造のために他者の作品や知識本、教本を読む。読解する。肥やしにする。勉強になります。今後の展を楽しみのしつつ、自分も何か、やり忘れたことや新たなことに挑戦したいと思います。最後に、雲水先生の謙虚さが凄く良い。実るほどこうべを垂れる稲穂かな。上に立つ人ほど人に頭を下げられる人にはなりたい。勉強になります、ありがとう。
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拗れまくってるネタバレ2023年11月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の暮田君がそれまで凄く大変な経緯があった事はよく描かれているけれど、性転換後に性格が拗れまくってて、萎える。生来の気質なのかもしれないけれど、ストーリー的にはやりすぎ。主人公をこんなに拗れた性格で描くに性転換するにあたり16歳の健康な身体にメスを入れることに両親の葛藤、特に父親の存在とか、親として学校側への親としての対応とか、バランスが整ってない。性転換後の話がモヤモヤするのは、まだ途中だからかな。βってちゃんと先輩に言いなさい、先輩はちゃんと自分に向き合って反省したんだよ。オメガバースものとして性転換は自分にとって新鮮だったので、今後期待して星4つ。
レビューが上から目線ですみません。 -
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弓くんネタバレ2023年9月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 弓に真山がいてくれてよかったと素直に思う。でもかんちゃんが苦しくて弱音を吐いた時にかんちゃんを肯定しながらも頑張れと言ったのはナイフだったね。あれからかんちゃんのDVスイッチが入ってしまったと思う。はだける怪物で弓も当時の自分を自覚してたね。かんちゃんのこと、本当に好きだったよね。耐えることで自分を支えてた弓が痛々しくて、泣けてきた。弓の自分を支える所はお母さん譲りかな。かんちゃんも父親がなくて、母親や妹を支えなくちゃって強気でかんばってた。2人とも二十歳前の子供なのにね。甘え下手。かんちゃんも弓も素直に助けてって言えない似たもの同士だったね、だから居心地が良かったんだ。真山の一途さに弓は救われた。だけど、登場人物の誰もが一途なのよ。だから苦しんでる。なかなかレビュー出来なかったけと、物語として登場人物それぞれの人格や背景がしっかり作られてて読み応え充分です。購入される方はシリーズで読むことをお勧めします。
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DV彼氏のこの後。ネタバレ2023年9月3日このレビューはネタバレを含みます▼ かんちゃん、秋那、弓、真山のシリーズで、こちらはかんちゃんのストーリー。DVって歯止めが効かなくなるね。でも自分から終わりにしたかんちゃんは頑張ったと思うわ。殴ったかんちゃんの方が傷ついてるんだよね。だけど殴られる側も体だけじゃなくて心が傷ついてるんだよ。それなのに『見える傷』って言った弓は偉いなと思った。前作で『自分のために笑ってる』って弓が言ってたのはすごく共感できる。誰にも言えないし、解決するためには離れるしかないのだけど、なかなか離れられない。かんちゃんが笑顔を取り戻したと聞いて涙した弓が好きだよ。かんちゃんのこと、本当にいい好きだったんだね。真山と幸せになってね。かんちゃんも秋那に救われて良かった。ブラック上司と家族との板挟みで辛かったね。会社でされたことの吐口がDV、自分が壊れていくことを自覚するって怖いだろうな。転職して環境を変えても何年も心が回復しない。秋那に出会えてよかったよ、ホッとした。随分前に購入し、レビューを書くにはちょっと心の整理が必要でした。心が痛くなるストーリーだけどシリーズで何回も読み返しました。被害者、加害者みたいにならず、丁寧にかんちゃんの心の変化、葛藤を、時に面白おかしく展開し、なんとも言えない読後感です。深いな。シリーズだけど、自分は本編のはだける怪物から読みました。錆びた夜から読んだ方がすんなり話に入れるかも。でもそれだと弓に感情移入し過ぎてしまうかもしれないな。読む人の選択で良いと思いました。
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考えさせられた。2023年8月31日LGBTQの教本的役割と思って読みました。自分のことと捉えずに読むとそういうものかと、受け入れてられるけれど、自分や身近な人に置き換えると、考えさせられる。頭では理解した気になるけれど、実際には受け入れてることができるのか、を問う問題作だと思った。自分の夫だったらお互いのために離婚かな。いちばん近い友達になる。時間はかかってもね。でも女だから妻だけでなく女としての自分も諦めたくないから夫婦関係は終わりにするかな。紙切れ1枚でも夫婦だから区切ることを選択する。人として好きは大事だけどね。まだまだ続くだろうから、この先を読みます。
ひとつ、難癖つけるなら主人公がモテ過ぎなのは何故?もっとみる▼ -
心に刺さる、最後は読者へのプレゼントネタバレ2023年7月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 4月の東京シリーズ、蓮の兄、恭平のお話。相変わらず早乙女家は愛がない。登場人物みんながイッちゃってる人ばかりて救いがないかと心配になったけど、雉間君のお父さんや結人の小学校の担任の先生とか、ちゃんと大人でそれぞれの立場で雉間息子や結人を護ろうとしてくれて安心した。そして恭平が弟の蓮をずっと思っててくれたのがじんわり嬉しかったです。兄弟が再会するのも時間の問題かと。描き下ろしの最後は読者へのプレゼント、涙涙です。ありがとうございます。臨界点という発想が何のことかなって思ったけと両親や結人、受験、など恭平を取り巻く環境からのいろんな我慢なんだね。恭平の繊細でぎりぎり理性で自分を保つところ、結人の破壊的てサイコなところ、早乙女両親の肩書きと世間体なところ、雉間息子の自己中で見栄っ張りさ、雉間父や担任の愛情、諸々、登場人物の構成、ストーリー展開が巧みで、引き込まれます。4月の東京もすごい展開でしたけど、こちらも負けてません。でも苦しんだ主人公達が幸せでラストは読みながら音楽が流れてるみたいな感覚で映画を観てるようでした。良作な物語では自分の場合、エピローグに向けて音楽が流れる感覚があります。これで完結なのね、完結しないでほしい。この後の展開もあるといいなと望むのは読者の欲張りでしょうか、でも期待せずにはいられない。それほどこのシリーズは心に刺さる。恭平の早乙女家と病院乗っ取りや、蓮と和真との再会とか、早乙女両親の反省とか、まだネタはあるはず。矢島さんと博道と三つ子ちゃんとの絡みももっと読みたい。それぞれが繋がって登場してほしいな。読んでて心が痛くなることもあったけど、引き込まれて集中したし、蓮と和真にも会え、満足な読後感を味わえました。
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激しく続編をのぞみますネタバレ2023年6月25日このレビューはネタバレを含みます▼ この物語は主人公はいばらじゃなくて、ヴァシリーなの? それでもこれで完結なら物足りない。世界選手権の結果も知りたい。そこに至る過程といばらの母親との関係も読者の想像に任せるのではなく、しっかり描いてほしい。母親の過去まで掘り下げる必要はないけど、いばらの祖父の登場とか、まだまだ続きがあるでしょうと。スポ根までほ望んでないけど、続編を期待して星5つにしました。ヴァシリーといばらの関係性はもちろん、いばらのスケーターとしての成長を描いたと言ってもまだ足りない。画力があるので、作家さん、頑張ってください、期待してます。他の方のレビューや下巻の最後のページを読んでどうやら本当の最後ではなかったようで。編集者さん、是非、続編をお願いします。
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一気読みした。ネタバレ2023年6月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 大人買いしてしまった。親子2代のセ○レ結局はハッピーエンドなんだけど。これでもか、これでもかってくらい波乱満載で読み応え充分でしたよ。モラルとか、いろいろ突き飛ばして心の寄り添いが一番大切だと。そして夫婦はいつまでも男と女で、互いに求めてあっていたいという願望がストーリーの根底にあるのかなって思いました。世の中の夫婦が疲れた時に読んでお互いの思いを思い出してほしいかな。でもあくまでも物語なので、現実にこういうセ○レ関係が全て上手くいくとは思わないし、あくまでも願望かな。ひとつ、意見するといえば、華江夫婦にはポリネシアンセック○に挑戦して欲しかったし、最後に望む相手は夫と言って欲しかった。そしたら華江のことをもっと好きになれたのにな。華江、突っ込むだけじゃないのよ!ニコラスを愛しててもいいけどさ。でも夫もちょっと情け無いかな。ごめんね。
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おもい2023年6月3日3巻を試し読みしてたら間違って購入をほちってしたい、仕方ないから3巻だけ読んでたけど、ついつい1巻をポチッてしまい、結局、全巻制覇してしまった。
よく練られたストーリーだけど、読みながら苦しくなってしまった。クラスメイトを殺さず解決できなかったのかなとか。でも自分のしてしまった過去は変えられないし、正面から向き合わないと、事は解決しない。極限状態に置かれたら何が正しいのか混乱するし、気持ちを強く持つことも難しい。自分にとっては気にも留めないことが他者を傷つけてしまう怖さとか、だから何もしない臆病とか、克服する勇気、いろいろごちゃ混ぜに考えさせられました。しばらく休憩してから再読しようと思う。疲れた。それにしても水島はかっこいいな。惚れそう。もっとみる▼ -
兄弟愛炸裂2023年2月19日何気に読み始めたら、一気に読んでしまった。4兄弟と周囲の人たちの日常を織り交ぜての物語。小学1年生の岳くんの老師観には少々行き過ぎを覚えますが、楽しめる。次男の尊くんがそーなるかと思ったけど、三男の湊を好き過ぎるお釈迦様に収まってしまったのはちょっと残念かな(スウィー○ペイ○の次男、和臣くんタイプと期待してた)。湊が等身大的な。長男の隼がとにかく頑張ってるけど、ヘタレでもあって、4兄弟の個性がみんな違ってみんないいかんじ。
なぜ4兄弟の両親が亡くなったのか、まだよくわからない。両親のいない寂しさやつらさをそれぞれが抱えながらと明るく逞しく支えてあってる。笑いとほろりを楽しめます。人生の何たるかを時々教えてくれる物語。もっとみる▼ -
長編大河物語でしたね。ネタバレ2022年10月21日このレビューはネタバレを含みます▼ リアルタイムで読んでました。懐かしくなって読んでみました。省吾さんは生きてると思ったけど、飛行機事故で亡くなってましたね。忘れてました、納得がいかない。それにしても登場人物がそれぞれが主人公で、かつそれぞれに葛藤があって、抑えて抑えての感情爆発。そのパターンの一辺倒で、またか、またかと。連載当時は月刊誌だったのであんまり感じなかったけど、しつこいしくどい。全巻一気読みしましたか、正直読んでて疲れました。一番面白いのは省吾さんが事故に遭うまでかな。
物語としてはよく練れらてるし、戦中戦後、復興時期、高度経済成長、ロッキード事件もどき、オイルショック等々、時代を読むことができて昭和史が凝縮されてる。瞳子の一代記だけでも波瀾万丈で激動だから、そこで終わっても良かったと思う。それに登場人物の葛藤と復活が通り一辺倒じゃなければもっと面白いのにな。安定してた寿々子さんが亡くなってしまったのが一番残念。そして唯一の省吾さんと瞳子の息子の昇平さんのストーリーが少なくて残念。と言うわけで星3つ。リアルタイムでは夢中になって読んでたんだけどなぁ〜。緋の稜線のためにだけ月間YOUを購読してたのにな。 -
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暖かい切なさに涙…ネタバレ2022年8月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 妖しになりかけた狛犬の狛と人、伊月の物語。作家さん買いでしたが、爽やかな切なさで満足の読後感です。はじめは伊月の物語かと思ったけれど、本当は狛の物語だった。そして読み始めて早々に伊月と狛の交りも展開が唐突気味かなと思ったけど、物語をぐいぐい引っ張るには必要かと、読みながら納得。狛の葛藤が伊月を愛することが元になっているのも優しい気持ちになる。伊月が田舎でレストラン経営する展開も想定内だけど、もう少し狛と苦しんで欲しかったかな。人生を完了した伊月から貰った愛おしさと悲しみ、寂寥感、だけど狛は満足して狛の命も完了した。すごく切なかったけれど、暖かい気持ちになりました。作家さんの人柄かな。人外ものはちょっと苦手ですが、この作品は大丈夫。読後に、なんと背表紙の絵風景(狛のしっぽの絵)をみて、狛の気持ちに感情移入して自然に涙が溢れました。狛、幸せだったね。良い作品をありがとうございました。
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とうとう完了しましたね。ネタバレ2022年7月24日このレビューはネタバレを含みます▼ BANANA FISH や DEADLOCK 好きならば、すごく楽しめると思う。主人公3人はBANANA FISH のアッシュが3分割した感じ。はじめのうちは登場人物の区分けにちょっと難儀したけれど、読み進めて行くと問題ない。作家さんの画力にも引き込まれる。欧米人の堀の深い表情とかすごいなと率直に思う。
孤児院からの人身売買が全ての始まりで、その中でノブが日本の闇社会でのし上がって行く様に圧倒する。男娼として仕事しながら語学力を身につけ、裏情報で自分の価値を上げ、組織へ食い込む。同時に司法試験も合格してって何年かけたかと計算してしまった。時系列を辿って読んでいく面白さ、読み応えあり。心身共に傷ついたノブが自分を見失わなかったのは孤児院で過ごした米国人の2人の存在。米国にいる2人もそれぞれ人生が始まるけれど恵まれた環境の中でもノブを忘れない絆に深く感銘した。
昔、留学した友人から聞いた欧米人のアジア系人種軽視ってやっぱりあるんだなと考えさせられた。
物語は米国経済界と裏社会にCIAやFBIを絡めて深く入り込んでいく。一気に3巻まで読んで、それでも止められなくて雑誌版までよんだ。裏社会に入り込んだ2人がやむを得ずとも殺人を犯したこととか、インサイダー的なマネー操作のこととか、どう折り合いをつけるのか、それとも3人でメキシコあたりでのんびり暮らすのか・・・ここからは、全巻読んだあとの感想ですが、新しい名前で、のんびり中南米で暮らすのね、そうだと思った。BANANA FISHでも原作者は「アッシュは死ぬしかなかった」からの結末だった。こちらも因果応報じゃないけど、米国で実名で生活できないこと、実在しない人物になることで決着をつけるんだね。物語だから登場人物の都合の良いことばかりには進まない。何かを得るためには何かを手放す、人生においての取捨選択についても教えてくれたストーリーでした。久しぶりにBANANA FISH、,DEADLOCKED、気まぐれなジャガー、シジュウカラ以来の集中した時間を過ごしました。 -
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ホロッと涙、胸が熱くなりました。ネタバレ2022年5月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 素敵なお話です。人それぞれいろんな事情を抱えて生きている。そこを歪に感じることはないんだと思うの。側から見ればそんなことはわからないしね。でも当事者は自分を肯定しにくいんだろうなと思いました。一所懸命で涙もろい伊吹君の薄幸なはじまりにまず涙。佑真さんの青天の霹靂な状況に胸が痛くなった。そして舞花ちゃんの伊吹パパを思う気持ちにホロッ。佑真さん母の強さに天晴れを送りたい。舞花ちゃんのお父さんは癌の再発に悔しい思いと無念さいっぱいだったろうな。それでも舞花ちゃんと伊吹君の先行きを心配して、伊吹君を一人前にして舞花ちゃんを託した。舞花ちゃんのお父さんが実は一番侠気があって愛情深い人なのかなって思った。お父さんの伊吹君を信じる強さが伊吹君を支え一人前にしたと。伊吹君が良い人に出会って、本当に良かった。出会いは待ってるだけじゃなくて、逢うべくして出逢うのだろうけど、自分からも人を運を引き寄せると思うのよ。伊吹君の人柄や一所懸命な生き方が佑真さん母や佑真さんを引き寄せたんじゃないかな。そして舞花ちゃんあっての伊吹君と佑真さんだしね。
家族の形はいろいろだけど、みんなが笑顔になら、誰も文句は言えないよ。じんわりじんわり、ホロッと涙しながら何度も読み返しました。良い作品に出会えました、心が暖かくなりました。感謝します。佑真さん母の20歳若いパートナー獲得には驚いたけど、自分も目指そう!(笑) -
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赦しと救いの旅だねネタバレ2022年4月16日このレビューはネタバレを含みます▼ ドクズ凍月と癒しの奏の旅物語。凍月が旅を通して真人間になっていったことと、奏の意識が戻ってきたことで読者の自分も救われた感がありました。この旅はどうなっちゃうんだろってかなり心配したけど、最後、奏の意識が戻ったタイミングとかうまいなって作家さんの力量を感じました。読み応え充分。始まりはやばいくらい凍月がドクズので、読むのが辛いけれど、逃避行を続けるうちに凍月が改心していく様を読んで、心が落ち着きます。賛否両論ありますが、読み終わってみると、松本清張のドラマの「砂の器」「ゼロの焦点」か、ほかには「人間の証明」とかの世界観を思い出して満足感がありました。自分は好きかな。
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完成度が高い。ネタバレ2022年3月20日このレビューはネタバレを含みます▼ 本作の後にみのり→四代目を購読。どなたかのレビューに書かれていたように、それぞれのバックグラウンドからジェラシーがは発生する。卯一に振り回されていろんなトラブルが降ってくるけど、明虎さんとの絆が強固で誰も入り込めない。最後に卯一が身を引くことで愛することを覚え、心が成長したときの笑顔は美しかった。明虎さんの目線で同じ気持ちになったわ。
最後の作家さんのコメントにあるように、麻巳姐さんの気持ちにも近づいた気がした。1人の人間の感情や考え方、頭脳回路を余すことなく、そして決して中途半端にせず、完成度高く物語を完遂させた作家の力量に頭が下がります。きっと沢山の予備知識で土台を作り、いろんなところでさらに知識を得て、いろいろ考察し、一つの論文を仕上げたように完成させたのではと、その苦労を労いつつ、拍手で讃えます。お疲れ様でした。そして素晴らしい作品をありがとうございました。ちょっとこれを読んじゃうと他の作品が物足りなくなりそうで怖い気もしますが。それにしても麻巳姐さんはカッコいいね、好きだわ。 -
ジェラシーから入りましたネタバレ2022年3月20日このレビューはネタバレを含みます▼ ジェラシーの明虎さんと卯一が強烈だったので迷わず四代目とみのりを購入。でもジェラシーの最後に作家さんのコメントがあったようにジェラシーの方が作家さんの書きたい方だったのかなって感じた。ジェラシーは四代目のスピンオフだったのね。卯一、嫌いじゃないよ。でもやり方が悪い。明虎さんに会いたいからと講じた策がエグい。でもそんな卯一と盃を交わした四代目はやっぱり明虎さんの息子だねを先にこっちから読んでたら、ジェラシーは購入しなかったかも。それに四代目から読んでたら卯一が気持ち悪すぎて嫌いになってたかも。よってそれはそれで良かったかな。大負けで星5つ
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どこに着地するんだろうか2022年3月13日ヘタレ兄の桂一、しっかり者の妹の晃、晃の親友の珠希、桂一の友人の剛の4人の物語。兄妹の恋心をひた隠しして駆け落ちして親友が必死に探し当てる。ヘタレ兄の桂一が何かを決断して行動する時が来るのか、この2人の着地点が全く想像つかない。そして2人の母親の晃に対する愛情も見えない。本当は晃は養子なのかと勘繰ったりする。この物語の着地点をどこにもっていくのだろうか。晃の苦しみは理解できる。ヘタレ兄に決断してほしいよ。救いは珠希父子の関係があったかいとかろかな。晃を必死に探す珠希が好き。ほんといい子なの。みんな幸せになってほしいよ。もっとみる▼
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おまけの星5つネタバレ2022年3月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 前世がわんこで、恩返ししたい一念で生まれ変わり。おじいちゃんに会えたあたりからじわ〜っと感動。
なかなかストーリーが練られた良作です。主人公の社畜生活を変換させて、人として転生して恩人のおじいちゃんに会えて良かったね。読みながら、自宅のにゃんこを抱きしめてましたわ。
無理にBLや絡みにしなくても良かったんじゃないかと思いましたが、そーなるとジャンルの括りが難しくなるのかなぁとおもった。でもそれは爽やかに治るのかもとか、考えた。内容もじんわり感動して上げて星5つ。自宅のにゃんこを大事に可愛がろうと思いました。 -
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描いて自分を見つめるは刺さった。ネタバレ2022年1月29日このレビューはネタバレを含みます▼ シジャウカラ、本当のタイトルは「四十から」なのかな。40歳過ぎて自分を見つめ直す、自分の人生を歩くという意味かな。主人公よりも少し年上ですが。40代は30代と違って自分の老いも意識するし、若い頃とは違った1年ごとのまた違う景色をみる。親の介護をみたり、自分の老いを感じながら若さを強調したり。自分の社会的ステータスとか定年後のこととか、いろいろ考える。そしてまだ最後の足掻きのような無茶な行動も取れる。50になるまでのステップとしては結構多感かな。主人公の気持ちに共感したり、自分では考えつかないことの発想があったりして驚かされ、かつリアリティを感じます。自分も自ら離婚を申し出た立場からいうと、離婚は若い時がいい。自分も相手もね。いろいろ振り返らせてもらいました。千秋君の描いてよかったと言った時の表情が良かった。自分も当時のこと、それからのこと、仕事上の苦しかったことなど、日記とまではいかなくても書いて振り返ってみようと思いました。
そして、年齢なんて関係なくこの二人じゃなければ、という感じで物事が上手く運ぶようになってるんだよね。時期が来るというか、季節や時が巡ってくるというか、そうなるようになっているのよね。そこには運命とか必然とか、そういう言葉にあとから妙に納得させられる何かがあるのよ。巡ってくるのよね。
それにしても46歳で18歳下の男子の前で裸になる主人公に座布団1枚あげたい。その勇気と覚悟、心意気を祝福したいです。 -
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椿君を応援しちゃう2021年9月4日椿君が、高校生くらいになるのが楽しみ。でもいまは小学生の椿君がいろいろ焦って頑張ってるのを見るのが楽しい。このまま成長してね。もっとみる▼
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宝探しみたいな、せつなさとほっこりが。ネタバレ2021年8月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 父ちゃんが大好きな亮太君と父ちゃんの実兄燈利と保育士なっちーの物語。一気読みしてしまいました。時々出てくる父ちゃんの和利がまたせつない。何より燈利に会いたかっただろうに。だけど兄の燈利だからこそ亮太を託せたんだろうな。時々登場する生前の和利の兄への想いや、それを宝探しみたいにみつけてじんわり熱くなる燈利にせつなくなる。
亮太君の可愛さと実際にありそうな子どもエピソードに爆笑し、せつなさも含めて一気の読めたし、何度も読み返してしまう。この先の亮太君の成長を燈利となっちーと一緒に見ていきたいと思った。いいね
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壮大ネタバレ2021年5月5日このレビューはネタバレを含みます▼ コミックから入りました。スケールの大きさに興奮して、GWは寝る時間も惜しんで読みました。どなたかのレビューにもある通り、登場人物それぞれの個性がしっかりあって読み応えがあります。ユウト同様、ロブにいろいろ教えてもらいました。さすが教授。
運命の人を探すのではなくて、運命の人と決めず100年愛する、それが運命の人になる、含蓄ある言葉に納得。足りないところだったなと自分を振り返りました。
コミック版になったらどんなシチェーションになるんだろうと想像するのも楽しかったです。実写でも観てみたい。ハリウッド映画ならどんな配役になるのかなぁとか、たくさん想像しました。楽しかった! -
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待ってました。2021年4月17日作家さん買いです。でも裏切らない良さ。
エロさも、アングルもいい。線が細くて絵に嫌みがないし、無駄に擬音がないのもいい。内容は静かに進む独特感がまたいい。好みです。もっとみる▼いいね
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一気に買い込みました。2021年2月28日以前、読みホーダイで3巻まで読んで、4巻が出るのを待ちきれず分冊版を購入したけれど完結してなくて、ずっと待ってました。まってた甲斐がありましたよ。今回、再度読みホーダイで3巻まで読み直し、4巻だけと思ってましたが、何度も読み返したいと思って購入。音楽が介するストーリーはやっぱり良いね。最後のゲリラライブの新と宗純のセッション、宗純の笑顔がすごく良くって、自分も嬉しくなった。分冊版一部とダブル購入になったけど、悔いなしです。もっとみる▼
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ほっこりする2020年12月6日受けの心情とか丁寧に描かれてたと思う。攻めが、社長代理という立場ながらも歯科受診という日常的な設定が親しみを感じる。攻めの謙虚さに1票かな。ちょっと自分も夢見た。もっとみる▼
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まだまだ終わりが見えない。ネタバレ2020年12月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で2作目をよんで、ユキが心配になり、シリーズ全話をまとめ買い。でも、まだ終わりが見えない。ユキ、そんなに自分を痛めすぎなくてもいいんだよ。そりゃカナエのフェロモンを使ってΩのフリをお金を稼いだけど、そのお金でカナエとオウギの再会を果たせた訳だし。ルカがいつか、カナエに逢えるといいな、それをオウギが受け入れてくれるといいな。
今回、カナエとオウギはあんまり登場しないけど、いつも物語の背景にこの2人を感じる。
深いな、読み応え充分な物語。作家さんの意欲に応えるよう、読者の自分も心して読み込みます。 -
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時間って必要ネタバレ2020年12月3日このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応え充分。先のレビューにもあったけれど2人の心情がよく描かれてる。自分の好きで得意なことが仕事なら負けたくないって思うし、できる人に嫉妬もする。嫉妬するってことは相手の凄さを実は一番理解してるからこそだと思うの。嫉妬する自分に嫌悪して、だけどそんな自分を認めて受け止める。そうして心が強くなる。時間は必要だよね。何度も読み返しちゃう。要が一途で可愛い、要の専門時代の相談内容を知った美咲の心情がいい。そして専門時代の友人もいい。伏線部分がわかってくるとほんわか暖かい気持ちになった。ちょっとお高いけど購入してよかったと思えました。
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BLを超えた大河ものでした。ネタバレ2020年8月13日このレビューはネタバレを含みます▼ ご主人様と家礼、どんな展開と思ったけど終わり良ければ全て良しかな。良い意味でなかなかにくい。
今度は幼い当主をどう育てていくか、みてみたいと思います。読み応え充分。何度も読み返してます。一途な暁人がはじめ桂木に反発ばかりしてた頃は鬱陶しいと思ったのですが、大人になってからは桂木よりは頼もしく見えて、やっぱり名家の若様なんだなと思いました。桂木の人生を決定づけた前当主、つまり暁人の父親が本当は桂木が可愛かったのだと思うけれど、それを認めることはそれまでの自分の意思を真っ向から否定することになり、死ぬまで鎌倉から出てこなかったのかなと思いました。全ての始まりは女遊びが過ぎた暁人の祖父と桂木の母親が原因と思うけれど、暁人が全てを覆した。暁人の一途な思いで覆した、天晴れです。またいつか読み返したいな。 -
欲を言えば卒業後を見たいネタバレ2020年8月10日このレビューはネタバレを含みます▼ でもこれはこれで完結なんだなと、思う。
やっぱりhappyな終わりはいいね。澤根の寡黙な忍耐力がいいわ。生徒総会でのカミングアウトとかハラハラする場面もあるけど、とうにんになってみないとわからないことが伝わってくるし、終わり良ければ全て良し。いいね
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オススメ2020年7月13日評価が良いし、購入ならこちらをオススメのレビューがあったのでダブったけど購入しました。間違いなし!描写も良いし、タイプが違う主人公の心情とかわかりやすくて読み応えありました。もっとみる▼
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