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y1u2k2o7さんのページ|漫画の感想・口コミも業界最大級!シーモアレビュー
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ERR_MNG
レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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泣きました2025年3月2日上下巻のファンタジーもの、外れると落胆も大きいですがこちらは個人的にかなり当たりでした。やはり結局キャラを好きになれるかどうかなんだよなぁ。攻めも受けも個性的ながらちゃんと芯があって、言葉や行動に説得力がある。ストーリーの展開に合わせてキャラがブレちゃうと全体的に薄っぺらく感じるのですが、こちらはそんなこともなく、時間をかけてお互いを知っていく様子も丁寧に描かれてます。試し読みの段階ではそこまで期待してなかったのですが、大当たりでした!ストーリーも重厚で、最後うるっとしました。ルキウス(弟)のスピンオフが描きたい〜と作者さんの後書きにあったので、スピンオフが出たらぜひ読みたいです。もっとみる▼
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SFとして普通に面白いネタバレ2025年2月12日このレビューはネタバレを含みます▼ BLとして、というか、物語として普通に読み応えがあります。ひたすらBL的なときめきやイチャイチャを期待してると物足りなさを感じるかもしれませんが、個人的にはこういう小説がもっと増えてくれれば良いのにな〜と思います(悪役令息とかオメガバースとかでなく)。-1にしたのは、登場人物たちの感情描写が妙に客観的で、20年片思いだったわりには特に波乱もなくすんなりくっついてしまうので、恋愛以外の部分に比べてリアリティがないかなと思ってしまいました。もう少し攻めと受けの気持ちに温度差があったり、こじれたりしたほうが面白かったかも?最後のまとめ方もあっさりで、前半の盛り上がりに対して後半失速した気がしました。
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悪いところはないけどネタバレ2024年7月16日このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作家さんを読むは「バカで弱くて〜」に続いて2作目になります(ちなみに読み終わってから気づきました)。毎回、絵は綺麗だしボリュームもあるしきちんと話の筋も通ってるんですが、不思議と「今いち感情が乗り切らなかったな」と感じるというか、設定の重さに対して解決があっさりしてるな、と感じます。あと、ページ数の問題で省いてるのかもしれませんが、要所要所で説明が足りない気がします。今回でいうと、圭が睡眠障害になった原因でもある母親の説明が一切ない。あと春が何年も連絡してこなかった理由もふわっとしてる。いくら好きでも、寝てる相手(しかも睡眠障害もち)に許可なく手出したらダメだろ!て思うのに、そこに対する謝罪はなし。なんというか、このページ数があったらもっとちゃんと説明できたんじゃないか?と思うような部分がうやむやになってると感じました。あと、たぶん作者さんの好みなんだと思いますが、婚約者とのエピソードにページ数を割きすぎてる気がします。婚約者が嫌いとかではないんですが、主役ふたりに関する説明が薄いのでやや気になってしまいました。色々言いましたが、設定の説明はあるのに感情の説明がない、みたいな部分が多くて今ひとつ感情移入できなかったのだと思います。とくにここが悪い!て箇所はないのに読み返したいと思えないところが残念だなぁと思ったので、すこし辛口評価にしました。
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好き好きだと思いますネタバレ2024年5月14日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みの時点ではノンケの受けが愛されてハッピーになる話かな〜と思いきや、全然そんなことはなく、むしろずっと攻め主導です。ある意味ではとてもリアルで、そんな簡単に全部丸っと上手くいくわけないよね〜て話なので納得感はあります。が、個人的にゲイ仲間が裏で賭けとかしてたのを「俺は参加してないし見てただけ」てただの言い訳で受けに対してもゲイ仲間に対しても不誠実じゃね??となり、一気に読む気が失せてしまいました…。結局受けを弄んでるだけなのをオシャレに言い換えてるのが生理的にムリ!でした…なんだよ煙草にしとくのは惜しくなったって…こちとら人間なんですけど…。くれの先生の濡れ場の描き方が好きなので前半は楽しく読みました。私が王道展開BLが好きなので途中で萎えましたが、むしろ王道展開は上手く行きすぎててつまらん!て人にはとても向いてると思います。あとリバ要素が苦手な人は注意が必要です。
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個人的に好みじゃありませんでした。ネタバレ2024年1月28日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻の試し読みを読み、クラートとくっつくのかな〜と思って購入しましたが想像の100倍受けの性格が悪く、胸糞な展開でげんなりしました。ウィルは序章時点では良くも悪くも影が薄く、一番まともな感じ。そんなウィルとメロルは互いに一目惚れするわけですが、ずっとメロルの親友ポジションだったクラートはぽっと出のウィルにメロルを盗られるのが納得できず、遠回しな嫌がらせをします。その結果ウィルは死に、メロルは激怒してクラートと絶縁宣言。そんなこんなで数100年が経った頃、ウィルの生まれ変わりが登場してまたウィルと再会するためにクラートの力を借りて人間になるメロル。で、序章終了。あらすじだけ書くとウィルとメロルにクラートが横槍を入れてるだけのように見えますが、実際はクラートはそんなに悪いことはしてないし、その割にメロルがぶち切れしすぎてて引くし、もう二度と近づくなとか言っておいて慣れない陸に上がるに当たって側に居て欲しいなどと言い出すし、ただのワガママ王子で一つも共感できないしまったく好きになれません。純粋で健気なら無神経でも可愛げがありますが、口が悪くて常に上から目線な奴が無神経だと本当にイライラして無理でした。ものすごく文句を言いましたが、私がクラート派なのでここまでイラつくのであって、メロルやウィルが好きになれるなら普通に読めると思います。
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絵がきれいネタバレ2023年10月19日このレビューはネタバレを含みます▼ ひと昔前は同性愛者じゃない男性同士が急に恋に落ちるなんてリアリティがない!という価値観があって過剰なまでに登場人物の性的指向に言及する風潮があったように思いますが、最近はむしろそのへんは明確に突っ込むほうがヤボというか、恋愛は自由!偏見はNG!という世情がBLにも反映されてるなぁ〜と感じます。ともあれ。料理教室のオーナーとそこに勤める料理研究家兼YouTuberという組み合わせ。いわゆるお仕事モノっぽい雰囲気もありつつ、どちらかというと王道少女漫画展開がメインです。攻めに暗めの過去があり、料理教室のオーナーなのに手料理が食べられないという設定。受けの手料理なら食べられるようになるか……というと、とくにそんなこともなく。受けの幼馴染男女カップルや、攻めの妹など、わりと色んなキャラが出てきてそれぞれに魅力的ではありますが、ちょっと要素が多くて全部中途半端な印象はありました。攻めは義母と不仲っぽい雰囲気出してるけど正月に普通に里帰りしてるし。結局事件の真相どうなったん?等、広げた風呂敷を畳みきれていない箇所はあるものの、最後はとりあえず受けと攻めをくっつけることに全力投球した感じでした。エロは回数は少ないですがきちんとあります。続編とかがあったら読みたいなと思いますが、これ単体で読み返すことはないかもです。
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途中から設定が…2023年9月28日いい話です。いい話なんですが…個人的に受けと攻めは逆がよかった(※ウブなヤンキーが攻めです)。立ち読み増量期間で試し読みしたので1〜2話まるっと読めたのですが、真面目で地味そうに見える長谷川くんが意外と空気の読めるイケメンだったり、ヤンキーに見える日山くんが意外とウブで可愛かったり……ていう話に感じたので……実際にそういう話なんですが……。受けと攻めはそのままでもいいので、もう少し日山くんのウブ設定を最後まで生かしてほしかったな〜。途中からただの学園モノになってるな、という気がしました個人的に。絵も可愛いしただの学園モノが悪いわけじゃないんですが……。似たような話なら他にもあるな〜という展開になってしまったのが、期待もあっただけに惜しいです。もっとみる▼
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ルソーが好きになれるならオススメネタバレ2023年8月26日このレビューはネタバレを含みます▼ このゆるゆるの貞操観念でもあまり嫌な感じにならないのは、つた子先生ならではだな〜と思います。とは言え、設定的にもストーリー的にも受けの体を複数の攻めで共有する話なので、固定派の方にはオススメしません(試し読みの時点でわかると思いますが)。せっかく当て馬で出てきたルソーの本心が最後までわからず、そこが個人的にモヤモヤしました。自分の物だと高を括っていたら他の男に掻っ攫われた、というだけの話なのかもしれませんが、うーん…。正直ルソーにあまり同情ができないので(自業自得感が強すぎる)、出てくると若干イライラしてしまいました…。シャガールが好きならまだ分かるけど、独占欲の方向性が難しすぎる…。絵も綺麗だし世界観も凝っててストーリーも面白いんですが、ちょっとそこがイラつきポイントだったので、読み返すことはないかもしれません。
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甘くて切ない2023年2月11日マミタ先生の作品ははずれがなく安定して面白いので好きです。その中でも、個人的にはこちらが一番当たりでした!おじさん受けと、チャラそうに見えて実は一途な攻め…というのはマミタ先生のいつものパターンなんですが、本作は逆に言うとそれ以外に特殊な要素がなく、昔の月9みたいな王道恋愛ストーリーだなという感じです。なので、意外性のあることは何も起きないのですが、それが良かった。ストーリーがシンプルだからこそ、台詞や仕草にキュンとしたり、切なくなったり。ゆっくりと気持ちを確かめ合う2人を応援しながら読めましたし、読後感も良いです。強いて言えば、受けがちょっと乙女すぎる気もしましたが、私は許容範囲内でした。おすすめです。もっとみる▼
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ずっと置いてけぼりネタバレ2022年11月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 辛口評価すみません。主人公の生い立ちとか恋愛のトラウマとか、いろいろ風呂敷を広げたわりに回収があまりにも雑すぎてまったく感情移入できませんでした…。鳴かず飛ばずのラノベ出身作家がイケメン俳優と出会う…というところまではまだ良いのですが、ただ作品のファンだったというだけで最初から俳優がグイグイ距離詰めてくる意味もわかりませんし、とくに何のイベントも起こらないのに急に告白されます。で、過去のトラウマが原因で主人公はけっこうひどい振り方をするんですが、そのトラウマを克服したわけでもないのに唐突に「やっぱり君が好きだ」となり、その言葉でなぜか晴れて恋人同士だね!となり、最後らへんに申し訳程度に別れた元恋人が出てくるんですが、とくに何をするわけでもなく「実は彼も良い人だった」みたいな雰囲気だけ醸して去っていきます。イケメン俳優と作家がドラマティックに出会いくっついた、という話を書きたかっただけなのかな?という感じ…。それならそれでもっと終始明るい話なら良かったのですが、作者さんの手癖で主人公はトラウマ持ちの内向的陰キャだし、そこも含めて私には刺さりませんでした…。攻めの俳優も、謎に馬鹿キャラなのがちょっとイラッとしてしまって…。今まで書いたことない要素をがんばって入れようとした結果、まとまりのない話になってしまったのかな〜という印象です。
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ストーリーの面白さだけなら☆52022年10月4日BL的に萌えるかで採点すると☆3、平均して☆4という感じです。濡れ場は読み飛ばしました。(描写が下手とかではなく、個人的に主役ふたりの色恋にまったく興味が持てなかったため)一穂先生の作品はほとんどどれもそうですが、キャラの感情マップが複雑すぎて、わかりやすい「恋愛」としては描かれてません。この作品のふたりも、愛憎で言うなら愛と憎が2:8では?という感じです(正直、ごく平凡な感性の私には理解できない高尚さだった)。それはまぁ良いのですが、個人的に一番萎えるなーと思うのは、これだけ攻めを貶めて蔑んで傷つけても、受けはなんとなく周りに愛されて、すべて許されてしまうところです。いわゆる受け至上主義なんだよな〜と一穂先生作品を読んでると毎回思うのに、なんか毎回読んでしまいます。ストーリーは本当に面白いと思います。もっとみる▼
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あっさり2022年6月22日絵がきれいだったので購入。ものすごく何かがダメというわけではないですが、普通だな、という印象でした(辛口ですみません)。高評価だったので他の方のレビューを見てみると、pixivで連載しててそのときからファンだったという方が多いみたいです。正直、ファン以外が読んでもふーん……という内容ではないかなと思います。とくに劇的な出来事が起こるわけでもなく、登場人物の心情の変化もいまいち伝わってきません。どっちもノンケなのにそんな簡単に恋愛感情や性欲抱いたりするか…?攻めが一目惚れした理由も謎です。いっそ攻めはゲイ設定にすればよかったのに、作者さんのこだわりなのでしょうか。わざわざノンケにした理由もよくわからなかった……。とくに不快な気分になるような出来事も起こらないので、「ただ絵がきれいで爽やかなBL」が読みたい方や、BL自体読むのが初めて!という方には勧められるかもしれません。私はもう読み返すことはないと思います。もっとみる▼
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面白いですネタバレ2022年5月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いのに辛口評価ですみません。一穂先生が好きで、明光新聞シリーズも好きですが、こちらの2人のお話はなんとなく避けてました。短編集を読んで、ちょっと西口さんが好きになれないなと思っていたので。で、実際に読んでみて、やっぱり西口さんは苦手でした。あえて無神経なキャラクターとして書かれているのはわかるのですが、男社会に染まり切った前時代的な感性がいちいち癇に障ります。まぁ、人並みの優しさと弱さを持った人で、まったく理解できなくもないのですが、発言がいちいち「うわ〜、こういう無神経な男いるよね〜」っていう内容で最後まで好きになれませんでした。でもこういう無神経で顔がいい男が謎にモテるのもわかるんだよなぁ…。すみれちゃんがひたすら可哀想で、短編集でその後も描かれていますが、もうちょっと幸せになってほしかったなぁと思ってしまいます。話自体は面白いし、やはり一穂先生なので感情描写がとても繊細で良いです。碧が西口さんを言い負かすシーンは「さすが」の一言でした。
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オチがないネタバレ2021年9月28日このレビューはネタバレを含みます▼ 広告につられてつい読んでしまいました。旦那に不倫された修羅場の実録漫画などを読んだことがあり、こちらもそういう話かな〜と思いきや、本当にただの「ブログ」でした。10年同棲した彼氏に他に好きな相手ができて、同棲解消して、終了。ドロドロした展開や、一発逆転みたいな劇的な展開はなく、淡々と引っ越し準備をしたときの作者の心情が綴られているだけ。タイトル通り、「日記」です。タイトルに堂々とそう書かれているのだから察しろと言われればそれまでですが、お金を払わせて人に読ませるならもうすこし脚色するなりなんなりして「読み物」として完成させたほうがいいのでは?と思ってしまいました。あまりにもただの日記すぎて。ただの日記でも、作者の怒りや寂しさなどに共感できたり、心に刺さる言葉が書かれているなら読む価値がありますが、なんというか本当に素人のブログです。ブログなら無料で読めるからいいですが、金を払わせるならもうすこし起承転結があるべきでは?と思いました。個人的な感想ですが。あと、作者が会う男会う男値踏みする感じと元彼を「ペット」と表現するシーンが苦手でした。
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作家買いです2021年6月25日作家さんが好きなので買いました。他の新しめの作品と比べると私には刺さりませんでした。この作家さんはわりとどの作品もその傾向が強いですが、主人公たちのラブよりもストーリー展開に重点が置かれてます。ストーリーそのものはすこしミステリっぽい要素があって普通に面白いです。が、主人公カプのふたりがあまり好きになれず、ふたりのラブシーンは読み飛ばしてストーリーだけ読んでしまいました。ので☆マイナス1です。主人公カプはどっちが攻めでどっちが受けなのか、実際にえっちするまで予測不能でした。最終的に「あ、そっちなのね」という感じです。どちらかは読んでのお楽しみで(すぐにわかる人はわかるかも)。受け攻めがはっきりしない部分も含めて、あまりBL色が強くない作品が好きな人は向いてるかもしれません。もっとみる▼
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ようやく読みましたネタバレ2021年2月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 買ってからしばらく積読してましたが、ようやく読み切りました。おおよそ予想通りのことしか起こらず、でもそれなりにアップダウンがあって読みやすかったかなと思います。が、攻めの行動にいちいちイライラしてしまったのと、それに受けがいちいちメロメロするのにイライラしてしまった……。受けがものすごい高級ホテルのエリートバトラーの設定なのですが、少なくとも作中ではポカやらかしまくりで「有能とは……?」という感じでした。攻めも、なんだか受けの人生とかやりたいことよりも自分の欲望優先なんだな〜〜という感じで、あんまり好きになれなかった。BLでそんなこと気にするなと言われたらその通りなのですが、BLだからこそ、お互いに自立しながら生きていく道も選べたのでは?と思ってしまう。まぁこの作家さんの話はいつも結婚するし通常営業なんですけど……。
いろいろ言いましたが、ここ最近の同作家さんの作品の中ではイライラ度数が少なくて読みやすかったと思います。 -
途中何度も挫けそうになったけどネタバレ2020年7月4日このレビューはネタバレを含みます▼ なんとか読み終わりました。が、主役のふたりがイチャイチャしてる部分はほとんど読み飛ばしてしまいました……(そこがBLの醍醐味なのに)。最後はとにかく犯人が知りたくて読んだって感じです。ミステリー物のBLはけっこう好きなので、こちらもそれなりに楽しみに読んだのですが……とにかく主人公に共感できない!!その主人公に惹かれる攻めにも共感できない!!登場人物が全体的に嫌な奴すぎる!!という具合で、途中何度も読むのをやめようかと思いました。しかし最後まで読んでみれば、途中「???」だった部分もあーなるほど、と腑に落ちるので、ストーリー自体は悪くなかったと思います。だけどやっぱり、犯人には罪を償ってほしかったなぁ。被害者は悪い奴だから殺されても仕方ない、という考え方は暴論すぎてあんまり納得できない……。トリックは(ストーリー的な仕掛けも含めて)面白いのですが、人物の感情描写や作品そのものの意味性?みたいな部分が浅いなと……。私はとにかく主人公が好きになれなかったので酷評ですが、そこの相性が良ければ面白いと思います。
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周りを巻き込みハッピーエンドネタバレ2020年6月22日このレビューはネタバレを含みます▼ 前作に引き続き、ひたすら相思相愛なふたりです。ちょっとお互いに盲目すぎて周りが見えていないのでは?と思う場面もしばしば。あまり評価が高くないのは、攻めがあまりにも自分本位すぎて見ていてイライラしたからです…。受けを手放したくないのはわかるけど、自分が頑ななせいで周りが不幸になっているかもしれないと思い至らない浅慮さが個人的にナシでした。周りもそれに絆されて「ふたりが幸せならいいよ〜」ってなるのも、頭の中お花畑すぎないか?と。まぁBLなのでそれくらいライトなノリで良いのかもしれませんが、すこしくらい攻めに自分の行いを反省してほしかったかな、と思ったので☆-2です(すみません)。あとこれは続編なので仕方ないのですが、何も起こらなすぎる!と思いました。ふたりはラブラブだし、ちょっと世継ぎ問題や抗争に巻き込まれたりしますが、前作のドン底からのシンデレラストーリーに比べると、どうにも波風が小さすぎて……。周りが全力で祝福ムードなのも個人的にはやりすぎだなと思いましたし、読後感は悪くないですが、たぶんもう読み返さないと思います。全体的にのんびりしてるので、そういう雰囲気の小説が読みたい気分だったらおすすめです。
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すごく泣けたし良かったですネタバレ2020年4月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まで、明らかに両思いのふたりのすれ違いっぷりに悶えたりキュンキュンしたり涙したりとすごく感情移入して読んでいたのですが、一番最後にはいってるスピンオフ短編で弟→攻めっぽい描写があるのが個人的にちょっと……と思ってしまい評価低めで申し訳ありません。作者さんの趣味なのか、全体的に攻めマンセー!という雰囲気です。登場人物全員攻めが好きなのではという勢い。それは全然良いのですが、もうすこし受けが今まで散々バカにしてきた奴らを見返してやるシーンが欲しかったな〜〜と思いました。攻めは受けのことが大好きなのですが、弟とのエピソードが若干浮気っぽい感じがして……固定厨ゆえに引っかかってしまった……。最初から浮ついたタイプだったらそこまで気にならなかったと思いますが、散々受け一筋!というアピールをしてからのアレだったので……。本編のお話はとても面白かっただけに、やや残念です。
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オメガバース全否定の世界観ネタバレ2020年2月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初に。オメガバースを否定する世界観なので、オメガバースが大好き!という人にはあまり響かない作品だと思います。αとΩが絶滅して100年後、という世界線で、よくよく見ると「現代」ともすこし違う世界軸なんだなぁということがわかります(スマホが普及してるけどメールが主流だったり)。そんな中、突然変異で生まれたαとΩが偶然出会い、惹かれ合うというストーリー。αもΩもいない世界で生きる二人は、どちらも「他人と違う、受け入れてもらえない」という苦悩を抱えていて、自分の特殊性に対しては否定的です。「運命の番」かもしれない相手に出会っても、相手に惹かれるのはΩ(α)としての本能がそうさせているだけでは……と悩んだりして、つねに後ろ向き。最終的に、片方が特殊性を消すことによって、ごく普通の自然な生活を手に入れる、というお話。個人的な感想としては、読後感悪くないです。悪くないんですが、Ωとかαの性に振り回されてもだもだ……というシーンは、他のオメガバースでもお決まりの流れだし、最後の「オメガバース全否定」なラストシーンは、まぁこのお話の主旨としては合ってるんだろうけど、今いち共感性に欠けるんだよなぁ……という感じで、総合的に「他のオメガバース本と比べて面白い所は特に無い」になってしまっているのが残念でした。悪くはないけど、良くもない。私はオメガバースが好きでも嫌いでもないし、この話の作者さまは好きでけっこう読ませていただいてるんですが、それを含めても☆3が限界でした。悪くないです。ただ設定を活かし切れてない感じが否めないと思います。
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受けを好きになった理由が嫌ネタバレ2019年12月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は楽しく読んでいたのですが、途中で受けがモサい姿からイメチェンするシーンがあり、攻めが「イメチェンした見た目がタイプだったから好きになった」と発言するのを見て、一気に読む気をなくしました。見た目が好みでも良いんですが、モサい姿のときは視界にも入れていなかったのに(実際にそういう表現があります)、イメチェンしたら急に好きになるって……。理由が浅すぎでは?と思ってしまいました。これが一目惚れとか飲み屋で偶然会ったとかならまだ良かったんですが、受けはどちらかと言うと「モサい姿」のほうが自然で、本来の姿だと思うので、それを好きになれないならそれは恋ではない……と、思春期の少女のようなことを思ってしまいました。川琴先生は基本話が浅くてえっちで可愛いところが良いところですが、さすがに受けの中身に興味ない脳筋の攻めは嫌です……個人的に。
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フェチシズム萌えの人向けネタバレ2019年11月19日このレビューはネタバレを含みます▼ ものすごい低評価が逆に気になって読んでしまいました。前作の整体師?の話も読みましたが、今回の方がややシリアス。でも序盤からそこはかとなく両思い臭が漂ってるので、個人的にはそんなに辛くないかな。相変わらず、本番はないのにえちえちなシーンを描くのが上手な作家さんだなと思います。巻で買ったほうがいいかも。
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爽やかイケメン×純粋素直受けネタバレ2019年8月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のほかに、表題作に登場する別CPのスピンオフが一話はいってます。そちらだけR-18あり、表題作のほうは書き下ろしも含めて濡れ場はありません。個人的には、スピンオフをいれずに表題作のほうでR-18シーンを入れて欲しかったな、と思いましたが、あまり濡れ場を描かない作家さんなのかもしれません。絵もストーリーも可愛らしく、少女コミックぽいです。個人的には、攻めの雪乃はもっと悪い奴でも良かったなぁ(そのほうがストーリーにめりはりが出るし…)と思ったのですが、本当にひたすらにただの爽やかイケメンでした。爽やかイケメン×ぽわぽわ可愛い素直受けなので、とくに感情が波立つようなことは一切起こらず……。逆に言えば、それが良かったという人もいると思います。個人的には、絵も、ストーリーも、キャラクターも、悪くはないんだけど全部一歩ずつ惜しい感じだな……と思ってしまい、大変申し訳ないですが読み返すことはないと思います。
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始終ラブラブな大学生カップルネタバレ2019年7月10日このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく、大学生ふたりがひたすらラブラブする話、という感じです。片方がゲイ、片方がヘテロですが、そのへんの問題はほぼ何もなく、アクシデントらしいアクシデントといえばヘテロ側の因縁の相手が出てきたりとか、それくらいかなぁ。あと、リバありです。(これは知らなかったのでちょっとびっくりした)同名作家さんの本はわりと読んでいますが、一人称の作品はこれが初めてだったような?かなり口語体で砕けた文章です。なんというか、漫画だったらこういう話もいいかなと思えるけど、小説だったらもうすこし登場人物の感情の揺れが欲しかったかな、と思ったので評価低めですみません。
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好きなカップリングではないけどネタバレ2019年2月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みの時点で、どことどこがくっつくの!?と気になってつい購入してしまいました。わりと満なエンドです。個人的にはアレクが好き。運転手の彼にもうちょっと華を持たせてあげたかった気持ちもありつつ、まぁ〜これで良かったのかな?という感じです。(とはいえ、納得できるカップリングだったかというと非常に微妙なところ)お兄ちゃんが癒し。
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TLっぽい。ネタバレ2019年1月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの名前を初めて見たので、新人さんかな?と思ったら、同じレーベルでは今回が2冊目だそう。もしかすると、普段はTLを書かれてるのかな?という気もしました(文章がTLっぽい)。作中の文章も今どき珍しいくらい口語の多い文章でしたが、あとがきのテンションも若々しかったです。ともかく。親友の彼氏?(婚約者?)に恋する主人公という設定が面白かったので買いましたが、うーん。試し読みには攻めが描かれてなかったので「かっこいい!」という前評判だけで買ってしまいましたが、攻めの性格が好きになれなかった。初対面から不躾で、口が悪い。仕事が立て込むと清潔感もなくなるし、何かにつけ上から目線。そんな攻めに、受けがずっと「かっこいい…」と目をハートにしてるのが???という感じでした。ストーリーも、もろもろの誤解がとける前にさっさと体の関係を結んでしまうし、90年代後半の受けがほぼ女の子だった頃のBLみたいだな〜と思いました。そしてやっぱりノリがTLっぽい。TLも好き!という方は違和感なく読めると思いますが、普段TL小説を読まない私には違和感ありまくりでした。文章が稚拙という意見もありますが、そういうものだと思えば読めないことはないです。ただテンションについていけない。
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作者買いネタバレ2019年1月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。相変わらず絵がきれい&かわいい。制服のデザインがとても好みです。今回は真面目で一途な攻め×純粋で素直な受け。ふわふわとした、可愛らしいカップリングです。どちらもルックス的にはかわいい系。受けの子が三白眼なのが萌えます。他に主要な登場人物がちらほら出てくるので、もしかして別の誰かと結ばれたりするんかな…?と勘ぐったりもしましたが、まぁそんなことは起こらず。大方の期待を裏切らない展開でした。何かどんでん返しを期待してる方は物足りなく感じるかもしれませんが、基本吉尾先生の作品はあまりそういう事はないので、いつも通りと言えばいつも通り。攻めの友達と生徒会長が良いキャラなので、スピンオフを期待したいところです。
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大学生らしい恋愛ネタバレ2018年10月31日このレビューはネタバレを含みます▼ キャラも好きだし、絵も独特ですが個人的には好きです。ゲイであることを隠して生きてきた受けと、好きだった相手に振られた傷が癒えないままの攻め。過去のトラウマを抱えたまま蓋をして生きている二人が、お互いに出会ったことで、その蓋を剥がしてトラウマと向き合い、前向きに生きて行こうとする話。キャラも設定も大筋のストーリーも良いのですが、すこしだけ、「トラウマと向き合おうとする」くだりで展開に粗が見えたのが残念でした。全体的に「雰囲気」に頼りすぎていて、説得力に欠けるかなぁと。でもそのリリカルさが魅力でもあるので、好きな人には響くと思います。
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変則オメガバースネタバレ2018年10月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 正直な話、もう「ブーム」と呼ぶには使い古されすぎてるだろ…と思ってしまうオメガバース。失礼ながら、出版社はいつまでこの設定を使い回す気なんだろう?もういい加減にしてくれ…というのが本音でした(すみません)。そんな中、こちらはすこし変則的なオメガバースものということで、おっ、なかなか読みごたえがありそうじゃないか…と思い購入。結論から言うと、良くも悪くも「やっぱりオメガバースってこうだよね」という感じでした。本人たちの意思では抗えない、絶対的な運命の番。と、いう部分にエモみを感じる方にとっては、拍手喝采のラストだと思います。それに加え、「運命なだけじゃなくて、ちゃんと自分たちの意思も介在してるんだよ」という方向性のサジェストもあるのが、他のオメガバものとは違うところかなと。外側の設定だけ残して、ごく普通の恋愛観を強くした感じです。作者さまの趣味もあると思いますが、番の関係においてはアルファよりもオメガのほうが強い、という感覚も他にあまりなく、アルファの傲慢さが苦手という方にも受け入れやすいと思いました。-1にしたのは、バース世界線の「ダメなところ」にばかり話が集中して(主にオメガのネガティブな特性についてですが)、逆に「このまま戻らなかったら子供が産めない、周囲に認めてももらえない」という点にあまり言及されなかったところが、すこしもったいないなと思ったためです。冬至に愛されてたのにちゃんと受け止めてなかったな、と春間が気づくのは良いんですが、そもそも相手の家族にも自分の家族にも友達にも社会的にも関係を認めてもらえるってとても有り難いことだと気づくべきなんじゃないか?とすこし疑問でした。(これはそもそも「BLである意味」みたいなところで、私がオメガバース全般に感じている違和感なのかもしれないです…)安西先生の、繊細な心理描写が好きなので、基本的には楽しく読めました!(むしろ全体に明るすぎたのが、すこし拍子抜けなくらいでした)ライトに読めて、読後感良いと思います。
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美しくはないが、応援したくなる大人の恋ネタバレ2018年10月17日このレビューはネタバレを含みます▼ あちこちで紹介されたり、ランキングに載ったり、レビュー評価が高かったり、きっと面白い作品なんだろうなぁということは知りつつ、今までなんとなく手が伸びませんでした。「女装姿で会い、男だと言えないまま恋に落ちる」というシチュエーションの作品は他にもあるし、こう言ってはなんですが、そういう「ゲイ」「女装」といったアングラな部分を主題にした作品は、すこし自分には重たいなという気がしていて、なので「美しいこと」のあらすじを読んだときも、ああ〜こういう系か〜と。しかし最近、木原さんの別作品を読み、とても感銘を受けたので、こちらを読んでみる気になりました。とりあえず講談社版を先に買い、悩みに悩んで、もしかしたらガッカリするかもしれないと危ぶみつつ、どうしても続きが読みたくてSHYnovels版の下巻も買いました。結果から言うと、下巻まで読めてよかった。講談社版だけでも読後感は決して悪くないですが、ハピエン厨なので、松岡が幸せになってくれて本当に良かったなぁと嬉しい喜びでいっぱいです。また下巻収録「愛しいということ」は寛末目線で話が進むので、上巻でひたすら愚鈍に見えた(悪口ではなくそこが彼の魅力ですが)寛末が、頭の中でいろんなことを考えてたんだなぁとわかるのも良かったです。もっと若いときにこの作品を読んでも、もしかしたら不快感しか覚えなかったかもしれませんが、恋愛をしていると起こる感情の矛盾や、好きになった途端に目に見えるものすら変わる感覚が、今この年齢だからこそ鮮やかで胸に刺さりました。不器用で臆病で真っ直ぐなふたりが、傷つきながら気持ちを育んでいく姿は、応援せずにはいられない気持ちになりました。
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夢みたいな設定だけどリアリティがある2018年9月13日かわいい。芸能人×ファンってよく見かける設定ですが、こちらは知り合ってからファンになっていくタイプなので違和感がないです。受けのキャラも、ただのファッションオタクで実際はリア充みたいな感じじゃなく、ガチのオタクなので好感が持てます(社会人としてもちゃんとしてるし)。逆に、攻めのほうはオタクなんだけどきちんとリア充なところもリアルでよかった。共通の趣味はあるけど、基本的にはまったくタイプの違う者同士。仕事だったり友情だったり、それぞれに大切にしてるものがあって、相手の大切なものをお互いに大切にできる関係性が、とても現実的なんだけど理想的でいいなと思いました。だから逆に、胸がぎゅっとなるような切ないシーンとか、俺にはお前しかいない!みたいな熱い展開はまったくありません。始終ほのぼの。でも良い話でした。もっとみる▼
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優しくて温かい気持ちになる2018年9月4日小椋ムク先生が好きで惹かれたのですが、初めて読む作家さんだし(あとがきを読んだらこちらがデビュー作のようです)、あらすじに視覚障害者のお話とあったので、うーん…どうかな、と思いながら試し読みを読み、続きが気になり即購入。結果、とても面白かったです。文章が比較的あっさりしていて読みやすい。けれど心理描写はとても丁寧で、ところどころ涙が出てしまいました。視覚障害者について書かれていますが、当の二ノ瀬が真摯に障害と向き合っているので、あまり暗い雰囲気はありません。おっとりして芯の強い二ノ瀬は見ていてとても好ましかったです。相手の日根野谷も男らしくてかっこいい。☆は4.5という感じですが、キャラクターが好きだったのでおまけで☆5です。末永く幸せでいてほしいなぁと思うカップルでした。もっとみる▼
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同作家さんの中では一番好き2018年9月2日こちらの作家さんの作品なんだかんだ既刊はすべて読んでるのですが、こちらが一番好きでした。生意気な歳下攻め×真面目で不器用な歳上受け。あまり歳下攻め感はないです。前作もそうですが、ハッピーエンドまでの焦らし方がうまい作家さんだなと思います。ほどよくイチャイチャしてて飽きないし、ちゃんと起承転結があってわかりやすい。濡れ場の頻度も個人的にこれくらいがベストです。前作よりもちょっとえっちなシーンが多かったのでそこも◎。スピンオフの柿崎編については、まぁそんなに要らなかったかな?と思いますが嫌悪感を催すほどじゃなかったです。だいぶ読み飛ばしたけど。もっとみる▼
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あんまりネタバレ2018年7月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 特にここがすごく悪い、という部分はないのですが、あまり刺さらなかった…。まどろっこしい部分と、アッサリな部分の配分?が腑に落ちなかったし、全体にフワフワしてるけど、あんまり甘くないな、と思いました。辛くもない。無味。味がないので、美味しいとも不味いとも言えない感じです。あとキャラがあまり好きになれなかったというのもあるかも。攻めを、ガンガン攻めていくタイプなのか、奥手なタイプなのかどっちかに振ったほうが個人的に好みだったかな。(皆の前では攻めるって、普通逆じゃない?と思ってしまったし。周りがお膳立てしすぎな空気も個人的にすこし嫌でした。←いい大人なんだからほっとけよ、と思ってしまう)あと先輩もフツメンじゃなくてもう少し魅力のあるキャラのほうが良かったけど、そこは好みかなと思います。低評価すみません。
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ライトなラブコメ2018年7月3日かわいい。嘘から始まる関係ですがイチャイチャがメインです。ひよちゃん、だいぶ頭弱い。けどそれが話をライトにしてくれてました。なので切ないしんどい展開を期待してる方にはあまりオススメできません。思い切りライト〜なのが読みたい時用。欲を言えば、優兄×真幸のほうのカップルももっと見たかったです。もっとみる▼
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面白かった〜2018年6月25日あぁあ〜すごく切ない…。軽いラブコメかと思って読み始めたら、翔太…ストーリーの8割泣き顔か泣きそうな顔してるじゃん…。でも38歳攻めの透さんがずーっと翔太の味方でいてくれるので、きゅんとした…。…でも大人の余裕がピュアな翔太には恥ずかしかったり〜、ライバルに意地悪されて落ち込んだり〜。切なかったり嬉しかったり、テンションが上がったり下がったり、翔太と一緒に恋してるみたいな気持ちで読めました。こういうド天然!ド素直!な受けって場合によってはウザいって思いそうですが、翔太はもどかしく思いつつもただただ応援してあげたくなる子だった…。ハッピーエンドで良かったです。※タイトルと表紙絵が内容と合ってなくない?とちょっと思いました!もっとみる▼
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少女漫画っぽいネタバレ2018年6月18日このレビューはネタバレを含みます▼ 個人的には受けがスパダリかどうかはどうでも良かったので、普通にイケメンで内面もよくて仕事もできて…って感じの受けで良かったです。性格悪いキャラがそこまで好きじゃないので。(このへんは好みだと思う。もの凄い外面と中身にギャップがある二面性キャラを求めてる人は微妙かもしれません)攻めが年下なとこが良かったかな。受けが社内でも面倒見がいいキャラなので、グイグイくる攻めを断りきれないっていうのも納得できたし、単に年下攻めが個人的に好きです。嫌な人がひとりも出てこないのでストレスがない代わりに単調ではあるかもしれない。けど最初にドカンとエロを持ってきて、あとは焦らすというのは手法だと思うので、やたらめったらエロが入って話がとっ散らかってるより私は好きだった。まぁ本当に好みの問題だと思います。少女漫画っぽいラブコメBLが好きなら好きです。私は好きでした。
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好みじゃなかった2018年6月3日たぶん好みの問題だと思うんですが、あまり絵が好きじゃありませんでした。普通のときはそこまで気にならないんですが、濡れ場の描き方が好みじゃなかった(苦笑)。それでもストーリー重視のお話なら全然良かったのですが、いかんせん濡れ場重視のお話だったのでそこが好きになれないともう全部「うーん?」になってしまってダメだった…。あとキャラクターがなぁ…。攻めはずっと意味不明(気障な天然という感じ?)だし、受けはぎゃんぎゃんうるさいわりに流されやすいし…。全体的に、もう少しキャラも話も練って欲しかったなぁ〜と思いました(弟のブラコン設定、要る?とか思ってしまった)。他の方の評価が高く、そのぶんハードルが上がってしまったなので、低め評価でごめんなさい。もっとみる▼
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崎谷先生の久々の長編新作2018年4月2日崎谷先生の、かなり久々の長編新作。慈英×臣シリーズのスピンオフですが、私自身そちらのシリーズはほぼ読んだことがありませんがこちらだけで問題なく読めました。ワンアイドマリアとか、崎谷作品別シリーズの店舗名称が出てきたりして、崎谷先生を愛読する身としてはそういう発見も楽しい作品でした。内容としては同著者作品によくある、ちょっとだけサスペンス調のラブコメという感じで、テンポよくさくさく進むので読みやすかったです。一見地味で大らかなんだけど良くみると食えない攻め×一見派手なんだけど実は天然な受けという組み合わせで、見ていてほっこりする可愛らしいカップリング。いわゆる「今っぽいオシャレな雰囲気」みたいなのは皆無ですが、やっぱり崎谷先生ならではの持ち味の光る、それでいて少し最近の(BL的な)流行を取り入れた良い作品だなと思いました。なんだか評論みたいになってしまいましたが、すこしドラマ性のあるラブコメが好きな方にはおすすめです。もっとみる▼
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攻めに良いとこがないネタバレ2018年3月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 扱ってる題材の重さに加え、絵は綺麗なんですが如何せん細かく、文字の多さもあり、とにかく読んでて「目が滑るな」という印象が強かったです。主人公が痩せて可愛くなってからは簡単にコンプレックスを脱却してしまい、そこから攻め側のコンプレックス救済みたいな流れなんですが、主人公が手のひらを返したようにイケメンとして生活してることに違和感(口が悪くてすみません)。普通、長年見た目がコンプレックスでそれによってイジメを受けたりしてたら、心にもっと根深い傷があるもんなんじゃないか?とか、そこまで攻めがちゃんと修復してあげる、っていうストーリーのほうが良かったなとか、痩せたのも攻めが出向かなんか行ってる間に自力で痩せるので攻めはほぼ活躍してなくないかとか、それで攻めは自分が整形美人だから人のことも見た目で判断するしコンプレックスの塊だし(結局攻めが受けを好きなのも見た目が可愛いからだとしか思えない)…とか。まぁ全体的に「攻めに良いとこがない」のが個人的にまったく響きませんでした。ちょっと奇を衒いすぎたというか、素直に醜いアヒルの子を白鳥に転身させる話にすれば良かったのにな〜〜と思ってしまった。これだけ「人は見た目がすべて」と前面に押し出したストーリーは珍しいし、そこを評価できる人なら刺さるかもしれません。私は微妙でした。
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下巻まで読みましたネタバレ2018年2月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻を読んだ時点でとても面白く、展開が予想できない状態だったので、下巻を楽しみにしていました。そして先日下巻を読んだのですが…。悪くはないですが、人間関係がこじれにこじれ、女ストーカーの刃傷沙汰まで出てくる上巻に比べると、うん。普通。と言わざるを得ない展開だったような…。もちろん、話を収束させなければいけないので仕方ないと言えば仕方ないのですが、下巻はすこし、パンチが足りなかったかな…と思ってしまいました。期待値が高すぎたのかも。あと、下巻に入るとさらに人間関係が複雑になるので、若干やりすぎかな〜と感じました。(むしろこの物語の趣旨がいかに人間関係を複雑化させるか、だった気がする)正直、万座さん要る?って思ってしまう(いや要るんでしょうけど)。もうちょっとだけ人間関係をシンプルにして、そのぶんそれぞれのカップルがきちんとまとまるまで書いてほしかったかな〜と…。万座さんの娘云々は個人的に蛇足だとしか思えない。とは言え、2019このBLがやばいに入ってきそうな作品だとは思います(凪良先生だし)。何にせよ宮くんは幸せになれて良かった。酷評しましたが作品としては面白いです。
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刺さる人には刺さるネタバレ2018年2月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 実は表紙のカップルは予想と上下が逆でした。まぁそれはいいとして。要所要所で、あ〜これはクるな〜って場面があったり、全体的にセンスは感じます。が、個人的にキャラクターの掘り方が浅いかなって思った。登場人物がみんなオシャレ人(職業やファッションではなく、感覚が)なので、凡人の自分とは感性が合わなかったというのもあるかも。「なんつーか、ノリで〜」みたいな流れが多かった気がします(すみません)。内向的な主人公が隣に住んでるゲイカップルに触発されて自分もゲイになる、みたいな話なんですが、なんか本当にただ隣のカップルに影響されただけなのか?だとしたらチョロすぎないか?そんなに簡単でいいのか?と、なんとなく腑に落ちない点が多く…。あとゲイになるのを「ミイラ取りがミイラ」みたいな言い方するのも、別に良いんだけど、なんかな〜と思ってしまった…。話自体は悪いところないし、こういう雰囲気が好きな人も多いと思う(一時期ブームになったおしゃれアンニュイ少女漫画に雰囲気は近い)。単に私が、もっと柔らかい話が好きなだけだと思います。飲み会(会社の)のシーンは好きでした! -
良いラストネタバレ2018年2月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 長らく連載お疲れ様でした。良いラストでした。HALUさん大好きなので途中複雑な思いもありましたが、さらにオチがあったとは!ハッピーです。弥六と大のほうは末永くお幸せに〜という感じで…。皆幸せになれて良かったです。弥六パパはアレだったけど…。ともあれ、最後まで楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
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バイオレンスな雰囲気が◎ネタバレ2017年12月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 良い…。トラウマ持ちな受けを攻めが口説き落としてラブラブになるまで、という何度も見たストーリー展開ではあるんですが、暗い場面でも登場人物たちがジメっとならず、始終オラオラな感じでギャグっぽくもあるので、シリアスが苦手な方でも読みやすいかなという感じ。キャラが良いです!受けに拒否られてもへこたれない、ポジティブシンキングな攻めは男らしくてカッコいいし、受けも美人だけどナヨっとしてなくて適度に男らしく歳上みがあるのがベストバランス。ギャグすぎず、シリアスすぎず、コメディすぎず、ラブもきちんと有り…。大満足な一作でした。おすすめです。
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かわいい。ネタバレ2017年11月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 実は試し読みの時点では受け攻めが逆だと思っていた…。本編読み始めてすぐに逆だって気づき、微妙だったかな…と思いましたが、結果積極的な先輩受けもオクテな後輩攻めも可愛かったのでよかったです。先輩は黒髪バージョンのほうが好き。ストーリーとしてはライトに始まりだんだん重くなっていくのですが、終わり方はまたライトでした。さすがに親への反抗で勤め人が金髪はねえだろ…という気持ちと、20年以上悩んでたわりにあっさり解決しすぎ…という気持ちもありつつ、最後の後日談が甘々イチャイチャで可愛かったからいいかーという感じ。可愛いは正義なので☆5です。暗いのや重いのが好きだったり、ストーリー重視な方は向きません。
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重量のわりにサラッと読めるライトな話ネタバレ2017年11月5日このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーも面白く文章も読みやすい。マイナスポイントとしては、ストーリーと恋愛要素が微妙に絡み合ってないのが少しだけ気になりました。起承転結の転部分が何回かあるのですが、1回目の盛り上がりが終わった頃にふと、攻めから「好きだよ」と告白されて受けが意識し始めるのですが、やや唐突な印象が否めなかったです。そこに至るまでに、フラグ立てられる場所はいくらでもあっただろ…と思うから余計に。あと受けの子の性格がどんどん乱暴になるのが、個人的趣味に合わず少し残念でした。しかし全体的に安心して読めるし、AV男優という職業にネガティブな感情を抱いてる人がいないところが良かったと思います。(なので「君のために男優を辞める」展開を望んでいる人には、微妙かもしれません)
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特に2017年9月27日これといって変わったところは何もありません。キャラが可愛いです。個人的にはミチトが好き。評価は気持ち2.5なところをオマケしました。もっとみる▼
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とにかくゴチャゴチャしてる2017年9月1日レビューが高かったので試し読みでも特に響かなかったけど購入しました。正直、何がそんなに評価されてるんだろう??という感じでした。まず絵も話もごちゃごちゃしてる。雰囲気と勢いで話が進んでいく感じで、台詞やコマもガチャガチャしてるから、なんとなく読む気が失せる(個人的に)上に、登場人物の感情が、恋による感情の揺れなどでは片付けられないほどコロコロ変わります。それが共感できるものだったら良かったのかもしれませんが、あまり共感もできず…。あと設定に後出しジャンケンが多くて、描きながら考えてるから余計ごちゃごちゃするのかな?と思いました。エロ描写もわりと多いんですが、甘さがないところがあんまり好みじゃなくて、なんだかスポーツ観戦してるような気分に。そんなこき下ろすほどクソ作品というわけではないんですが、期待のレベルに対して結果が伴わなかったので買ったことへの後悔も含め辛口評価です。もっとみる▼
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いちゃいちゃが好きなら好き2017年8月15日紙版を持ってます。日本中の人に読んでほしい!…とは思わないけど、私はこの作品で川琴先生が好きになりました。とにかく相思相愛であること、お互いがお互いの理想であること、遠慮なく愛情表現してくれることが好きになったポイントです。切ないのが好き、障害が多いほうが萌えるという方だったら全く何がいいのか分からないと思うので、オススメしません。夢見がちな男前スポーツマン攻と、ふわふわの天然記念物な箱入り王子様受という組み合わせも、個人的には良かったのですが、↑がピンと来ない方は読んでてもイライラするだけかもしれません。ものすごく斬新なストーリーとかではないです。幸せ展開が好きな方におすすめ。もっとみる▼
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総片思いネタバレ2017年4月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 重い実さんが好きだったのでなんとなく購入。全体としてエロが多くてラブが少ないです。キャラはメインCPのほかに3人出てきますが、全員が総片思いという感じ。普通、はじめ片思いでも思われてるほうがだんだん絆されて両思いになると思うんですが、この話は片思いでも思いが強ければ相手を繋いでおけるみたいな…そんな雰囲気でした。ある意味、リアルな恋愛ってこんなもんかも?という気もする。でもそれだけじゃ40年も続かないよね、かけた時間が2人の関係を愛情に変えたんだよね〜みたいな、まぁふんわりそういう解釈をしました。タイトルがビッチでも実は純愛!みたいなご都合主義BLに慣れすぎてましたがまーそんなに甘くないよねーっていう。面白かったし納得もしたけど須崎さんが可哀想だから☆-1です。
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これって続編??ネタバレ2017年4月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 初めは、けっこう痛切ない話なのかな?と思って敬遠していたのですが、レビューで「甘い」ということだったのでそれなら、と試し読みしたら面白かったので購入しました。確かに甘い。甘すぎる。4本くらい同CPで話が入ってますが、とにかく盛り上がりも盛り下がりもなくひたすらイチャイチャしてるので、途中で飽きてしまいました。また、気持ちが通じ合ってからはわりとSMっぽいプレイをするようになるのですが、なんとなくそれが攻めの自己満足みたいに見えてしまって、受けのことを思う気持ちが薄っぺらく感じてしまいあまり萌えられませんでした。特に受けの子がわりと性的に虐められてきた過去を持つ子だったので、余計気持ちを蔑ろにしてる感じがしました。すでに出来上がってるところから始まるので、2人に感情移入できないままSMプレイされて置いてけぼり感がハンパなかったです。
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大和×ヒナ続編が読みたいな〜ネタバレ2017年4月7日このレビューはネタバレを含みます▼ レビューがあまり良くないようだったので購入をためらっていたのですが、思ったよりも良かったです。前作の声色〜が好きだったので、そちらのCPがあまり読めなかったのは残念でしたが…。声色〜の中にも収録されてる半ヤクザ×ビッチの続編です。まぁこれと言ったどんでん返しみたいのは無いので、単純に「ビッチ受けが好きだったら好き」という作品だと思います。(と言っても大してビッチじゃないので本当に好きな人には物足りないかも)もう一つ、半ヤクザの部下とその先輩の話が入ってて、そちらは片思いこじらせ系。どちらかというとこちらのほうが初々しくて個人的には好きでした。可愛めの絵柄で程よくえっちぃのが読みたい時は良いと思います。ストーリーははっきり言ってあって無いようなものです。
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ストーリーが面白い。ネタバレ2017年3月25日このレビューはネタバレを含みます▼ 人工知能を含めた三角関係という展開が面白いな、と思いました。DDがユルくんを嫌いになったらどうしよう…と思いましたが、ユルくんのゆるーい性格に救われてそこまでキツい修羅場にならなくて良かったです。未散先生おなじみの老人受けもだいぶ慣れたつもりですが、やはり濡れ場に差し掛かると「ご老体にそんな無体を働いて良いのか?!」という気持ちになりました。(老人といっても50歳ですが)シャーロックとの会話をもうちょっと掘り下げてほしかった。萌えというより純粋に話が面白かったです。
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かわいそうな兄貴の人生挽回ストーリー的なネタバレ2017年3月16日このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄弟モノですが、義兄弟モノにありがちな一つ屋根の下で暮らしててうんぬん、という話ではなく、兄のほうは実母から縁を切られて既に家を出ている状態。「隣のワカゾー」が明るめの話だったので、そちらと同じ雰囲気を期待するとやや期待はずれかもしれません。最後まとまってからは「ワカゾー」と似た感じのほのぼの明るい雰囲気です。たぶん兄がけっこうな美青年で、弟もイケメンなんだと思うんですが、作者さんの絵的にそれが伝わり辛いのがやや残念でした(苦笑)。決して下手ではないのですが。ビッチっぽい兄が意外とエッチの時恥ずかしがるのが個人的に推せるポイントです。
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想像よりも良かった。2017年3月3日正直言ってつまらないだろうなと思って読んだので(失礼)、想像よりずっと面白かったです。奥山ぷく先生とかハヤコワノジコ先生とか、古いとこで言うと夢花李先生とかと近い雰囲気。絵が綺麗で、ガッツリBLというより青春の延長という感じです。あと5歳若かったらもっと響いたかもしれない(笑)。pixivで絵を拝見していて綺麗だなぁと思っていたので、見かけて「おっ」と思い購入しました。こちらが初コミックスの、商業では完全な新人さんなので、試し読みがあったほうが売れそうなのにと残念です。ガッツリBLを求めている方には物足りないかもしれませんが、後味の爽やかな作品です。もっとみる▼
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とっつきにくいけどハマる2017年2月11日いつも一風変わったBLをお書きになる先生。変わってるがゆえに世界観に入り込むまでちょっと時間がかかるんですが、読み進めるうちにドップリはまっていきます。モノグラムがほとんど無くて、基本説明はセリフと絵のみなので、最初は「え?」ってなるんですが、大筋が掴めてくると逆にその説明しすぎない感じが想像力を掻き立てられるというか。こちらの作品も、初めは受のキャラクター(気まぐれ猫系)もそんなに好きじゃないし失敗したかなーと思いましたが、読み切ってみればちゃんと面白かった。同作家さんの他作品と比べてエロの割合も多かった気がする。時々クスッと笑ってしまうような、ゆるーい台詞のやりとりも良いです。もっとみる▼
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切ないけど、ほっこりするラストネタバレ2016年12月23日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みがなかったので買うのだいぶ躊躇したんですが買って良かったです。難聴を題材に取り扱ってますが、難聴ありき、でもなく、かと言って難聴じゃなくても?でもなく、程よくストーリーに馴染んでいて良かった。ハイパーイケメンで受の事を溺愛している(惚れ方がやや残念な)攻と、平凡顔で、持病のせいで友人や彼女ができにくかったりするけど、面倒見良いし家事もできるし実はスパダリなのでは?な受。両者とも、それなりに苦労はあるんだけどお互い支え合って穏やかに暮らしていくんだな…と思えるラストでした。「その時までは君のともだち」ってタイトルが、すごく深いので是非読んで確かめてほしいです。
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不器用×不器用ネタバレ2016年12月4日このレビューはネタバレを含みます▼ 人間関係が上手く築けない同士…という設定ですが、攻が極端にポンコツなので受のコミュ障具合はよくわかりませんでした。情緒欠落型の攻と、ツンデレで直情径行型の受です。ダメダメな攻を面倒見の良い受が文句言いながらも甲斐甲斐しくお世話する…という話ならまだ良かったのですが、子供の存在があるので、どちらかというと肝っ玉母ちゃんに邪険にされるダメ夫みたいな構図でした。ストーリーとしてはまぁまぁ面白いですが、何せ情緒欠落系とツンデレなので、いまいちお互いを想い合ってる感じが伝わらないまま結ばれてしまいます。好きだけどどうしよう〜、ともだもだしている様子を見るのが好きな身としては、ちょっと不完全燃焼でした。基本ずっと受目線なので、攻がいつの間に受を好きになったのかは最後まで謎のままです。