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今月(10月1日~10月31日)
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1巻目は、せつなくて泣いた。ネタバレ2025年9月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻目は、他の皆さんのレビュー通り、サフィリナが不憫で泣いた。これでもかこれでもかと降り掛かってくる災難に、途中、読むの萎えそうになったけど、後半前向きに明るくなっていったから「良かったね、サフィリナ。これからだね」と思えた。
しかし、2巻目は…。
ジュエルス、あれほどサフィリナのこと好きだったのに、苦悩する場面がいっぱいあったのに、あっさり友だち認定&過去の人としてしまい「記憶戻ったのに何の絡みも無く、私のヤキモキした焦れ焦れ感を返して!」と叫びたい。例えるなら「自動車で走っていて、突然90度曲がる」みたいな感じ。キャラ変が凄まじい。そしてマニファ(って名前で合ってる?)。好きになれない。泥棒猫なのに偽善者ぶってて、イヤ。何より、ジュエルスがしてた結婚指輪捨てたのに(当初は結婚指輪と知らなかった)その後、指輪の意味を知っても、ジュエルスやサフィリナに謝らないところが一番ムカついた。
更に、元義父母。
元嫁にいい顔したいがための所業。
サフィリナが必要以上に、元義父母と元旦那&嫁に関わろうとするところに違和感とモヤモヤが尽きなかった。サフィリナが、新天地で頑張る話にするなら、そちらを重点的に描いてほしかった。
(ドナヴァンのこととか、洋服のデザイナーを誰に頼むのかとか、ロイヤル・パープルができるまで、とか)
とにかく、取ってつけたように、最後に丸くおさめた感じが否めない。
作者さんが、キャラクター可愛さのため、読者に悪く思われないよう無理に方向転換しているところが見える感じがして、読後もスッキリしなかった。
私は、ジュエルスがそのまま苦悩して生きていくのも、マニファがウジウジしたままなのも、それでいいと思ってる。それだけのことをしたんだから。
1巻は良かったのに、2巻の脇役の描き方にスッキリしなかったので、☆3で。 -
お飾り側妃は糸を引く~私を見下す王宮の皆様、破滅の準備はよろしいですか?~【電子限定SS付き】
なかなか面白かった。ネタバレ2025年9月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公への感情移入は、もちろんできたけれども、脇キャラもいい役どころで楽しめました。(国王、隣国の王子&技術士、そして傭兵の皆様)
断罪される王太子がマザコンで「ママンの言う通りにします」的な何も考えないキモ男。なのにエロ欲求だけは通そうとするロクデナシ。マジ、キモくて無理。
そして、芸術品・美術品に落書き…許せん💢!!
本当、バカすぎる。
主人公への共感の振り幅が一気に上がった場面でした。(私自身が歴史と芸術・美術マニアなので)
主人公は、人ならざる者が見えるけれど、それだけ。
ただ、自分の様々な能力やツテを使って、相手をやり込めるよう、クモの巣のように糸を張り巡らせていく様子に「たぶん、こういう展開になるんだろうな」と予想できつつも、読み進めていくことができました。
やはり、最初に書いたけれども、脇キャラが良い働きしています。
ただ、国王…。わかってながら20年近くダンマリ&放置は良くないぞ。まあ、すべてが明るみに出たから(見えざる者も現状も)国王も前を向けたのであろう。
最後のオマケのエピソード、私もその絵、欲しいです。いいね
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文章が、くどい。ネタバレ2025年9月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ文章や、同じ意味合いのことが何度も出てくる。
正直くどい。例に上げると、友人の紹介文。友人の名前やら悪友設定やらが、登場の度に書かれる。そういう文面が多々あり、正直、ウザい。
と、同時に、読者にそんなに想像力がないと思われてんのか?読者をバカにしてるのか?と、ムッとした。
この分だけで、全体の三分の一くらいありそうなので、そこを削れば、もう少しキャラを細かく描けたのではないか…と思わざるをえない。
内容に関しては、主人公サイドで話が進んでいき、途中、いきなり、一人称が「オレ」になり、主人公・夫サイドの話が出てくる…。
え?
このブッコミ方、なに?
終盤に向けて、やっつけ的な?
強引にハピエンにしたい的な?
とモヤモヤして、更に、その夫の脳筋バカっぷりにイライラ💢
そこから、更にまた、文章&内容の被りが出てきて
「あー、もうまともに読まなくていいか」と飛ばし読みした。
なので、こんなことするくらいなら、文章精査して、義母&ピンク頭サイドと主人公サイドの時間並列方で書いてほしかった。そうすれば「情報戦」っぽいし「〇〇派」という貴族の派閥も際立って面白かったのに。
題材は良かったのに、もったいない。
あと、出てくる男どもが、脳筋バカ(第二公子で主人公・夫)優男バカ(第一公子で主人公・義兄)ヘタレバカ(公爵で主人公・義父)なので、どれもかっこよくない。萌え皆無。推し皆無。てか、全員キモい。
主人公も、最後、流され体質になっていて、なんだかなあ。と思った。←こうなるなら、「情報戦」とかやる前に「夫と会おうと努力しろよ…」とシラケてしまった。そうじゃないなら、最後まで、夫を拒んで離婚までいってほしかった。「離婚する」と散々フラグ立てといて、離婚しないという、肩透かし。
作者のあとがきで、義母とピンク頭の続編が出るようですが(なんたって断罪されてないから)、文章力が改善されないようなら、読まないかな…。男性陣が、キモいし。 -
暗いけど読み応えはある。ネタバレ2025年8月28日このレビューはネタバレを含みます▼ 後ろ向きヒロインの、すごく暗い話だった。
そして、その他の人物も陰を背負ってる。
特に第一皇子。がらんどうの目って…。いったい今までに何があったのか…。
それと、召喚された聖女「ちより」。
なんか、ムカついた。
なんでだ?うーん…。祈りをしなかったり、勝手に街に行ったりしてたのに「私、一生懸命やったのに!」とか言っているところに、カチンときたのかもしれない。あと、そのまわりの侍女もムカついた。何かあれば勝手に「神官長」の名前を出して、ヒロインに祈りを強制させるという…。祈ること=命に直結する、と、知らなかったとはいえ、横柄な態度にイラッとした。
それぞれの人物のエピソードがあるんだけど、最後の新婚旅行編で、ヒロインが本当の姉と和解できたところは、感動した。いいね
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記憶喪失の冷徹旦那様と最愛妻の秘密~後悔からはじまる切愛夫婦生活~
レビューが高かったので、ネタバレ2025年8月21日このレビューはネタバレを含みます▼ 期待したが、それほどでもなかった。ざっくり言うと、契約結婚から本気になった二人がすれ違い都合よく、ハピエンになる話。噛ませ犬もいなければ横恋慕もありません。本当、ただのすれ違い。
記憶喪失の理由が、最初は全然わからなくて、ずっとモヤモヤしながら読んで、中盤で理由がわかるものの、拍子抜け。
前半と後半、エロあり。
無理矢理エロ描写を入れた感が否めない。
それなら、もっと話をふくらませればよいのにと思う。なぜなら、ほとんど飛ばし読みしたけど、内容はわかったから。
残念ながら、私にはキュンもドキッも無いお話でした。ヒロインに共感もできず。なぜなら、独りよがりすぎて。
コレが高評価?
と首をひねるばかり。
うーん…?いいね
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かわいい夫婦ネタバレ2025年8月17日このレビューはネタバレを含みます▼ 読後…「なんなのー!この、かわいい二人は❤」とニッコリしてしまいました。
ヒロイン無理。とか書いていらっしゃる方もいますが、どうして?どうして?
等身大の女子って感じで、かわいいではないのー!
(≧▽≦)
巷で流行っている「悪役令嬢」「後ろ向きヒロイン」「ヤんでるヒロイン」「チート令嬢」なんかよりも、よっぽど普通の女の子よ。
…という通り、ヒロインは何も無い普通の女の子で、姉&妹が才女&美女。しかし、姉妹は仲良し。間にはさまれた平凡な主人公はまわりから、姉&妹と比べられて全てにおいて諦観気味。
10代くらいって、あるよねー。兄弟姉妹と比べられて凹むこと。貴族云々、結婚云々が絡まってくるから(そこが面白いんだけど)ヒロインがややこしい状態になってるけど、削ぎ落として現代風に見れば、好きでもないイケメン男子に交際申し込まれて彼氏彼女になったはいいけど、実は相手も自分のことを好きじゃなかった…平凡な彼女は葛藤して自分を振り返りつつ、自分磨きをする。というような話。(すっごく、ざっくり言うと(笑))その過程で男の方が先にヒロインを好きになってしまう…ここでなびけばヒロインとのロマンスでありきたり小説になっていたところ、芯がしっかりしているヒロインなので、全然なびきません。
しかし、ヒーローの歩み寄りと共に、ヒロインも頑張り、成長していく姿に応援したくなるし「頑張ったねえ」と言ってあげたくなる。
最後は二人の成長にほっこりしました。
これは夫婦としての二人の成長物語なので、そういう目線で読んだ方が良いです。
それと、物語の序盤で男爵令嬢と魅了という話しが、出てきますが、そこが主軸ではないところが面白い。ともすれば、そっちに引っ張られていきがちなのに、きちんと、内容設定・キャラ設定が出来ているので、ブレていないところに好感が持てます。
まだまだ成長していく二人でしょうし、脇の面々も気になるところなので、スピンオフか続編が読みたいなあ。(特にお姉さまとクロードの)と思ってしまいます。いいね
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悪女の手帳~私を殺した皆さまに、最高の結末を~【電子限定SS付き】
モヤッと→じわっと→スカッとネタバレ2025年8月13日このレビューはネタバレを含みます▼ 「復讐」を主としたお話なので、そこに愛だの恋だのの要素を楽しみたい方には向かないと思います。
しかし!
私は楽しく読めました!
タイトルが「悪女の手帳」というように、「手帳」がポイントとなっています。(「手帳」というと有名な「黒○の手帳」を思い出すのは、世代か…)
ヒロインは、一度目は善良すぎて、冤罪かけられちゃうんだけど、二度目は緻密な計略でもって、やり返していきます。そこに重要な役割なのが「手帳」。
協力者が、また、陰からのナイスフォローといった感じで、いい味出してます。
一度目と二度目で、ヒロインの見た目の印象を変えたのも、緩急ついててわかりやすかったです。一度目なのか現在なのか…が、すぐわかる。
こういう文章力は、さすがです。
内容は、復讐がじわじわと成される感じですが、最後急転直下、「えっ!?そうきたか!」という幕引きで、ある意味納得。
そして、なぜヒロインが二度目の人生を始められたのか…にも「なるほど」(ToT)と、なりました。
推理小説のようで、最後まで気が抜けず、途中もきちんと読まないと、復讐の「じわじわ感」が感じ取れないなあと、あらためて思います。
最初の方は、モヤるんですが、読み進めていくと手が止まらなくなり、最後まで読んで、読者も達成感が得られます。
いい意味で、ハメられました。
作者さま、ありがとうございます。 -
白い結婚を求め、離縁を求められる妻ですが、既に家にはおりません。
確かにざまあは、されるけど…。ネタバレ2025年8月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 読後感想…うーん…なんだろう。
他の方のレビューに、続きがあると書かれているので、それはわかる。最後は、伏線ありありですから。
ただ…うん、文章がくどくどしい。これだ!
一回説明したことを別の相手に言うからと、もう一度長々と話したり、偽ヒロインとバカップルのくだりが続いたり…。かといって、なにがしたいかわからず、後々、文章でバカップル(聖女)は、自分を優位に見せてヒロインを貶めたかった、と何度も出てくる。そこを何度も書くなら、偽ヒロインに対峙した時のやり取りをもっと明確に書けば、読者にきちんと印象づけられたのではないかと思う。(ほかにも多々こんなことが)
そして「ざまあ」は、ヒロインが手を下すのではなく、直接は公爵夫人がやってしまった。
このへんも主人公の活躍を望んでいた人には「…え?
主人公、報復してないよね?」と肩透かしな気分になります。
そして、復讐などしない平和に生きられれば…と言っときながら、最後は、「やっぱり、見返して、私に関わるとただじゃおかないとみせつけてやる!」という次巻へつなぐ形になっている。
え…?そんなヒロイン像だったっけ?
心境の変化がなにやらモヤモヤしているのよ。
そして、突然の愛の告白もあり、ヒロイン、あっさり受け入れる…。次巻があるなら、もう少し、焦らしてもいいんじゃない?
そこも拍子抜けでした。
もう少し文章を整理すれば、1巻でおさまったのでは…と思ってしまいます。(同じような内容のところは、飛ばして読みました)
2巻はWEB版、とどなたかのレビューにありましたが、そこまで追って読むまでではないかな…と個人的には思います。
内容→「英雄」(元夫)「聖女」のバカップルの人生に巻き込まれないように、ヒロインが先回りして回避し、第二の人生を歩んでいく話。(しかし、結局、流れ玉に当たる…みたいなw)
偽ヒロインのしたたかさと演技力に惹かれました。
こっちが、ヒロインでも、いいのに。 -
ここまでやれば、痛快、爽快!ネタバレ2025年8月8日このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えは、あって、サクサク読めます。
主人公目線なのが、良いのでしょうね。
ただ、クズカップル三組…。
二組目までは、許せますが同じようなクズが三組ともなっちゃあ、正直、お腹いっぱいです。
三組目は、キャラ設定変えれば良かったのに…と思ってしまいます。
なぜって、お話が面白いから。
もったいない!
主人公セリアは、武闘派であり頭脳派。
そんなセリアが、クズどもをこれでもかとケチョンケチョンにやっつけ、追いつめるところが、痛快です!
お嬢様系を望んでいる方には、過激かもしれません。
私は、他にはないヒロイン像にひきこまれ、買って良かった。と思いました。
そして「黒炎の魔女」!
カッコいい!
2巻目もありますが、1巻の終わりにフラグ立っているので…購入を迷い中です。
恋バナには、あまり興味がないので。いいね
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よくある設定だけど、楽しめたネタバレ2025年7月31日このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインのエレフィナは、一方的に悪役令嬢と罵られ、第二王子コンラットとの婚約を破棄される、コンラットの傍らにはラビナというブリブリの少女がいて…という、よくあるお決まりパターンな設定。
ここで、エレフィナが家族から虐げられていれば、テンプレ&コンボなのですが、エレフィナちゃん、家族に溺愛されちゃってるのよね。
なので「婚約破棄」(しかも一方的な)という出来事を聞いて、溺愛父と溺愛兄がそろって「うちの可愛いいエレフィナに対してよくも…💢」と復讐心を燃やすのが面白い。一家で復讐というのが、今までにないパターンです。
そこにアルヴィンという、兄の友だちであり、高等魔術師が先生としてやってきて、ワチャワチャしながら復讐が着々と進み、ついでに、事件的なものまで解決してしまいます。
最後はきちんとざまあされますので、スッキリもしますね。
家族に母がいないので、女性陣が少なく、キャピキャピ感が無くて、寂しいな…と思っていたら、後半少しだけ兄の婚約者が登場。結構、重要な立ち場の彼女ですが、例に漏れず、ヒロインを溺愛しちゃってます。女性同士なので、抱きついたりと激しめです。
でも、この婚約者さん、かわいくて私は気に入っています。
作品は、タイトル通りの内容で、安心して最後まで読めます。
最後のエレフィナの行動に「そうくるのね」とニヤリとしました。いいね
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今世もトドメを刺されるのはごめんなので、最愛の夫はもう要らない
やり直し逆転劇ネタバレ2025年7月31日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みの描写が、あまりに鮮烈で、その後が気になったのと、登場人物に感情移入ができたので、購入しました。
結果、買って良かった!
ヒロインが5年前(12歳)に戻ってから、これから起こり得る問題を解決していきつつ、自分をコロした相手に今度はやられないよう、がんばる。
そう、これは復讐劇…というよりも、自分の過去(一度目の人生)を振り返り「自分の、ここがいけなかった。今度はこういうふうに変わっていこう」という一人の少女(王女)の前向きなやり直し人生の話です。
登場人物それぞれの気持ちが、描かれていて、わかりやすかったです。
モブの使い方も、主人公サイドと悪役サイドを引き立てる書き方をしているにもかかわらず、人物像が浮かび上がってくるので、楽しく読めました。
途中、痛々しい(身体的に)描写が出てきて生々しいのですが、戦場のできごとなので、かえって信憑性が増しました。
最後に、ざまあな展開もありますが、正当なざまあです。
テンポよく、サクサク読めて楽しいので、何度か読み返しています。
今まで、レビューが無いのがビックリです!
読んで損は無い作品だと思います。
作者様、楽しい作品をありがとうございました。 -
ふつつかな才女は、お望みどおり身を引きます~国より愛を選んだ婚約者と妹、そして残された人々の後悔~【電子限定SS付き】
ヒロインの勇気ある一歩に。2025年7月14日パワフル女性や悪役令嬢のざまあ劇は、数あれど…。
こちらは知的で真面目な女性による、ざまあ劇です。
ざまあされる側がアホすぎですが、きっちりやり返しているので、読後も良いです。ストレス解消にピッタリ!視点が、主人公だけではなく、登場人物それぞれ描かれており、何より、主人公がこの行動してる時、他の人物は…という時間軸がブレていないので、わかりやすかったです。
あまり、多くを語るとネタバレになってしまうので、このへんで…(笑)
個人的にお気に入りのキャラは、弟と伯爵令嬢です。もっとみる▼いいね
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逆行令嬢ベアトリスは許さない 復讐の名の下に、彼らに救いは訪れない
面白かった!ネタバレ2025年7月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 番外編まで読み終えての感想。
「面白かったー!」
起承転結の「結」で大逆転のざまあではなく、一章ずつ、運命が回り、気がついたら復讐されている…という展開。章題で、この人がメインね。とわかるのだが、どこをどうやって…というのを読んでいくのが楽しい。巻き戻し人生でヒロインだけではなく、いろんな人が前世の記憶を持っていて、どうにかしようとあがいたり、ヒロイン同様、復讐しようとしたり…とヒロインが中心なんだけど、様々な視点から読めて、読み応えがありました。
そして、テオドール…ワンコ系イケメンかと、勝手に思っていたら、まさかの過激派…。そこも良いんだけどね。
個人的に好きなキャラは、フレデリックとセオかなあ。セオは、番外編での登場で、性格がはっきりわかる感じになっています。
それぞれに報復があるんだけど、赤ちゃんを○したジョージが一番許せん!!
第二王子は、最後、カチカチ山か?
と思ってしまいましたよ…。
本編最後のヒロインの客観的な視点も、盛り上がっていた読者を一旦クールダウンさせて、読後余韻に浸らせたり、再読させたりする効果があって、感服です。
また読むと思います。いいね
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加筆必要ないネタバレ2025年7月11日このレビューはネタバレを含みます▼ 読んで思ったのは、本編後編と番外編だけで充分だったこと。
くどくどくどくど「クレヴァーナ・シンフォイガ」「不当な悪評」「何もしなかった自分」の文章ばかり。
2/3以上、飛ばし読みした。
加筆するなら、「何を成していくか」「男性との恋愛」「実家と元旦那のその後」を描く方が、話に厚みが出て面白いかと。
値段の割にがっかり感が大きい。
元旦那も後悔はするけど、それだって、王家から使いで来た文官に言われたからであって。
なんだか、ヒロインだけではなく、全員が受け身体質だよな。
それでいて、悪評の中身や広める手口は細かい。
思いたくないけど、作者の誰かへの恨みか、そういうひねたことを考える歪んだ性格なのかと思ってしまう。
もっとヒロインのがんばりを描こうよ。
愚痴と悪口ばかりの文章で、読んでて疲れた。
本当にこんななら、加筆必要ないと思う。
唯一、かわいかったラウレータだけは、救い。 -
毒は毒をもって制すネタバレ2025年7月9日このレビューはネタバレを含みます▼ まずは、読後、「スッキリしたー!」です(笑)
最初に転生前を思い出すのですが、社畜OL&闇ブラック企業務め…。その後、世の中クソと悟り(どっかの少年マンガの登場人物のよう(笑))、辣腕経営者となる。ここでセクハラ(搾取)は許せないけど、自分の意思で身体を使ってのし上がるのはOKという、綺麗事だけではない主人公の性格と在り方に共感。
そう。このお話は、キラキラフワフワした方面のご都合主義はほとんどなく、たくましく生き抜き、更に復讐(「ざまあ」レベルではない)に情熱を注ぐ女性の話です。
主人公の時々出てくる「イケメンには見慣れているから、今さらときめかない」と言っているところが、クールでカッコいいです。ちょいちょいこのセリフが心の声で出てくるんだけど、転生前と関わりがあって、しっかりそこを踏まえつつも、令嬢としての立ち場をわきまえて最大限、自分の持てる力を使う、ブレない姿勢に好感が持てました。普通、だんだん転生前を忘れるかチート能力があったりして興醒めすることが多いんだけど、そういうことが無くて、作者さんの一貫したところが、主人公に表れてるんだなー、凄いな。と思いました。
あと、他の作品では、断罪中にどんでん返しで、衆人観視の中、ドラマティックに「ざまあ」する演出が多いのですが、今回は、断罪劇の前にカタがついて、それはそれで良かったです。作者さんの人物描写の文章が分かりやすく、場面を想像しやすいのだと思います。そして、復讐のその後…の番外編もあり、皆の末路はどうなったかが、中途半端な温い終わりではなく、ここまでなれば、文句無し!といったスカッと感でした。一気に読めて、楽しかったです。
作者さま、ありがとうございます。
脇役で、個人的に好きなキャラは、王妃さまと側妃さま、モブですが宰相さんですかね。いいね
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皇太子目線で読めば、恋愛っぽいかな?ネタバレ2025年6月9日このレビューはネタバレを含みます▼ 内容は、サクサク読めて面白かったです。ただ、ヒロイン…頑固すぎやしないか?いい雰囲気になってきたなーと思うと「私は王太子妃だから!」。これ、1、2回なら、感情のスパイスとして成り立つんだけど、5回も6回も続くといい加減、げんなりしてくる。
(盛り上がっても、どうせ「皇太子妃」って言うんでしょー)←こうなってしまい、結果、盛り上がって読者側も感情移入してたところに、スカッと空振り。盛り上がった気持ちの行き場がなく、そういう意味で、ヒロインを好きになれなかった。もう少し、隙があって「わかっているけど惹かれてしまうの」という部分に胸キュン要素や感情移入要素があるのではないかと。
それから、途中から、王太子の後悔のことばかりになり、女々しさが際立ちました。そんなに悔やむなら、生涯独身でいろよ。と思ってしまうほど、その後の王太子に違和感…。(最初に剣突きつけたり、途中で嫉妬して乱暴したり、私の中では、成長したとしても許せん)
ハロルドとお兄さまは、最後までブレないキャラだったので、読んでいて気持ちが良かったです。本当、この2人に感謝だよ。ハロルドがいなくなったところ(2回目)では「あー、きっと同情で一緒にいると言われたと思ったんだろうな」と思ったら、案の定だったし。
ツッコミどころも色々あったのですが、私が「これをお兄さまに言わせちゃダメだし、そもそも、そういうことで片付く問題?」と、ここに書くほど突っ込みたかったことは「二人ともあの頃は若すぎたんだよ」
のセリフ。
…は?
若さで、暴力と女性への乱暴は、許されてしまうのか?違うだろ!そして、冷遇されてることに怒って妹を取り返しに来たお兄さまに、これを言わせるのも違うだろ!
面白かったけど、胸キュン要素は、少ないです。
ヒロイン、どんな子だったっけ?と思うほど日にちがたつにつれて面影薄れていってます(感想は読後、日にちをおいてから書いているので)これなら、王太子メインのお話しにしてもよかったのでは、と思います。その方が返って斬新かも。いいね
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側妃になったけど、別に愛さなくていいですよ? ~他力本願な妃はぐーたらライフを送りたい~
恋愛小説ではないよ。でも、面白い!ネタバレ2025年5月19日このレビューはネタバレを含みます▼ 転生したのが、元の世界ではオバチャン。
異世界では第四側妃という、ビミョーな立場。
でも、それだからこそ、割合、好き勝手できる。
王様の閨事情のところでは「そうよねー。男が原因の場合が多々あるわよねー。かの有名な豊○秀○も、種無しだったウワサがあるものねー」と、納得しきりで読ませていただきました。現実でも、知識のない男どもは、独りよがりで下手くそ。女性の身体を知りなさい!そんなヘタレ王様にレクチャーするのが、イケオジ公爵。この物語、登場人物がどこかズッコケていて、そこに親しみが持てるんだけど、このイケオジ公爵は、公爵なのに閨のあれこれハウツー本を出しちゃってるのよね。ヘタレ王様より、イケオジ公爵に好感です。
話は、結構強引で急展開じみたところが多いので、それについていけない人には向いていないかもしれないです。私は、バルバラ(主人公)の目線と心の声が今までのヒロインになく、斬新で面白かったので多少の違和感はありつつも気にすることなくサクサク読めました。話中のピンチの切り抜け方も結構現実的で好きです。
恋愛要素は、あまりないので恋愛を求める人にも向いてないかもです。
登場人物では、イケオジ公爵(ギース公爵)とエヴァ ンジェリン王妃が好きです。
楽しく読ませていただきました。いいね
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そんなに側妃を愛しているなら邪魔者のわたしは消えることにします。
ごめん、なんか…。ネタバレ2025年5月6日このレビューはネタバレを含みます▼ 通常、試し読みでレビューを書かないのが私なのですが…。今回は、書かせていただきます。何故って王子がヘタレ過ぎて…。よくもまあ、自分の行動を棚に上げて「オリエだけ」と連呼するものよ、と。そして、グダグダ言い訳ばかり並べて、何もしないところにイライラ💢オリエ毒殺未遂の証拠集めって言うけど、何やってんの?そこの描写が一つも無くて、学生時代のイチャコラと現側妃とのイチャコラばかり。「演技」とか否定してるけど、要は女性とイチャイチャするのが好きなだけじゃん。
そして王子なのに側妃と一緒に黒幕の悪口を言い、言い方も「クソ親」…。テンプレだとご令嬢なら「ごめんあそばせ。口がすべったわ」だったりご令息なら「市井の者たちの口調が移ったかな」などと、言葉遣いにフォローを入れるところを、何もなく…。
女好き、ヘタレ、器小さい、そして執着系…無理!
となり、読み途中で筆を取った次第。
オリエ、もう、そのまま実家にいなよ…。そして剣士になって兄と一緒に実家継ぎなよ…。その方が幸せになれるよ。こんな王子(おまえの方がクソだわ)と元サヤにならなくていいよ。
と思ってしまった。
こういう男でも「一途でカッコいい」と思える人は、最後まで読めると思います。
私は、無理でした…。普通にキモい。 -
少し消化不良。ネタバレ2025年4月30日このレビューはネタバレを含みます▼ 目次通り、何周もやり直し機会があります。
そのたびに前回起こらなかったことが起こるのですが…。うーん…。カギは、3周目と4周目なのですが、4周目に入って、どうやって逆行してることを夫に知らせるんだろう?知らせないまま進むのか?と期待して読んでいたら、夫の方から「人生やり直しているんじゃないか」とまさかのツッコミ…。え?そんな簡単にバレること?というか、普通、わからんくない?それを「実は…」と告白するのが、メインどころのひとつなのでは?まず、そこで拍子抜け。そして、4周目で主人公がやり直しを後悔してモヤる場面がたくさん出てくるのですが、それも、ぐだぐだ引っ張り過ぎで、白けた。夫との間に何かあると「3週目の彼が…」と思い沈むんだけど、2周目と1周目の彼もいたのに、そこが霞むんだよね…。そして、祖国うんちゃら〜も、夫の父(国王&主人公の祖国を憎んでいる)を懐柔できず、皇太子が出てきてなんか有耶無耶に終わったなーという感じ。こんなんなるなら、4周目やらず、3周目でケリをつければよかったのに。と思ってしまった。
まあ…主人公の後悔と悲劇ぶってるところに感情を寄り添える人が読むにはいいのではないかと思う。
あ、細かいツッコミだけど、番外編、言葉が通じない云々あったが、仮にも王子王女なんだから、公用語とか習うんじゃないの?と思い、そちらも冷めてしまった。そこに、姫の従者絡めるなら、本編にも出てきて欲しかった。なんか、いろいろ残念。 -
サラッと読めるけど…。ネタバレ2025年3月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤は、これからこの2人はどうなるんだろう?とドキドキ・ワクワクしたのですが、男主人公の方がアホで猪突猛進過ぎて、読んでいて引きました…。そして、話が深まるのか…と思いきや一気に前世の夢でカタがつき、早々に告白して、お互い「そういうことだったのか」と納得。「え?これだけ?」と拍子抜けしました。女主人公の方も、高熱で寝込んでいる男主人公に向かって「前世の記憶が…」と告白する配慮の無さにも、気持ちが冷めて行きました。
(男主人公がアホっぽいから、女主人公を応援していたのに)そして、後半は、ほぼエロ展開…。こんなに、こういう場面、いる?ここ、もっと端折って、内容に深みが欲しかったです。「夢」と「本」だけで片付けるのではなく、実際に女主人公も“東の草原”に行ってみるとか、王族に話を聞くとか。
アッサリ読みたい人向け、エッチなこと想像したい人向け(要は小説読むのが苦手とか、こういう転生モノ初めての人向きということ)だと思います。
序盤は良かったのになあ。
自分は、一読(しかも後半は、ほぼ、飛ばし読み)で十分です。いいね
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死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう?
ヒロインに好感。ネタバレ2025年1月10日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みをして、他の皆さんの投稿を読んで「間違いないな」と思い購入しました。
いやぁ、ヒロイン・カーティアの、一度決めたらブレずに突き進む感じが、読んでいてスッキリ!好感が持てます。
内容全体としては、緊張感もありつつ、ホッコリや初々しいラブもあり、緩急ついていて読むのが楽しいです。
サクサク読める。
※ここからは少しネタバレです。
ヘタレ王と冷酷皇帝、他国の皇子が出てきますが、他国皇子、ヘタレ王、カーティアは、人生2回目。
他国皇子は回帰する魔法を使った代償として寿命を捧げたので余命が短くなり、カーティアも回帰前、毒で亡くなったので、今回も余命を悟る。そしてヘタレ王は回帰前、愚王として処刑されるから、コイツも余命わずかなはずなんだよね。
なのに、今回、ちゃっかり生き残って、静かな土地で余生を送る…なんて、許されるはずないし、処罰としては甘いよね。
…って、読んでてモヤり、こんなにサクサク進む話なのになんでココだけ…と思ってたら、最後「あー、やっぱり」というオチになった。
私が読みながら勝手に思っていたのが、回帰前の記憶を持っている3人は必ず亡くなる運命で、誰かが生き残るなら、誰かの寿命が縮まる…と考えていたので、案の定、ヘタレ王が生き残ったことで、カーティアの寿命が縮んだ。
ならば、逆もまた然り。
という私の勝手な想像通り、ヘタレ王の献身(と今は言っておこう)により、カーティアは一命を取り留めて、生き残った。
「この一連の中で一番腹黒いの、他国の皇子じゃね?」とヘタレ王感動よりカーティア復活より、そこに怖さを感じた。
皇帝とグラナード国での密会、それに向けてヘタレ王への手紙…すべてが自分ではなく、ヘタレ王を犠牲(ここではこっちの言い方を使う)にするための伏線やん。まあ、魔法使うから、皇子の寿命も危ないんだけどね。ヒルダといい皇子といい、魔法使い怖いわー。
ヘタレ王は亡くなったけど、皇子はどうなったんだろう?
生き残ったのかな?
私のグッときたポイントは、冷酷皇帝の涙と、カーティアがタンポポの綿毛を吹くところ。
ホッコリは、コッコちゃんと、グレインの間の悪さ…(笑)
「自分らしく生きる。好きなことを思いっきりやる」ということを伝えてくれたお話でした。
楽しかったー♪ -
仕返し系、初心者向き2024年12月28日細かいことグダグダ言わず、不必要にダラダラ長引かせず、という作品。サクサクとテンポ良く読めて、本筋がきちんとあるので、わかりやすいです。幕間が飛んだように思えても、話がつながっているので、読者の想像でまかなえます。
8話完結で、お手頃でした。
仕返し系、ざまあ系は、いろいろ細かい設定があとから出てきたり、無駄に恋愛要素やサブキャラストーリーがある作品があり、ヤキモキすることや中だるみがあるのですが、こちらの作品は、スッキリおさまっていて良いです。
ある意味、こういうお話の初心者向けです。
期待を裏切らず、楽しかった!もっとみる▼ -
何が言いたいのかわからない2024年12月28日小作品の集まりだが、辻褄の合わない、取ってつけた感がある場面が多い。幸せになって○んだと思ったら、別人に魂が入り生き返ったり、「初恋さようなら」では、いったい何人の殿方に何枚ハンカチ渡してんの?とツッコんでしまったり、はてには、禁術で人格?魂?の入れ替わりをしたり…。
そのくせして、尻切れトンボ的な終わり方がほとんどで、モヤモヤする。読み手に結末をどう思うのか、委ねすぎてしまってる感が否めない。
最初の2作品が長めなストーリーなだけに、他の作品が余計にそう思えてしまう。
これは、編集にも問題ありなのかも。短めの話が冒頭〜前半なのであれば、また感じ方が違ったかもしれない。
うーん…。
それも、ないか。
はっきり言うと、悲惨、残虐、悔恨、救済無しのオンパレードで、無駄に、そして意図的に、それらが入っていることが透けて見え、途中から「いい加減にして」とイライラした。
さりとて、絶望させるわけでもなく、本当、自分でレビュータイトルにした通り「何が言いたいのかわからない」。
作者さんには申し訳ないけれど、これでこの値段は、買って損した気分です。もっとみる▼ -
ただの「ざまあ」系の話ではない!ネタバレ2024年12月24日このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで気になって購入しました。
結果、買って良かった!!
作品詳細のあらすじ通り、アルビナ(ヒロイン)とランディ(妹の婚約者)が共謀して復讐を図るのですが…。ここまでが前半。なんとも怒涛のごとくの展開で、サクサク読み進められました。ざまあするなら、手抜かりなくここまでやらなければ!…元夫も実妹もなんら反省してないから。こういう輩は、何を言っても無理なので、絶望させるしかないのでしょう。
あースッキリした!
…で、終わらないのが後半。
主人公は、根は真面目でいい人っぽいから、自分がやったことを罪として認めて、背負おうとするんですよね。
ここが、他のざまあ系では、滅多にないところ。そうなのだ。「人を呪わば穴二つ」というように、自分のやったことの責任は、自分で背負わなくてはいけない。良くも悪くも。
ということを考えさせられました。
私はこの後半に出てくる、黒髪侯爵令嬢が好きですね。一般的にはざまあ系主人公になり得る、こういうキャラが脇でいい感じに主人公を突っついてくれるのが、嬉しい。後半の話にも深みが増すというものです。この人が主役の話も書いてほしいなあ。
最後、主人公だけでなく、ランディも幸せになったようで、良かったです。 -
本日、貴方を愛するのをやめます ~王妃と不倫した貴方が悪いのですよ?~
読んで良かった!ネタバレ2024年12月13日このレビューはネタバレを含みます▼ ※先に言っておきます。キャピキャピの惚れた腫れたの恋愛系や、スカッとザマァ系をお望みの方は読まない方がよいです。このお話は、もっと深いお話です。
試し読みで気になって購入したのですが、買って良かった!
最初は王妃と元夫の不倫を暴くために、奮闘するんですけどね。いろんな伏線が出てきて、それが読者にわかりやすいので「それ、さっき出てたよ!ほらほら!」とヤキモキして先が気になるという、中だるみ無しの読みやすさでした。
そして、後半から、人間のどうしようもにい部分が、キャラクターごとに描かれていて、それが、話に厚みを与えているのでしょうね。気持ちは、わかるけど、行動に共感できないと読み手にも複雑な心境を与えてくれました。
これは言ってみれば「愛と贖罪の物語」。
そう思って読めば、すごく得るものがあるなあ、と個人的には思います。
私としては、ディノ殿下のかわいさにキュン(挿絵の泣き顔にやられた🖤)、ブルーノ閣下の豪放さに昭和感を感じました。二人ともいいキャラクターです。
すべて読み終えてから、再度読むとそれぞれのキャラクターの見方が変わると思うので、あと何回か、色々なキャラクターの視点で読もうと思います。
作者様、いつも素敵な作品をありがとうございます。 -
思ったより…。ネタバレ2024年11月22日このレビューはネタバレを含みます▼ おにーさんがガチムチではなかった。
もっと筋肉質的なのを期待したのに。
あと、受けがやたらと○液出しすぎて、引く。壊れた蛇口かと思った。
審査とあるからもっと丁寧かと思ったら、雑な関わりだった。
なんか…読後、モヤッとした。いいね
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ハッピーエンド。ネタバレ2024年9月7日このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインもヒーローも、それぞれ自分の至らなさに気づき、そこから学んでいく…というサブ的な部分と記憶喪失(でも回帰や転生ではない)、恋愛、そしてちょっぴりのミステリーな本筋の部分。胸キュンしながら、楽しく読ませていただきました。
ただ!
クリスタベル、あれだけのことをしておいて、修道院行きだけなの?家族とヒーロー達が今後関わらないという約束も取り付けたけど、釈然としないのは…。
そう!なんで、記憶にないことをエレナは謝ったのに、窃盗犯&殺人未遂犯のクリスタベルが、謝らないわけ?
そこに納得がいかない!
エレナとおばあさまに謝れ!
謝るどころか、開き直っているところにムカムカした。
このクリスタベルが相当酷く、後から出てくるエレナの家族が小物にしか思えなかった。
それ以外は、ステキなお話で、ラスト、謎の記憶についても明かされて、ほっこりした。 -
感動した。ネタバレ2024年9月5日このレビューはネタバレを含みます▼ 一度目は、誰も救われず、読んでいて辛かった。
一度目のランスロットが、それでも母の幸せを思う気持ちの健気さに泣けた。
そして、二度目、ヒロインは回帰前の記憶を持っているので、今度こそ息子を愛そうと、たくさん努力する姿が愛らしい。これは、キンバリー、忘れることできず惚れ直しちゃうって(笑)
キンバリーは、本当にいいやつなので、二人が報われて良かった。
しかし、ヘンドリックは、最初から最後までクズで無機質男だな。もう、行為の時なんて、ヒロインがかわいそう過ぎて…。あれはトラウマになるって。その後、キンバリーと幸せになっても、行為に至ろうとするとフラッシュバックしちゃって、ここも読んでて辛かった。
もう、ヘンドリックが登場するだけで、ムカムカイライラしたわ。これだけ嫌な気持ちになる主役級の男性キャラは、稀に見るほどよ。本当に、救いようがない。
あと、ヘンドリックが固執してたアリーだけど。
私は好きになれない。
生きるために仕方がないことがあるのは、わかる。
でも、ヘンドリックに甘んじていただけで、外の世界を知ろうとせず、結果、公爵家の人々を不幸にしてるよね。
噂を確かめなかったり、貴族の仕事を知らなかったりさ。
別に全てを細かく知ろうとしなくていいんだけど、自分に関わることは、知っとこうよ、無知も罪なんだよ。
と、私は思うので。で、最後までバカだし。
その他の主要キャラは、皆、思いやりのある優しい人々なので、読んでいて、応援したくなります。
ランスロットの成長が良き。
この物語は最後まで読んで、愛の何たるかや無償の愛の深さがわかるので、ぜひ、文章で読んでほしいです。 -
最後がいただけない。ネタバレ2024年8月2日このレビューはネタバレを含みます▼ 流し読みしながら、最終話まで読みました。
いやあ、人間の集団心理は、怖いですねー。あれだけのことをしておいて、手の平を返すようにして、瞬く間に人々の話が塗り替えられていく…。現代社会に当てはめてみると、ゾッとしますね…。
そして、双子の妹の方ですが、最後に「旦那様のことばかりで家族のことなんてこれっぽっちも書いてない!」とか憤ってましたけど、姉に対して、それだけのことしてきたじゃないか!自分のこと棚上げかよ!
と、クライマックスシーンなのに、気持ちが冷めました。
この妹の方に感情移入している人、いるのかな…?
姉が現世で救われず、あの世でしか旦那様と幸せになれないのも、ハッピーエンドとは言い難いですね。
当人同士は、良いのでしょうが。
なんというか、後味が「うーん…」と悩ましい感じです。
絵がきれいなことと、内容的には昨今の令嬢系とは違って、考えさせられるお話なので星3です。
あとの星マイナス2は、妹が最後まで勝手で、クライマックスシーンで引いたことと、家族の豹変がキモくて…。
私見ずいぶん入ってますが。
結局、禁断の書は無くならなかったんですね。
元婚約者の苦労は報われなかったのか…。 -
ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 連載版
面白い!ネタバレ2022年8月15日このレビューはネタバレを含みます▼ 最近、転生ものはよくありますが、入れ替えもの…しかも意図的に、というのが気になり別のオンラインコミックで読んでいましたが、新刊が一向に出ない!!ので、しびれを切らしていたところ、こちらをみつけて、もう即、購入しました!こちらをみつけて良かった。内容は、主人公が、病気持ちなのに逞しい!そして、どこまでもポジティブで人たらし。入れ替わった嫌われものの姫の体が健康なのを喜び、生来の気質から、次々と周りの人々に影響を与えていくという…。今のところ、恋愛要素は薄いですが、入れ替わる二人のやりとりや、侍女やまわりの貴族の心の動きなどが、それぞれにあって、そういうドラマとして楽しめるし、今読んでいる分までで、後半何やら陰謀めいた雰囲気も出てきて…と、色んな意味でハラハラドキドキ、そうきたか!ということがあって、楽しいです。早く続きが読みたいな。